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「五日物語 3つの王国と3人の女」

Il racconto dei racconti - Tale of Tales2015 イタリア/フランス/UK

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17世紀にナポリ王国で生まれた民話集「ペンタメローネ(五日物語)」の中から「女の性」をテーマに3話を選んで映画化したダークな大人のファンタジー・ドラマ。


ロングトレリス国の女王に「フリーダ/2002「アクロス・ザ・ユニバース/2007」「野蛮なやつら/SAVAGES/2012」「おとなのワケあり恋愛講座/2014」のサルマ・ハエック。

ストロングクリフ国の王に「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」「ジェイソン・ボーン/2016」ヴァンサン・カッセル。

ハイヒルズ国の王に「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「フロスト×ニクソン/2008」「ブッシュ/2008」「裏切りのサーカス/2011」「奇蹟がくれた数式/2015」トビー・ジョーンズ。

インマに「ダブリン上等!/2003「マリー・アントワネット/2006」「いとしきエブリデイ/2012「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のシャーリー・ヘンダーソン。

ドーラにヘイレー・カーマイケル。

ヴァイオレットにビビー・ケイヴ。

若きドーラに「ハイ・ライズ/2015」「シークレット・オブ・モンスター/2015」ステイシー・マーティン。

エリアスにクリスチャン・リース。

ジョナにジョナ・リース。

ジョナの母親にローラ・ピッツィラーニ。

ロングトレリス国の王に「おとなのけんか/2011」「少年は残酷な弓を射る/2011」「ロブスター/2015」ジョン・C・ライリー。

サーカス団の母親に「ハングリー・ハーツ/2014」アルバ・ロルヴァケル。

監督、脚本、製作は「ゴモラ/2008」のマッテオ・ガローネ。


第1話:ロングトレリス国の女王は不妊に悩まされている。女王が気がかりな王は、魔法使いの教えに従い自らの命と引き換えに怪物の心臓を手に入れる。それを食べた女王は妊娠し男の子を授かる。しかし年頃になった息子エリアスは母親から離れて行く。

第2話:ストロングクリフ国の国王は究極の女好き。ある日、美しい歌声に魅せられ心奪われるが、歌っていたのは老姉妹の姉インマだった。若さと美しさを求めてやまない老姉妹。姉のインマは好色な王を首尾よく騙し、不思議な力によって若さを取り戻して王妃の座につくが、妹ドーラの嫉妬に悩まされる。

第3話:ハイヒルズ国の王はペットに夢中。プリンセスのヴァイオレットは結婚して城の外に出たいと願っている。娘の気持ちを知った王は城に男を集め、自分の出したクイズに正解すれば娘との結婚を許すと宣言する。やがて醜い巨漢の男が正解を出し、娘は男と結婚することになる。


夫の命と引き換えに怪物の心臓を食べ美しい男の子の母親になった女王。しかし成長した息子エリアスは、自分と同じ怪物の心臓から生まれた召使い女の息子ジョナと兄弟の様に深い友情で結ばれていた。王妃はそれが我慢ならないが、ある時二人が入れ替わった事実を知らない。

老姉妹の姉は魔法により若さを取り戻して王妃の身となるが、妹に嫉妬された上つきまとわれ困惑するばかり。

プリンセスは大人の世界に固執したためとんでもない結婚をさせられてしまう。

3人の女の願いは叶ったが全て上手く行くことはなかった。でも大ラス、一部の人がハッピー・エンディングで救われる。


ダークな大人のファンタジーはロケされたイタリアの景色が美しいのはもちろんのこと物語にも引き込まれた。

映像はまるで絵画のよう。赤、白、黒と明瞭な色彩の描写が多くてスクリーンに吸い込まれそうになる。真っ白なテーブルの上で黒服を着て赤い怪物の心臓を食べる王妃のシーンは圧巻。

ターセム・シンの世界遺産を舞台に繰り広げられる愛の冒険ファンタジー「落下の王国/2006」を思い起こした。本作同様景色も然ることながら色彩がとても美しかったから…。


