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「ロンドン、人生はじめます」

Hampstead2017 UK/ベルギー

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アメリカ人のエミリーは未亡人となり、ロンドン郊外のハムステッドの高級マンションに一人で暮らしている。日々送られてくる請求書から亡き夫の借金が発覚し、浮気をしていたことまで分かってしまう。うわべだけの近所付き合いにはうんざりだし、息子のフィリップが仕事で海外に移住するという。気苦労が絶えないそんなエミリーがひょんなことから近所の森に暮らすホームレスの男性と出会う


ドナルドは長年住んで愛着のある掘っ立て小屋に住み続けたいと願うがエミリーは無理だと主張する。エミリーの気持ち100%理解出来る。年老いたカップルは、愛があれば掘っ立て小屋でもオーケーではないということなのだ。一旦別れた二人だが、ドラマはもちろんハッピー・エンディング。

ロケされたハムステッド・ヒースの景色が素晴らしく美しい。英国ってやはりガーデニングの国なのだと改めて気付かされる。


70歳を過ぎたダイアン・キートンがとてもチャーミング。wowowのハリウッド映画案内でキートン主演の「Book Club」が紹介されていて面白そうだった。多分日本公開はないだろう?とは思うけど…。

ブレンダン・グリーソン良いな。


エミリーに「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります/2014」「クーパー家の晩餐会/2015」のダイアン・キートン。

ドナルドに「「ヒトラーへの285枚の葉書/2016」「パディントン2/2017」ブレンダン・グリーソン。

フィオナに「ターナー、光に愛を求めて/2014」のレスリー・マンヴィル。

ジェームズに「オネーギンの恋文/1999」のジェイソン・ワトキンス。

フィリップに「ベル ~ある伯爵令嬢の恋~/2013」「戦争と平和/2016」のジェームズ・ノートン。

監督は「新しい人生のはじめかた/2008」「ラブ・パンチ/2013」のジョエル・ホプキンス。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-05-30 19:09 | UK | Trackback | Comments(0)

「さよなら、僕のマンハッタン」

The Only Living Boy in New York2017 USA

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大学を卒業したトーマスは親元を離れニューヨークの街で一人暮らしをしている。ある日、一風変わった初老の隣人と出会い、人生の悩みを告白するようになる。そんな折、ガールフレンドのミミと行ったナイトクラブで父親の浮気現場に遭遇する


父親の浮気現場を見てしまった息子ってどれほどのショックを受けるのか?と思ってしまった。ましてやこの息子はかなりの母親思い。

現タイトルの”The Only Living Boy in New York”はサイモン&ガーファンクルの名曲。ドラマの中のトーマスはトムと呼ばれたくないと言っていたけど、S&Gの曲ではトム(トーマスの愛称)という名前が登場する。そして監督のファミリーネーム、ウェブと主人公のファミリーネームがかぶるのも何か監督の映画への思い入れが感じられる。

ニューヨーク舞台のウディアレン風のドラマは素敵だった。

何はともあれロケされたN.Y.マンハッタンの景色がドラマを盛り上げている。


英国出身のカラム・ターナーは「アサシン クリード」で見ているけれども全く記憶がない。TVドラマ「戦争と平和」のアナトール・クラーギン役の方がまだ記憶に残っているかな?ナイーヴで母親に超優しい息子役がとても似合っていてgood

60代で恋する男を演じても違和感がなかったリチャードギアがラヴストーリー映画からとうとう引退。本作のピアースはギアに続く人材で素敵だ。勝手に決めてるけど


ちょっとネタバレ

父親と息子が同じ女性を愛してしまうドラマって意外にある。そしてそれのどれもが泥沼化して行ってラストは酷い結果となる。しかしこれはとても爽やかな結末でナイスだった。トーマスとW.F.の関係には唖然としたけど


トーマス・ウェブに「アサシン クリード/2010」「戦争と平和/2016」のカラム・ターナー。

W.F.ジェラルドに「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」のジェフ・ブリッジス。

ジョハンナに「天使が消えた街/2014」のケイト・ベッキンセイル。

イーサン・ウェブに「愛さえあれば/2012」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」「おとなのワケあり恋愛講座/2014」のピアース・ブロスナン。

