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「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

Darkest Hour2017 UK

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19405月、第二次世界大戦初期。ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が拡大しフランスは陥落寸前で、英国にも侵略の脅威が迫っていた。そしてフランス、ダンケルクの海岸では連合軍が窮地に陥っていた。そんな中、不信任決議が出された英国首相チェンバレンの後任として外務大臣のハリファックスが最適任者と言われていたが本人はこれを固辞。そこで国民の人気は高いが、政党からの嫌われ者ウィンストン・チャーチルに白羽の矢がたつ


嫌われ者ウィンストン・チャーチルは国王にも嫌われていた様子。バッキンガム宮殿でチャーチルと接見した際、手にキスを受けた国王が後ろで手を拭うシーンがあって面白い。国王とランチを共にするシーンでシャンパンを飲みまくるチャーチルに昼からよく飲めるな?と言われていたが、この人朝から酒(ウイスキー)を飲む習慣があった。チャーチルはアル中だった?


地下鉄に乗って市民と語らうチャーチル政党や国王からは嫌われていたが、市民には好かれていたチャーチルがとてもチャーミング。

ラスト近くで国王がチャーチルに、好意を持っていると伝えるシーンもナイスだった。

気難しいけれどウイットとユーモアに富むウィンストン・チャーチルって英国人そのもの。口述筆記を担当するタイピストのエリザベスに厳しい反面、優しい気持ちも見せる辺りは中々素敵。


ウィンストン・チャーチルは”言葉の魔術師”と呼ばれたそうで、彼の口から発せられる言葉は素晴らしく巧みだ。オープニングとエンディングに演説シーンが登場する。政敵に立ち向かい力説するシーンは圧巻!言葉は彼の武器だったに違いない。


ダイナモ作戦と名付けられた連合軍の大規模撤退の模様は映画「ダンケルク/2017」で描かれ、エンディングで時の英国大統領チャーチルは33万人の英国兵を救ったと記されていた。


何はともあれ、オスカーをゲットしたゲイリー・オールドマンが文句なしに素晴らしかった!

オスカーに輝いた辻一弘のメイクアップはゲイリー・オールドマンを別人にしていて特殊メイクってスゴいなぁ!と思った。


ウィンストン・チャーチル「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」のゲイリー・オールドマン。

クレメンティーン・チャーチルに「パリ3区の遺産相続人/2014」「フランス組曲/2014」のクリスティン・スコット・トーマス。

国王ジョージ6世に「ブラック・シー/2014」「スロウ・ウェスト/2015」のベン・メンデルソーン。

エリザベス・レイトンに「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット/2016」のリリー・ジェームズ。

ネヴィル・チェンバレンに「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のロナルド・ピックアップ。

ハリファックス子爵(外務大臣)に「美しすぎる母/2007」のスティーヴン・ディレイン。

監督は「プライドと偏見/2005」「つぐない/2007」「路上のソリスト/2009」「アンナ・カレーニナ/2012」のジョー・ライト。


TOHOシネマズシャンテにて



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by margot2005 | 2018-04-20 20:29 | UK | Trackback | Comments(0)

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」

The Killing of a Sacred Deer2017 UK/アイルランド/USA

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心臓外科医のスティーブンは美しい眼科医の妻アナと二人の子供と共に郊外の豪邸に住んでいる。満たされた日常を送っているように見えるが、本当は家族に言えない悩みを抱えていた…


<”4つの悲劇を用意した--->ギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス描くサイコスリラー。

映画のオープニングはとてもリアルな心臓手術のシーン。やがて手術が終わり血の付いた手袋を脱ぎ捨てる心臓外科医スティーブンが映し出される。シーンは変わってスティーブンが少年マーティンに高価な腕時計をプレゼントしている。喜んだマーティンはハグして良い?と聞き抱きしめるが、スティーブンはどこかぎこちない。

別の日、マーティンがスティーブンの病院に姿を表す。麻酔科医マシューと鉢合わせしたスティーブンは彼は娘キムと同じ学校に通う高校生でドクターを目指していると紹介する。しかしそれは嘘で、突然思いついた言いわけだった。