インマを演じたシャーリー・ヘンダーソンは誰かに似ている、似ているとずっと思っていたら「ブリジット・ジョーンズ シリーズ」のブリジットの友人ジュードだった。かなりのおばあさん役で気の毒なほど。

ヴァンサン・カッセルは好色な男が実に似合う。

サルマ・ハエックには原色がマッチする。


TOHOシネマズ日本橋にて



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by margot2005 | 2016-12-09 00:00 | イタリア | Comments(2)

「美女と野獣」

「La belle et la bête」…aka「Die Schöne und das Biest」「Beauty and the Beast」2014 フランス/ドイツ
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母親が二人の子供に物語を読み聞かせる手法でドラマは始まり、ラストでその母親がベルであることが明かされる。そしてベルの夫の姿も…。

野獣/王子に「オーシャンズ13/2007」「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」「ブラック・スワン/20101」「危険なメソッド/2011」「トランス/2013」のヴァンサン・カッセル。
ベルに「美しい人/2008」「ロビン・フッド/2010」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「マリー・アントワネットに別れをつげて/2012」「アデル、ブルーは熱い色/2013」のレア・セドゥ。
ベルの父親(商人)に「あるいは裏切りという名の犬/2004」「アガサ・クリスティーの奥様は名探偵/2005」「ミックマック/2009」「風にそよぐ草/2009」のアンドレ・デュソリエ。
プリンセスにイボンヌ・カッターフェルト。
監督、脚本は「ジェヴォーダンの獣/2001」「サイレントヒル/2006」のクリストフ・ガンズ。

裕福な商人はある時、大嵐に遭い積み荷を全て奪われ破産してしまう。彼には2人の息子と3人の娘がいて、都会での贅沢に慣れきった彼らは貧乏生活に不満を募らせるが、末娘のベルは、都会では味わえない素朴な田舎の生活を楽しんでいる様子。ある日、森で猛吹雪に遭遇した商人は偶然見つけた古城に逃げ込む。やがて屋敷を探索してみるが、贅沢な食べ物や飲み物が用意されているにも関わらず誰の姿もない。しばし暖を取り、空腹も満たした後庭園に咲いている美しいバラをベルの土産に一輪手折る。しかしその瞬間恐ろしげな野獣が姿を現しバラの代償に商人の命を要求するのだった。家に戻り1日猶予を与えられたことも含めいきさつを話したところベルが父親の身代わりに城に駆けつけると宣言する。

城に駆けつけるベル。彼女のために用意された部屋には美しいドレスがあり、城の主の野獣(王子)は彼女にディナーを共にするよう要求する。
“美女と野獣”といえばアニメ。ちょっと調べてみたら1946年フランス製作のジャン・コクトー版がある。
フランスのロワール地方を訪れた時、映画の中のシャトーにいたのとそっくりな狩猟犬が登場したのでてっきりロケ地はフランス?と思っていたら、なんとロケーションはドイツだった。
「ジェヴォーダンの獣」や「サイレントヒル」の監督らしい少々ダークな世界がアニメとは違った趣で中々洒落てる。でも50歳近いヴァンサン王子は少々無理があるかな?ベル役のレア・セドゥーがキュート。

TOHOシネマズ・スカラ座
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by margot2005 | 2014-11-18 23:22 | フランス | Comments(2)

「トランス」

「Trance」2013 UK
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サイモンに「つぐない/2007」「ジェイン・オースティンの秘められた恋/2007」「ウォンテッド/2008」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「声をかくす人/2011」「ビトレイヤー/2013」のジェームズ・マカヴォイ。
フランクに「オーシャンズ13/2007」「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」「ブラック・スワン/20101」「危険なメソッド/2011」のヴァンサン・カッセル。
エ リザベスに「RENT/レント/2005」「アンストッパブル/2010」のロザリオ・ドーソン。
フランクの相棒ネイトにダニー・スパーニ。
赤い車の若い女にタペンス・ミドルトン。
監督は「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「127時間/2010」のダニー・ボイル。