ジュディス・ウェブに「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります/2014」のシンシア・ニクソン。

ミミ・パストーリに「フラットライナーズ/2017」のカーシー・クレモンズ。

監督は「500日のサマー/2009」「gifted/ギフテッド/2016」マーク・ウェブ。


丸の内ピカデリーにて



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by margot2005 | 2018-05-28 23:58 | USA | Trackback | Comments(0)

「モリーズ・ゲーム」

Molly's Game2017 カナダ/USA

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モリー・ブルームは女子モーグル北米3位で冬季オリンピック出場目前だった。しかし国内予選で転倒して重傷を負い彼女の選手生命は終わってしまう。怪我から回復しL.A.1年間の休暇を取っていた時バイト先のボスからポーカーゲームのアシスタントを頼まれる


女子モーグルのトップ選手から26歳でセレブ相手の高額闇ポーカーの経営者となったモリー・ブルームってマジで頭の良い女性だったと感嘆する。

バイト先のボスからクビを言い渡されたモリーは転んでもすかさず起き上がるタイプ。やがて拠点をN.Y.に移して密かに計画していたモリーズゲームを立ち上げ大成功する。しかしある日突然FBIに逮捕されてしまったのだ。


ドラマは時系列ではなく過去と現在が行ったり来たりする。

モリーは何人かに弁護を依頼するがことごとく断られてしまい、最後の頼みとなった弁護士チャーリー・ジャフィーにも断られてしまう、しかしジャフィーはモリーを知るうち弁護しようと心に決める。


このドラマはとても見ごたえがあって引き込まれた。実話って惹かれるのかも知れない。

実話ながら前知識なしで鑑賞したので、結末はどうなるのか?とかなり気がかりだったがエンディングを迎えて一安心。

ところでスパルタの精神科医のパパがずっと娘を心配していたのにも安堵した。


モリー役のジェシカ・チャステインがスーパー・ゴージャス。でもケヴィンがジェシカのパパ役って少々お気の毒かな?

イドリス・エルバがクール!


モリー・ブルームに「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命/2016」のジェシカ・チャスティン。

チャーリー・ジャフィーに「フレンチ・ラン/2015」のイドリス・エルバ。

ラリー・ブルームに「ドリーム/2016」のケヴィン・コスナー。

プレイヤーXに「JUNO/ジュノ/2007」のマイケル・セラ。

ディーンに「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」のジェレミー・ストロング。

ダグラスに「ヴィンセントが教えてくれたこと/2014」のクリス・オダウド。

ハーランに「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア/2017」のビル・キャンプ。

ブラッドに「スポットライト 世紀のスクープ/2015」「ザ・シークレットマン/2017」のブライアン・ダーシー・ジェームズ。

監督、脚本は「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「ソーシャル・ネットワーク/2010」「スティーブ・ジョブズ/2015」の脚本家アーロン・ソーキン。


TOHOシネマズ日比谷にて



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by margot2005 | 2018-05-26 20:57 | USA | Trackback | Comments(4)

「心と体と」

Teströl és lélekröl…akaOn Body and Soul2017 ハンガリー

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マーリアはブタペスト郊外にある食肉処理場で代理職員として働いている。コミュニケーションが苦手な彼女は職場に馴染むことができず孤立している。マーリアの上司のエンドレは片手が不自由な中年男で妻と別れて一人暮らし。エンドレはマーリアが気がかりだが首尾よくアプローチすることができない。そんなある日、社内で盗難事件が発生し、全従業員が精神分析医クラーラのカウンセリングを受けることになる


映画のオープニングは二頭の鹿が水辺にいるシーン。ドラマが進み二頭の鹿は夢の中のマーリアとエンドレに重なる。

ある時、同じ夢を同じベッドでみようと計画した二人はエンドレの家で眠ることになる。しかし互いに寝付けずトランプを始めてしまう。不器用な二人は互いが側にいると緊張してしまうのかも知れない。


