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カテゴリ:MINI THEATER( 253 )

「ブレス あの波の向こうへ」

Breath2017 オーストラリア

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1970年代、オーストラリア西南部の小さな街。シャイなパイクレットと向こう見ずなルーニーは、常に行動を共にする親友同士。ある日、二人は大好きなサーフィンに興じた帰り一人の男に声をかけられる。彼は街から離れた場所に家を構え妻のイーヴァと自由気ままな生活を送っている。その男サンドーは伝説のサーファーだった。サンドーと出会った二人はサーフィンを教わり、彼の家に出入りするようになる


サンドーは二人にサーフィンを教えるだけでなく、家に呼んで食事をし、その後も一緒に楽しいひと時を過ごすようになる。その機会が徐々に増えて行く一方で、イーヴァの機嫌が悪くなって行く。足が悪くて自由に行動することができないイーヴァはサンドーや少年たちに嫉妬していたのかも知れない。

アメリカ人のイーヴァはモーグルの選手だったが、足を怪我して選手生命を絶たれサンドーと共にオーストラリアにやって来た。サンドーは彼女は雪のない世界に住みたかったんだ。”とパイクレットに説明する。やがてパイクレットは美しいイーヴァに魅了され始める。


サーフィンを通して描かれる青春ドラマ。

サイモン・ベイカーはサーフィンで優勝経験を持つサーファーとのこと。

彼の出演する映画の中で一番記憶に残っているのはヒラリー・スワンクの「マリー・アントワネットの首飾り」。髭を生やした本作の彼..最初、サイモン・ベイカーって誰だっけ?って感じだった。髭とロン毛で全く印象が変わっている。

サムソン・コールターとベン・スペンス二人の少年はオーディションで選ばれ、今回初演技だそう。

サンドーとイーヴァに出会い成長してく少年たち。ラストは少々ほろ苦いがとても素敵なドラマだった。サイモン・ベイカーこのような素敵な映画を作るなんて素晴らしい。


イーヴァに「ピーターラビット/2018」ロスト・マネー 偽りの報酬/2018」のエリザベス・デビッキ。

パイクレットにサムソン・コールター。

ルーニーにベン・スペンス。

ミスター・パイクに「M:I-2/2000」「ムーラン・ルージュ/2001」「ヴァン・ヘルシング/2004」のリチャード・ロクスバーグ。

ミセス・パイクに「ニュースの真相/2015」のレイチェル・ブレイク。

監督、共同脚本、製作、出演(サンドー)は「L.A.コンフィデンシャル/1997」「マリー・アントワネットの首飾り/2001」「プラダを着た悪魔/2006」のサイモン・ベイカー。

原作はティム・ウィントンの自伝的小説ブレス 呼吸


新宿シネマカリテにて  


by margot2005 | 2019-08-19 00:14 | MINI THEATER | Comments(0)

「さらば愛しきアウトロー」

The Old Man & the Gun2018 USA

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”16回の脱獄と銀行強盗を繰り返し、誰一人傷つけなかった74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語


1980年代初頭のアメリカ。ダンディな紳士のフォレスト・タッカーの仕事は銀行強盗。ポケットに忍ばせた銃をちらつかせ窓口係りの女性に金を出せと微笑む。そして金を手に入れたタッカーは静かに銀行を後にする。

事件後、事情聴取を受けた銀行員は口々に彼は礼儀正しい紳士だった”と打ち明ける。タッカーは金が全てではなく、銀行強盗を楽しんでいたのだ。やがて刑事ジョン・ハントが事件を担当するため立ち上がる...