映画のタイトル「聖なる鹿殺し」はギリシャ悲劇「アウリスのイピゲネイア」をモチーフとしている。女神アルテミスキムの逆鱗に触れたトロイアのアガメムノーンが長女イピゲネイアを生贄にささげなくてはならない事態に陥るという物語。ドラマの生贄はスティーブンの妻子。キムが学校で「イピゲネイア」のエッセイを書く件も用意されている。


ミヒャエル・ハネケの「ファニーゲーム/1997」のような展開になるのか?と想像していたが、そうではなく父親を殺された息子のリベンジ・ドラマだった。

ギリシャの奇才と言われる監督ヨルゴス・ランティモスの頭の中はどのようになっている?”と「ロブスター」のレビューに書いた。奇想天外さは前作よりましかも知れない。とも書いている。前作とは「籠の中の乙女/2009」のこと。でもやはり本作も奇想天外で強烈。


「ロブスター」に続き主演はコリン・ファレル。コリンは大好きな俳優なので、今月は「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」と本作を続けて見ることができて大満足。

コリン映画は「タイガーランド/2000」以来ほぼ全て見ていて、中でも一押しは「フォーン・ブース/2002」かな?


映画を見ていて逆立ちしてもコリンが心臓外科医に見えないで困ったのは事実。まぁアル中の心臓外科医ではあったけど

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」に続いて共演はニコール・キッドマン。二人は夫婦役で、実際にはニコールの方が年上だからか?コリンはあごひげを生やしてかなり老け顔になっている。


異常者を演じるバリー・コーガンがぞっとするほどハマっていて、彼の存在がドラマを文句なしに盛り上げている。そして懐かしのアリシア・シルヴァーストーンの出演に驚き!


オフィシャルサイトに心理的に追いつめていく音楽とあるように、独特のMusicが恐怖心を一層盛り上げる。そう確かに恐怖心を盛り上げてはいるのだけど、あまりにも理不尽な4つの悲劇恐怖心を通り越して笑いを誘ってしまう。

ラスト近く、マーティン呪いストップさせることができないと知ったスティーブンが自暴自棄になり泣き出すシーンにも笑ってしまった。

完璧なまでに白けた雰囲気が漂うレストランでのラスト・シーン奇才には申しわけないけどやはり笑うしかなかった。

サイコスリラーって見ようによっては笑える?


スティーブンに「The beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ/2017」のコリン・ファレル。

アナに「The beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」のニコール・キッドマン。

マーティンに「ベルファスト71/2014」「ダンケルク/2017」のバリー・コーガン。

娘キムに「トゥモローランド/2015」のラフィー・キャシディ。

息子ボブにサニー・スリッチ。

マーティンの母に「タイムトラベラー/きのうから来た恋人/1999」「恋の骨折り損/1999」のアリシア・シルヴァーストーン。

マシューに「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/2014」のビル・キャンプ。

監督、脚本、製作は「籠の中の乙女/2009」「ロブスター/2015」のヨルゴス・ランティモス。


新宿シネマカリテにて



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by margot2005 | 2018-03-25 21:18 | UK | Trackback | Comments(2)

「ウイスキーと2人の花嫁」

Whisky Galore2016 UK

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第二次世界大戦最中のスコットランドの小さな島、トディー島。戦争のせいでウイスキーの配給が止まってしまい、ウイスキーが大好きな島民たちはがっくりきてしまう。そんなある日、島の近くで貨物船の座礁事故が起こる…


島の郵便局長ジョセフと彼の二人の娘を軸にドラマは進んでいく。

ウイスキーが大好きなのは男性だけではなく女性も…スコットランドの大人は皆ウイスキーが大好き!ということがわかった。

邦題についている”2人の花嫁”ジョセフの娘たちのこと。”ウイスキーのない結婚式なんてありえない!”と、言い切るジョセフさすがスコッチ・ウイスキーの本場!と納得した。


島民は貨物船が沈没する前にウイスキーを救おうと立ち上がり、なんとか洞窟に隠すことに成功。しかし禁制品のウイスキーを回収する関税消費税庁の役人がやって来る。島民一団となって役人を騙す様が痛快!


