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「ダンケルク 4Kレストア版」

Week-end à Zuydcoote1964 フランス/イタリア

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19406月、北フランス、ダンケルクにほど近いズイドコートの海岸。そこには40万近い英仏連合軍の兵士がひしめき、彼らは絶望と不安に苦しめられていた。そしてジュリアンマーヤ曹長はテントを張りアレクサンドル、デリイ、ピエルソンら3人の戦友と野営をしていた


ドラマがどのような展開になるのか全く知らなかった。戦争映画にロマンスを絡める辺りはアムールの国フランスらしい。戦争映画ではあるが、マーヤ曹長が戦場で遭遇する人々との出会いと別れを軸に描かれていて、これってヒューマンドラマ?と思わせるほど。

反戦映画と書いてある映画案内を見つけ、ドラマの中でもアレクサンドルが妻が待っているから除隊したい。と言っていたり、マーヤ曹長も早くこの場から逃れたいと必死になっている姿を見て反戦映画らしき雰囲気がうかがえる。

「ダンケルク/2017」英国軍がドーヴァー海峡を渡り始め、フランス兵の乗船を拒否している模様を描いていたが、本作でもそれはあり。そしてドイツ軍の空爆も激しいがドイツ兵は一切登場しない。


2/173/2まで角川シネマ有楽町で華麗なるフランス映画ドロン!ドヌーヴ!モロー!ベルモンド!を開催している。昨年の9月に「ダンケルク/2017」を鑑賞してジャン=ポール・ベルモンドの本作が気になっていた。で、あまりにもタイムリーに1964版が公開されると知ってシアターへ!

でも期待した割にはそれほどでもなかったかな?4Kレストア版の映像は驚くほど綺麗だったけど...。


今年85歳になるジャン=ポール・ベルモンド。ちょっと調べてみたら「パリの確率/1999」以来、彼の映画は日本で公開されていないし、ほぼ10年くらい映画にも出演していない様子。

ロマン・デュリス主演の「パリの確率」とアラン・ドロンと共演した「ハーフ・ア・チャンス/1998」はwowowで見ている。

ジャン=ポール・ベルモンド映画は大昔にリバイバル上映で見たような気もするが記憶にないので、シアターで初めて鑑賞したベルモンド映画としておきたい。


ジュリアンマーヤに「勝手にしやがれ/1959:気狂いピエロ/1965」「パリは燃えているか/1966」のジャン=ポール・ベルモンド。

ジャンヌに「太陽の下の18才/1962」のカトリーヌスパーク。

アレクサンドルに「サムライ/1967」のフランソワ・ペリエ。

デリイに「ヘッドライト/1955」のピエール・モンディ。

ピエルソンに「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「ミックマック/2009」ジャンピエール・マリエール。

監督は「地下室のメロディー/1963」「シシリアン/1969」のアンリ・ヴェルヌイユ。

原作はロベール・メルルのズイドコートの週末


角川シネマ有楽町にて(期間、時間限定公開中)



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by margot2005 | 2018-02-25 23:19 | フランス | Comments(2)

「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」

Dries2017 ドイツ/ベルギー

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監督、製作はライナー・ホルツェマー。

音楽はレディオヘッドのコリン・グリーンウッド。


ドキュメンタリーにはあまり惹かれないが、シアターで予告を見て興味を持った。そして別の映画を見に行った時、大きな方のシアターで上映されていた本作に人が集まっていてますます興味を持ち、翌日新宿武蔵野館へ!

美しいファブリックを使ってメンズ&レディーズのファッションを作り出すドリス・ヴァン・ノッテンの美意識/美的感覚は半端ではない。

唯一無二のブランドを牽引する天才デザイナー…”と称されるドリスのファッションは素晴らしい!の一言。


ファッションにアクセサリーは欠かせないものだが、ドリスのファッションにアクセサリーは一切ない。それはファブリックが美しくてアクセサリーの一部になっているように思える。

ドリスが願ってやまなかったパリのオペラ座で行われたショーでラストを迎える。オペラ座でファッション・ショーなんてスゴすぎる。


初めてカメラが入ったベルギー、アントワープにあるドリスの自宅。パートナーと暮らすその館には広大なる庭がある。花をこよなく愛するドリスの庭は美しくてため息ものだし、華麗なる館もうっとりするほどゴージャス!

