「セラヴィ!」

Le sens de la fête…akaC'est la vie!2017 ベルギー/カナダ/フランス

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ある日、この道30年のウェディングプランナー、マックスの下に17世紀の古城を使った豪華絢爛な結婚式のプロデュース依頼が舞い込む。新郎新婦のため最高のウェディングセレモニーにしようと意気込むマックスだったが


新郎のピエールは超面倒くさいわがまま男。

ウエディングシンガーのジェームスは自分が主役と勘違いしている

マックスの妻の弟ジュリアンはかつて同僚だった花嫁ヘレナと再会し、彼女への思いが募り心穏やかでない。

カメラマン、ギイは撮影そっちのけでゲストの女性を口説きまくっている。

そしてアデルが連れて来たサミーはウエイター経験ゼロだった。


就労ビザのない人々の手を借りなくては事業が成り立たない現実がとても今っぽい。ラスト、多国籍スタッフが手を組んでパーティを盛り上げるシーンがtrès bien!だった。


妻がいるマックスはスタッフのジョジアーヌと浮気しているし、意見の食い違いで互いを罵り合っていたジェームスとアデルが、謝罪し合った後激しく惹かれあってしまうとか、アムールの国フランスならではの展開が面白い。

くだらないといえばそうなのだけど、久々のフレンチ・コメディに大笑いした。

ジャン=ピエール・バクリ久しぶり!

歌うジル・ルルーシュを初めて見たけど上手くて驚く。

ヴァンサン・マケーニュの飄々とした雰囲気は最高。


マックスに「ムッシュ・カステラの恋/1999」「みんな誰かの愛しい人/2004」のジャン=ピエール・バクリ。

ジェームスに「プレイヤー/2012」「友よ、さらばと言おう/2014」のジル・ルルーシュ。

ギイに「ダリダ~あまい囁き~/2017」のジャン=ポール・ルーヴ。  

ジュリアンに「夜明けの祈り/2016」のヴァンサン・マケーニュ。

アデルにアイ・アイダラ。

ジョジアーヌに「Mommy/マミー/2014」のスザンヌ・クレマン。

サミーにアルバン・イヴァノフ。

ピエール(新郎)にバンジャマン・ラヴェルネ。

ヘレナ(新婦)に「女の一生/2016」のジュディット・シュムラ。

新郎の母に「サンバ/2014」のエレーヌ・ヴァンサン。

監督、脚本は「最強のふたり/2011」「サンバ/2014」のエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ。


シネマカリテにて


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# by margot2005 | 2018-07-17 20:43 | フランス | Trackback | Comments(1)

「レディ・バード」

Lady Bird2017 USA

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2002年カリフォルニア州サクラメント。堅苦しいカトリック系高校に通うクリスティンは自身をレディ・バードと名乗っている。両親とは上手くいっていなくて、特に母親には反発しまくる日々。クリスティンとって親友のジュリーが唯一の理解者。そんなある日、授業の一環で演劇が催されることになりダニーという青年と出会う。次第に親密になっていく二人だったが、ある時、彼がゲイであることが判明。クリスティンの恋は暗礁に乗り上げてしまう…


母親は娘を地元の大学に進学させたいと願っているが、クリスティンはこの閉塞的な街から逃れたくてたまらない。彼女は大都会ニューヨークの大学に行きたいと願っていたのだ。それを知った父親は密かにクリスティンを手助けする。

ラスト、うるさい母親や閉塞的な街から逃れることに成功したクリスティンが、電話で母親に謝罪し愛していると告げるシーンが素敵だった。

高校生役のシアーシャ・ローナンに違和感はない。彼女幼い雰囲気あるのかな?