食肉処理場での牛の屠殺、解体のシーンがかなり残酷でちょっと引いた。エンドレが従業員を採用する際精神的にキツい仕事だが耐えられるか?と質問する台詞があったのを思い出す。ドラマの中でも血だらけのシーンが何度か登場し、盗難事件で捜査に来た刑事が失神していた一方で従業員はランチで屠殺され加工された肉を普通に食べている。特殊な世界を垣間見た。


タイトルの「心と体と」マーリアは心に欠陥があり、エンドレは体に欠陥がある。同じ夢を見たことで二人が歩み寄り結ばれるラヴ・ストーリーはとてもユニーーク。

血が溢れ出る食肉処理場のシーンが、マーリアエンドレが見る美しい夢のシーンによってかき消されているようにも思えた。

マーリア役のアレクサンドラ・ボルベーイが心を病む女性を素敵に演じている。


マーリアにアレクサンドラ・ボルベーイ。

エンドレにゲーザ・モルチャーニ。

クラーラにレーカ・テンキ。

シャーンドルにエルヴィン・ナジ。

監督、脚本は「私の20世紀/1989」のイルディコー・エニェディ。


新宿シネマカリテにて(既に上映終了)



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by margot2005 | 2018-05-23 20:33 | ヨーロッパ | Trackback | Comments(0)

「ザ・スクエア 思いやりの聖域」

The Square2017 スウェーデン/ドイツ/フランス/デンマーク 

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バツイチのクリスティアンは可愛い二人の娘の父親で現代美術館のキュレーターをしている。彼は次の展覧会ですべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われるということをテーマに掲げた参加型アート思いやりの聖域/ザ・スクエアを発表する。そんなある朝、出勤途中のクリスティアンはスリに遭い財布とスマホ、そしてお気に入りのカフスボタンまで盗まれてしまう


GPS機能を使って犯人の住まいを突き止めたのはナイスだったが、集合住宅のそれぞれの部屋に脅迫めいたビラを配布したことで騒動が起きる。

でもクリスティアンのサイフとスマホが、そのままで戻ってきたのが摩訶不思議。犯人はなぜ金を取らなかったのだろう?

そうそうクリスティアンに迫る少年のしつこさに驚き。


ショッピングセンターで迷子になった娘たちを探すクリスティアン。助けを求めるものの誰も取り合ってくれない。結局彼が助けを求めオーケイしてくれたのは物乞いの男だった。

ドラマの中、幾度か物乞いの男女が登場する。過去に行ったフランスやイタリアで何度も見かけた物乞い。日本ではもはや見かけなくなったが、ヨーロッパは物乞い天国なのかも知れない。

ハンバーガーショップでクリスティアンに玉ねぎ抜きのサンドイッチをねだる物乞いのおばさんに唖然!良い人のクリスティアンも玉ねぎは自分で抜け!と言っていたけど

アーティスト、ジュリアンがインタビューを受けるシーン...女性司会者に卑猥なヤジを飛ばす男をかばう面々の姿にはちょっと呆れた


「フレンチアルプスで起きたこと」がとても面白かったので楽しみにしていた一作。ヨーロッパ映画ながら意外にも上映時間が長かったが、だらだらとした感じはなくて最後までこの悲喜劇を楽しむことができた。


本作でブレイクしたという主演のデンマーク人俳優のクレス・バングがトラブルに巻き込まれまくる男を好演している。「猿の惑星リプート・シリーズ」を見ていないのでテリー・ノタリーに初めてお目にかかった。ちょっとマーク・ウォールバーグ似の彼のパフォーマンスはスゴ過ぎる。


スウェーデンやデンマーク映画の楽しみの一つはインテリアやテーブルウェア。会議のシーンに登場したガラスのコーヒーカップがシンプルながらオシャレだった。


クリスティアンにクレス・バング。

アンに「ハイ・ライズ/2015」「ニュースの真相/2015」のエリザベス・モス。

ジュリアンに「マネーモンスター/2016」のドミニク・ウェスト。

オレグに「猿の惑星リプート・シリーズ/20112017」のテリー・ノタリー。

監督、脚本、編集は「フレンチアルプスで起きたこと/2014」のリューベン・オストルンド。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2018-05-22 22:17 | ヨーロッパ | Trackback | Comments(2)