以前、亡くなったイヴ・サンローランのドキュメンタリーを見たことがある。パートナーと暮らすパリの館がすごくゴージャスでさすがデザイナー!と感嘆したのを思いだす。


新宿武蔵野館にて


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by margot2005 | 2018-02-22 20:20 | ドイツ | Comments(0)

「THE PROMISE/君への誓い」

The Promise2016 スペイン/USA

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1914年、オスマン帝国。アルメニア人の青年ミカエルは、医師を目指して首都コンスタンチノープルの医科大学に入学する。彼はそこで下宿先の娘の家庭教師で同じアルメニア人の女性アナと出会い心惹かれる


ミカエルがコンスタンチノープルで出会ったアナはフランスで教育を受けたアルメニア人。ミカエルには故郷にフィアンセ、マラルが、そしてアナにはアメリカ人記者の恋人クリス・マイヤーズがいた。


イタリア映画祭2007で、オスマン帝国によるアルメニア人迫害の映画「ひばり農園/2007」鑑賞し、女性をレイプするシーンなど強烈でかなりの衝撃を受けた。本作にはそういったシーンは登場しないし、惹かれ合うカップルのロマンスも絡めて描かれていて「ひばり農園」とは違った視線で良かったと思う。ラストでトルコはこれら迫害を認めていないという説明があった。ひばり農園」でも同様の説明があったのを思い出す。


コンスタンチノープルの医科大学で会ったオスマン帝国のエムレと、アルメニア人ミカエルの友情。アナを愛したクリスとミカエルのラストでの歩み寄りなど男の友情って美しいなと少々感動。

大ラスはフランス海軍に助けられ米国に渡ったミカエル。米国で成功したアルメニア人ミカエルが誇らしげだった。

実際に起きたことを元にドラマは作られているが、ミカエル、アナ、クリスは実在の人物ではない。


ミカエルに「アメリカン・ドリーマー 理想の代償/2014」「エクス・マキナ/2015」のオスカー・アイザック。

アナに「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/2016」のシャルロット・ル・ボン。

クリス・マイヤーズに「聖杯たちの騎士/2015」のクリスチャン・ベール。

神父に「バッド・エデュケーション/2004」のダニエル・ヒメネス・カチョ。

マルタに「マリア/2006」ショーレ・アグダシュルー。

スティーヴンに「96時間/リベンジ/2012」のラデ・シェルベッジア。

マラルに「エヴァの告白/2013」のアンジェラ・サラフィアン。 

エムレに「オリエント急行殺人事件/2017」のマーワン・ケンザリ。 

メスロブに「グリーン・ゾーン/2010」のイガル・ノール。 

フランス海軍フルネ提督に「しあわせはどこにある/2014」「プロヴァンスの休日/2014」のジャン・レノ。

米国大使ヘンリー・モーゲンソーに「アーティスト/2011」のジェームズ・クロムウェル。

監督、脚本は「ホテル・ルワンダ/2004「帰らない日々/2007」のテリー・ジョージ。


丸の内TOEIにて



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by margot2005 | 2018-02-19 21:42 | スペイン | Comments(0)

「ベロニカとの記憶」

The Sense of an Ending2017 UK

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ロンドンに暮らすトニーは妻のマーガレットと離婚して一人暮らし。年金生活を送りながら趣味で集めた中古カメラの店を経営している。娘のスージーは臨月でシングル・マザーになる予定。そんなある日、法律事務所から一通の手紙が届く。それには初恋の女性ベロニカの母親セーラが亡くなり、一冊の日記が彼に遺贈されたと記されていた…


ドラマは過去と現在を行ったり来たりして進んで行く。

ベロニカの母親セーラがなぜ自分に日記を遺贈したのか?納得がいかないトニーは法律事務所を訪問する。しかし担当者から、日記はベロニカが持っているが、渡すことを拒んでいるという答えが返ってくる。ますますわからなくなってしまったトニーは、過去に思いを馳せ、ベロニカとの再会を決意する。


トニーはとうとうベロニカと再会を果たす。

二人は橋の上で待ち合わせ、ベロニカはトニーを見つけて”ハロー!”と声をかける。でも実際にこのようなことが起きたら、互いに目印でもつけない限り相手がわからないのではないか?と思ったりした。40年ぶりに昔の恋人と再会するってどんな気分なのだろう?

