「プーと大人になった僕」

Christopher Robin2018 USA

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クマのプーさんの親友クリストファー・ロビンが大人になり、森からやって来たプーと再会して自分を取り戻す姿を描いた大人のためのファンタジー。


100エーカーの森で親友のプーやその仲間たちと楽しい毎日を送っているクリストファー・ロビンは、ある日ロンドンの寄宿学校へ転校することになる。プーにきみのことは絶対に忘れないと誓いクリストファーはから去って行く。年月が流れ大人になったクリストファーは仕事漬けの毎日で、妻のイヴリンと娘のマデリンとはすれ違いの日々が続いていた。そんなある日、クリストファーの前にプーが突然現れる。


仕事中毒のクリストファーは妻子と共に休暇を過ごすこともままならない。彼は心の中でこのような日々で良いのだろうか?と思っていたに違いない。そうしたらってわけじゃないけどプーが現れたのだ。一方でプーはクリストファーとの再会を喜ぶが森に戻れないことを知り、必死になって森に戻る手伝いをクリストファーに頼み込む。やがてプーと共に森に入ったクリストファーは仲間たちとも再会し少年時代を懐かしく思い出すのだった。


ユアンの大ファンなので楽しみにしていた一作。

クマのプーさん映画なのにシアターにおじさんが??と思っていた。しかし見終わってこれって仕事漬けのおじさんのためのファンタジーかと思った。しかしながらプーを始めとしたぬいぐるみが可愛くない(上のポスターは美化している)。おまけに汚れた感じ。それは生活がかかったくたびれた(疲れた)おじさんのイメージ??そう、あえてそうしているのなら大成功。疲れて重い表情が漂う仕事中毒のクリストファーがプーと再会し、顔の表情がだんだんと明るくなっていくのがナイスだった。


クマのプーさんは相当前に東京ディズニーランドのアトラクションで見たことがあるが、ディズニーのアニメーション映画は見たことがない。一度見てみたい。

来週は監督マーク・フォースターの「かごの中の瞳/2016」が公開されるので楽しみ。


クリストファー・ロビンに「アメリカン・バーニング/2018」のユアン・マクレガー。

イヴリン・ロビンに「シンデレラ/2015」のヘイリー・アトウェル。

マデリン・ロビンブロンテ・カーマイケル。

ジャイルズ・ウィンズロウにマーク・ゲイティス。

プー/ティガーの声に「プリンセスと魔法のキス/2009」のジム・カミングス。

ピグレットにニック・モハメッド。

イーヨーに「塔の上のラプンツェル/2010」のブラッド・ギャレット。

カンガに「リリィ、はちみつ色の秘密/2008」のソフィー・オコネドー。

ラビットに「パディントン/2014」「パディントン2/2017」のピーター・キャパルディ。

オウルに「ハッピーエンド/2017」のトビー・ジョーンズ。

監督は「007/慰めの報酬/2008」「マシンガン・プリーチャー/2011」のマーク・フォースター。


TOHOシネマズ日比谷にて


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# by margot2005 | 2018-09-23 20:19 | USA | Comments(0)

「MEG ザ・モンスター」

The Meg2018USA/中国

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絶滅したと思われていた太古の巨大ザメ、メガドロン(通称MEG)が深海から浮上し人間に襲い掛かるパニック・アクション。


大陸から遥か200キロ沖合に浮かぶ海洋研究施設。ある日、潜水した捜査船が未知の海溝を発見するが、喜びもつかの間行方不明になってしまう。やがて乗組員を救うため潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーを探し出すことになる。見つけ出したジョナスはタイで酔っ払っていた。もう潜水レスキューはしないと言い張るジョナスだったが、元妻ローリーが行方不明だと告げられ海洋研究施設にやって来る。


サメってあんな深海で生きられるのか?と少々不思議だったけど映画だから許した。そしてMEGが実に上手く出来ていて感心する。

サメ映画では必ず次々と人間が餌食になるが本作でも然り。

映画はニュージーランドでロケされた模様。海水浴客でひしめく中国のビーチのシーンが登場。あのシーンには唖然!改めて半端ない人口のスゴさに驚き!湘南のビーチなんてぜんぜんマシかも?

ジョナスとスーインの未来と共に続あり?


酷暑が続いた今年の夏wowowサメ映画の特集をしていて色々と見た。古典の「ジョーズ/1975」の放送もあった。それはもちろんシアターで見たけど、21世紀の今見たら全く面白くなくて途中で挫折。イチオシはマンディ・ムーアの「海底47m2017」かな?


本作もハリウッド映画案内で何度も紹介されていて、本国ではもちろんN.O.!ヒットを飛ばした。見に行った一番の理由はジェイソンが主演だから。実は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ/1998」以来ジェイソンの大ファン!調べてみたら彼の出演映画はほとんど見ている。しかしながらシアターで鑑賞したのは「ブリッツ2011」が最後。本作は是が非でもシアターで見たかった。で、面白かった!

