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「綴り字のシーズン」

「綴り字のシーズン」_a0051234_1554591.jpg「Bee Season」2005 USA
主演イライザ役はこの作品で長編デビューを飾ったフローラ・クロス。
イライザの両親をリチャード・ギア「Shall We Dance/2004」とジュリエット・ビノシュ「シェフと素顔と美味しい時間/2002」が演じている。
兄アーロンにマックス・ミンゲラ、彼はアンソニー・ミンゲラ「イングリッシュ・ペイシェント/1996/監督」の息子。
ケヴィン・スペイシー主演の「ビヨンド・ザ・シー/夢見るように歌えば」でサンドラ・ディー役を演じたケイト・ボスワースがアーロンと知り合う女性チャーリ役で出演している。
監督はスコット・マクギー&ディヴィッド・シーゲル。脚本はナオミ・フォナー・ギレンホールで、原作は全米でベストセラーになったというマイラ・ゴールドバーグの小説。
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原題の「Bee Season」というのは、アメリカには“national spelling bee”なる協会が存在し、毎年スペリング・コンテスト全国大会が行われるという...タイトルはここに由来する。

カリフォルニア州、オークランドに住むナウマン一家、父ソール(ギア)は宗教学者、母ミリアム(ビノシュ)は科学者、子供は、学業優秀な兄アーロン(ミンゲラ)と11才の妹イライザ(クロス)。
学校で開催されるスペリング・コンテスト発表会の招待状、イライザはこの手紙を父の部屋のドアにそっと差し込む。
忙しい大学教授の父は学校からの手紙に気がつかない。母も毎日忙しい日々を送っていた。イライザは兄アーロンに、学校に送ってと頼む。その日、そこでスペリング・コンテストが催されるのだ。そして、イライザが持ち帰った、優勝者に贈られるトロフィーを見て父は驚喜する。ここより父ソールの、娘イライザへのスペリング教育が始まるのである。
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この作品は自己中心的な父親ソールに対する警鐘である。彼は家族を愛してはいたが、常に自分が中心で、自分の思想をも家族に押し付けて来た。その事への罰であるように思える。エンディングで娘イライザは父に告げる...スペリングの世界で...。このラストが素晴らしい!
妻ミリアムの描き方がちょっと寂しかったが...ジュリエットもお年だなと感じる。ギアは年齢を感じさせない(老けてもSEXY)素晴らしい俳優だ。
フローラ・クロスはアンチ・ダコタ・ファニングとしてデビューした。イライザ役は断然フローラが良い!イライザ役、やはり当初はダコタ・ファニングのようだったが、ジュリエットに似ているフローラに変えたということ。フローラはマジでジュリエット似...。
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# by margot2005 | 2005-12-28 02:20 | Comments(9)

「秘密のかけら」

「秘密のかけら」_a0051234_23532464.jpg「Where the Truth Lies 」2005 カナダ/UK/USA 
主演はケヴィン・ベーコン「フット・ルース/1984、コール/2002」&コリン・ファース「高慢と偏見/1995」「スプリング・ガーデンの恋人、ラヴ・アクチュアリー/2003」。
ヒロインはアリソン・ローマン「ビッグ・フィッシュ/2003」。
1950年代の終わりと、1970年代の初めを描いた、アメリカが舞台のサスペンス・ドラマ。
監督、脚本はアトム・エゴヤンで、原作はルパート・ホルムズ。
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1957年ショーヴィジネス華やかなりし頃のアメリカ、この頃TVで大人気者だった、ラニー(ベーコン)とヴィンス(ファース)のコンビ。二人は電話で寄付を募るテレソンの司会で忙しい日々を送っていた。ある夜二人が泊まるホテルのブライダル・スイートに現れたモーリーン(レイチェル・ブランチャード)。彼女は大学生最後のアルバイトで、このホテルのウエイトレスとして働いていた。そしてこのモーリーンがバス・ルームで溺死体として発見される。犯人は誰か?
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15年後の1972年、学校教師のカレン(ローマン)は、亡くなった父の職業でもあったジャーナリストに憧れている。彼女は自分の過去に繋がる有名人の暴露本を出して有名になろうと考えていた。
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ショーヴィズの世界が舞台で...コンビ演じる二人...ケヴィンは最初から適役だなと思っていたが、コリンはどうも役合わないのではなかろうか?と感じていた...やはりショーヴィズっぽくないのであるコリン...英国人だからって!?わけでもないだろうが?...しかしケヴィンの圧倒的オーラでショーヴィズ場面は許せてしまった。
モーリーンの溺死体が登場した後、誰が犯人なのか?と気にはなるが、話は進まない...で少々中だるみはあるがケヴィンとコリンの魅力で補える。
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50年代と70年代の間に15年の歳月が流れる。50年代のラニーとヴィンスは、ほとんど黒っぽい業界系スーツ。70年代にはいると、それぞれのファッションになるのだが、どうもこの15年の歳月の二人の年が変わらなく...ケヴィンなど殆ど同じなので、もうちょっと若かったり、老けたりして欲しかった気がするが...。
この二人、ケヴィンの方が2才年上のようだが、断然コリンがoyajiの雰囲気である。
二人のマネージャー的な役ルーベン演じるディヴィッド・ヘイマン(テーラー・オブ・パナマ/2001)が存在感あり。カレン役のアリソン・ローマン、幼さが残ったキュートな顔立ちながら大胆なシーンを演じているのが妙に艶かしい。21世紀の今ならそれほど問われる事でもない、ある事がこの映画では罪となっているのも時代の成せる技かと切に感じた。
# by margot2005 | 2005-12-28 00:22 | Comments(17)