互いに何事もなかったかのような顔をしてお茶するシーンがナイス。その後トニーはストーカーのごとくベロニカの後をつけ真実を知る。


しっとりとした地味な大人のドラマは、どのように展開されるか興味深く、そして見応えがあった。原タイトルの「終わりの感覚」が絶妙。

ラストを迎え、ドラマの中で”僕はベロニカともセーラとも寝ていない。”というトニーの言葉を思い出し謎が解けた。ベロニカではなく母親のセーラが過激な女性だったとは!でもそのようなムード漂わせていた確かに…。

学生時代のトニーの教師役で出演しているお気に入り俳優のマシュー・グードの出番が少なくて寂しい。

本作のシャーロット・ランプリングはとても穏やかな役。優しい表情を浮かべるシャーロットも中々素敵。セーラを演じる本来は穏やかなイメージのエミリー・モーティマーと真逆で面白い。


トニー・ウェブスターに「パディントン2/2017」のジム・ブロードベント。

ベロニカ・フォードに「さざなみ/2015」「アサシン クリード/2016」のシャーロット・ランプリング。

マーガレット・ウェブスターに「フランス組曲/2014」のハリエット・ウォルター。

スージー・ウェブスターに「セルフレス/覚醒した記憶/2015」のミシェル・ドッカリー。

ミスター・ハントに「マリアンヌ/2016」のマシュー・グード。

セーラ・フォードに「ラースと、その彼女/2007」「レオニー/2010」のエミリー・モーティマー。

ジャック・フォードに「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」のエドワード・ホルクロフト。

若き日のトニーにビリー・ハウル。

若き日のベロニカに「サンシャイン/歌声が響く街/2013」のフレイア・メイヴァー。

エイドリアン・フィンにジョー・アルウィン。

監督は「めぐり逢わせのお弁当/2013」のリテーシュ・バトラ。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-02-13 20:32 | UK | Comments(0)

「スリー・ビルボード」

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri2017 UKUSA

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アメリカ、ミズーリ州の田舎町エビングに住むミルドレッド・ヘイズの娘アンジェラは、7か月前に何者かにレイプされた上殺害されていた。しかし犯人は未だ見つかっていない。進展しない警察の捜査にイラつくミルドレッドは抗議の広告を掲げることを思いつく…


アメリカの田舎(ロケ地はノースカロライナ州)って半端じゃないほど何もない?ミルドレッドが息子のロビーと住む家の周りは草原が広がるだけで、近隣には他の家もなかったように思える。

道路沿いに突然出現するスリービルボード。赤に黒字で書かれた文字が眩しい。

それには警察署長ウィロビーの名前が書かれていた。ウィロビーは困惑しながらも理解しようと努力するが、彼の部下の巡査ディクソンは怒りを募らせる。おまけにウィロビーを敬愛する町の住民も憤慨し、広告の掲載をやめるようミルドレッドに忠告する。元夫のチャーリーまでも...。

しかし誰もミルドレッドを諭すことはできず、彼女の行動はますますエスカレートして行く。


シアターで幾度となく予告編を見て期待していた1作。期待以上の素晴らしい!ドラマで大満足。

ミルドレッドを理解していたウィロビーと、ラスト近くで歩み寄るディクソンが最高。あの後、ミルドレッドとディクソンはどう行動したのだろう??とてもとても気になった。


マーティン・マクドナー作品はコリン・ファレル主演の2作品をwowowで鑑賞。ウディとサムも出演する「セブン・サイコパス」はクレージーな映画だった。本作のミルドレッドも相当クレージー。演じるフランシス・マクドーマンドは絶賛されたそう。彼女の「ファーゴ」は最高だったけど、怒りと悲しみを募らせる本作のマクドーマンドも素晴らしい!