元飛び込み選手のジェイソンはトランスポーター シリーズ/20022008」の1作目で華麗なスイミングを披露していたが、今回もバッチリ!昨年50歳でパパになったジェイソンは相変わらずゴージャス。

監督のジョン・タートルトーブの過去の作品はどれもかなり良い作品。このようなパニック映画は初めての気がする。サンドラブロック主演の「あなたが寝てる間に」が懐かしい。素敵な映画だった。


ジョナス・テイラーに「バンク・ジョブ/2008」「トランスポーター3 アンリミテッド/2008」「ブリッツ/2011」SPY/スパイ/2015」のジェイソン・ステイサム。

スーインに「ドラゴン・キングダム/2008」のリー・ビンビン。

モリスに「JUNO/ジュノ/2007」のレイン・ウィルソン。

ジャックスリに「ジョン・ウィック:チャプター/2017」のルビー・ローズ。

ジャン博士に「ウェディング・バンケット/1993」のウィンストン・チャオ。

マックに「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」のクリフ・カーティス。

ローリーに「君への誓い/2002」のジャシカ・マクナミー。

DJに「S....2003」のペイジ・ケネディ。

トシに「ゲットスマート/2008」のマシ・オカ。

ウォールに「誘拐の掟/2014」「LIFE!/ライフ/2013」のオラフル・ダッリ・オラフソン。

ヘラー博士に「マトリックス/1999」のロバート・テイラー。

メイインにソフィア・ツァイ。

監督は「フェノミナン/1996」「あなたが寝てる間に/1998」「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記/2007」「ラストベガス/2013」のジョン・タートルトーブ。


TOHOシネマズ日比谷にて

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# by margot2005 | 2018-09-21 23:58 | USA | Comments(2)

「判決、ふたつの希望」

L'insulte2017 フランス/キプロス/ベルギー/レバノン/USA

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レバノンの首都ベイルート。パレスチナ難民のヤーセルはイスラム教徒で、住宅の補修作業の現場監督をしている。ある日、アパートの住人でキリスト教徒のトニーとの間でトラブルが起きる。やがてヤーセルは上司に伴われ謝罪に行くが、トニーが放った一言に感情を抑えることができず思わず手を上げてしまう


パレスチナ人なんて皆シャロンに抹殺されればよかったんだ!と、言ってはならない一言を発してしまったトニー。侮辱を受けたヤーセルはトニーにパンチを食らわす。

シャロンはイスラエルの元首相で、パレスチナ首脳部との和平交渉には決して応じないという信条の持ち主だった。そう、シャロンの名前でヤーセルは怒りを爆発してしまったのだ。

一方でトニーにもレバノンで起こった内戦で、命からがら故郷からベイルートへ逃げてきた過去があった。

ドラマの中で衝突するのはアラブとパレスチナの対立ではなく、ユダヤ教キリス教徒の対立。かつてベイルートは中東のパリと呼ばれフランスの影響力が大きく、中東の国にありながら国民の中にはキリスト教徒が多い。

そしてパレスチナ難民であるヤーセルの妻マナールがノルウェーに移民したい!と言っていたのが印象的だった。


トニーとヤーセル、それぞれの弁護士が親子って設定が面白かったし、親子ゲンカはやめて!と裁判長に注意されていたシーンには笑ってしまった

レバノン、ベイルート舞台の映画は「キャラメル」以来。トニー役のアデル・カラムはコメディアンとしてたくさんのTVドラマや映画に出演している様子。「キャラメル」での彼は、コメディっぽい役だったように記憶している。


トニーとヤーセルは互いに憎しみを覚えたわけではない。ただ謝罪すればよかったのだこの辺り男たちの頑固さをひしひしと感じる。

大統領官邸前でエンジンがかからなくなったヤーセルの車に駆け寄り無言で修理するエンジニアのトニー。そして何事もなかったかのように走り去る2台の車。あのシーンとても素敵だった。そして大ラス裁判所前、少し離れた所から互いを見つめ軽く頷きあう二人。感動の素晴らしい!ラストだった。

憎しみに燃えるのではなく、時にユーモアも交えて(裁判のシーン)描かれたヒューマンドラマは素晴らしかった。とても見ごたえがありMY BEST決まり!の一作。


トニー・ハンナに「キャラメル/2007」のアデル・カラム。

ヤーセル・サラーメにカメル・エル・バシャ。

シリーン・ハンナにリタ・ハイエク。

マナール・サラーメにクリスティーヌ・シューイリ。

ワジュディー・ワハビーにカミーユ・サラメ。

ナディーン・ワハビーにジャマン・アブー・アブード。

監督、脚本はジアド・ドゥエイリ。


TOHOシネマズシャンテにて



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# by margot2005 | 2018-09-20 20:50 | フランス | Comments(2)

