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カテゴリ:フランス( 307 )

「アマンダと僕」

Amanda 2018 フランス

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ダヴィッドはパリで便利屋として働いている。ある日、地方からパリにやって来たチャーミングなレナと出会い恋に落ちる。幸せな日々が続いたかに見えたが、愛する姉サンドリーヌが突然テロ事件に巻き込まれ亡くなる。悲しみに暮れる間もなくダヴィッドは残された姉の娘アマンダを引き取る必要に迫られる


20代の独身男性が突然7歳の女の子を引き取り育てることになったら?それは猛烈に大変だと思う。ドラマの中でダヴィッドが友人のアクセルに涙ながらに訴えるシーンがある。ダヴィッドは引き取るかどうか悩み施設に預ける?なんてことも考える。

ダヴィッドの自転車の後に座るアマンダがしっかと彼にしがみつくシーン…”あたなだけが頼りなの!と訴えているようでジーンとくる。


レナとは上手く行かない時期もあったが、再び会って互いに求めていることを確認する。一方でダヴィッドは姉と自分を捨てた母アリソンとロンドンで会い孫のアマンダを紹介する。未来が見えるエンディングに一安心した。


ドラマにエルヴィス・プレスリーの逸話や、ウィンブルドンでの試合観戦(只今選手権の真っ最中)などを織り込んでとても素敵。そしてアマンダと母サンドリーヌが住むアパルトマンから見えるパリの街角や、ダヴィッドが自転車に乗って走り回るパリの景色がおしゃれ。

ちょっと太めの女の子イゾール・ミュルトリエの健気な姿が実に可愛らしい。


ダヴィッドに「カミーユ、恋はふたたび/2012」「小間使いの日記/2015」のヴァンサン・ラコスト。

アマンダにイゾール・ミュルトリエ。

レナに「五日物語 3つの王国と3人の女/2015」「グッバイ・ゴダール!/2017」のステイシー・マーティン。

サンドリーヌにオフェリア・コルプ。

モードに「アルジャーノンに花束を/2006」「イヴ・サンローラン/2014」のマリアンヌ・バスレール。

アクセルに「バツイチは恋のはじまり/2012」「ソフィー・マルソーの秘められた出会い/2014」のジョナタン・コエン。

アリソンに「ナポリの隣人/2017」グレタ・スカッキ.

監督、脚本はミカエル・アース。


シネスイッチ銀座にて


by margot2005 | 2019-07-06 22:13 | フランス | Comments(0)

「COLD WAR あの歌、2つの心」

Zimna wojna…akaCold War2018 ポーランド/UK/フランス

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1949年、共産主義政権下のポーランド。ピアニストのヴィクトルは音楽舞踊団を結成し養成所のオーディションを開く。そして応募してきた歌手志望のズーラに興味を覚え恋に落ちる。西側の音楽を愛するヴィクトルは政府に監視されるようになりズーラを伴ってパリに亡命しようと考える


ポーランド、ベルリン、ユーゴスラビア、パリ。世界の果てまで一緒...LOVE HAS NO BORDERS/愛に国境はない。

ベルリン公演が終わった夜、約束したヴィクトルとの待ち合わせ場所にズーラは現れなかった。やがて二人は離れ離れになる。数年後ピアニストとしてパリに暮らすヴィクトルは舞踊団の花形スターとしてパリ公演にやって来たズーラと再会する。


ちょっとレア・セドゥに似ているヨアンナ・クーリクは10代から30代を演じるている(実年齢は30代)。でも意外にも違和感がなくてトレビアン。

民族音楽やジャズなど全編に流れるMusicがドラマを大いに盛り上げている。

映像はモノクロ。引き裂かれても再び求め合う男の女の究極のラヴストーリー。


とにかくこの映画連日半端なく混んでいる。7/1のファーストディは満席で予約できず、別の日に見に行ったが最終回はほぼ満席だった。

評判を呼んでいるのは、第91回アカデミー賞にノミネートされた(監督賞、撮影賞、外国語映画賞)ことと、第71回カンヌ映画祭で監督賞を受賞し、世界的に高い評価を受けたからに違いない。