ルーカス・ヘッジズとティモテ・シャラメがナイス・キャスティング


wowowで放送しているハリウッド映画案内で何度も取り上げられていてちょっと気になっていた一作。

オリジナル脚本はグレタ・ガーウィグの自伝的要素を織り込んでいるそうで、映画を見ていてグレタ・ガーウィグとレディ・バードが被った。

最近wowowで「29歳からの恋とセックス/2012」「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ/2015」「20センチュリー・ウーマン/2016」を鑑賞。グレタ・ガーウィグはかなりイケてる女優だと思う。イケてる女優は監督でもかなりイケてると思った。


クリスティン・レディ・バード・マクファーソンに「ブルックリン/2015」シアーシャ・ローナン。

マリオン・マクファーソンに「マドンナのスーザンを探して/1985」「リービング・ラスベガス/1995」のローリー・メトカーフ。

ラリー・マクファーソンに「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書/2017」のトレイシー・レッツ。

ダニー・オニールに「スリー・ビルボード/2017」のルーカス・ヘッジズ。

カイル・シャイブルに「君の名前で僕を呼んで/2017」のティモテ・シャラメ。

ジュリー・ステファンスにビーニー・フェルドスタイン。

リバイアッチ神父に「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」「フェンス/2016」のスティーヴン・ヘンダーソン。

シスター・サラ・ジョアンに「ハリウッドランド/2006」のロイス・スミス。

監督、脚本は「フランシス・ハ/2012「ローマでアモーレ/2012」「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命2016」のグレタ・ガーウィグ。


TOHOシネマズシャンテにて



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# by margot2005 | 2018-07-15 22:49 | USA | Trackback | Comments(1)

「ピーターラビット」

Peter Rabbit2018 オーストラリア/USA

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ビアトリクス・ポターの名作絵本をCGと実写で映画化したコメディ・アドベンチャー。


かなり前に見たのだけどレビュー書くのをすっかり忘れていた。かつて湖水地方を訪れたことがある。ビアトリクス・ポター/「ミス・ポター/2006」ピーターラビットも大好きで楽しみにしていた一作。

下は湖水地方のピーターラビットのお店

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CGと実写が上手く合成されていて素晴らしかった。

トーマスが湖水地方の玄関ウィンダミアに向かうシーンがあるが、ロケーションはオーストラリア。

心優しい画家ビアがトーマスに庭はもともとウサギたちのものだったのよ。というセリフがニクい。

ビアが大好きなピーターがトーマスに嫉妬して意地悪したり、潔癖症で動物嫌いのトーマスがあの手この手でピーターたちを追い詰めていく。それらがエスカレートしていく様が面白くて大笑いした。

ドーナル・グリーソンはコメディが似合う!

髭もじゃのサム・ニールが別人で驚き

ピーターラビットの声を担当するジェームズ・コーデンをはじめとして、他のラビットたちの声が豪華でナイス。


ピーターラビット(声)に「イントゥ・ザ・ウッズ/2014」のジェームズ・コーデン。

モプシー(声)に「マクベス/2015」のエリザベス・デビッキ。

ナレーション、フロプシー(声)/に「ターザン:REBORN/2016」のマーゴット・ロビー。

カトンテール(声)に「オリエント急行殺人事件/2017」のデイジー・リドリー。

ベンジャミンに「ナルニア国物語/3: アスラン王と魔法の島/2010」のコリン・ムーディー。

トーマス・マグレガーに「ブルックリン/2015」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒/2017」のドーナル・グリーソン。

ビアに「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「X-MEN:アポカリプス/2016」のローズ・バーン。

ミスターマグレガーに「トレイン・ミッション/2018」のサム・ニール。

監督、脚本、原案、製作に「ステイ・フレンズ/2011」「ANNIE/アニー」のウィル・グラック。


TOHOシネマズ日比谷にて(シアターのある4階から見下ろした東京の街の緑が綺麗)

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# by margot2005 | 2018-07-06 23:20 | UK | Trackback | Comments(3)

「結婚演出家」

Il regista di matrimoni…akaThe Wedding Director2006 イタリア/フランス

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娘が結婚したばかりの映画監督フランコ・エリカはアレッサンドロ・マンゾーニの小説いいなづけを撮ろうとしている。そんなある日、ミステリアスな女性がフランコを訪ねて彼の事務所にやって来る。しかしアポイントメントがないためフランコには会えず去って行く。その後シチリアに行ったフランコは浜辺で新婚カップルの記念映画の撮影に遭遇する。記念映画の撮影監督エンツォはフランコ・エリカの大ファンで、誘われるまま彼の家に滞在することになる。そんな折、パラゴニア荘に住む貴族フェルディナンド・グラヴィーナがやって来る。グラヴィーナはパラゴニア荘を維持するため娘ボーナを金持ちの男と結婚させようとしていた。パラゴニア荘に興味を持ったフランコは館に忍び込む


フランコはグラヴィーナからボーナの結婚記念映画の撮影監督に命じられる。やがてボーナがローマのフランコの事務所にやって来たミステリアスな女性だとわかり、ますますボーナに惹かれていく。


ボーナは金持ちの男と結婚したのだろうか?フランコとボーナの駆け落ちは成功したのだろうか?