物語はオークションにかけられたゴヤの傑作『魔女たちの飛翔』 が会場から盗まれるところから始まる。盗んだのは競売人のサイモン。彼はギャング、フランクと手を組んでいたのだ。サイモンはフランクに絵を差し出すはずだったが、土壇場になって抵抗してしまう。怒ったフランクはサイモンを殴りつけ、“絵はどこにある?”と執拗に問いただすが、殴られた後遺症で記憶の一部を失っていたサイモンは“覚えていない!”と繰り返すばかり。
その後フランクは催眠療法士のエリザベスを雇ってサイモンの記憶をよみがえらせようと躍起になる。

敵?か味方か?…サイモン、フランク、エリザベスのトライアングル関係が面白い。とても斬新なストーリーに度肝を抜かれること間違いない。

ダニー・ボイルの映画は大好きなので本作も期待していたが、次から、次へと息をもつかせない展開は面白く、なおかつとてもスタイリッシュで大満足だった。
ジェームズ・マカヴォイは時代ものより、過激な現代もので魅力を発揮する俳優でサイモン役はvery nice。
フランク役のヴァンサン・カッセルもワル役最高だし…で、エ リザベスを演じたロザリオ・ドーソンの貫禄に驚き。年を重ねると共に一回り大きく(太った)なったようす。彼女監督ダニー・ボイルの恋人だそう。
ジェームズ・マカヴォイの次作「フィリス/2013」をシアターの予告編で観た。原作は「トレインスポッティング/1996」のアーヴィン・ウェルシュということで俄然楽しみな一作。

TOHOシネマズシャンテにて
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by margot2005 | 2013-11-10 23:25 | UK | Comments(2)

「ブラック・スワン」

「Black Swan」2010 USA
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ニナ・セイヤーズに「ブーリン家の姉妹/2008」「マイ・ブラザー/2009」のナタリー・ポートマン。
トーマス・ルロイに「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」のヴァンサン・カッセル。
リリーに「マックス・ペイン/2008」「ザ・ウオーカー/2010」のミラ・クニス。
ニナの母エリカ・セイヤーズに「フォエバー・フレンズ/1988」のバーバラ・ハーシー。
ベス・マッキンタイアに「17歳のカルテ/」「50歳の恋愛白書/2009」のウイノナ・ライダー。
監督は「ファウンテン/2006」「レスラー/2008」のダーレン・アロノフスキー。
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クラシック・バレエを見るのは結構好き。でも好きと言っても前に見たのは7年くらい前かも?この映画を観たら案の定バレエ“Swan Lake”が見たくなった。
ダーレン・アロノフスキーらしい展開で、まるでホラー映画のようだ。妄想に取り憑かれたバレエ・ダンサー、ニナ役のナタリー・ポートマンが大熱演でスゴい!!「マイ・ブラザー」のレビューにナタリーはどの映画でも冴えないなんて書いたが、この作品の彼女は「レオン/1994」以来初めて素晴らしいと思った。オスカーをゲットしたことにも頷ける。

ウクライナ出身のミラ・クニスは初めてシアターで観た女優。彼女の映画はたまたまwowowで上に書いた2本を見たばかり。どちらも個性的なミラだったが、この作品でナタリーとの対比というのか、全く違ったタイプの二人は理想的なキャスティング。
バーバラ・ハーシーが懐かしいのと、ウイノナ・ライダーの可憐な頃がめちゃくちゃ懐かしい。
ヴァンサン・カッセルは相変わらずカリスマ的な役が似合う。

官能的という言葉にはほど遠いニナは母親と一緒に暮らし、ピンクっぽい色彩の部屋にはぬいぐるみが置かれている。
バレエ団の芸術監督トーマスは、これまでにない情熱的で官能的な”白鳥の湖”を作り出したいと願っていた。やがて彼は純真な白鳥を完璧に踊れても、奔放で邪悪な黒鳥は無理であり、新人ダンサーのリリーが理想的な黒鳥になるだろうとニナに告げる。あせったニナは行動に出る。今では引退を余儀なくされた元プリマ・バレ リーナ、ベスの化粧部屋から盗んで来たピアスと赤い口紅…。男を誘惑することなんて考えてもいなかったニナがトーマスの部屋を訪れる。
大役をゲットしたニナは不安と、焦りで情緒不安定になって行く。やがて妄想が、妄想を生みニナの中に入り込んだ悪魔が暴走し始める。