上ポスターに”A MASTERPIECE/傑作”とあり。この素晴らしいドラマはMY BESTに入れたい。


ズーラに「夜明けの祈り/2018」ヨアンナ・クーリク。

ヴィクトルにトマシュ・コット。

カチマレクに「杉原千畝 スギハラチウネ/2015」のボリス・シィツ。

イレーナに「イーダ/2013」「夜明けの祈り」のアガタ・クレシャ。

ジュリエットに「バルバラ セーヌの黒いバラ/2017」のジャンヌ・バリバール。

ミシェルに「おとなの恋の測り方/2016」のセドリック・カーン。

監督、脚本、原案は「イーダ/2013」のパヴェウ・パヴリコフスキ。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて


by margot2005 | 2019-07-05 22:34 | フランス | Comments(0)

シャルル=フランソワ・ドービニー展 バルビゾン派から印象派への架け橋

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モネやゴッホなど、次世代の画家たちに大きな影響を与えたという水の画家ドービニー。

残念なことにこの画家を知らなかったが招待券が手に入ったので見に行った。

今回国内初の展覧会で、フランスのランス美術館を中心に、個人所有の作品も含めて多数の絵画を見ることができる。

美術館へのアプローチに少々マンガチックに描いたドービニーの絵。本人に全く似ていないけど、あえてこんな絵を飾ったのかな?なんて思った。

ドービニーの風景画はとても緻密。少し暗いイメージの風景の中に動物や人、そして船などが繊細なタッチで描かれていて美しい。


損保ジャパン日本興亜美術館にて開催中/6/30まで

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by margot2005 | 2019-06-29 21:20 | フランス | Comments(0)

「クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅」

The Extraordinary Journey of the Fakir2018 フランス/インド/ベルギー/シンガポール/USA

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インドのムンバイで母と暮らすアジャには父がいない。誰が父なのか疑問に思って尋ねても母は答えてくれない。やがて青年になったアジャは大道芸人として生計を立て病弱の母を支えていた。しかし母が亡くなり、彼女の遺品からアジャの父がフランス人であることがわかる


憧れのフランス、パリに到着。空港でタクシードライバー、ギュスターヴのボッタクリに遭うが逆にインドから持参した偽札のユーロを握らせる。そして憧れの家具店に直行し、アジャは店で出会ったキュートなアメリカ人女性マリーに一目惚れしてしまう。


ホテル代がないので家具店のクローゼットで眠ってしまったアジャ。しかしクローゼットは出荷されトラックは英国に到着。そこには難民のウィラージたちがいた。

その後、色々あってひょんなことからスペインやらイタリアに連れて行かれて、止めはアフリカのリビアだった。

リビアでアジャが取った行動がとてもハートフルで素晴らしい。

インド、ムンバイでのラストも良かった。


原作は『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』。

この小説はロマン・プエルトラスの世界的ベストセラーだそう。でも残念なことに全く知らなかった。映画は面白かったが、小説だともっと面白いかと想像する。


インド人俳優ダヌーシュを見たのは初めて。劇中ダンスあり。そのダンスをダヌーシュと一緒に踊るベレニス・ベジョがナイス。そういえば彼女「アーティスト/2011」でもダンスが上手かったのを思い出す。本作でも女優役だし


アジャにダヌーシュ。

ネリーに「グッバイ・ゴダール!/2017」のベレニス・ベジョ。

マリーに「はじまりへの旅/2016」のエリン・モリアーティ。

ウィラージに「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」のバーカッド・アブディ。

ギュスターヴに「運命に逆らったシチリアの少女/2008」のジェラール・ジュニョ。

監督、共同脚本は「人生、ブラボー!/2011」「人生、サイコー!/2013」のケン・スコット。


新宿ピカデリーにて


by margot2005 | 2019-06-24 22:53 | フランス | Comments(0)