見ている者はフランコの夢と現実の境がわからなくなって行ってもどかしい。あれはやはりフランコの妄想だった?


本作はイタリア映画祭2007で上映された時に見ることができなかった一作。イタリア映画祭2018で盛んに宣伝していて一般公開があることを知った。で、今回ようやく見ることができた。

フェデリコ・フェリーニの「8 1/21963」のような映画かな?と思っていたけど、またちょっと違う。しかし「8 1/2」や、ルキノ・ヴィスコンティの「山猫/1963」などへのオマージュは感じられてナイス。


フランコ・エリカに「赤いアモーレ/2004「頭を上げて/2009」「ある愛へと続く旅/2012」のセルジョ・カステリット。

ボーナ・グラヴィーナに「昼下がり、ローマの恋/2011」「海と大陸/2011」「君が望むものはすべて/2017」のドナテッラ・フィノッキアーロ。

フェルディナンド・グラヴィーナに「恋のマノン/1967」「夕なぎ/1972」のサミー・フレイ。

エンツォ・バイオッコに「夜よ、こんにちは/2003」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女/2009」のブルーノ・カリエッロ。

マッダレーナ・バイオッコに「題名のない子守唄/2006」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女/2009のシモーナ・ノービリ。

監督、脚本は「夜よ、こんにちは/2003「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女/2009」「甘き人生/2016」のマルコ・ベロッキオ。


ヒューマントラストシネマ有楽町/Viva!イタリア vol.4にて



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# by margot2005 | 2018-06-30 23:01 | イタリア | Trackback | Comments(0)

「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」

Smetto quando voglio…akaI Can Quit Whenever I Want2014 イタリア

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神経生物学の研究者ピエトロが新しい開発をしたが難しすぎて大学側から理解が得られず研究費を打ち切られてしまう。ポストを失ったピエトロは収入を失い窮地に陥る。追いつめられたピエトロはあることに思いつく。自分が開発したアルゴリズムを利用して違法薬物に未指定の新しいドラッグを作ろうと考える。早速、中華屋で皿洗いのバイトをする元化学者のアルベルトを訪ねる。やがて元数理経済学者で今やポーカー中毒のバルトロメオを始めとして、元考古学者で現在道路工事監督中のアルトゥーロに、ガソリンスタンドで働くマッティアとジョルジョ、そして就活中のアンドレアと、皆過去は才能豊かな研究者ばかり。チーム結成後ドラッグストアで原材料を買い求め薬を作り始める...


本作が長編デビュー作となる監督によると、最高得点で学位を取得したゴミ収集員たちというタイトルの新聞記事を見たのが映画を作る発端だったらしい。学位を持つ優秀なる人間が上手く職を得る事ができず社会の片隅に追いやられている現実があるという。

映画はコメディだが、社会からのけ者扱いされた学者たちが集まれば不可能なことも可能になってしまう。7人はドラッグで大もうけし、一時リッチな気分に酔う。

アルベルトが車の事故を起こさななければドラッグ市場のボス、ムレーナが現れなければと想いは募るが結局悪事は罰せられるのだ。

ドラッグを作るピエトロの同居中の恋人ジュリアが、ドラッグ中毒人間を更正させるカウンセラーというのも笑える。イタリアで大ヒットしたのも納得。ラストがイケてる。


ピエトロにエドアルド・レオ。

ジュリアにヴァレリア・ソラリーノ。

マッティアにヴァレリオ・アプレア。

ジョルジョにロレンツォ・ラヴィア。

アルトゥーロにパオロ・カラブレージ。

バルトロメオにリベロ・デ・リエンツォ。

アルベルトにステファノ・フレージ。

アンドレアにピエトロ・セルモンティ。

ドラッグ市場のボス、ムレーナにネリ・マルコレ。

監督、原案、脚本はシドニー・シビリア。


ヒューマントラストシネマ有楽町/Viva!イタリア vol.4にて上映中(イタリア映画祭2015で鑑賞)