刑事の仕事にやりがいを見いだせなくなっていたハント。しかしタッカーを追い詰めていくうち彼に魅了され、仕事にも俄然力が入って行く。刑事が強盗に魅了されるなんてあり得ない!けど、それほどタッカーの強盗ぶりは見事だったに違いない。


ダイナーで偶然出くわしたハントにタッカーが声をかけるシーンがある。タッカーも銀行強盗の際少しは変装するが、ハントは彼だと気付かなかったのか?と思ったけど。映画解説にあるほぼ真実の物語はどこまで真実なのか定かではない。


偶然出会ったジュエルとのロマンスが素敵。

ジュエルを演じるシシー・スペイセクは今年70歳。この方この年齢ながらとてもキュート。C&Wシンガー、ロレッタ・リンの半生を描いた「歌え!ロレッタ 愛のために」でオスカーに輝いたシシーはカントリーが似合う。

ケイシー・アフレックもナイスキャスティング。


ロバート・レッドフォード引退作品ということで鑑賞したかった一作。

一時期ポール・ニューマンとレッドフォードにハマって片っ端から彼らの映画を見た(レンタルビデオとか)過去がある。とにかく二人ともクールなのだ。で、ニューマンは既に亡くなっているがレッドフォードは80代になってもクール!


フォレスト・タッカーに「ニュースの真相/2015」のロバート・レッドフォード。

ジョン・ハントに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」のケイシー・アフレック。

ジュエルに「キャリー/1976」「歌え!ロレッタ 愛のために/1980」「JFK1991」「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~/2011」のシシー・スペイセク。

テディに「2012/2009」のダニー・グローヴァー。

ウォラーに「Dr.パルナサスの鏡/2009」のトム・ウェイツ。

モーリーンにチカ・サンプター。

監督、脚本は「セインツ -約束の果て-2013」「ピートと秘密の友達/2016」のデヴィッド・ロウリー。


TOHOシネマズシャンテにて


by margot2005 | 2019-08-15 23:40 | MINI THEATER | Comments(2)

カリコレ2019…「殺し屋」

「Asher2018 USA

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ニューヨーク、ブルックリン。アッシャーは長年にわたって第一線で活躍してきた伝説の殺し屋。しかし古傷に蝕まれる身体は悲鳴を上げている。そんなある日、標的の家の前で体調を崩し倒れてしまうが、バレエ講師のソフィーに助けられる


長年一人で生きてきたアッシャーもソフィーと出会い、次第に彼女が心の支えとなっていくが、ソフィーは中々心を開こうとしない。そしてソフィーもアッシャー同様独り身で、おまけに認知症の母ドーラまで抱え込んでいた。


ある時、アッシャーにウジエルたち他の殺し屋とチームを組んで対抗勢力を潰す使命が舞い込む。誰かと組めば必ず失敗すると確信する一匹狼のアッシャーだったが、ボスのアヴィからの命令には逆らえない。やがてアッシャーは銃撃戦には成功するが、裏には隠されたワナがあった。

ポスターにある傘をさして銃を構えるアッシャー。傘の使い方がとてもユニークで面白い。

カリコレ2019が選んだ本作はナイスなサスペンス・アクション・ドラマで、アメリカ映画らしくハッピーなエンディングだった。

「ムーン・ウォーカーズ」を見てロン・パールマンのあのデカい顔が完全にインプットされた。で、これはちょっと見てみたいなと思った一作。ロン・パールマン殺し屋似合い過ぎ!

リチャード・ドレイファス健在なり。

レビューは書かなかったが、昨年の秋にシアターで鑑賞した「バグダッド・スキャンダル」に出演していたジャクリーン・ビセット。その映画では前半で亡くなる役。本作では認知症老人で自殺する役。かつての美女ジャクリーン・ビセットも、もはや老人役しかこない?


アッシャーに「ムーン・ウォーカーズ/2015」のロン・パールマン。

ソフィーに「96時間/レクイエム/2014」「シャロン・ストーン バースデー狂騒曲/2017」のファムケ・ヤンセン。

ドーラに 「2重螺旋の恋人/2017」「バグダッド・スキャンダル/2018」のジャクリーン・ビセット。

エイブラムに「ミリオンダラー・ベイビー/2004」「リミットレス/2011」のネッド・アイゼンバーグ。

ウジエルに「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」のピーター・ファシネリ。

アヴィに「ブッシュ/2008」「RED/レッド/2010」のリチャード・ドレイファス。

マリーナに「ラブストーリーズ コナーの涙</2013」のマルタ・ミランス。

監督は「メンフィス・ベル1990」「ルワンダの涙/2005」のマイケル・ケイトン=ジョーンズ。


新宿シネマカリテにて


by margot2005 | 2019-07-30 23:53 | MINI THEATER | Comments(0)