「Comfort and Joy」2002年作、アメリカのTV映画。監督はマギー・グリーンウォルド。出演俳優はほとんど観たことのない人ばかりだが、これが中々のgood movieというのか、最近観た「NOEL」にも奇跡が描かれていたが、これもしかり...ニコラス・ケイジとティア・レオーニの「天使のくれた時間/2000」の女性版。
クリスマスは終わったが...素敵なクリスマス映画...「もうひとつのメリー・クリスマス」_a0051234_034783.jpg

ニューヨークに住む独身のキャリア・ウーマン、ジェーン(ナンシー・マッキオン)は、忙しい中、イヴぎりぎりにクリスマス・プレゼントを買い求め、恋人のリチャード(グラント・ニッコールズ)と寿司のランチを済ませ、職場に直行。その前に、親友アリソン(マリア・ヘレーラ)から“このままの人生で良いの?家庭を持つことも又違った人生よ!”と諭されていた。仕事関係のパーテイに出席するため、雪道に車を走らせるジェーン...しかし地図に夢中で対向車とぶつかる寸前、ハンドルはスピンし...。
そしてここでタイム・トリップし、10年の歳月が流れる。ジェーンの車に駆け寄り、ドア越しに現れた男は、夫と名乗るサム(スティーヴン・エクホルド)...。
ジェーンは夫だけではなく、二人の子持ちのコネチカット在住abasanであった。

最初、ジェーン演じるマッキオンが、デザイナーズ・ブランド(多分)の洋服に、雪の中なのにピン・ヒール...この装いがなんか似合わないと思ったら、やはりというか...10年後のトレーナーにダサイ、スカートが似合う、似合う!
「天使のくれた時間」でも、演じるニコラス、ビジネス・スーツより、oyajiセーターの方が似合っていたと記憶する。夫サムを演じるスティーヴン・エクホルドが、誰かに似ていると思ったら...コリン・ファース似でナイスであった。
ハート・ウオーミング・ファンタジー・ストーリーは、ホント心を和ませてくれる...出演者かなり地味めだが素敵な映画。
# by margot2005 | 2005-12-26 02:05 | Comments(0)

イザベル・アジャーニ...「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)」/「ボン・ヴォヤージュ」_a0051234_2230173.jpg「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)」
「Adolphe de Benjamin Constant 」2002 フランス
第11回(2003)横浜フランス映画祭クロージング作品。
18世紀スイス生まれの小説家バンジャマン・コンスタンスの自伝的小説“アドルフ”の映画化。
主演のイザベル・アジャーニ「王妃マルゴ/1994」は、この映画を作りたく熱望したという。ヒロイン、エレオノールは設定では30代で、イザベルは40代であるが違和感なし。
20才を過ぎた息子がいるイザベルのクール・ビューティと若さには脱帽。
アドルフ役のスタニスラス・メラールは、この映画共演でイザベルの一時の恋人(愛人)となった。
映画祭で観た時、メラールが現れて“イザベルはとっても日本が好きです!でも仕事のため、ここに来る事が出来なかったと残念がってました。”とリップ・サーヴィスしていたのを思い出した。監督、脚本はブノア・ジャコー「トスカ/2001」。
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貴族の愛人であるエレオノール(アジャーニ)には幼い子供がいる。ある日自宅で催されたパーテイにリッチな若い貴族アドルフ(メラール)が現れる。アドルフはからかい半分でエレオノールを誘惑しようとする。その誘惑に簡単に乗るエレオノールではなかったが...男と女...それも若く将来を嘱望された男と、子持ちの年上の女の恋...実るはずがない...これは究極の悲恋物語である。フランス映画お得意の、不倫に身を焦がすヒロイン...イザベル、終盤では「王妃マルゴ」ばりの形相である。この作品は男にすがりつく哀れな女性役で、生のイザベルはきっと男を手玉にとって生きて来ただろうが...??哀れな(この時代、女は職業に就けないので、誰かに囲われるしか手だては無い)女性を素晴らしく演じている所があっぱれである。イザベルは激しい役が似合う。激しくないヒロインを演じた事はないかもしれない。確かにワンパターン演技だが、フランス本国ではイザベルは特別な存在の女優であるらしい。
アドルフの友人役(上写真)で「ルパン/2004」「ロシアン・ドールズ/2004」のロマン・デユリスが出演している。
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イザベル・アジャーニ...「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)」/「ボン・ヴォヤージュ」_a0051234_22334614.jpg「ヴォン・ヴォヤージュ」「Bon voyage 」2003 フランス
主演はイザベルであるが、群像劇なのでいろいろな人物が登場する。女優ヴィヴィアンヌにイザベル・アジャーニ、大臣ボーフォールにジェラール・ドパルデュー「シラノ・ド・ベルジュラック/1990」、ヴィヴィアンヌが愛する、幼なじみの小説家フレデリクにグレゴリ・デランジェール「灯台守の恋/2004」。他にイヴァン・アタル「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール/2001」、ピーター・コヨーテ「ファム・ファタール/2002」etc.監督、脚本はジャン・ポール・ラプノー「シラノ・ド・ベルジュラック/1990」。
イザベル・アジャーニ...「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)」/「ボン・ヴォヤージュ」_a0051234_22312252.jpg