パナソニック汐留美術館/ギュスターヴ・モロー展

最近映画館にばかり行って美術館に行っていない。たまたま手に入った招待券はパナソニック汐留美術館で開催中のギュスターヴ・モロー展。

2013年のパリ旅行で美術館巡りをした時、リノベーションのため閉館で入れなかったのがギュスターヴ・モロー美術館。


201411日に書いたMY BEST

今回のパリ旅行でロダン美術館とギュスターヴ・モロー美術館が閉館中で入れなかった。ロダン美術館はガイドブックで知らされていたが、モロー美術館はガイドブックに知らせがないので現地でそれを知った。美術館を訪れる前にwebsiteで確かめるべきだと肝に銘じた。

門だけ写真に撮ってすごすごと帰った。と記している。


ギュスターヴ・モロー美術館はかつて彼の自宅だった。今回たくさんのモロー作品が東京に来ている。ギュスターヴ・モローの妖しい世界にしばし浸ることができて良かった。


一番上の写真は2013年にパリで撮った生ギュスターヴ・モロー美術館の門

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by margot2005 | 2019-06-12 22:46 | フランス | Comments(2)

「パリの家族たち」

La fête des mères2018 フランス

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パリで働く母親たちに焦点を当て、仕事と家庭の狭間で葛藤しながらも、家族との関わりを通して幸せを見出していく姿を描いた群像ドラマ。


原タイトルは”Mother's Day/母の日。そしてその創設者はアメリカ人のアンナ・マリー・ジャーヴィス

独身を謳歌する大学教授のナタリーが”Mother's Day/母の日アンナ・マリー・ジャーヴィスについての講義を行なっている。

アンヌはフランスの女性大統領であり、生まれたばかりの息子の母。職務と初めての母親業の狭間で不安が募るばかり。

ジャーナリストのダフネは仕事一筋のシングルマザーで子供たちの世話はベビーシッターのテレーズに任せきり。思春期の娘と息子の間はギクシャクしている。

小児科医で未婚のイザベルは認知症が進む母ジャクリーヌ(イザベル、ダフネ、ナタリー3姉妹の母)の介護に頭を悩ませながら養子を迎えようとしている。

3姉妹の友人ブランシュは母とは疎遠状態。

舞台女優のアリアンはマザコンの息子スタンが毎日家に現れてうんざりしている。

花屋のココはスタンに夢中だが、彼は母に夢中の日々。


この群像ドラマ登場人物が多くて最初誰が誰だか?ごちゃごちゃだった。女性たちは顔も似ているし。最初、大統領アンヌジャーナリスト、ダフネの区別がつかなかった。

子育てに悩む母たち、年老いた母に悩む子供たちと、多くの女性が悩みを抱えている。その中で舞台女優のアリアンがマザコンの息子に悩む姿がとても面白かった。家に息子が現れそうな時間に近所の男性を呼んで恋人のふりをしてもらったりするのだ。私に構っていないで可愛い恋人と出かけたら!という母が気の毒やら可笑しいやら。


ある日、”このクラスは母の日の贈り物を作りません。と宣言する学校教師。理由は母親が二人の子供も、いない子供もいるから”と、それに反対してプチデモする母たちがフランスらしい?

両親が離婚し再婚した父に引き取られた子供は母が二人。そしてゲイのカップルには母がいない。こういった現代の風潮が母の日を壊している?かどうわからないが、宣言する学校教師の気持ちも理解出来る。


心温まるストーリーってほどでもないけど、個人主義のフランス人もやはりが家族が大切。離婚や、結婚しないカップルが多いヨーロッパ人は夫婦というより親子の愛情の方が深いのかも知れない。


最近日本でもデパートとかが頑張っていて母の日が盛り上がりを見せているような気がする。

以前はほとんどなかったが、ウチの息子も結婚した数年前から毎年母の日にプレゼントを送ってくれるようになった。やはりプレゼントされると嬉しいものだ。

でもナタリーの講義で母の日は面倒と答える若者が大勢いてまぁそんなものかと思った。


アンヌに「最強のふたり/2011」「ママはレスリング・クイーン/2013」のオドレイ・フルーロ。

ダフネに「パリ、恋人たちの影/2015」のクロチルド・クロ。

ナタリーに「ソフィー・マルソーの秘められた出会い/2014」のオリヴィア・コート。

イザベルに「君のいないサマーデイズ/2010」「ボヴァリー夫人とパン屋/2014」のパスカル・アルビロ。

ブランシュにジャンヌ・ローザ。

テレーズに「ボルベール/帰郷/2006」屋根裏部屋のマリアたち」のカルメン・マウラ。

アリアンに「愛を綴る女/2016」のニコール・ガルシア。

ココに「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ/2014」「避暑地で魔が差して/2015」のノエミー・メルラン。