マクドーマンド同様、ディクソン役のサム・ロックウェルも他に演じる俳優は思い浮かばないし、ウディ・ハレルソンとケイレブ・ランドリー・ジョーンズも然り。

お気に入り女優アビー・コーニッシュの出演も良かった。アビーって年々太っていく?

若いと思っていたサム・ロックウェルは今年50歳。クセのある個性派俳優で、超クセのあるフランシス・マクドーマンドに負けず劣らずといったところ。他の俳優もウディ・ハレルソンやケイレブ・ランドリー・ジョーンズにピーター・ディンクレイジと個性派ばかり。そうそう壊れたケイレブがお気の毒。


ミルドレッド・ヘイズに「ファーゴ/1996「ヘイル、シーザー/2016」のフランシス・マクドーマンド。

ウィロビーに「スウィート17モンスター/2016」のウディ・ハレルソン。

ディクソンに「フロスト×ニクソン/2008」「月に囚われた男/2009「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート/2016」のサム・ロックウェル。

アンに「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」「セブン・サイコパス/2012のアビー・コーニッシュ。

レッドに「ビザンチウム/2012」「ストーンウォール/2015」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

チャーリーに「アメリカン・ギャングスター/2007」「セッションズ/2012」のジョン・ホークス。

ジェームズに「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ/2011~2017」のピーター・ディンクレイジ。

ロビー・ヘイズに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」のルーカス・ヘッジズ。

アンジェラ・ヘイズにキャスリン・ニュートン。

ペネロープにサマラ・ウィーヴィング。

ディクソンの母にサンディ・マーティン。

監督、脚本、製作は「ヒットマンズ・レクイエム/2008」「セブン・サイコパス/2012」のマーティン・マクドナー。


TOHOシネマズシャンテにて



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by margot2005 | 2018-02-10 21:44 | UK | Comments(8)

「はじめてのおもてなし」

Willkommen bei den Hartmanns…akaWelcome to Germany2016 ドイツ

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ミュンヘンの閑静な住宅地に暮らすリヒャルトとアンゲリカ夫婦。夫は外科医で妻は元教師。生き甲斐を失い暇を持て余すアンゲリカは、ある日突然難民を受け入れると宣言する…


リヒャルトは老いを受け入れることができずシワとり治療に夢中。

アンゲリカは暇を持て余し、日々ワインが手放せなせないアル中。

フィリップは妻と離婚しシングルファーザーとなっても仕事一筋で息子に無視されている。

ゾフィは30代になった今も親の金で大学に通っている。

...と問題を抱えた人ばかり。


しかしナイジェリアからの難民ディアロを受け入れたことで、それぞれに問題を抱えバラバラだったハートマンファミリーが家族の絆を取り戻しハッピーなエンディングを迎える。少々出来過ぎかとも思えるが、まぁ映画だから許してしまった。


ディアロはイスラム過激派により家族全員が殺害され天涯孤独となってドイツに逃れてきた。しかしこの地でテロリストに勘違いされ、一時亡命申請が通らなかったりして…。

ドラマの中、人種差別的発言が交わされるシーンや、ハートマン家の隣人がナチっぽく描かれているのも面白い。

ドイツが抱える難民問題をテーマに描いたヒューマン・コメディは「5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生~」同様ハートウオーミングなストーリー。ドイツ製作で立て続けにハートフルな映画を2本公開とは実に珍しい。


センタ・バーガーはハリウッドやヨーロッパ映画に多数出演した往年の女優でオーストリア出身。てっきりハリウッド女優だと思っていた。監督はセンタ・バーガーの息子。

フィリップを演じるフロリアン・ダーヴィト・フィッツは「君がくれたグッドライフ」では難病役だったけど、本作では一転してコメディに徹していて可笑しい。


アンゲリカ・ハートマンに「ちょっとご主人貸して/1964」「悪魔のようなあなた/1967」のセンタ・バーガー。

Dr.リヒャルト・ハートマンに「ドレスデン、運命の日/2006」「ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀/2011」ハイナー・ラウターバッハ