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# by margot2005 | 2018-06-30 21:15 | イタリア | Trackback | Comments(0)

「告白小説、その結末」

D'après une histoire vraie…akaBased on a True Story2017 フランス/ポーランド/ベルギー

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心を病んで自殺した母のことを書いた小説がベストセラーとなった女流作家デルフィーヌはサイン会で大成功を収める。しかし次回作は全く書けなくてスランプに陥っていた。そんな折、サイン会で出会った謎の美女エルから連絡が入る


エルの仕事はゴーストライターで、デルフィーヌのアパルトマンが見える距離に住んでいる。そしてデルフィーヌのアパルトマンにやって来たエルはPCに届いていたデルフィーヌ宛の大量のメールに勝手にレスをする。その後エルはデルフィーヌのアパルトマンに転がり込んでくる。やがて共同生活が始まりデルフィーヌに災難が降りかかる。


ちょっとネタバレ...


まず、精神安定剤の服用。

階段から落ちて骨折。

依頼されていた高校の講演会にデルフィーヌの代わりにエルが出席するというが、エルは出席していなかったことが判明。

止めは、食事に殺鼠剤が入っていたこと。


これはサスペンスか?と思われる展開だったが、エルはデルフィーヌの妄想?と理解した。

デルフィーヌがエルにプレゼントした真っ赤なストールとエルの真っ赤なルージュがインパクトあり。


最近公開されるフランス映画はあまり面白くないが、本作は私的に久しぶりのヒット作となった。

監督であるロマン・ポランスキーの妻エマニュエル・セニエはお気に入りフランス人女優の一人。

キレる役を演じたら右に出る者はいないほどハマるエヴ・グリーンがキレまくっていた。

デルフィーヌのパートナー、フランソワ役のヴァンサン・ペレーズが素敵。


デルフィーヌに「ヴィクトル・ユゴー 笑う男/2012「毛皮のヴィーナス/2013」のエマニュエル・セニエ。

エル「悪党に粛清を/2015」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち/2016」のエヴァ・グリーン。

フランソワに「ダリダ~あまい囁き~/2017」のヴァンサン・ペレーズ。

レイモンに「パリ3区の遺産相続人/2014」のドミニク・ピノン。

展覧会の責任者に「カミーユ、恋はふたたび/2012」 パリ3区の遺産相続人」のノエミ・ルボフスキー。

監督、脚本は「おとなのけんか/2011」毛皮のヴィーナス」のロマン・ポランスキー。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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# by margot2005 | 2018-06-29 21:21 | フランス | Trackback | Comments(0)

「母という名の女」

Las hijas de Abril…akaApril's Daughter2017 メキシコ

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メキシコのリゾート地、プエルト・バジャルタ。17歳のバレリアは姉のクララと母が所有する別荘に暮している。バレリアは初体験で妊娠してしまい同い年のボーイフレンド、マテオの子供を身ごもっていた。妊娠は内緒にしておいてとクララに言っていたにも関わらず、ある日突然母がやって来る。再会した母に戸惑うバレリアだったが出産の不安から母を頼るようになる


なんという母!なんというエンディング!が映画の感想。

母アブリルはどちらも実の娘ながらクララが大好きでバレリアはそれほどでもない、といった感情があるように思える。親って可愛い子と、それほどでもない子がいるはずだから、多分

ストレスを抱えるクララは過食症気味で女性としての魅力に欠けるが、バレリアはキュートで魅力的な女性。ひょっとしてアブリルは娘のバレリアに嫉妬しているのではないか?とも感じた。あの母なら絶対に芽生える感情だ。

マテオの父親は孫の存在を無視し、母親に頼らないよう息子に釘を刺している。そこでアブリルは17歳のカップルに子供が育てられるわけがないと判断し、勝手に孫カレンを養子に出してしまう。その後自分の思い通りに行動するアブリルにゾッとした。母/祖母より女を優先するアブリルにただただ唖然!