バレエ映画かと思わせるほどダンスのシーンがたっぷりあるのも嬉しい展開。まるで悪魔が使わしたようなリリーと、その存在におびえるニナの行動が、全くもって妄想ながら現実のように見える(感じる)描き方が上手いなぁと思った。これもやはりダーレン・アロノフスキーの技であろうか?
ステージでブラック・スワンに成りきったニナの身体に真っ黒な羽が生えて行くさまは、CGとはいえ映像がとてもリアルでBeautiful!!だった。

減量し、トレーニングに、トレーニングを重ねたナタリー・ポートマンのダンスシーンは素晴らしかった。役者根性ここにあり!

有楽町 TOHOシネマズ日劇にて
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by margot2005 | 2011-06-15 20:08 | USA | Comments(0)

「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男」

Part 1 ノワール編
「L'instinct de mort」...aka「Mesrine: Killer Instinct」 2008 フランス/カナダ/イタリア
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ジャック·メスリーヌに「アレックス/2002」「スパイ·バウンド/2004」「オーシャンズ13/2007」のヴァンサン·カッセル。
ジャンヌに「ロシアン·ドールズ/2005」「モンテーニュ通りのカフェ/2005」のセシル・ドゥ・フランス。
ギドに「DISCO ディスコ/2008」のジェラール·ドパルデュー。
ソフィアに「アラトリステ/2006」「美しすぎる母/2007」のエレナ·アナヤ。
幼なじみポールに「世界でいちばん不運で幸せな私/2003」「ナルコ/2004」「ラヴ·イズ·イン·ジ·エアー/2005」
「パリ/2008」のジル·ルルーシュ。
ジャン·ポール·メルシエに「みなさん、さようなら/2003」のロイ·デュプイ。
父親に「サン·ピエールの生命(いのち)/1999」「親密すぎるうちあけ話/2004」のミシェル·デュショーソワ。
シルヴィアに「ぼくの妻はシャルロット·ゲンズブール/2001」「情痴アヴァンチュール/2005」「パリ、ジュテーム/2006」のリュディヴィーヌ·サニエ。
監督、脚本に「アサルト13 要塞警察/2005」のジャン·フランソワ·リシェ。

1959年。アルジェリア戦争からパリに戻ったジャック·メスリーヌ。幼なじみのポールにギャングのボス、ギドを紹介され、犯罪の道に足を踏み入れる。強盗に成功したメスリーヌはポールとスペインに高飛びし、美しいスペイン女性ソフィアと出会い結婚、子供をもうける。しかしソフィアとの堅気の生活は続かず、銀行強盗に失敗し服役の後出所した彼は妻子を捨てて悪の世界に戻る事になる。後に娼婦ジャンヌと出会ったメスリーヌは次々に犯罪を重ねて行く...