「ジョナサン ふたつの顔の男」

Jonathan 2018 USA

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ジョナサンとジョンは脳内に埋め込まれたタイマーによって12時間で切り替わるように設定され、昼はジョナサン、夜はジョンが活動することになっている。互いに情報を共有することを約束し、隠し事はせず毎日ビデオメッセージでその日の出来事を報告し合っている。だがある時、ジョンにガールフレンドがいることが発覚する


探偵のロスにジョンの行動の調査依頼をしたところ、彼にはエレナというガールフレンドがいることが判明する。何でも話す約束だったにも関わらずジョンはエレナの存在を隠していたのだ。

一人の男が昼と夜で人格が異なるという一風変わった趣向のSFドラマ。


一人の男を演じるのはチャーミングなアンセル・エルゴート。

どこかの映画解説に、二人の異なった男を演じるにあたって、ジョンは自分に近いがジョナサンは少々かけ離れているので、アンセルは母親をモデルにしたと書いてあった。それは常に家事をするのはジョナサンだからと言うことらしい。

でも夜に行動しているジョンの姿は全く描かれなくて、ドラマの中でジョンはビデオメッセージにしか登場しない。ジョンとジョナサン両方を描くとややこしくなるから?なんて思ったけど、描かれたら面白かったと思う。ドラマには惹かれなかったが、アンセルはほぼ全編内気なジョナサンを好演している。


シアターで予告編を見て少々興味があり見に行った。しかし鑑賞したら展開があまり面白くなくて今ひとつだった。アンセルはキュートだったけど


ジョナサンに 「ビリオネア・ボーイズ・クラブ/2018」のアンセル・エルゴート。

エレナに「あと1センチの恋/2014」「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」のスーキー・ウォーターハウス。

ドクター・ナリマンに「マイ・ブックショップ/2018」のパトリシア・クラークソン。

ロスに「ナイスガイズ!/2016」のマット・ボマー。

監督、脚本はビル・オリヴァー。


新宿シネマカリテにて


by margot2005 | 2019-07-11 21:55 | MINI THEATER | Comments(0)

「ガラスの城の約束」

The Glass Castle2017 USA

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1989年、ニューヨーク。ジャネットはニューヨーク・マガジンで活躍する人気コラムニストで、マンハッタンのパークベニューの高級アパートメントにファイナンシャル・アドバイザーの恋人デヴィッドと暮らし、間もなく結婚の予定。そんなジャネットがデヴィッドの顧客と高級レストランで食事中、両親について質問され、思わず母はアーティストで父は実業家と答えてしまう


実業家の父の本当の姿はホームレスだった。両親については常に嘘を語るジャネットが食事の後タクシーで家に帰る途中いきなり車道に飛びだしてきたホームレスの男と遭遇する。よく見るとその男は彼女の父レックスだったが、ジャネットは知らんふりをしてその場を後にする。やがて彼女の脳裏に両親や兄妹と過ごした過去が蘇る。

なんという親!なんて思って見ていたら実話をもとに作られているのでエンディングに本人たちが登場した。


我が道を行く頑固な父ウディ・ハレルソンと、くたびれた姿で娘に泣きつく母ナオミ・ワッツの演技が絶妙。オスカー女優ブリー・ラーソンはウディ&ナオミに完全に食われてしまっている。


本作はあまり見たいとは思っていなかったのだが、新宿で上映なので見に行ってしまった。

見送っても良かったかな?の1作ながらウディ&ナオミが素晴らしかったので良しとしたい。


ジャネットに「フリー・ファイアー/2016」「キャプテン・マーベル/2019」のブリー・ラーソン。

レックスに「スリー・ビルボード/2017」「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー/2018」のウディ・ハレルソン。