アブリルに「ジュリエッタ/2016」のエマ・スアレス。

バレリアにアナ・バレリア・ベセリル。

マテオにエンリケ・アリソン。

クララにホアナ・ラレキ。

マテオの父に「父の秘密/2012」のエルナン・メンドーサ。

監督、脚本、製作は「或る終焉/2015」のミシェル・フランコ。


ユーロスペースにて



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# by margot2005 | 2018-06-26 21:40 | 中・南米 | Trackback | Comments(0)

「男と女、モントーク岬で」

Return to Montauk 2017 ドイツ/アイルランド/フランス

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マックスはドイツ、ベルリンに住む北欧の人気作家。ある日、新作のプロモーションのため、パートナーのクララを伴い17年ぶりにニューヨークの地を踏む。プロモーションで旧友のウォルターに再会したマックスはかつての恋人レベッカがニューヨークで弁護士として成功している話を聞く。今もなおレベッカが忘れられないマックスはプロモーションでの秘書役リンジーを連れてレベッカの働く事務所を訪ねる


レベッカは17年ぶりに突然やってきた元恋人マックスに戸惑い追い返してしまう。しかし後にマックスに連絡をしてモントーク岬へ行かないか?と持ちかけてくる。モントーク岬は二人の思い出の場所だった。

追い返したマックスに連絡を入れてモントーク岬行きを誘ったのはレベッカなりに理由があった。しかしいとも簡単にベッドインOKのレベッカには少々疑問?女心は理解に苦しむ?


何はともあれ未練たらたらのマックスが哀れなのだけど自業自得でどうしようもない。

これぞ大人のラヴストーリーといった趣のヒューマンドラマ。美しいモントーク岬がドラマを盛り上げる。さりげないレベッカのファッションも素敵。

ステラン・スカルスガルドとニーナ・ホスのカップルがナイス・キャスティング。

ニーナ・ホスは憂のある表情がとても似合う女優。


マックス・ゾーンに「われらが背きし者/2016」のステラン・スカルスガルド。

レベッカに「あの日のように抱きしめて/2014」のニーナ・ホス。

クララにスザンネ・ウォルフ。

リンジーにイシ・ラボルド。

レイチェルに「アルバート氏の人生/2011」のブロナー・ギャラガー。

ウォルターに「白い帽子の女/2015」のニエル・アレストリュプ。

監督、脚本、製作は「シャトーブリアンからの手紙/2011」「パリよ、永遠に/2014」のフォルカー・シュレンドルフ。


新宿武蔵野館にて



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# by margot2005 | 2018-06-23 20:19 | ドイツ | Trackback | Comments(0)

「ダリダ~あまい囁き~」

Dalida2016 フランス

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フランスの国民的人気歌手ダリダの知られざる愛と哀しみの人生を描いた伝記ドラマ。


オープニング、空港でイタリア語で会話するダリダ。そして相手がイタリア人俳優のリッカルド・スカマルチョ。ダリダってフランス人なのに?と思っていたので、ドラマが進行し彼女がイタリア系のエジプト人として生まれたことを知った。後にフランスに帰化している。


21世紀の今では考えられないが、60年代に活躍した国民的人気歌手には私生活がなかった。愛する人との結婚と母親になることを願ったが、ダリダにとってはかなわぬ夢だった。ダリダを世に送り出したルシアンと結婚はしたが後に離婚している。

弟でマネージャーでもあるオルランドが、シンガーソングライターのルイジとの愛にのめり込むダリダを見て引き合わせたことを後悔するシーンがあり、オルランドも恋多き女ダリダに手を焼いていた様子。ダリダって半端じゃないくらい男関係が激しい女性で驚き。


伝記ドラマなので当然ながらダリダの曲がたくさん披露される。

ダリダに関してはよく知らないのに映画を見てしまった。知っているのはアランドロンと歌ったフランス語の甘い囁きくらい。おまけに彼女は若くて亡くなったとばかりと思っていて、54歳で自殺したとは全く知らなかった。そしてダリダは愛した内の3人の男が自殺するという壮絶な人生を歩んだ恋多き女性だった。