実在の人物であり、原作者はジャック·メスリーヌ本人。
しかしながら映画冒頭に“全ての映画にはフィクションの要素があり、一人の男の人生を忠実に描くことは出来ない..”という案内が出る。
映画解説に“大西洋を股にかけ、“社会の敵No.1”と呼ばれた伝説のギャング、ジャック·メスリーヌの壮絶な人生を映画化した犯罪ドラマ...”とある。フランスでは有名な人物らしい。メスリーヌ役のヴァンサン·カッセルはパーフェクト級に適役。
カッセル以下、Part1で殺されてしまうジェラール·ドパルデューを始めとして、Part2で登場するマチュー·アマルリック、オリヴィエ·グルメ、サミュエル·ル·ビアンにジェラール·ランヴァン。そして女性陣はセシル·ドゥ·フランス、リュディヴィーヌ·サニエ、アンヌ·コンシニとフランス映画界人気俳優がこぞって出演しているのも見応えあり。
セシル·ドゥ·フランスはこの上なくキュートだった「モンテーニュ通りのカフェ」とは別人。髪の色がブルネットなのでますます違って見える。メスリーヌが愛した女性は皆ブルネットの髪。ブロンドはキライだったのか?
32回の強盗と4回の脱獄を果たしたメスリーヌはフランスでは神話化した人物であるそう。次々と女性に愛された彼にはカリスマ的な魅力があったように見える。
女性にもてる男だったメスリーヌ。スペインで出会ったソフィアと結婚の後、彼に堅気生活が続くはずもなくギャングに戻って行く。しかしソフィアと別れた後3人の子供は自身の両親に預けている。刑務所に娘が訪ねて来るシーンで、子供の成長を気にし、愛していたメスリーヌに父親の姿を見た。
ソフィアと別れなかったら彼は堅気の生活を守れたかも?なんて思ったりもした。
50年代の終わりから始まる物語は、昔流行ったフランスのフリック・ストーリー(刑事もの)を彷彿とさせる。

Part 2 ルージュ編
「L'ennemi public n°1」...aka「Mesrine: Public Enemy No. 1」2008 フランス/カナダ
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フランソワ·ベスに「キングス&クイーン/2004」「ミュンヘン/2005」「潜水服は蝶の夢を見る/2007」「007/慰めの報酬/2008」のマチュー·アマルリック。
チャーリー·ボーエルに「輝ける女たち/2006」「シークレット·ディフェンス/2007」のジェラール·ランヴァン。
ミシェル·アルドワンに「DISCO ディスコ」のサミュエル·ル·ビアン。
ブルサール警視に「ロルナの祈り/2008」「ゴー·ファースト 潜入捜査官/2008」のオリヴィエ·グルメ。
メスリーヌの弁護士に「灯台守の恋/2004」「愛されるために、ここにいる/2005」「潜水服は蝶の夢を見る」のアンヌ·コンシニ。
誘拐される大富豪に「愛されるために、ここにいる」のジョルジュ·ウィルソン。

1973年。カナダよりフランスに戻ったメスリーヌは銀行強盗を繰り返し、またもや捕まってしまうが脱走に成功する。しかし、メスリーヌを執拗に追いかけるブルサール警視によって隠れ家を襲撃され逮捕される。法廷で20年の刑を言い渡され、刑務所でフランソワ·ベスと出会う...

映画はとにかく過激、過激。メスリーヌが殺されるシーンはオープニングより繰り返し映し出される。
囚人に虐待を繰り返す看守たちがいるカナダの刑務所。脱獄したのその刑務所を襲撃するシーンは皆殺し状態で圧巻!
変装の名人で“千の顔を持つ男”と呼ばれたメスリーヌが、死の床につく父親の病院にドクターの変装で現れるシーンはよくぞバレなかったと関心する。
Part2で40代を演じたヴァンサン・カッセル(本人も40過ぎだが...)やけにお腹が出てるなぁと思いきや...なんと20キロも増量したそう。顔はあまり変化してなかったが、中年おやじの雰囲気は出ていた。
捕まっても、捕まっても、脱走し、また犯罪に手を染めるって何か彼なりのポリシーがあったのか?メスリーヌ?
フランソワ·ベス役のマチュー·アマルリック。この方はホントにスクリーンにいるだけで絵になる俳優。寡黙で、脱獄の名人ベスが似合っているのは語るまでもない。
シアターにはかつてのフリック・ストーリー(ジャン・ギャバンやアラン・ドロンの世界)ファンのojisamaも多くいた。
映画サイトにも同時上映と書いているように二本立て映画ではない。一日に二回(Part1とPart2)しか上映していない。Part1とPart2を違う日に観るなんて考えられないので一気に観るしかない。シアターにはきっと同じ人が座っていたに違いない。
TOHOシネマズ 日比谷シャンテにて
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by margot2005 | 2009-11-17 23:20 | フランス | Comments(0)