イタリア映画祭2018...「環状線の猫のように」

Come un gatto in tangenziale…akaLike a Cat on a Highway2017 イタリア

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シンクタンクに勤めるインテリのジョヴァンニは妻ルーチェと別れてシングル・ファーザーとなり、リッチな家に一人娘と暮している。一方でパートで働くモニカは郊外の団地で一人息子と異母姉妹と共に暮らしている。現在モニカの夫は刑務所に服役中そんな二人の13歳になる子供たちが付き合い始める


ジョヴァンニがシンクタンクで、郊外に住む移民や低所得者層の社会的統合を目指すプロジェクトを率いていたり、今はフランスで暮らす元妻のルーチェがとてもスノッブな人間であることが多いに笑える。

ジョヴァンニのリッチな家で働く家政婦の態度がデカいのも実にオカシイ。

境遇も価値観も全く違う男女が出会い、ドタバタしながらも互いに歩みよる姿が微笑ましい。

インテリのジョヴァンニが、実際にルーマニアやバングラデシュからの移民や低所得者層の人々の暮らしを見て、統計だけでは見えてこない彼らの実態を知り得る過程がナイス。ラストは素敵だった。


「これが私の人生設計/生きていてすみません!」の監督とその妻のパオラが再びタッグを組んだ痛快コメディ。パオラもナイスだけどアントニオ・アルバネーゼが最高!そしてアントニオの元妻役のソニア・ベルガマスコがこれまたナイス・キャスティング。


出演(モニカ)/脚本に「これが私の人生設計/生きていてすみません!/2014」のパオラ・コルテッレージ。

ジョヴァンニに「日々と雲行き/2007」「ハートの問題/2009」「ローマでアモーレ/2012」のアントニオ・アルバネーゼ。

ルーチェに「オレはどこへ行く?/Viva!公務員/2016」のソニア・ベルガマスコ、

監督、脚本は「これが私の人生設計/生きていてすみません!」のリッカルド・ミラーニ。


今年は6作品を鑑賞。鑑賞した中でこれが一番面白く、「イタリアの父」は素敵なドラマだった。他作品は一風変わった作風で心に訴えるものがなかったような気がする。イタリア映画祭2018は例年より空席が目立ったように思えたのが残念。


有楽町朝日ホールにて



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by margot2005 | 2018-05-20 20:17 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)

イタリア映画祭2018...「メイド・イン・イタリー」

Made in Italy2018 イタリア

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中年男のリコは食肉工場でソーセージを作り、妻のサラは美容院で働いている。二人は大学生のピエトロと共に父親から相続した大きな家に暮らす日々。リコの仕事は単調で会社はリストラの真っ最中。そんな折、麻薬に溺れていた友人の画家カルネヴァーレが自殺。リコは亡くなった彼を中傷する同僚を殴り会社をクビになってしまう


リコもサラも浮気をしている。ギクシャクした夫婦関係の中、リコは友人カルネヴァーレたちと騒いでストレスを発散している。

父親から相続した大きな家を売りたくないリコはドイツ、フランクフルトで働くことを決意する。やがてフランクフルトのレストランに職を得たリコが故郷に想いを馳せるところでエンディングを迎える。で、タイトル「メイドインイタリー」の意味が分かった。

しかしながらイタリア人が働く場所を求めてドイツに行くという現実に驚かされた。


監督のルチャーノ・リガブエはイタリアのロック・シンガーでもあり、映画のオープニングでロックする主人公の姿が描かれる。そうリコは監督の分身的存在なのだ。

ルチャーノ・リガブエはシンガーとして成功する前は様々な仕事を経験した労働者で、ドラマはもしシンガーになっていなければ自分の歩むことになっていた人生”だったそう

ステファノ・アコルシがおじさん化している。


リコに「僕たちの大地/2014」のステファノ・アルコッシ。

サラに「カプチーノはお熱いうちに/2014」「おとなの事情/2016」のカシア・スムートニアック。

カルネヴァーレに「湖のほとりで/2007」「インフェルノ/2016」のファウスト・マリア・シャラッパ。

ピエトロにトビーア・デ・アンジェリス。

監督は「ラジオフレッチャ/1998」のルチャーノ・リガブエ。


有楽町朝日ホールにて



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by margot2005 | 2018-05-20 19:21 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)