フィリップ・ハートマンに「君がくれたグッドライフ/2014」の フロリアン・ダーヴィト・フィッツ。

ゾフィ・ハートマンにパリーナ・ロジンスキー。

Dr.タレク・ベルガーに「THE WAVE ウェイヴ/2006」「ピエロがお前を嘲笑う/2014」のエリアス・ムバレク。

ディアロ・マカブリにエリック・カボンゴ。

監督、脚本、製作は「デッド・フレンド・リクエスト/2015」のジーモン・ファーフーフェン。


シネスイッチ銀座にて



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by margot2005 | 2018-02-09 20:52 | ドイツ | Comments(0)

「ルイの9番目の人生」

The 9th Life of Louis Drax2016 UK/カナダ/USA

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サンフランシスコの海辺に暮らす少年ルイは、9歳の誕生日に両親とピクニックに出かけた際崖から転落して大怪我を負ってしまう。病院へ運ばれるが生体反応がなく死亡が確認される。しかし奇跡的に蘇生し昏睡状態に…


ドラマは昏睡に陥る前のルイの姿を挟みながら進んで行く。

ナタリーは難産の末ルイを生んだ。彼女の夫ピーターはルイの実父ではない。ルイは養父ピーターを軽視している様子だが、ピーターは心から息子を愛している。そして母親のナタリーは息子ルイが生き甲斐。

担当医Drパスカルに”ルイと私は繋がっているの…”と話しているが、それはルイを深く愛していると言いたいからに他ならない。

一番怪しくない人がというケースが多いサスペンス・ミステリー。途中で何となく感じはしたが、ラストを迎えてやはり!だった。幾度となく自分の身に降りかかる災難…なぜ?ルイはわかっていたのだ。


Dr.アラン・パスカルは子供の頃からの夢遊病者で、時折悪夢にうなされる。昏睡状態のルイが見る夢…ルイはDr.パスカルとリンクしているのではないだろうか?と思った。

監督はホラー映画が好きらしい。過去に見たのはイライジャ・ウッド主演の「マニアック」のみ。本作はホラーではないが、見ようによってはホラーかも知れない。


原作はリズ・ジェンセンによる世界的ベストセラー。小説を読んだら面白いかも?と思ったけど結末がわかってしまったのでやめたほうがよさそう。小説は世界的ベストセラーらしいが映画にはそれほど魅力を感じなかった。


Dr.アラン・パスカルに「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/2016」のジェイミー・ドーナン。

ルイ・ドラックスにエイデン・ロングワース。

ナタリー・ドラックスに「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」のサラ・ガドン。

ピーター・ドラックスに「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」のアーロン・ポール。

Dr.ペレーズに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」のオリヴァー・プラット。

ダルトン刑事に「ザ・ロード/2009」「アメリカン・バーニング/2016」のモリー・パーカー。

ヴァイオレット・ドラックスに「ブラック・スワン/2010」のバーバラ・ハーシー。

監督、製作は「マニアック/2012(脚本)」のアレクサンドル・アジャ。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2018-02-07 20:08 | UK | Comments(0)

「5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生~」

Mein Blind Date mit dem Leben…akaMy Blind Date with Life2017 ドイツ

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サリヤはスリランカ人の父とドイツ人の母の間に生まれた真面目な青年。高校生活を送るある時突然、先天性の病気で視力の95%を失ってしまうが、一流ホテルで働きたい夢を諦めることができない。そんなサリヤを励まし支える母と姉。やがて彼はミュンヘンにある最高級5つ星ホテルに見習いとして働くチャンスをつかむ…