本作は実話。ニューヨークに向かう貨物船が座礁し、積荷は5万ケースものウイスキーだった…なんてあまりにもタイムリーで驚く。

英国のエドワード8世と結婚したウォリス・シンプソンの秘密の手紙が積み込まれていた件も語られるが、それは実際にあったこと?


ジョセフ・マクルーンに「ラブ・アクチュアリー/2003 「ヴェニスの商人 /2004」のグレゴール・フィッシャー。

ワゲット大尉に「オーシャンズ13/2007」「アクロス・ザ・ユニバース/2007」「ワルキューレ/2008」のエディ・イザード。

オッド軍曹に「ハリー・ポッターと秘密の部屋/2002」「フローズン・タイム/2008」のショーン・ビガースタッフ。

ペギー・マクルーンにナオミ・バトリック。

カトリーナ・マクルーンに「17歳の肖像/2007」のエリー・ケンドリック。

ジョージ・キャンベルに「サンシャイン/歌声が響く街/2013」のケヴィン・ガスリー。

アンガスに「名犬ラッシー/2006」のブライアン・ペティファー。

マカリスター牧師に「ユアン少年と小さな英雄/2005」「T2 トレインスポッティング/2017」のジェームズ・コスモ。

監督は「グッバイ・モロッコ/1998」のギリーズ・マッキノン。


新宿武蔵野館にて


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by margot2005 | 2018-03-09 22:20 | UK | Trackback | Comments(0)

「ローズの秘密の頁」

The Secret Scripture2016 アイルランド

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老女ローズはアイルランドの精神病院に40年もの間収容されている。ある日、その聖マラキ病院が取り壊されることが決まり引越し作業が始まっていた。そんな折、ドクター・グリーンがローズの担当医となりミステリアスな老女の話に看護師と共に耳を傾け始める。

一方で第二次世界大戦中のアイルランド。故郷の田舎町に暮らすローズは魅力的な女性で男たちの注目の的。あろうことか神父のゴーントまでローズに付きまとっている。やがて、ローズは英国空軍に志願し、裏切り者呼ばわりされるマイケルと出会い恋に落ちる


年老いたローズはドクター・グリーンと看護師相手に自らの過去を語り始める。ローズの回想に合わせて40年代の若いローズが現れドラマは進んでいく。

ローズは大切に持っていた聖書に日記を書き綴っていた。そしてドクター・グリーンは日記から真実を解明していく。戦争のせいで精神病院に閉じ込められてしまったローズが気の毒でならなかった。ラストはとても衝撃的だったけど感動で胸が震える。


ヒロインのルーニー・マーラ(1940年代)とヴァネッサ・レッドグレーヴ(1980年代)はもちろん、ジャック・レイナー、テオ・ジェームズ、そしてお気に入り俳優のエリック・バナ、すべての俳優たちが皆適役で素晴らしい。


ローズに「LION ライオン 25年目のただいま/2016」のルーニー・マーラ。

レディローズに「アンコール!!/2012」「大統領の執事の涙/2013」「フォックスキャッチャー/2014」のヴァネッサ・レッドグレイヴ。

マイケル・マクナルティに「シング・ストリート 未来へのうた/2015」「フリー・ファイアー/2016」のジャック・レイナー。

ゴーント神父に「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ダイバージェント/2014」のテオ・ジェームズ。

ドクター・グリーンに「ブーリン家の姉妹/2008」「キング・アーサー/2017」のエリック・バナ。

看護師に「Jの悲劇/2004」のスーザン・リンチ。

監督、脚本、製作は「マイ・レフトフット/1989」「父の祈りを/1993」「マイ・ブラザー/2009」「ドリーム・ハウス/2011」のジム・シェリダン。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-03-06 21:54 | UK | Trackback | Comments(2)

「ベロニカとの記憶」

The Sense of an Ending2017 UK

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ロンドンに暮らすトニーは妻のマーガレットと離婚して一人暮らし。年金生活を送りながら趣味で集めた中古カメラの店を経営している。娘のスージーは臨月でシングル・マザーになる予定。そんなある日、法律事務所から一通の手紙が届く。それには初恋の女性ベロニカの母親セーラが亡くなり、一冊の日記が彼に遺贈されたと記されていた…