イタリア映画祭2018...「ザ・プレイス」

The Place2017 イタリア

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カフェ「ザプレイス」の奥まった席に一日中座る男は次から次へとやって来る訪問者の話を聞いている。彼らは自らの願いや欲望を男に訴え、男は望みを叶えるには今から話す行為を行なわなければならないと告げる


老婦人マルチェッラはアルツハイマーの夫を救うため人の集まる場所に爆弾を仕掛けねばならない/修道女キアラは神を取り戻すために妊娠しなければならない/ルイージはガンから幼い息子を救うため、幼い少女を殺さなければならない/盲目のフルヴィオが視力を取り戻すには婦女暴行しなければならない/アッズッラが夫の関心を取り戻すためには別のカップルを破局せねばならないetc.。

そして刑事エットレの望みは放蕩息子を立ち直らせることが、息子アレックスは父親からの自由を望んでいる。


監督はアメリカのあるTVシリーズから着想を得たそう。そのテーマ人は願いが叶うとわかっていたら何をするだろうか?ということ。

本作は前作「おとなの事情」と赤い糸で繋がっている...とは監督の弁。そして次回作で3部作は終結するらしい。


男はSNS全勢の時代に対面で訪問者と話し、個人情報は分厚い手帳に管理している。それは変に?新鮮だった。テーマにはあまり惹かれなかったけど、9人の訪問者の運命が次第に絡み合っていく様子は上手く描かれているなと思った。


ドラマのシーンはカフェ「ザプレイス」のみ。「おとなの事情」も密室劇だったけど、こちらは完璧なる密室劇。

男を演じたヴァレリオ・マスタンドレアは常に座った状態。あれって逆に疲れないのかな?なんて心配した。


男に「テイートとエイリアン/2017」のヴァレリオ・マスタンドレア。

エットレに「神様の思し召し/2015」のマルコ・ジャリーニ。

修道女キアラに「ハングリー・ハーツ/2014」「おとなの事情/2016」のアルバ・ロルヴァケル。

マルチェッラに「母よ、/2015」のジュリア・ラッザリーニ。

アッズッラに「気楽な人生/2010」のヴィットリア・プッチーニ。

マルティーナに「ローマの教室で~我らの佳き日々~ /2012」のシルヴィア・ダミーコ。

オドアクレに「南部のささやかな商売/2013」「どうってことないさ/2016」のロッコ・パパレオ。

ルイジにヴィニーチョ・マルキョーニ。

アレックスに「恋愛マニュアル/2005」のシルヴィオ・ムッチーニ。

フルヴィオに「暗黒街/2015」のアレッサンドロ・ボルギ。

アンジェラに「グレート・ビューティー/追憶のローマ/2013」「私と彼女/2015」のサブリーナ・フェリッリ。

監督は「おとなの事情/2016」のパオロ・ジェノヴェーゼ。


有楽町朝日ホールにて


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by margot2005 | 2018-05-17 23:06 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)

イタリア映画祭2018...「いつだってやめられるー名誉学位」

Smetto quando voglio: Ad honorem…akaI Can Quit Whenever I WantAd Honorem2017 イタリア/ロマ

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「いつだってやめられる/2014」「いつだってやめられる-マスタークラス/2017」の続でシリーズ最終章。

イタリア全土の刑務所に分散して収監されていた元科学者たちが集まり神経ガスの使用を阻止するため立ち上がる


ピエトロが一作で登場したドラッグ市場のボス、ムレーナと刑務所で再開したり、2作で活躍した刑事コレッティも出演しているが、1、2作ほどの盛り上がりはなくて実に残念だった。前作はハリウッド映画ばりのアクション・シーンが面白かったのだけど3部からなるいつだってやめられるの最終章はつまらなかった。