サリヤにまつわる人々が全て良い人。愛情深い母親と、サリヤをサポートする姉のシーラ。そしてサリヤを一番サポートするのはホテルで見習いとして働く同僚のマックス。

ホテルで働く人々は皆良い人で、善人ばかり登場させたのは実在の人物が存在するから?なんて思った。そうそう逃げ出した父親だけはダメだった。


自分の障害にめげず、決してあきらめない信念を持ち、ひたすら努力に励むサリヤってスゴイ人だと感動する。とってもハートフルなドラマで見終わって爽やかな気分になる

ラストにモデルとなったサリヤが俳優のコスティア・ウルマンとハグするシーンあり。


サリヤを演じるコスティア・ウルマンが爽やかな好青年のイメージでぴったりの配役。

ラウラ役のアンナ・マリア・ミューエはどこかで見た、見たと思いつつも思いだせず、見終わって調べたところ「青い棘」の美少女だった。「青い棘」以来10数年経過。本作ではシングルマザーをチャーミングに演じている。


サリヤ(サリー)に「誰よりも狙われた男/2013」のコスティア・ウルマン。

マックスに「「THE WAVE ウェイヴ/2008」「シャトーブリアンからの手紙/2011」「ぼくらの家路/2013」のヤコブ・マッチェンツ。

ラウラに「青い棘/2004」「血の伯爵夫人/2009のアンナ・マリア・ミューエ。

クラインシュミットに「顔のないヒトラーたち/2014」「ヒトラー暗殺、13分の誤算/2015」「婚約者の友人/2016」のヨハン・フォン・ビューロー。

サリヤの姉シーラにニラム・ファルーク。

サリヤの母親にジルヴァーナ・クラパッチュ

監督は「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々/2005」のマルク・ローテムント。


角川シネマ有楽町にて


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by margot2005 | 2018-02-04 20:56 | ドイツ | Comments(2)

「パディントン2」

Paddington2」2017 UK/フランス/USA

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ペルーの山奥からロンドンにやって来たクマのパディントン。今ではブラウン家の一員で、都会暮らしにも慣れ幸せな日々を送っている。そんなある日、世界に1冊しかない飛び出す絵本を見つけたことから騒動に巻き込まれてしまう


クマのパディントン大好きなので公開を楽しみにしていた。

パディントンと、ベン・ウィショーの声がなんとなくミスマッチで好き。英国紳士ばりに話すパディントンがチャーミングなのだ。前作同様パディントンが窮地に立たされブラウン一家総出でクマを助けるために奔走する他愛ない物語。でも映画は大人も十分楽しめるように作られていてナイス!


見ていてパディントンと演じる俳優がうまい具合に溶け合っているところがこの映画の良いところ。

ダブル、ヒューは「ノッティングヒルの恋人/1999」以来の共演ながら、ドラマの中ではあまり関わりがなくて残念。でも何と言ってもこのドラマを盛り上げているのはヒュー・グラント&ブレンダン・グリーソン。コメディの二人は最高!

刑務所のユニフォーム…一足の赤いソックスだけでピンクに染まるなんてありえないけど…粗い男たちが着ていると滑稽で笑わせてくれる。そしてラストのヒューのダンスは最高のパフォーマンスで今一度見たい!


パディントンに「未来を花束にして/2015」「王様のためのホログラム/2016」のベン・ウィショー(声)。

ヘンリーブラウンに「ミケランジェロ・プロジェクト/2013」のヒュー・ボネヴィル。

メアリー・ブラウンに「僕と世界の方程式/2014」のサリー・ホーキンス。

ミセス・バードに「ブルックリン/2015」のジュリー・ウォルターズ。

ジュディ・ブラウンにマデリーン・ハリス。

ジョナサン・ブラウンに「インポッシブル/2012」のサミュエル・ジョスリン。

フェニックス・ブキャナンに「マダム・フローレンス! 夢見るふたり/2016」のヒュー・グラント。

ナックルズに「ヒトラーへの285枚の葉書/2016」のブレンダン・グリーソン。

ミスター・グルーバーに「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のジム・ブロードベント。

ルーシーおばさんに「パレードへようこそ/2014」のイメルダ・スタウントン(声)。

パストゥーゾおじさんに「英国王のスピーチ/2010」のマイケル・ガンボン(声)。

監督、脚本は「パディントン/2014」のポール・キング。


TOHOシネマズスカラ座にて(2/2迄)/日本橋、新宿他で上映中


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by margot2005 | 2018-02-03 21:55 | UK | Comments(4)