スタンにヴァンサン・ドゥディエンヌ。

ジャクリーヌに「スワンの恋/1983「ソフィー・マルソーの 過去から来た女/2007」のマリー=クリスティーヌ・バロー。

花屋のジャックにパスカル・ドゥモロン。  

アンヌの夫グレゴワールに「アスファルト/2015」「ロマン・デュリスの 偶然の殺し屋/2016」のギュスタヴ・ケルヴェン。

ナタリーのボーイフレンド、フレッドにメディ・ブディナ。 

監督、脚本は「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ/2014」マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール。


シネスイッチ銀座にて


by margot2005 | 2019-06-11 20:45 | フランス | Comments(0)

「パリ、嘘つきな恋」

Tout le monde debout…akaRolling to You2018 フランス/ベルギー

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プレイボーイのジョスランはパリの大手シューズ代理店で働くビジネスマン。ある日、亡くなった母の家で遺品を整理している時、隣に引っ越して来た美女ジュリーがいきなり現れる。そして車椅子に座っているジョスランの姿を見て介護士の彼女は彼に優しく接し始める。ジョスランは訂正しようと思ったが、誤解しているジュリーが面白くて車椅子生活者のフリをしてしまう。そんなジョスランに、紹介したい人がいるから食事に来てと誘われる...


ジュリーの実家にたどり着き紹介されたのは本当に車椅子生活を送る彼女の姉フロランスだった。やがてジョスランは身障者にも関わらずヴァイオリニストとして世界を飛び回り、車椅子テニスでも活躍するフロランスに魅了されて行く。


本国フランスでは大ヒットした笑いと感動のラブストーリーのようだけど、この映画思ったよりつまらなかった。あの二人は結局結ばれた?それとも??


人気コメディアンのフランク・デュボスクの映画は「DISCO ディスコ」を鑑賞している。かなりくだらないドラマながら面白かった。この俳優にはスーパーコメディを貫いて欲しいものだ。ラブコメディはちょっと似合わない感じ。

ハートフル・コメデイ「ガスパール/君と過ごした季節(とき)/1990」ジェラール・ダルモンはあれからほぼ30年がたち本作でおじいさんになっているのも不思議ではない。


フランスのカトリックの巡礼地ルルドや、チェコのプラハでもロケされて盛り上がりを見せるが、ドラマはあまり盛り上がらなかったようなあくまでも私的に

ジョスランの住まいの床がリモコンでプールに変わる仕掛けに唖然!

ホームにいるジョスランのパパも元プレイボーイで、遺伝なんだと笑えるが、パパは今でも活躍中?


監督、脚本、出演(ジョスラン)に「DISCO ディスコ/2008」のフランク・デュボスク。

フロランスに「グレート デイズ! -夢に挑んだ父と子-/2013」のアレクサンドラ・ラミー。

マックスに「マリア・カラス 最後の恋/2005」のジェラール・ダルモン。

マリーに「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲(プレリュード)/2015」のエルザ・ジルベルスタイン。

ジュリーにキャロライン・アングラード。


新宿ピカデリーにて


by margot2005 | 2019-06-06 21:36 | フランス | Comments(0)

「パパは奮闘中!」

Nos batailles…akaOur Struggles2018 ベルギー/フランス

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オリヴィエはオンライン販売の倉庫で働いている。同僚のクレールを始めとして職場のみんなから信頼を得る現場の責任者でもある。残業続きで毎日がキツいが家に帰れば愛する妻ローラと可愛い息子エリオットと娘ローズが待っている。ところがある日突然ローラが家から姿を消してしまう。困ったオリヴィエは母ジョエルに助けを求め、友人で警察官のポールに相談に行く