ローズマリーに「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う/2015」「アバウト・レイ 16歳の決断/2015」のナオミ・ワッツ。

デヴィッドに「ブラッド・スローン/2017」のマックス・グリーンフィールド。

ローリにセーラ・スヌーク。

ブライアンにジョシュ・カラス。

モーリーンにブリジェット・ランディ=ペイン。

監督、脚本は「ショート・ターム/2013」のデスティン・ダニエル・クレットン。


新宿シネマカリテにて


by margot2005 | 2019-07-09 21:06 | MINI THEATER | Comments(0)

「さよなら、退屈なレオニー」

La disparition des lucioles…akaThe Fireflies Are Gone 2018 カナダ

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17歳の高校生レオはカナダ、ケベックの海辺の街に母と、彼女が再婚したポールと一緒に暮している。そして退屈な毎日にイライラしている。レオはポールが大嫌いで、ある日自分の誕生日を祝ってくれる食事会から抜けだしてしまう。やがてふと立ち寄ったダイナーで年上のミュージシャンと出会うのだった


本作は2018年カナダでスマッシュヒットを記録した青春映画。

17歳って人生においてスゴく多感な時期だと思う。しかしながら大嫌いなポールと暮らさなきゃならないし、母は父と会っていることを良く思っていないし、学校生活もつまらない。で、彼女は常にふてくされているのだ。

年上のミュージシャン、スティーヴと出会いギターを習い始めたことによってレオの退屈な日常が変わり始める。


ポールはレオに心を開いて欲しいと訴えるが、逆にレオはポールの大事な愛車のフロントガラスをバットで叩き割る始末。レオは”もうウザいから放っておいて!”と叫びたいに違いない。大人は自分が10代の頃を思い出して放っておくことを少し学んだ方が良い。

カナダを代表する人気バンドらの曲がドラマを盛り上げている。そのバンドのことは全く知らないけど、Music最高!


レオ(レオニーにカレル・トランブレ。

スティーヴにピエール=リュック・ブリヤン。

ポールにフランソワ・パピノ。

レオの母にマリー=フランス・マルコット。

レオの父にリュック・ピカール。

監督、脚本はセバスティアン・ピロット。


新宿武蔵野館にて



by margot2005 | 2019-07-07 23:54 | MINI THEATER | Comments(0)

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」

Hearts Beat Loud 2018 USA

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元バンドマンのフランク・フィッシャーはニューヨーク、ブルックリンの海辺の小さな街、レッドフックでレコード店を営んでいる。彼は妻を事故で亡くして以来娘サムを育ててきたシングルファーザー。サムはLAの医大を目指して猛勉強中。一方で母マリアンヌは認知症気味で目が離せない。そんな彼は客の来ないレコード店をやめることを決意し落ち込んでいる。そしてフランクは密かに今一度バンドをやりたいと願っている。そんな折、娘が持つ音楽の才能を知り曲のレコーディングに無理やり誘い、一緒に作った曲をSpotifyに発表してしまう。


スーパーミニシアター映画ながらちょっと素敵なハートウォーミングなドラマ。

出来の良い娘と、先の人生を見出せない不安定な日々を送る父の組み合わせが絶妙。

娘の音楽の才能を見つけたからといって勉強の邪魔をする父ってちょっと珍しいかも知れない。でもエンディングはナイスだった。


フランクを演じるニック・オファーマンは見たことある顔?どの映画で?と考えていたが、全く思い出せず、彼の主演映画をシアターで見たのは初めてだった。ちょっと調べてみたら「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ/2016」でディック・マクドナルドを演じていて、それをwowowで鑑賞したことを思い出した。

フランクのレコード店の大家レスリー役のトニ・コレットや、フランクの友人でバーを経営するデイヴ役のテッド・ダンソンが脇で良い味をだしている。

テッド・ダンソン懐かし過ぎなのと、サムを演じるカーシー・クレモンズがキュート。


フランク・フィッシャー「Dearダニー君へのうた/2015」「聖杯たちの騎士/2015」「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ/2016」のニック・オファーマン。

