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「僕と世界の方程式」

X+Y2014 UK

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他人とのコミュニケーションが苦手なネイサンは自閉症の少年。ある日、彼が大好きな父親が車の事故で亡くなってしまう。それ以来ネイサンの心にはポッカリと穴が空きますます心を閉ざしてしまう。母親ジュリーは学校にも馴染めない息子を心配し、大好きな数学を思う存分学ばせてあげようと、数学教師マーティンに個人指導を依頼する...


ネイサン・エリスに「ヒューゴの不思議な発明/2011」「エンダーのゲーム/2013」のエイサ・バターフィールド。

マーティン・ハンフリーズに「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011」「もうひとりのシェイクスピア/2011」「プロメテウス/2012」「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」レイフ・スポール。

ジュリー・エリスに「ウディ・アレンの夢と犯罪/2007」「17歳の肖像/2009」「わたしを離さないで/2010」「ジェーン・エア/2011」「ブルージャスミン/2013」「パディントン/2014」サリー・ホーキンス。

リチャード・グリーヴに「アリス・クリードの失踪/2009」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」「おみおくりの作法/2013」エディ・マーサン。

チャン・メイにジョー・ヤン。

マイケル・エリスに「シャドー・ダンサー/2011」「ベルファスト71/2014」マーティン・マッキャン。

監督、原案はモーガン・マシューズ。


高校生になったネイサンは数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれる。そして台湾合宿に参加し、そこで中国チームの天才少女チャン・メイと出会う。ネイサンとチャンの“ファースト・ラヴ”が微笑ましい。


中々素敵なドラマながらどうもラストが許せない。チームで戦っているのに一人抜け出すなんて。マーティンとママはネイサンをフォローしたけど、あの後リチャードと仲間はどうなったのだろう?と少々気になった。


ドラマは今ひとつだったけど、ネイサンの脇を固める俳優が皆素晴らしかった!

まずマーティン役のレイフ・スポール。彼の出演する映画は色々と見ているが、本作で初めて彼の存在を意識した。いやいや中々素敵な俳優ではないか。

数学オリンピックのイギリス代表チームの責任者のリチャードを演じるエディ・マーサンは「おみおくりの作法」を彷彿とさせる、飄々とした雰囲気が役柄にマッチしている。

母親ジュリー役のサリー・ホーキンスがナイス・キャスティング。彼女を最初に見たのはヴェラ・ドレイク/2004」。いつも脇役ながらとても味わいのある女優だ。

ネイサンの父親マイケル役のマーティン・マッキャンは、少ない出番ながら心から自閉症の息子を愛する父親を好演している。


今年20歳になるエイサ・バターフィールドがやけに幼く見えると思っていたらこの映画2014年作だった。

相当前に鑑賞してレビューを書くのを忘れていた一作。恵比寿はロングランが多く、本作もまだ上映中。


恵比寿ガーデンシネマにて



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by margot2005 | 2017-02-28 23:56 | UK | Comments(2)

「おみおくりの作法」

「Still Life」2013 UK/イタリア
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ジョン・メイは孤独死した人々の葬儀をアレンジするロンドンの民生委員。今日もたった一人で亡くなった人のもとへ駆けつける…

ジョン・メイに「アリス・クリードの失踪/2009」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のエディ・マーサン。
ケリーに「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館/2010~2013」「フィリス/2013」のジョアンヌ・フロガット。
メアリーにカレン・ドルーリー。
プラチェット氏にアンドリュー・バカン。
監督/脚本/製作は「フル・モンティ/1997(製作)」「ベラミ 愛を弄ぶ男/2012
(製作)」
のウベルト・パゾリーニ。

ジョンの職場の事務室の机上には備品が整然と並び、家の机も全く同じように整頓されている。食卓には毎晩同じ食材…かん詰め(肉?)とパンに紅茶…が用意され、酒も飲まない。真面目で律儀なジョンの性格を現しているようで面白いが、孤独な男の一人暮らしに強烈なる哀愁が漂う。