今まで忙しくて家事や育児に参加していなかったオリヴィエ。子供たちに食べさす料理も作れなくて、夜にシリアルを出す始末。朝になればどの服を着せるのかもわからない。妹のベティに何とか子供たちの世話を頼むようお願いして来てもらった。しかしいつまでも頼るわけにいかず3人でなんとかしようと前に進み始める。


ジェマ・アタートン主演の「パリへの逃避行/2017」でも、突然妻が家出をして夫がうろたえるというストーリー。タイトルにあるように、英国ケント州に住む主婦タラがある日突然ユーロスターに乗ってパリに行ってしまう。そういえば映画の原題はズバリ「The Escape」。タラは日々の家事や子育てから逃げ出してしまったのだ。

本作ではローラから絵葉書が届き、彼女は生まれ故郷のヴィッサンに行ったということがわかる。ローラを探しにヴィッサンに赴くオリヴィエ。しかしローラを見つけることはできなかった。そしてローラがなぜ出て行ったのかは明かされないでエンディングを迎える。


仕事に忙しい夫が家事や育児に全く参加しない。妻にとってそれはとてもツライこと。私としても過去に子育て経験があるので逃げ出したい気持ちスゴくわかる。でも子供が可哀想だからやめておいた方が


wowowで鑑賞した「ロマン・デュリスの 偶然の殺し屋/2016」や「警視ヴィスコンティ 黒の失踪/2018」でのロマンは少々怪しいキャラ。

本作のロマンのこのような普通のパパ役って初めて見たけどとても素敵だ。

ロマンはパートナーとの間に2009年に生まれた男の子がいるそうで、映画の中のパパぶりも板についている。ドラマの中で息子エリオットにお前が頼りだ!と言うシーンがとてもリアル。


オリヴィエ・ヴァレに「彼は秘密の女ともだち/2014」「ゲティ家の身代金/2017」のロマン・デュリス。

エリオット・ヴァレにバジル・グランベルジェ。

ローズ・ヴァレにリナ・ジラード・ボス。

クレールに「女っ気なし/2011「バツイチは恋のはじまり/2012」のロール・カラミー。

ベティに「若い女/2017」のレティシア・ドッシュ。

ローラにルシー・ドゥベ。

ジョエルにドミニク・バラディ。

ポールにセドリック・ビエラ。

監督、脚本はギヨーム・セネズ。


新宿武蔵野館にて

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新宿武蔵野館に飾ってあるロマンのサイン


by margot2005 | 2019-05-20 23:43 | フランス | Comments(0)

「12か月の未来図」

Les grands esprits2017 フランス

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フランソワ・フーコーはフランスが誇る名門アンリ4世高校で国語を教えるエリート教師。父は著名な作家で妹キャロリンは彫金作家として活躍している。いわゆるブルジョワ一家で家庭も友人も職場もブルジョワだらけ。そんなフランソワがひょんなことから教育格差解消施策の一環として、パリ郊外の問題を抱える学校へ1年間限定で送り込まれる


映画解説に移民や貧困による教育格差が深刻化しているフランスの社会問題を背景に、問題中学校へと派遣された一人のエリート教師の挫折と奮闘を通して教育の意義と学ぶことの喜びをリアルかつ軽妙な筆致で描いた人間ドラマ。とある。


貧困層や移民の子供たちの教育問題を取り上げたフランス映画は「パリ20区、僕たちのクラス/2008」「ぼくたちのムッシュ・ラザール/2011」「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ/2016」「オーケストラ・クラス/2017」1作はカナダ製作)見ている。どの作品も訴えるものがあって素晴らしかった。本作も感動を呼ぶドラマだった。


アフリカからの移民たちの名前が覚えられなくて悪戦苦闘するフランソワ。パリから期間限定でやって来たエリート教師フランソワに敵対視する教師がいる一方で、フランソワの教え方を見習おうとする教師もいる。社会科教師クロエがその一人で、シングルのフランソワがフィアンセのいるクロエに一方的にを思いを寄せるなんだかフランス人らしからぬ行為が新鮮。