サム・フィッシャー「さよなら、僕のマンハッタン/2017」のカーシー・クレモンズ。

マリアンヌ・フィッシャー「宇宙人ポール/2010」「一枚のめぐり逢い/2012」のブライス・ダナー。

レスリーに「マダムのおかしな晩餐会/2017」のトニ・コレット。

デイヴに「スリーメン&ベビー/1987」「だれもがクジラを愛してる。/2012」のテッド・ダンソン。

ローズにサッシャ・レイン。

監督、脚本はブレット・ヘイリー。


新宿シネマカリテにて


by margot2005 | 2019-07-02 21:43 | MINI THEATER | Comments(0)

「ベン・イズ・バック」

Ben Is Back2018 USA

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クリスマス・イヴの朝、薬物依存症の治療のために入所していた施設を抜け出しベンが実家に戻って来る。突然現れた息子に戸惑いながらも大喜びする母ホリー。しかし継父ニールと、ベンの妹アイヴィーは何か問題が起こるのではないかと不信感を募らせ、施設に戻そうと主張する


ホリーは片時も離れないであなたを監視するからね。とベンに告げる。やがて幼い弟や妹にクリスマス・プレゼントを買いたいと主張するベンを伴ってショッピングモールへ赴くホリー。愛する息子と過ごせる時間を嬉しく思いながらも母は不安を拭えない。そんな折、モールでとある人物と出くわす。彼は治療のためベンに薬物を与えた医者。その影響でベンは依存症に陥ったのだ。今だそれが許せないホリーは医者に悪態をつく。

一方でベンの一時帰宅を知った昔の薬物仲間たちが彼に近づいて来る。

そしてニールとアイヴィーが案じた通りやはりベンは薬物依存から更生できていなかった。


文字どうり、タイトルの「ベン・イズ・バック」がラスト・シーンで語られほっとした。

シアターで本作の予告編は何度見たことだろう。母親役のジュリア・ロバーツの必死の姿にこれは見てみないと思っていた。しかしジュリアは相当頑張っているのだけど、テーマがテーマなので感情移入は難しかった。

「ビューティフル・ボーイ/2018」同様ドラッグ中毒に苛まれるアメリカの若者の多さに驚くばかり。


ホリー・バーンズに「マネーモンスター/2016」「マザーズ・デイ/2016」「ワンダー 君は太陽/2017」のジュリア・ロバーツ。

ベン・バーンズに「ある少年の告白/2018」のルーカス・ヘッジズ。

ニールに「小さな命が呼ぶとき/2010」「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女/2017」のコートニー・B・ヴァンス。

アイヴィー・バーンズに「スリー・ビルボード/2017」のキャスリン・ニュートン。

監督、脚本、製作は「ティモシーの小さな奇跡/2012」のピーター・ヘッジズ。


TOHOシネマズ日比谷シャンテにて(既に上映終了/ヒューマントラストシネマ有楽町でレートショー上映中)



by margot2005 | 2019-06-30 00:04 | MINI THEATER | Comments(0)

「リアム16歳、はじめての学校」

Public Schooled2017 カナダ/USA

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16歳のリアムは長年学校へは通わずシングルマザーのクレアから家で英才教育を受けている。そんなリアムが大学受験に必要な高卒認定試験を受けるため初めて公立高校へと赴く。そしてリアムは学校で義足の美少女アナスタシアと出会い一目惚れしてしまう。アナスタシアに近づきたい一心でわざと試験に落ち高校に通う決心をするリアム試験に落ちたことを不審に思った母クレアに詰問されるが本当のことを明かすわけにはいかない。やがてリアムが高校に通うことを非常に楽しみしているのを知ってクレアも応援することになる


超過保護で子離れできない母と、親離れできない息子の少々変わった趣のコメディドラマ。一風変わった親子が面白い。

ここまで過保護な親に育てられたら将来どうなる?何て思ったけど、そこはドラマの世界。ラストはきっちり子離れ、親離れができて良かった、良かった


道を外れないように..”という親心からホームスクールを開いたクレア。道を外れないように..”という意味がよくわからないが、親としてまともに育って欲しいと願っているからに他ならない。でも子供を世間の悪から完全に遮断しようとすると家に閉じ込めることになる。それは少々マズイのではないか?