第二次世界大戦の最中、舞台はパリ。人気女優ヴィヴィアンヌ(アジャーニ)は、彼女にひつこく言寄る男を誤って殺してしまう。ヴィヴィアンヌは幼なじみのフレデリク(デランジェール)に助けを求める。フレデリクはヴィヴィアンヌの頼みを断れるはずもなく、死んだ男を運ぶことになるが、途中、車の事故を起こし逮捕される。ドイツ、ナチスの侵攻によってパリは陥落した。フレデリクの事が気になりながらも、大臣(ドパルデュー)の手を借りボルドーへと脱出するヴィヴィアンヌ。フレデリクも戦争のどさくさで刑務所を脱走、ヴィヴィアンヌの後を追う。
 ちょっとコメディ・タッチの、面白い映画であり、あんまりフランスぽくはないなと感じた。ドパルデューもイザベルもぴったりの役。この映画で“セザール賞/有望若手男優賞”(このような賞があるのだ...)をゲットしたグレゴリ・デランジェールが素敵!
男を手玉にとるわがまま女優役のイザベルが似合い過ぎ!今年50才のアジャーニだが、ホントに若い!
イザベルがオマー・シャリフ主演「エイヴラハムおじさんとコーランの花たち/2003」にブロンドのウイッグをつけた女優役でワン・シーン出演しているのには驚いた。
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# by margot2005 | 2005-12-21 23:38 | Comments(8)

「NOEL/ノエル」

「NOEL/ノエル」_a0051234_131994.jpg「NOEL」2004 USA
東京国際映画祭(2005)上映作品
舞台はニューヨーク、クリスマス・イヴ。
素敵な人間模様を描いたヒューマン・ドラマ。
主演ローズにオスカー女優「デッドマン・ウオーキング/1995」のスーザン・サランドン。
偶然に彼女と知り合うことになるニーナにペネロペ・クルス「赤いアモーレ/2004」。
ニーナのフィアンセ、マイクにポール・ウオーカー「タイム・ライン/2003」。
そして老人役でアラン・アーキン「ガタカ/1997」が出演している。
アンクレジットでロビン・ウイリアムスが出演している...なぜにアンクレジットにしたのか?謎??監督は俳優のチャズ・パルミンテリ「ユージュアル・サスペクツ/1995」で、これは彼の初監督作品。
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母親の看病で病院通いのローズ(サランドン)は離婚歴ありの中年女性。ふとした事で知り合ったニーナ(クルス)はフィアンセ、マイクの嫉妬深い愛にがんじがらめで息も出来ない。マイクはコーヒー・ショップのウエイター、アーティ(アーキン)に「君は妻の生まれ変わりだ!」と告げられ困惑する。
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サランドンはとてもパワフルな女優だ。この人大好き!サランドンの映画を観ると、彼女から元気をもらえるような気がする。「アルフィー」ではゴージャスなマダムの役だったが、この作品では看病に疲れた、独身の中年女性の哀しみが実に良く出ている。
ペネロペはキュートな役柄でとても可愛いが、この映画ではペネロペじゃなくともOK!?かもって感じ。
ポール・ウオーカーの映画は何本か観ているが「タイム・ライン」の彼しか記憶にない。これではNYPDの警官で、もてそうな、素敵な男の役だが...なんか華がないというか...。でもこのポールの地味めが、この映画では良いのかもしれない。とりあえず、サランドン映画なので...。
とにかくクリスチャンにとってクリスマス・イヴというのはとても大切な日で、必ず家族か、友人と一緒に過ごす特別の日のようだ。一人で過ごすのは、もうとんでもないくらい具合の悪いことのようである。
この映画を観てもしかり...。「リトル・ブッダ/1993」や「セヴン・イヤーズ・イン・チベット/1997」にも描かれている、転生(リーインカーネーション)の話も登場し、そういやイエスのお誕生日なんだと納得。全編を通じてクリスマス・ソングが流れて雰囲気はばっちりである。雪の舞い落ちるクリスマスのニューヨーク...b b b beautiful!! 行、行、行きたい!!!と言う事で、あの景色を見ることが出来ただけでも満足であった...私的に。
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# by margot2005 | 2005-12-19 02:03 | Comments(4)