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「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

Borg McEnroe2017 スウェーデン/デンマーク/フィンランド

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1980年、テニスの聖地ウィンブルドンの決勝で戦ったビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの伝説の試合と、少年時代のボルグを中心に描いたスポーツ・ドラマ。


ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの1980年のウィンブルドンの試合はなんとなく記憶にある。ボルグの何度ものマッチポイントを阻止したマッケンロー 。試合時間は3時間55分の激戦となった名勝負で結局ボルグが5連覇を果たした。でも翌年ボルグはマッケンローに負けて26歳の若さで引退した。

その後ビヨン・ボルグは全く見ないがジョン・マッケンローは今年のUSオープンにも登場。男子の優勝者ノバク・ジョコビッチに優勝カップを授与していた。デルポトロ残念だった。


21世紀の現在なら26歳で引退なんて若過ぎ!そして3時間55分なんて長くない。4時間を超える試合もざらにある。

ドラマを見ていて一番印象深かったのはラケットのサイズ。30年以上前はまるでバドミントンのラケットのようで懐かしい。

80年代は空前のテニスブームだったようで、私がテニスに夢中になったのは80年代半ば。もちろんテニススクールにも通った。今はほとんどする機会はないが試合を見るのは大好きで、4大大会をwowowで見るのを毎年楽しみにしている。


過去の有名テニスプレーヤーや、有名俳優たちが観戦しているシーンも映し出されて楽しい。アンドレ・アガシが紹介されるシーンもあった。ベンスティラーはラファエルナダルの大ファンの様子。セミファイナルでナダル負けたけど...

女子では大阪なおみ優勝!セリーナに勝ったなんてすご過ぎる!二人の試合のコイントスにはビリージーンキング(キング夫人)が現れ、授賞式にはクリス・エバートが登場。

映画レビューそっちのけで大好きなテニスを熱く語ってしまった。


映画に戻って...

激戦が終わった後それぞれの国に戻るためロンドンの空港に現れた二人。マッケンローがボルグを見つけて声をかけ別れの挨拶を交わす。そこでマッケンローはここはハグじゃないか?と言いながらボルグを抱きしめる。あのシーンはとても素敵だった。その後二人は親友となり、ボルグはマッケンローのテータム・オニールとの結婚式にベストマンとして出席したそう。


ドラマはテニス・ファンにお勧め!9歳~13歳のビヨン・ボルグを彼の息子のレオ・ボルグが演じている。彼のテニスがスゴいのは父親のDNAを受け継いだに違いない。


ビヨン・ボルグに「ストックホルムでワルツを/2013」のスヴェリル・グドナソン。

ジョン・マッケンローに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ランナウェイ/逃亡者/2012」「バレット・オブ・ラヴ/2013」の シャイア・ラブーフ。

レナートに「男と女、モントーク岬で/2017」のステラン・スカルスガルド。

マリアナに「ヒトラーに屈しなかった国王/2016」のツヴァ・ノヴォトニー。

監督は「アルマジロ/2010」のヤヌス・メッツ。


TOHOシネマズ日比谷にて



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by margot2005 | 2018-09-11 21:02 | ヨーロッパ | Comments(0)

「男と女、モントーク岬で」

Return to Montauk 2017 ドイツ/アイルランド/フランス

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マックスはドイツ、ベルリンに住む北欧の人気作家。ある日、新作のプロモーションのため、パートナーのクララを伴い17年ぶりにニューヨークの地を踏む。プロモーションで旧友のウォルターに再会したマックスはかつての恋人レベッカがニューヨークで弁護士として成功している話を聞く。今もなおレベッカが忘れられないマックスはプロモーションでの秘書役リンジーを連れてレベッカの働く事務所を訪ねる


レベッカは17年ぶりに突然やってきた元恋人マックスに戸惑い追い返してしまう。しかし後にマックスに連絡をしてモントーク岬へ行かないか?と持ちかけてくる。モントーク岬は二人の思い出の場所だった。

追い返したマックスに連絡を入れてモントーク岬行きを誘ったのはレベッカなりに理由があった。しかしいとも簡単にベッドインOKのレベッカには少々疑問?女心は理解に苦しむ?