ドラマは過去と現在を行ったり来たりして進んで行く。

ベロニカの母親セーラがなぜ自分に日記を遺贈したのか?納得がいかないトニーは法律事務所を訪問する。しかし担当者から、日記はベロニカが持っているが、渡すことを拒んでいるという答えが返ってくる。ますますわからなくなってしまったトニーは、過去に思いを馳せ、ベロニカとの再会を決意する。


トニーはとうとうベロニカと再会を果たす。

二人は橋の上で待ち合わせ、ベロニカはトニーを見つけて”ハロー!”と声をかける。でも実際にこのようなことが起きたら、互いに目印でもつけない限り相手がわからないのではないか?と思ったりした。40年ぶりに昔の恋人と再会するってどんな気分なのだろう?

互いに何事もなかったかのような顔をしてお茶するシーンがナイス。その後トニーはストーカーのごとくベロニカの後をつけ真実を知る。


しっとりとした地味な大人のドラマは、どのように展開されるか興味深く、そして見応えがあった。原タイトルの「終わりの感覚」が絶妙。

ラストを迎え、ドラマの中で”僕はベロニカともセーラとも寝ていない。”というトニーの言葉を思い出し謎が解けた。ベロニカではなく母親のセーラが過激な女性だったとは!でもそのようなムード漂わせていた確かに…。

学生時代のトニーの教師役で出演しているお気に入り俳優のマシュー・グードの出番が少なくて寂しい。

本作のシャーロット・ランプリングはとても穏やかな役。優しい表情を浮かべるシャーロットも中々素敵。セーラを演じる本来は穏やかなイメージのエミリー・モーティマーと真逆で面白い。


トニー・ウェブスターに「パディントン2/2017」のジム・ブロードベント。

ベロニカ・フォードに「さざなみ/2015」「アサシン クリード/2016」のシャーロット・ランプリング。

マーガレット・ウェブスターに「フランス組曲/2014」のハリエット・ウォルター。

スージー・ウェブスターに「セルフレス/覚醒した記憶/2015」のミシェル・ドッカリー。

ミスター・ハントに「マリアンヌ/2016」のマシュー・グード。

セーラ・フォードに「ラースと、その彼女/2007」「レオニー/2010」のエミリー・モーティマー。

ジャック・フォードに「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」のエドワード・ホルクロフト。

若き日のトニーにビリー・ハウル。

若き日のベロニカに「サンシャイン/歌声が響く街/2013」のフレイア・メイヴァー。

エイドリアン・フィンにジョー・アルウィン。

監督は「めぐり逢わせのお弁当/2013」のリテーシュ・バトラ。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2018-02-13 20:32 | UK | Trackback | Comments(0)

「スリー・ビルボード」

Three Billboards Outside Ebbing, Missouri2017 UKUSA

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アメリカ、ミズーリ州の田舎町エビングに住むミルドレッド・ヘイズの娘アンジェラは、7か月前に何者かにレイプされた上殺害されていた。しかし犯人は未だ見つかっていない。進展しない警察の捜査にイラつくミルドレッドは抗議の広告を掲げることを思いつく…


アメリカの田舎(ロケ地はノースカロライナ州)って半端じゃないほど何もない?ミルドレッドが息子のロビーと住む家の周りは草原が広がるだけで、近隣には他の家もなかったように思える。

道路沿いに突然出現するスリービルボード。赤に黒字で書かれた文字が眩しい。

それには警察署長ウィロビーの名前が書かれていた。ウィロビーは困惑しながらも理解しようと努力するが、彼の部下の巡査ディクソンは怒りを募らせる。おまけにウィロビーを敬愛する町の住民も憤慨し、広告の掲載をやめるようミルドレッドに忠告する。元夫のチャーリーまでも...。

しかし誰もミルドレッドを諭すことはできず、彼女の行動はますますエスカレートして行く。


シアターで幾度となく予告編を見て期待していた1作。期待以上の素晴らしい!ドラマで大満足。

ミルドレッドを理解していたウィロビーと、ラスト近くで歩み寄るディクソンが最高。あの後、ミルドレッドとディクソンはどう行動したのだろう??とてもとても気になった。


マーティン・マクドナー作品はコリン・ファレル主演の2作品をwowowで鑑賞。ウディとサムも出演する「セブン・サイコパス」はクレージーな映画だった。本作のミルドレッドも相当クレージー。演じるフランシス・マクドーマンドは絶賛されたそう。彼女の「ファーゴ」は最高だったけど、怒りと悲しみを募らせる本作のマクドーマンドも素晴らしい!