ダリダの墓はパリのモンマルトル墓地にある。かつて行ったその地でダリダの墓見た記憶あり。


ダリダにスヴェヴァ・アルヴィティ。

オルランドに「南部のささやかな商売/2013」「二ツ星の料理人/2015」のリッカルド・スカマルチョ。

ルシアン・モリスに「愛しき人生のつくりかた:監督、脚本、出演/2015」のジャン=ポール・ルーヴ。

リシャール・シャンフレーに「WEAPONS/2008」「パリ警視庁:未成年保護特別部隊/2011」のニコラ・デュヴォシェル。

ルイジ・テンコに「SUBURRA -暗黒街-/2017」「ザ・プレイス/2017」のアレッサンドロ・ボルギ。

ルチオに「眠れる美女/2012」のブレンノ・プラシド。

ジャン・ソビエスキーに「ボヴァリー夫人とパン屋/2014」「ソフィー・マルソーの秘められた出会い/2014のニールス・シュネデール。

エディー・バークレイに「ヒトラーへの285枚の葉書/2016」のヴァンサン・ペレーズ。

ブルーノ・コキャトリクスに「恋は足手まとい/2005」のパトリック・ティムシット。

監督、脚本、製作は「ソフィー・マルソーの秘められた出会い」のリサ・アズエロス。


角川シネマ有楽町にて(6/22まで)



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# by margot2005 | 2018-06-22 21:08 | フランス | Trackback | Comments(0)

「ゲティ家の身代金」

All the Money in the World2017 USA/イタリア

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ある日、石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ポールが誘拐される。誘拐犯が要求した身代金は1700万ドル。ポールの母親アビゲイルは離婚しており1700万ドルなど払えるわけがない。そこで彼女は息子ポールの祖父であるジャン・ポール・ゲティに身代金を支払ってくれるよう頼み込むが素気なく拒否されてしまう


ドラマの主人公はアビゲイル・ハリス。ラスト、ポールが解放された3年後ジャン・ポール・ゲティが亡くなり、ゲティ家に戻ったアビゲイルがドラッグ中毒の元夫に代わりに会社の経営を引き継ぐところでラストを迎える。

ゲティはドラマの中で14人の孫がいると言っていたから、実際はこんな簡単に事が進んだわけではなく、石油王ジャン・ポール・ゲティの遺産相続に関しては相当もめたに違いない。しかしこのすっきりとしたシンプルなエンディングはとても良かった。美術品が大好きな彼がゲティ美術館財団を設立していたのは大正解


お蔵入りとなったケヴィン・スペイシー版がちょっと見てみたいけど、石油王ジャン・ポール・ゲティ役はクリストファー・プラマーで良かったのではないか?と思った。

見ている間、誰だか?全くわからなかったティモシー・ハットンの老人化にびっくり!

誘拐犯のチンクアンタ役でロマン・デュリスが出演していて驚き。誘拐犯の中でただ一人人間味のあるキャラでナイス。


アビゲイル・(ゲイル)ハリスに「グレイテスト・ショーマン/2017」のミシェル・ウィリアムズ。

ジャン・ポール・ゲティに「手紙は憶えている/2015」「偽りの忠誠 ナチスが愛した女/2016」のクリストファー・プラマー。

フレッチャー・チェイスに「テッド/2012」「パトリオット・デイ/2016」のマーク・ウォールバーグ。

ジャン・ポール・ゲティ三世にチャーリー・プラマー。

チンクアンタに「彼は秘密の女ともだち/2014」「ロマン・デュリスの 偶然の殺し屋/2016」のロマン・デュリス。

オズワルド・ヒンジに「普通の人々/1980「グッド・シェパード/2006」「ゴーストライター/2010」のティモシー・ハットン。

ジャン・ポール・ゲティ二世に「おみおくりの作法/2013」のアンドリュー・バカン。

監督、製作は「オデッセイ/2015」「エイリアン コヴェナント/2017」のリドリー・スコット。


TOHOシネマズ日比谷にて




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# by margot2005 | 2018-06-15 21:30 | USA | Trackback | Comments(6)