2026年 04月 17日
「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」
「Joika」…aka「The American」2023 ニュージーランド/ポーランド/USA

実在のバレエ・ダンサー、ジョイ・ウーマックの伝記映画。
15歳のアメリカ人ジョイ・ウーマックはバレエの才能に恵まれ、ロシアの名門ボリショイ・バレエ団のプリマになるのが夢。単身ロシアに渡ったジョイはアカデミーの練習生となる。しかし彼女を待ち受けていたのは、伝説的教師ヴァルコワの一切妥協を許さない過酷な指導と、生き残るための熾烈な戦いだった…
映画サイトには”ブラック・スワンに次ぐ、戦慄のサイコ・バレエ開幕!”とある。
トゥ・シューズにガラスのかけらを入れられたり、目覚まし時計を盗まれたり(結局起きれなくてレッスンに遅刻)と、いじめに悩まされる。
ボリショイ・バレエ団のアカデミーには年間5000人が応募するという。この数字にびっくり!
バレエ団のプリマに選ばれるのは常にロシア人。ジョイ・ウーマックはアメリカ人で始めてボリショイ・バレエ団に入団した。
ラストの”ドンキホーテ”のジョイが素晴らしかった。演じるタリア・ライダーは1年間猛レッスンした模様で素晴らしく、表情が美しくて完璧。
彼女はモダンダンスができるそう。スピルバーグの「ウェスト・サイド・ストーリー」でJets Girlの一人で出演している。←全く記憶にない。
圧巻の連続回転がすごい。
フランスのコメディ映画でダイアンが連続回転していたのを思い出す。彼女は英国のロイヤル・バレエ団で学んだ経験を持つ人でヴァルコワにはぴったりのキャラ。
ジョイと親しくなる男性ダンサー…どこかで見た記憶ありと思っていたら↓でルドルフ・ヌレエフを演じた彼だった。
ジョイ・ウーマックの伝記映画なので、オレグ・イヴェンコのダンスシーンはほぼなく残念。
にしても、ジョイ・ウーマックの根性はただものではない。そして本当にバレエが好きな人だったに違いない。
昨年の4月に一般公開された際見に行けなくてNetflixで配信があり見ることができた。
バレエ映画って結構好きで観ている。劇場でのバレエ鑑賞は随分前にロシアのバレエを観た。ボリショイだったかも?
ジョイ・ウーマックに「17歳の瞳に映る世界 /2020」のタリア・ライダー。
タチアナ・ヴァルコワに「探偵マーロウ/2022」のダイアン・クルーガー。
ニコライ・レベデフに「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー/2018」のオレグ・イヴェンコ。
監督、脚本、製作総指揮はジェームズ・ネイピア・ロバートソン。
2026年 04月 15日
「ウラジミール」TV シリーズ 1シーズン/8エピソード
「Vladimir」2026 USA

大学の文学教授で作家のMは何年も小説を書くことができない。同じく教授の夫ジョンが学生と不適切な関係を持ち問題になっていた。そんな折、若くてナイスバディでハンサムなウラジミールが新任教授としてやって来る。Mはウラジミールに気を引かせようとあの手この手で迫るが…
Mのsex妄想がどんどん飛躍し止まらなくなってしまう。
妄想で小説が書けてしまった…なんてラッキー!
その後の男二人がどうなったかはハッキリしないところが良かった。
ほんの少しダークでくだらないコメディドラマなんだけど、レイチェル&レオのコンビがミスマッチで面白く一気見した。
レオは↓に続くナイスバディのキャラで、教授という風格は全くなくておかしいくらい。レイチェルはパーフェクトなキャラ。でもこんなレイチェルは初めて見た。
ポスターの”A GIRL NEEDS A MUSE”nice!
Mに「ロニートとエスティ 彼女たちの選択/2017」「女王陛下のお気に入り/2018」「戦慄の絆/2023」のレイチェル・ワイズ。
ウラジミールに「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今/2025」のレオ・ウッドール。
ウラジミールの妻シンシアに「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン/2022」のジェシカ・ヘンウィック。
ジョンに「チャーチル ノルマンディーの決断/2017」のジョン・スラッテリー。
ラミ・マレクやラッセル・クロウ、そしてレオ・ウッドールも出演するハンガリー/USA合作映画「Nuremberg/2025」は2025年11月に全米公開の後世界中で公開されたが日本未公開。ちょっと観てみたいけど...。
2026年 04月 13日
「ハムネット」
「Hamnet」2025 UK