マクドーマンド同様、ディクソン役のサム・ロックウェルも他に演じる俳優は思い浮かばないし、ウディ・ハレルソンとケイレブ・ランドリー・ジョーンズも然り。

お気に入り女優アビー・コーニッシュの出演も良かった。アビーって年々太っていく?

若いと思っていたサム・ロックウェルは今年50歳。クセのある個性派俳優で、超クセのあるフランシス・マクドーマンドに負けず劣らずといったところ。他の俳優もウディ・ハレルソンやケイレブ・ランドリー・ジョーンズにピーター・ディンクレイジと個性派ばかり。そうそう壊れたケイレブがお気の毒。


ミルドレッド・ヘイズに「ファーゴ/1996「ヘイル、シーザー/2016」のフランシス・マクドーマンド。

ウィロビーに「スウィート17モンスター/2016」のウディ・ハレルソン。

ディクソンに「フロスト×ニクソン/2008」「月に囚われた男/2009「バッド・バディ!私とカレの暗殺デート/2016」のサム・ロックウェル。

アンに「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」「セブン・サイコパス/2012のアビー・コーニッシュ。

レッドに「ビザンチウム/2012」「ストーンウォール/2015」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

チャーリーに「アメリカン・ギャングスター/2007」「セッションズ/2012」のジョン・ホークス。

ジェームズに「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ/2011~2017」のピーター・ディンクレイジ。

ロビー・ヘイズに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」のルーカス・ヘッジズ。

アンジェラ・ヘイズにキャスリン・ニュートン。

ペネロープにサマラ・ウィーヴィング。

ディクソンの母にサンディ・マーティン。

監督、脚本、製作は「ヒットマンズ・レクイエム/2008」「セブン・サイコパス/2012」のマーティン・マクドナー。


TOHOシネマズシャンテにて



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by margot2005 | 2018-02-10 21:44 | UK | Trackback(2) | Comments(8)

「ルイの9番目の人生」

The 9th Life of Louis Drax2016 UK/カナダ/USA

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サンフランシスコの海辺に暮らす少年ルイは、9歳の誕生日に両親とピクニックに出かけた際崖から転落して大怪我を負ってしまう。病院へ運ばれるが生体反応がなく死亡が確認される。しかし奇跡的に蘇生し昏睡状態に…


ドラマは昏睡に陥る前のルイの姿を挟みながら進んで行く。

ナタリーは難産の末ルイを生んだ。彼女の夫ピーターはルイの実父ではない。ルイは養父ピーターを軽視している様子だが、ピーターは心から息子を愛している。そして母親のナタリーは息子ルイが生き甲斐。

担当医Drパスカルに”ルイと私は繋がっているの…”と話しているが、それはルイを深く愛していると言いたいからに他ならない。

一番怪しくない人がというケースが多いサスペンス・ミステリー。途中で何となく感じはしたが、ラストを迎えてやはり!だった。幾度となく自分の身に降りかかる災難…なぜ?ルイはわかっていたのだ。


Dr.アラン・パスカルは子供の頃からの夢遊病者で、時折悪夢にうなされる。昏睡状態のルイが見る夢…ルイはDr.パスカルとリンクしているのではないだろうか?と思った。

監督はホラー映画が好きらしい。過去に見たのはイライジャ・ウッド主演の「マニアック」のみ。本作はホラーではないが、見ようによってはホラーかも知れない。


原作はリズ・ジェンセンによる世界的ベストセラー。小説を読んだら面白いかも?と思ったけど結末がわかってしまったのでやめたほうがよさそう。小説は世界的ベストセラーらしいが映画にはそれほど魅力を感じなかった。


Dr.アラン・パスカルに「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/2016」のジェイミー・ドーナン。