本作は前作(2作目)と同時期に撮影されたのだが、前作で盛り上がり過ぎてこちらは低下してしまったような気がする。


コメディのシリーズ物って第1作が一番面白いのかも?前売りチケットは完売だったが

「いつだってやめられる-マスタークラス」は「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の邦題で5/26からBunkamura ルシネマで公開される予定。


ピエトロに「どうってことないさ/2016」「おとなの事情/2016」のエドアルド・レオ。

マッティアにヴァレリオ・アプレア。

アルベルトにステファノ・フレージ。

アルトゥーロに「副王家の血筋/副王家の一族/2009」「ある天文学者の恋文/2016」のパオロ・カラブレージ。

バルトロメオに「バッグにはクリプトナイト/2011」のリベロ・デ・リエンツォ。

ジョルジョにロレンツォ・ラヴィア。

アンドレアにピエトロ・セルモンティ。

ジュリアに「錆び/2011」「昼下がり、ローマの恋/2011」のヴァレリア・ソラリーノ。

パオラ・コレッティに「暗黒街/2015」のグレタ・スカラーノ。

ヴァルテルに「われらの子供たち/2014」のルイジ・ロ・カーショ。

ムレーナに「バール・マルゲリータに集う仲間たち/2009」ネリマルコレ。

監督、原案、脚本は「いつだってやめられる/2014」「いつだってやめられる-マスタークラス/2017」のシドニー・シビリア。


有楽町朝日ホールにて



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by margot2005 | 2018-05-14 23:58 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)

イタリア映画祭2018...「テイートとエイリアン」

Tito e gli alieni…aka Little Tito and the Aliens2017 イタリア

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アメリカ合衆国、ネバダ州のグルームレイク空軍基地に隣接する砂漠に暮らす教授はイタリア、ナポリ出身。通称エリア51と呼ばれるこの地では政府の極秘プロジェクトが行われていて教授はそれに関わっていた。そんなある日、教授の姪アニタと甥テイートがナポリからやって来る


教授は妻のリンダを亡くして以来人を避け、日がな一日ソファに座って宇宙からの音声を聞いている。エイリアンと遭遇したという人々も暮らす砂漠で、観光客相手に結婚式を企画するステラは教授が気がかりで時折彼を訪ねる。

姪と甥がナポリからやって来たのは教授の兄フィデルが亡くなったから。妻も既に他界し、子供たちを弟に託していた。


ラスベガスのあるネバダ州に住むということでアニタとテイートはご機嫌だったが、空港に着き迎えに来た車は砂漠地帯をどこまでも走り、たどり着いた叔父の住処はラスベガスから遠く離れた場所だった。

不満タラタラのアニタとテイートに手を焼く教授はステラに子供たちの面倒を見てもらおうと考える。


極秘プロジェクトは暗礁に乗り上げていたが、テイートがやって来て教授の手伝いをするうちマシーンが作動し始める。

ラスト、リンダと名付けられたマシーンが宇宙からの映像を受信するシーンはファンタジーのようで素敵。

イタリアの女の子アニタが空軍の兵士に憧れ、ルークという名前の宇宙オタクがアニタを追っかける様子がなんとも微笑ましい。

ヴァレリオ・マスタンドレアはとても味のある俳優。変人で飄々とした雰囲気の教授役にマッチしていてナイス。


教授に「甘き人生/2016」のヴァレリオ・マスタンドレア。

ステラに「ジャコメッティ 最後の肖像/2017」のクレマンス・ポエジー。

テイートにルカ・エスポジート。

アニタにキアラ・ステラ・リッチョ。

ルークにミゲール・ヘレーラ。

ダニエル大佐に「もうひとりのシェイクスピア/2011」のジョン・キーオ。

フィデルに「イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-/2008」のジャンフェリーチェ・インパラート。

監督は「楽園の中へ/2012」のパオラ・ランディ。


有楽町朝日ホールにて



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by margot2005 | 2018-05-09 20:55 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)