何はともあれ未練たらたらのマックスが哀れなのだけど自業自得でどうしようもない。

これぞ大人のラヴストーリーといった趣のヒューマンドラマ。美しいモントーク岬がドラマを盛り上げる。さりげないレベッカのファッションも素敵。

ステラン・スカルスガルドとニーナ・ホスのカップルがナイス・キャスティング。

ニーナ・ホスは憂のある表情がとても似合う女優。


マックス・ゾーンに「われらが背きし者/2016」のステラン・スカルスガルド。

レベッカに「あの日のように抱きしめて/2014」のニーナ・ホス。

クララにスザンネ・ウォルフ。

リンジーにイシ・ラボルド。

レイチェルに「アルバート氏の人生/2011」のブロナー・ギャラガー。

ウォルターに「白い帽子の女/2015」のニエル・アレストリュプ。

監督、脚本、製作は「シャトーブリアンからの手紙/2011」「パリよ、永遠に/2014」のフォルカー・シュレンドルフ。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-06-23 20:19 | ドイツ | Comments(0)

「われらが背きし者」

「Our Kind of Traitor」2016  UK/フランス

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ロンドン大学で教鞭をとるペリーは弁護士のゲイルとモロッコ旅行を計画する。結婚して10年になる二人の間にはすきま風が吹き、関係の修復のための旅だった。しかしゲイルとの仲は冷えきったまま。そんなある夜、ペリーはレストランでロシア人のディマと偶然出会い、彼に誘われるまま一時を過ごすことに...。次第にペリーとディマの間に友情のようなものが芽生え始め、英国人の大学教授ペリーを信頼したディマは、自分がロシアン・マフィアで、マネー・ロンダリングも担当していたが今では組織から命を狙われる身であり、家族の安全のため英国に亡命したいと話し始める。やがてディマは組織の情報が入ったUSBメモリーをM16に渡して欲しいとペリーに依頼する…



ディマに「しあわせはどこにある/2014」ステラン・スカルスガルド。

ヘクターに「ロンドン・ヒート/2012」のダミアン・ルイス。

オーブリイ・ロングリッグに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」ジェレミー・ノーサム。

監督は「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ/2010」「パレーズ・エンド/2012」のスザンナ・ホワイト。

原作、製作総指揮は「ナイロビの蜂/2005」「裏切りのサーカス/2011」「誰よりも狙われた男/2013」ジョン・ル・カレ。


ショッキングなオープニングで始まるジョン・ル・カレのドラマはとても重厚でスリリングで惹き付けられた。主演はお気に入りのユアン・マクレガーだし…。

平凡な大学教授のペリーと妻ゲイルが組織を裏切ったロシアン・マフィア、ディマの家族を助けるため奔走する。次から次へと問題が起き、見ている者をぐいぐいと引き込んで行く手法は中々のもの。


ディマに懇願されUSBメモリーを預かってしまったペリー。このペリーと言う人物は本当に善い人なんだと思う。断ることもできたかと思うが、ディマの家族の命がかかっていることを知り受け入れてしまう。

ロンドンに戻り、妻に責められた上、M16のヘクターに執拗に問いつめられるペリーが気の毒でならなかった。

演じるユアンはナイス・キャスティング。善い人が似合うのだ。ワルも似合うけど…。


ディマに“銃は使えるか?”と聞かれ“ノー!”と答えるペリー。普通の生活で大学教授が銃をぶっ放すなんてことないだろうし...なんて思ったけど、不安げに銃を握りしめながらもその後のペリーの活躍は大したもの。人間いざとなったら普段やらないこともできてしまうのかも知れない。

とんでもないことに巻き込まれたペリーとゲイル夫婦。でもその試練によって二人の関係が修復され、ドラマのラストも爽快だった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-11-02 00:25 | UK | Comments(2)

「しあわせはどこにある」

「Hector and the Search for Happiness」2014 ドイツ/カナダ/UK/南アフリカ
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ロンドンに住む精神科医のヘクターは、自分自身の人生に疑問を抱き、ある日突然幸せ探しの旅に出る。中国、チベット、アフリカそしてアメリカへと旅は続く…

ヘクターに「M:i:III/2006」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!/2007」「恋愛上手になるために/2007」「宇宙人ポール/2010」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のサイモン・ペッグ。
クララに「プライドと偏見/2005」「17歳の肖像/2009」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」「ゴーン・ガール/2014」のロザムンド・パイク。
アグネスに「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「ヒッチコック/2012」のトニ・コレット。
エドワードに「シンデレラ/2015」「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車/2014」のステラン・スカルスガルド。
ディエゴに「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ/2005」「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「バレッツ/2010」「黄色い星の子供たち/2010」「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~/2012」のジャン・レノ。
コアマン教授に「トレビの泉で二度目の恋を/2014」のクリストファー・プラマー。
イン・リーにミン・チャオ。
ヘクターの患者アンジャリに「クリムト/2006」「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト/2013」のヴェロニカ・フェレ。
ヘクターの友人マイケルにバリー・アトスマ。
監督、脚本は「フォルテ/2001」「セレンディピティ/2001」「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?/2004」のピーター・チェルソム。

精神科医のヘクターは美人で完璧な恋人クララとロンドンの瀟洒な家でリッチな生活を送っている。しかし来る日も来る日も患者の悩みを聞いているうちに、自分って本当に幸せなのか?と疑問に思い、幸せ探しの旅にでる。
ドラマはどのような展開になるのか?サイモン・ペッグ&ロザムンド・パイクのコンビと出演陣の豪華さに期待したが、ストーリーは少々とりとめなくてそれほどでもなかったかな?