ジョンは仕事と言いながらも全く知らない人々の葬儀に執念を燃やすがごとく取り組む。それが原因で上司プラチェット氏に解雇されるわけだが…。
彼の最後の仕事となったのはビリー・ストークの葬儀。はからずもビリーはジョンと同じアパートの住人だった。しかしジョンは孤独死したビリーに会ったこともない。いつも道り遺品の中から故人と縁戚関係にあるものを見つようと部屋をあさり始める。そしてその中からビリーとの関係を示す幼い少女の写真を見つける。やがてそれを手掛かりに海辺の町に赴き、ビリーが働いていたパン屋や、フィッシュ&チップスの店を経営するメアリーを訪ねた後、ロンドンへ戻り、飲んだくれだったビリーを思い出しホームレスに会いに行き、とうとう写真の少女ケリーにたどり着く。

動物を心から愛する穏やかで優しいケリーと出会ったことでジョンの心は少々ときめいたように思える。なぜならば、ジョンはケリーとの再会を約束した後、ショップで彼女の好きな犬の絵柄のティー・カップを買い求めたりするのだから…。
あのラストはちょっと驚きだったが、心優しいジョンを讃える大ラスに癒される。
そして、テーマは少々暗いが、ちょっとした場面にユーモラスなシーンをはさみ紺んで、見終わってほんわかとした気分になる素敵な作品だった。

巷で評判なのか平日にも関わらずシアターが混んでいて驚いた。
エディ・マーサンの飄々とした風貌が役柄にぴたりとハマる。
ケリー役のジョアンヌ・フロガットに初めてお目にかかったのはジェームズ・マカヴォイの「フィリス」。その後「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」シリーズのメイド長アンナを見た。この方静かで心優しい女性がスゴく似合う女優。本作のケリー役もナイスなキャスティング。

シネスイッチ銀座にて
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by margot2005 | 2015-02-05 22:32 | UK | Comments(4)

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」

「The World's End」2013 UK/USA
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脚本、出演(ゲイリー・キング)に「M:i:III/2006」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!/2007」「恋愛上手になるために/2007」「宇宙人ポール/2010」のサイモン・ペッグ。
アンディ・ナイトリーに「キンキー・ブーツ/2005」「パイレーツ・ロック/2009」「宇宙人ポール」のニック・フロスト。
スティーヴン・プリンスに「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男/2005」「ボーン・アルティメイタム/2007」「思秋期/2010(監督、脚本)」「ブリッツ/2011」のパディ・コンシダイン。
ピーター・ペイジに「シャーロック・ホームズ/2009」「アリス・クリードの失踪/2009」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」のエディ・マーサン。
オリヴァー・チェンバレンに「こわれゆく世界の中で/2006」「恋愛上手になるために/2007」のマーティン・フリーマン。
サム・チェンバレンに「プライドと偏見/2005」「17歳の肖像/2009」のロザムンド・パイク。
ガイ・シェパードに「あぁ、結婚生活/2007」「リメンバー・ミー/2010」「ゴーストライター/2010」「ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)/2011」「愛さえあれば/2012」のピアース・ブロスナン。
監督、脚本は「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!/2007」のエドガー・ライト。

ある日、冴えない中年オヤジのゲイリーは悪友たちを訪ねる。それは学生時代に果たせなかった”パブ・クロール(パブのはしごのみ)”を達成するため!ゲイリーに誘われ渋々集合した元悪友のアンディ、ス ティーヴン、ピーター、そしてオリヴァー。おまけでオリヴァーの妹サムが加わり珍道中が始まる。そしてそこは英国郊外の街、ニュートン・ヘイヴン...

一晩で12軒のパブのはしごとはなんと英国的な発想か!そして飲みだけで終わらないところが彼らの映画。案の定パブで争いが始まり、相手の首を絞めると、折れた首から青い血が流れる。やがて何ものかに操られたエイリアンが次から次と現れ、その中にはゲイリーたちの若かりし頃の姿の者もいたりして…。

「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のメンバーたち集合のSFアクション・コメディ。ビール飲むだけて終わるわけないと想像していたが、あの展開には唖然!
ばかばかしいほどくだらないけどまぁいいか...と納得せずにはいられない「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のメンバーたち。
元ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンの出演もナイス。ロザムンド・パイクは「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬/2001」同様意外やコメディが似合うのだ。
サイモン・ペッグ&ニック・フロストの「宇宙人ポール」が最高に面白かったので、SFアクション・コメディのこちらも期待したが「宇宙人ポール」ほどではなかったかな。で、ゾンビ・パロディ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド/2004」は未見。
たまにこういったおばか映画を観るのは気分転換に良い感じ。あぁ!ビール飲みたい!