そしていくら仲が良いと言っても母親が親友というのはちょっと普通じゃない。リアムの友達リストはマジで母親と祖母とジョンおじさんだけ。高校へ通い始めたリアムは当然のごとく弾けてしまう。


ヴィゴ・モーテンセンの「はじまりへの旅/2016」でも子供たちを学校に通わせないで家で英才教育をしていた。

クレアと「はじまりへの旅」のベンの共通点は風変わり。でもどちらもハッピーエンド

風変わりな母を演じるジュディ・グリアはぴったりとハマっている。


クレアに「スマイル、アゲイン/2013」「キャリー/2013」「15時17分、パリ行き/2018」のジュディ・グリア。

リアムにダニエル・ドエニー。

アナスタシアにシヴォーン・ウィリアムズ。

ケリー校長にアンドリュー・マクニー。

BDCにアンドリュー・ヘール。

マリアにエヴァ・デイ。

祖母にマキシン・ミラー。

監督、脚本、出演(ジョンおじさん)はカイル・ライドアウト。


新宿シネマカリテにて(時間限定上映中)


by margot2005 | 2019-05-24 19:37 | MINI THEATER | Comments(0)

「ある少年の告白」

Boy Erased2018 オーストラリア/USA

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アメリカの地方都市に住むジャレッドは、牧師の父と優しい母の深い愛情を受け何不自由なく育ち大学生となる。寮生活が始まったある時、男子学生と過ごした一夜で、自分は男性が好きなのではないか?と気づく。そのことを両親に告げると二人は困惑し動揺を隠せない。やがて父は牧師仲間と相談し、ジャレッドを治療を目的とした矯正プログラムを行う施設へと送り込む


施設側は治療内容はすべて内密にすること…”と言う。そんな馬鹿なと思ったし、ゲイを公にしているグザヴィエ・ドランがなぜ出演して、矯正プログラムに参加している?と疑問だったがやはりこの施設は怪しかった。

ドラマは原作者ガラルド・コンリーが実際に体験した「矯正治療(コンバージョン・セラピー)」での出来事を中心に描いていて、米国で今でも行われていると言う。

ドラマの中でインチキだ!と怒り子供を施設から連れ出す親。ジャレッドも仲間が異常な治療を受けているのを見て施設を逃げ出す。


シアターで何度も何度も予告編を見てちょっと気になっていた一作。しかしながら宗教色が濃すぎてちょとキツかった。

実話でラストに主人公と両親の写真が映る。


映画のラスト近く…”孫を抱くことができないという父親の言葉が胸に迫る。

ジョエル・エドガートンの「ザ・ギフト/2015」に続く監督作品。この方脚本も書くし才能豊かな人物。

頑張っているルーカス・ヘッジズの次作は「ベン・イズ・バック」。


ジャレッド・イーモンズに「レディ・バード/2017」のルーカス・ヘッジズ。

ナンシー・イーモンズに「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア/2017」のニコール・キッドマン。

マーシャル・イーモンズに「ナイスガイズ!/2016」「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女/2017」のラッセル・クロウ。

ヘンリーに「ふたりの女王 メアリーとエリザベス/2018」のジョー・アルウィン。

ジョンに「たかが世界の終わり/2016」のグザヴィエ・ドラン。

ゲイリーに「ウルヴァリン:X-MEN ZERO/2009」のトロイ・シヴァン。

ゼイヴィアにテオドール・ペルラン。

ブランドンに「ベイビー・ドライバー/2017」のフリー。

監督、脚本、製作、出演(ヴィクター・サイクス)に「ラビング 愛という名前のふたり/2016」「レッド・スパロー/2018」のジョエル・エドガートン。


TOHOシネマズシャンテにて(既に上映終了/新宿シネマカリテで上映中)


by margot2005 | 2019-05-18 23:56 | MINI THEATER | Comments(0)