上海で知り合ったイン・リーとのエピソードはかなりダラダラとしていてまさににとりとめない…無目的って感じ。ステラン・スカルスガルド演じるエドワードとの出会いは面白かったけど…。
アフリカの僻地の診療所で働くマイケルを訪ねたヘクターはギャングのディエゴと出会う。アフリカでのエピソードも拉致される辺りから少々ついていけなくなりそうだった。ジャン・レノは良かったのに…。
ラスト、L.A.で昔の恋人アグネスと再会した後、コアマン教授の実験に参加して自分を見つめ直すシーンはちょっと良かった。
観る人によって感じ方がかなり違う映画かも知れない。

完璧な女性が似合うロザムンド・パイクとアグネス役のトニ・コレットのキャスティングが良かった。もちろんヘクター役のサイモン・ペッグもナイスなのだけど、どうも物語の展開が今ひとつだった気がする。
全く主旨は違うがベン・スティラーの「LIFE!/2013」を思い出す。

シネマライズにて
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by margot2005 | 2015-06-29 23:58 | ドイツ | Comments(0)

「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」

「Kraftidioten」…aka「In Order of Disappearance」2014 ノルウェー/スウェーデン
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雪に覆われたノルウェーの田舎町。ある日、除雪車の運転手であるニルスは息子が亡くなったことを知らされる。死因はコカインの過剰摂取だった。“息子がコカイン中毒とは考えられない!”と警察に調査を依頼するが刑事は聞く耳を持たない。おまけに妻は息子の死に耐えられなくて家を出てしまう。やがてニルスは復讐を誓い銃を手に立ち上がる...

製作総指揮、出演(ニルス)に「宮廷画家ゴヤは見た/2006」「天使と悪魔/2009」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」「メランコリア/2011」「レイルウェイ 運命の旅路/2013」「シンデレラ/2015」のステラン・スカルスガルド。
パパに「愛を読むひと/2008」「バーダー・マインホフ 理想の果てに/2008」「アンノウン/2011」「悪の法則/2013」「リスボンに誘われて/2013」のブルーノ・ガンツ。
ギャングのボス、伯爵に「コン・ティキ/2012」のポール・スヴェーレ・ハーゲン。
ウイングマン(ニルスの兄)に「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女/2009」「ミレニアム2 火と戯れる女/2009」「エージェント・ハミルトン ~祖国を愛した男~/2012」のペーター・アンデション。
伯爵の部下ゲイルにアンドレス・バースモ・クリスティアンセン。
伯爵の別れた妻マリットにビアギッテ・ヨート・スレンセン。
監督、製作総指揮にハンス・ペテル・モランド。

オスロで大学に通っているはずの息子が死体となって戻って来る。息子の死因となるコカイン、コネクションを探し当てたニルスは次々とギャングを殺害し、とうとうトップにたどり着くが、彼は地元の大物ギャングだった。困ったニルスは数年ぶりに兄ウイングマンを訪ね助けを求める。ウイングマンは元ギャングで、ニルスが復讐を誓う地元大物ギャングの伯爵を知っており、彼を殺すにはヒットマンを雇うようニルスを諭す。
一方で地元ギャングと対立するセルビア系ギャングのボスであるパパは息子を殺され怒り狂っていた。

ロケされたノルウェーのベイトストーレンという山に囲まれた田舎町が雪だらけ。とにかく周りは雪!雪!雪!主人公が除雪車の運転手というのも最高に頷ける。
人を殺すことしか能がない菜食主義者の“伯爵”に、それぞれの息子を殺されたニルスとセルビア系ギャングのボス..復讐を果たすステラン・スカルスガルド&ブルーノ・ガンツが最高!

ノルウェーの田舎町ならではの除雪車を使ったアクションは大迫力!真っ白な雪と真っ赤な血の対比がサスペンスを盛り上げる。
実直な田舎の運転手が、ある日突然殺戮マシーンに変身しギャングと戦う姿は痛快そのもの。
人参ジュースと息子が大好きなギャングの伯爵...実像は気の小さい情けない男というのが笑えるし、セルビア系ギャング、パパの部下が雪深いノルウェーにうんざりして文句たらたらだったり、彼らの会話はほぼコメディ。なにはともあれ登場人物全員が真面目な顔してるんだけど可笑しくてもう完璧。

wowowにて
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by margot2005 | 2015-05-20 00:27 | ヨーロッパ | Comments(0)