渋谷シネクイントにて(5/23迄)
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by margot2005 | 2014-05-20 21:21 | UK | Comments(0)

「アリス・クリードの失踪」

「The Disappearance of Alice Creed」 2009 UK
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アリスに「007/慰めの報酬/2008」「ロックンローラ/2008」「パイレーツ・ロック/2009」「タイタンの戦い/2010」のジェマ・アタートン。
ダニーに「SWEET SIXTEEN/2002」「明日へのチケット/2005」のマーティン・コムストン。
ヴィックに「幻影師アイゼンハイム/2006」「シャーロック・ホームズ/2009」のエディ・マーサン。
監督、脚本に「ディセント2/2009」の脚本家J.ブレイクソン。
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映画のタイトルは”失踪”となっているがアリスは拉致事件に巻き込まれる。身代金を支払う事になるアリスの富豪の父親は登場しない。物語に登場するのはアリス、ダニー、ヴィックの3人のみ。
映画の90%はアリスが拉致され、閉じ込められた密室。ラスト近くで森が出て来る。どこで撮影されたのかな?と想像していたがマン島(グレートブリテン島とアイルランドの間に位置する)だったとは?シーンのほとんどが古ぼけた密室のアパートで、登場人物もたった3人という設定だし、密室ではないけど、海に囲まれて、陸地から閉ざされた島を舞台にしたのは、このサスペンス・ドラマにぴったりの背景だと思う。

映画の予告は殆ど見ていない。しかしふと手にしたチラシが気になって公開されたら観に行こうと思っていた。“嘘”が炸裂し、騙し合い、裏切り合う3人。今までこのような展開の犯罪映画ってあったかな?と思わせるほどの心理サスペンス・ドラマがスリリングで、結末が見えない面白さを堪能出来る。

オープニング、ヴィックとダニーが周到な準備を終えた後いきなりアリスが拉致される。誘拐とか拉致とかを描く時は、事件前の犯人と拉致される人間の人物描写が少しばかりはあると思う。しかしこの物語にはそれがいっさいない。やがて、なぜアリスが突然拉致されたのか?その理由が明かされる。その理由が“Unbelievable!”なのだ。
そして、ヴィックとダニーは刑務所仲間で、どうやら二人は愛し合っているらしいことが解る。二人が愛を確認するシーンが何度か登場するし、まぁダニーの方は迷惑って感じだが…。
とにかく、綿密に計画された2人組の誘拐犯の行動が巧みなのだ。事前に用意したアパートは何者も侵入できないよう完璧にロックし、証拠が残らないよう執拗なまでに注意を払う2人組。しかしヴィックが出かけた後、アリスとダニーが二人きりになる。その時に変化が起こる…“私の値段はいくらなの?”と聞くアリスに”200万ポンド”と答えるダニー。現在のGBP、1£は¥130くらいだからかなりの金額になる。

アリスが突如手に入れた携帯電話や拳銃…携帯のカード(チップ?)や、銃の薬莢を巡る展開は中々面白い。薬莢はトイレに流すものの流れず、ダニーは思わず飲み込んでしまう。しかしまたまた下から出てしまって…ブラック・ユーモアも忘れないブリティッシュ・ライター、J.ブレイクソンの初監督作品は多いに盛り上がり楽しめる。彼の次回作品に期待したい。

上にも書いたタイトルについた“失踪”…これは結末を観て納得した。見る前はなぜ?“拉致/誘拐”ではなく“失踪”なのか不思議だったが…。

ケン・ローチの「SWEET SIXTEEN」で主人公リアムを演じた頃まだ10代だったマーティン・コムストンが大人に変身しているが、顔は少年の頃とあまり変わってなくて、相変わらずキュート。
「007/慰めの報酬」のシークレット・エージェント役で初めてお目にかかったジェマ・アタートン。アリスを大胆に演じ、今までと全く違った彼女が見られること間違いない。

ヒューマントラストシネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2011-06-20 23:46 | UK | Comments(4)