1580年、英国の小さな村。不思議な魅力を持つアグネスはラテン教師のウィルと出会い、互いに惹かれ合う。結婚した二人は子供にも恵まれたが、ウィルは劇作家としてロンドンで成功したいと願っていた。しかしアグネスは自然豊かな村を愛してやまず子供たちと残る決意をする…
アグネスがシングルマザー状態で子供たちを育てる中、ペストの流行が襲いかかる。
「シェイクスピアの庭/2018」でハムネットが描かれていた。彼は女の子ジュディスと双子でペストで亡くなっている。
ラスト、グローブ座で上演される”ハムレット”をバーソロミューとかぶりつきで見守るアグネス。ハムレットの亡き父の亡霊は白塗りのウィルが演じている。
この時代”ハムレット”は”ハムネット”という名前でも上演されていたそう。
舞台のハムレットとハムネットを演じるノアとジャコビが実兄弟というのもniceキャスティング。
ノアが青年に成長していてびっくり。
ジェシー・バックリーがオスカーを受賞したからか?都内至る所で上映している。
ジェシー素晴らしかった。ポール・メスカルも…。
初ジェシー映画はレネーと共演した「ジュディ 虹の彼方に/2019」。ロンドンでジュディをサポートするロザリン役。
ジェシーがジュリエット、ジョシュ・オコナーがロミオ役の「 ナショナル・シアター・ライブ2022/ロミオとジュリエット」を見逃してしまって、再上映があれば是非観てみたい。
「SAG-AFTRA/2026」で主演女優賞を受賞した際のスピーチでエミリー・ワトソンを絶賛。”あなたがいたから…”みたいな興奮気味の感謝の言葉が素敵だった。アカデミー賞は観ていない。
↓写真は日比谷シャンテに飾ってあったポスター。
その↓はコッツウォルズ旅行の時に立ち寄ったシェイクスピアの故郷ストラトフォード=アポン=エイヴォン。その中の一番↑はシェイクスピアの生家(一般公開されている)。
アグネスに「ロスト・ドーター/2021」「ウーマン・トーキング 私たちの選択/2022」のジェシー・バックリー。
ウィルに「グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声/2024」のポール・メスカル。
バーソロミューに「ブルータリスト/2024」のジョー・アルウィン。
メアリーに「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男/2024」のエミリー・ワトソン。
ハムネットにジャコビ・ジュープ。
ハムレットに「クワイエット・プレイス 破られた沈黙/2020」のノア・ジュープ。
監督、脚本、編集は「ノマドランド/2020」「エターナルズ/2021」のクロエ・ジャオ。

2026年 04月 09日
「ハイジャック」TVシリーズ シーズン2/8エピソード
「Hijack」2026 UK/USA

サムは出張という名目で英国大使館とドイツ連邦司法省の人物と会うためベルリンを訪れる。そしてサムが乗る地下鉄がハイジャックされる。熟練の交渉人であるサムは地下鉄の運転手オットーと連携し、犯人を制圧しようと試みるが…
シーズン1の飛行機からシーズン2は地下鉄/Uバーンが舞台。シチュエーションは同じ密室。列車は止まることが可能だが、止まると爆発する爆弾が仕掛けてあった。
シーズン1以来3年ぶりなので、”ドバイからロンドンへ向かう7時間の旅の途中、K29便が何者かにハイジャックされた。”と言うストーリーの記憶は薄れている。で、シーズン1のレビューを見てみた。
シーズン1は管制官アリスと、そして今回は列車配車係のクララとの交渉がメイン。
サムの息子が自転車事故で亡くなっていた。スコットランドにいる疎遠になった妻マーシャが怪しい人物に遭遇する。
ドイツ、ベルリンとスコットランドの山中が同時進行。犯人は誰?目的は?と繋がるのが長過ぎで間延びしてるかも?
でも、飛行機の時も列車の本作も頭脳作戦は光る。
何も知らない大勢の乗客。彼らを落ち着かせ説得するのは大変なこと。細かいことは語れないのだから....。
サムは交渉人だが、警察ではなく企業の交渉人。この人物像がnice。
イドリス・エルバ大好きだけど、「ヘッド・オブ・ステイト/2025」で英国首相を演じ、「ハウス・オブ・ダイナマイト/2025」ではアメリカ合衆国大統領役…って役柄選びにどうなの?
サム・ネルセンに「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間/2017」「ビースト/2022」「ハイジャック/シーズン1/2023」のイドリス・エルバ。
オットー・ウェーバーにクルシチャン・ナーテ。
クララ・バーガーにリサ・ヴィカリ。
マーシャ・スミス・ネルソンにクリスティン・アダムス。
MI6のピーターファーバーに「インスティゲイターズ ~強盗ふたりとセラピスト~/2024」の トビー・ジョーンズ。
ドイツ連邦警察署長アダ・ウインターにクリスティーネ・ポール。
ドイツ連邦警察副署長ロマン・ムルノーに「イングロリアス・バスターズ/2009」「エル ELLE/2016」のクリスチャン・ベルケル。
ロンドン警視庁刑事ダニエル・オファレルにマックス・ビースレイ。
ロンドン警視庁対テロ班員ザーラ・ガフォールにアーチー・パンジャビ。
2026年 04月 04日
「ナショナル・シアター・ライブ/フィフス・ステップ」
「The Fifth Step」2025 UK
長年のアルコール依存症から回復しつつあるジェームズは、プログラムに参加した青年ルカのスポンサー(世話役)になる。
1〜5まであるステップ。過ちを全て打ち明ける5のステップで話がややこしくなり、二人の信頼関係が揺らぎ始める。
舞台は正方形。舞台を囲むよう4方面に席が置かれている。
コーヒーを飲みながら互いに過去や秘密を語り合う。”酒を飲めなくなったら寂しくてsex依存症になった。”と語るルカ。相手は人妻と告白する。一方でジェームズの夫婦仲は冷え切っている。まさか?と思いながらルカに相手の名前を聞くジェームズ。
二人のやりとりがまるで二人スタンダップコメディ(漫才)のようでとても面白かった。大満足。
ジャック・ロウデンの大ファンなのでこれはすごく観たかった。
上映一週目は日々満席で、観られるのか?と思いつつチェックしていたら、東京宝塚地下の大劇場で上映されることがわかりなんとか観に行けた。都内は日比谷のみ。
劇が始まる前にベネディクト・カンバーバッチによる「ナショナル・シアター・ライブ」の案内がある。↓これがとてもゴージャス。
一番最初に鑑賞した「ナショナル・シアター・ライヴ」はベネディクト・カンバーバッチの「ナショナル・シアター・ライヴ2016/ハムレット」。その後も古典ものばかりで、今回初めて現代劇を鑑賞。
ルカに「窓際のスパイ/シーズン5/2025」 のジャック・ロウデン。
ジェームズに「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁/2015」「アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ/2026」のマーティン・フリーマン。