ルイ・ドラックスにエイデン・ロングワース。

ナタリー・ドラックスに「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」のサラ・ガドン。

ピーター・ドラックスに「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」のアーロン・ポール。

Dr.ペレーズに「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」のオリヴァー・プラット。

ダルトン刑事に「ザ・ロード/2009」「アメリカン・バーニング/2016」のモリー・パーカー。

ヴァイオレット・ドラックスに「ブラック・スワン/2010」のバーバラ・ハーシー。

監督、製作は「マニアック/2012(脚本)」のアレクサンドル・アジャ。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2018-02-07 20:08 | UK | Trackback(1) | Comments(0)

「パディントン2」

Paddington2」2017 UK/フランス/USA

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ペルーの山奥からロンドンにやって来たクマのパディントン。今ではブラウン家の一員で、都会暮らしにも慣れ幸せな日々を送っている。そんなある日、世界に1冊しかない飛び出す絵本を見つけたことから騒動に巻き込まれてしまう


クマのパディントン大好きなので公開を楽しみにしていた。

パディントンと、ベン・ウィショーの声がなんとなくミスマッチで好き。英国紳士ばりに話すパディントンがチャーミングなのだ。前作同様パディントンが窮地に立たされブラウン一家総出でクマを助けるために奔走する他愛ない物語。でも映画は大人も十分楽しめるように作られていてナイス!


見ていてパディントンと演じる俳優がうまい具合に溶け合っているところがこの映画の良いところ。

ダブル、ヒューは「ノッティングヒルの恋人/1999」以来の共演ながら、ドラマの中ではあまり関わりがなくて残念。でも何と言ってもこのドラマを盛り上げているのはヒュー・グラント&ブレンダン・グリーソン。コメディの二人は最高!

刑務所のユニフォーム…一足の赤いソックスだけでピンクに染まるなんてありえないけど…粗い男たちが着ていると滑稽で笑わせてくれる。そしてラストのヒューのダンスは最高のパフォーマンスで今一度見たい!


パディントンに「未来を花束にして/2015」「王様のためのホログラム/2016」のベン・ウィショー(声)。

ヘンリーブラウンに「ミケランジェロ・プロジェクト/2013」のヒュー・ボネヴィル。

メアリー・ブラウンに「僕と世界の方程式/2014」のサリー・ホーキンス。

ミセス・バードに「ブルックリン/2015」のジュリー・ウォルターズ。

ジュディ・ブラウンにマデリーン・ハリス。

ジョナサン・ブラウンに「インポッシブル/2012」のサミュエル・ジョスリン。

フェニックス・ブキャナンに「マダム・フローレンス! 夢見るふたり/2016」のヒュー・グラント。

ナックルズに「ヒトラーへの285枚の葉書/2016」のブレンダン・グリーソン。

ミスター・グルーバーに「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のジム・ブロードベント。

ルーシーおばさんに「パレードへようこそ/2014」のイメルダ・スタウントン(声)。

パストゥーゾおじさんに「英国王のスピーチ/2010」のマイケル・ガンボン(声)。

監督、脚本は「パディントン/2014」のポール・キング。


TOHOシネマズスカラ座にて(2/2迄)/日本橋、新宿他で上映中


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by margot2005 | 2018-02-03 21:55 | UK | Trackback(1) | Comments(4)

「ジャコメッティ 最後の肖像」

Final Portrait2017 UK

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1964年のパリ。アメリカ人作家ジェイムズ・ロードは美術評論家でもある。ある日、友人のアルベルト・ジャコメッティから”肖像画(下写真)のモデルになってくれないか?”と頼まれる。やがてロードはジャコメッティの”1日で終わるから~”という言葉を信じてアトリエに…


しかしながらロードのモデルは1日で終わらなかった。帰国する予定だった彼はそれを延期して肖像画のモデルを務めたのだ。

アトリエにはジャコメッティの愛人カロリーヌが突然やって来て作品作りが中断したり、気がのらないと描くのをやめて散歩に出かけたりする。結局作品が完成するのに18日が費やされた。