遠足に行ったヴェルサイユ宮殿でセドゥの取った行動が問題となり、協議の結果彼は退学となる。そこで立ち上がったのは他ならぬフランソワ。ことなかれ主義の校長に対抗し、セドゥを見事復学させることに成功する様はトレビアン!だった。

劣等感の塊だった生徒たちに学ぶことを教え自信を取り戻させることに成功したフランソワって...やるなぁ!!と感心しきり

僕もアンリ4世高校に入りたい!というセドゥに”一生懸命勉強すれば...”と答えるフランソワ。あのラストシーンには胸が熱くなる。


教師フランソワ・フーコーに「愛の犯罪者/2013」「盗聴者/2016」のドゥニ・ポダリデス。

セドゥにアブドゥライ・ディヤロ。

社会科教師クロエにポリーヌ・ユリュゲン。

キャロリンに「ジュリアン/2017」のレア・ドリュッケール。

監督、脚本はオリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル。


岩波ホールにて(5/17迄)


by margot2005 | 2019-05-12 21:30 | フランス | Comments(0)

「あなたはまだ帰ってこない」

La douleur…aka Memoir of Pain2017 フランス/ベルギー/スイス

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19446月、ナチス占領下のパリ。30歳のマルグリット・デュラスは作家デビューしたばかり。彼女は夫のロベールと共にレジスタンスの一員として活動していたが、ある日、ロベールがゲシュタポに捕まりどこかへ連れ去られてしまう。やがてマルグリットはゲシュタポの手先として働く刑事ラビエと面会する。ラビエはロベールの情報を教えるから会わないか?とマルグリットを誘惑する。マルグリットはレジスタンスの一員で愛人のディオニスに相談。そして情報をもらえるなら、だが気をつけて行動して..”と言うディオニスの言葉に勇気づけられ彼女はラビエとの待ち合わせ場所へと向かう


夫が捕まった後アパルトマンで一人暮らしするマルグリット。ほぼ全編にわたってマルグリットの語りが入り、今はアパルトマンにいない夫を登場させたり(回想ではない)、もう一人マルグリットを登場させたり(この意図は良くわからないけど)と、一風変わった手法あり。


しかしながら、フランス映画って時としてめちゃくちゃ辛気臭い。物語の舞台がナチス占領下のパリだからなのか?展開がゆったりしているから?

しかしながらヒロインのメラニー・ティエリーがトレビアン!

”痛み”が「あなたはまだ帰ってこない」になってしまう邦題のつけ方って...謎?


本作を見るきっかけとなったのはお気に入り俳優ブノワ・マジメルが出演しているからまぁでもブノワの出番はちょっと少なくてがっかりだった。

少し前wowowで見た「パリ、憎しみという名の罠」。ブノワはギャングがらみのドラマが似合う。

ヒロインを演じたメラニー・ティエリーはさまざまなキャラを演じ分ける素敵な女優。


ジャンヌ・モローがマルグリット・デュラスを演じた「デュラス 愛の最終章/2001」をフランス映画祭2002で鑑賞。それは一時期デュラスの若い恋人だったヤンとの物語。本作でも愛人ディオニスがいて、夫とは結局別れたことが描かれている。その後望んでいたディオニスとの息子を出産。他にもインドシナに住んでいた時に愛人もいたりして、マルグリット・デュラスは恋多き女だった様子。


マルグリット・デュラスに「天国でまた会おう/2017」のメラニー・ティエリー。

ピエール・ラビエに「太陽のめざめ/2015」「パリ、憎しみという名の罠/2017」のブノワ・マジメル。

ディオニス・マスコロ「パーソナル・ショッパー/2016」のバンジャマン・ビオレ。

フランソワ・モルランに「美しい人/2008」「キリマンジャロの雪/2011」のグレゴワール・ルプランス=ランゲ。

ロベール・アンテルムにエマニュエル・ブルデュー。

カッツ夫人にシュラミ・アダール。

監督、脚本はエマニュエル・フィンケル。

原作はマルグリット・デュラスの自伝的小説苦悩


Bunkamura ル・シネマ(既に上映終了)にて


by margot2005 | 2019-04-14 23:25 | フランス | Comments(0)