ジャコメッティは肖像画が完成しかけると白い絵の具でキャンバスを塗りつぶしまた一から描き始めるのだ。同じことが何度も何度も繰り返されロードは困惑してしまう。

ある時、ロードはアトリエに出入りするジャコメッティの弟ディエゴに”いつまでたっても肖像画が完成しないで困っている”と相談。そして兄をよく知るディエゴのアドバイスに従った所、画家はキャンバスを塗りつぶさないで筆を置きとうとう肖像画が完成する。


アルベルト・ジャコメッティについては良く知らないが20世紀を代表する芸術家の一人で、ドラマの中でピカソと交友があったことなどさりげなく語られている。

主演のジェフリー・ラッシュが本人(下二番目写真)に似ている。

気まぐれな天才画家と、生真面目そうな作家が対照的で面白い。それぞれのキャスティングも素晴らしい。

舞台はパリながらロケのシーンは全て英国ロンドン。

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アルベルト・ジャコメッティに「キング・オブ・エジプト/2016」のジェフリー・ラッシュ。

ジェイムズ・ロードに「ノクターナル・アニマルズ/2016」のアーミー・ハマー。

ディエゴ・ジャコメッティに「1408号室/2007」トニー・シャルーブ。

アネットに「黄色い星の子供たち/2010」のシルヴィー・テステュー。

カロリーヌに「127時間/2010」のクレマンス・ポエジー。

監督、脚本は「美女と野獣/2017」のスタンリー・トゥッチ。


TOHOシネマズシャンテにて



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by margot2005 | 2018-01-21 22:46 | UK | Trackback | Comments(4)

「キングスマン ゴールデン・サークル」

Kingsman: The Golden Circle2017 UKUSA

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スパイ機関キングスマンの本部はロンドンの高級テーラーの地下にある。ある日、一流スパイとなったエグジーはかつてのキングスマン候補生チャーリーの襲撃を受けるが危機一髪で撃退。やがてチャーリーは女ボス、ポピー率いる世界的麻薬組織ゴールデン・サークルに、身を置いていることが判明する


前作のコリンはもちろん、ジェフ、ハル、ジュリアンとオスカー俳優が新たに参加して過激になったキングスマンの続編は007にスラップスティック・コメディを足した様子。もちろん前の方が断然面白かったけど、こちらもそれなりに面白い。

カンボジアの密林に建てられたポピーのゴールデン・サークルはカラフルでド派手。彼女のミンチ・マシーンから作られるハンバーガーはブラック・コメディの世界。


CGを駆使したオープニングから始まって、ラストまでCG満載。エルトンの飛び蹴りもCGならでは?でもエルトンが出演しているのだからもう少し彼の歌が聞きたかった。


前作でまさか?死んだはずない?と思っていたハリーが蘇ったのは良いのだけど、今度はマーリンが!!マーリン役のマーク・ストロングはコリン同様お気に入り英国人俳優。是非次回作でハリーのように蘇っていただきたい!そして英国人マークが歌うカントリーロードが中々イケてる。

前作でエグジーに救われたプリンセス・ティルダがガール・フレンドで登場しているのもナイス。そしてイタリア、アルプスの恐ろしく回転するゴンドラのシーンはスゴかった!


エグジーに「レジェンド 狂気の美学/2015」「イーグル・ジャンプ/2016のタロン・エガートン。

ハリーに「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のコリン・ファース。

マーリンに「女神の見えざる手/2016」のマーク・ストロング。

プリンセス・ティルダにハンナ・アルストロム。

ポピーに「アリスのままで/2014」のジュリアン・ムーア。

ジンジャーに「悲しみが乾くまで/2008」「クラウド アトラス/2012のハル・ベリー。

シャンパンに「ヤギと男と男と壁と/2009」のジェフ・ブリッジス。

ウイスキーに「グレートウォール/2016」のペドロ・パスカル。

テキーラに「ヘイル、シーザー/2016」のチャニング・テイタム。

チャーリーにエドワード・ホルクロフト。

ロキシーに「スノーホワイト/氷の王国/2016」のソフィー・クックソン。

エルトン・ジョンは本人役。

監督、脚本、製作は「キングスマン/2014」のマシュー・ヴォーン。


TOHOシネマズ日劇にて



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by margot2005 | 2018-01-17 21:55 | UK | Trackback(2) | Comments(6)