「タリーと私の秘密の時間」

Tully2018 USA

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3人目が生まれそうなマーロは忙しい日々を送っている。娘のサラには手がかからないが、息子のジョナは情緒不安定な性格で、小学校の校長から転校を提案される。そしてドリューは仕事一筋で家事に全く参加しない。そうこうするうち3人目のベビーが生まれマーロはますます忙しくなり途方に暮れてしまう


リッチな兄クレイグがマーロの出産祝いに贈ったのは夜間専属のベビーシッター。マーロは何事も自分でやらないと気がすまない完璧主義者だが、自らの限界を感じてベビーシッターを受け入れることにする。やって来たのはイマドキの若い女の子タリー。そして戸惑うマーロお構いなしにベビーの面倒をみるからゆっくり休んで!と宣言する。

ベビーの面倒をみるのは夜間のみというのが少々不思議だった。見ていてなぜ?と何度も思ったがそうかなるほどと理解した。


コメディ映画に分類されているけど笑えない。白けた笑いしかなかったかな?そして面白くない。こちらも最近見たフランス映画で描かれていた妄想ドラマ。

シャーリーズは18キロも体重を増やして頑張っているけど、盛り上がりには欠けるし何とも中途半端なドラマだった。子育て経験はあるがあまりにも前なので感情移入するのは難しい。子育て奮闘中のママなら感情移入できるかも知れない。


過去のジェイソン・ライトマンの映画は「サンキュー・スモーキング/2006」とか「マイレージ、マイライフ/2009」などスゴく良い映画だった。この監督の映画はだんだん冴えなくなっていくような気がする。

綺麗なシャーリーズは良いけどデブのシャーリーズはもうやめて欲しい。TOHOシネマズのたまったポイントで鑑賞だったのでなんとか許した。

そうそう「ヤング≒アダルト/2011」のレビューにも我ながらなぜこの映画を観てしまったのか?と書いている。


マーロに「ダーク・プレイス/2015」「スノーホワイト/氷の王国/2016」のシャーリーズ・セロン。

タリーに「あなたとのキスまでの距離/2013」「オデッセイ/2015」「ブレードランナー 2049/2017」のマッケンジー・デイヴィス。

夫ドリューに「きみがぼくを見つけた日/2009」のロン・リヴィングストン。

兄クレイグに「犬と私とダンナのカンケイ/2012」のマーク・デュプラス。

息子ジョナにアッシャー・マイルズ・フォーリカ。

娘サラにリア・フランクランド。

監督、製作は「ヤング≒アダルト/2011」「とらわれて夏/2013」のジェイソン・ライトマン。


TOHOシネマズ・シャンテにて(既に上映終了/新宿シネマカリテで上映中)


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# by margot2005 | 2018-09-16 22:51 | MINI THEATER | Comments(2)

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」

Borg McEnroe2017 スウェーデン/デンマーク/フィンランド

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1980年、テニスの聖地ウィンブルドンの決勝で戦ったビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの伝説の試合と、少年時代のボルグを中心に描いたスポーツ・ドラマ。


ビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの1980年のウィンブルドンの試合はなんとなく記憶にある。ボルグの何度ものマッチポイントを阻止したマッケンロー 。試合時間は3時間55分の激戦となった名勝負で結局ボルグが5連覇を果たした。でも翌年ボルグはマッケンローに負けて26歳の若さで引退した。

その後ビヨン・ボルグは全く見ないがジョン・マッケンローは今年のUSオープンにも登場。男子の優勝者ノバク・ジョコビッチに優勝カップを授与していた。デルポトロ残念だった。


21世紀の現在なら26歳で引退なんて若過ぎ!そして3時間55分なんて長くない。4時間を超える試合もざらにある。

ドラマを見ていて一番印象深かったのはラケットのサイズ。30年以上前はまるでバドミントンのラケットのようで懐かしい。

80年代は空前のテニスブームだったようで、私がテニスに夢中になったのは80年代半ば。もちろんテニススクールにも通った。今はほとんどする機会はないが試合を見るのは大好きで、4大大会をwowowで見るのを毎年楽しみにしている。


過去の有名テニスプレーヤーや、有名俳優たちが観戦しているシーンも映し出されて楽しい。アンドレ・アガシが紹介されるシーンもあった。ベンスティラーはラファエルナダルの大ファンの様子。セミファイナルでナダル負けたけど...

女子では大阪なおみ優勝!セリーナに勝ったなんてすご過ぎる!二人の試合のコイントスにはビリージーンキング(キング夫人)が現れ、授賞式にはクリス・エバートが登場。

映画レビューそっちのけで大好きなテニスを熱く語ってしまった。


映画に戻って...

激戦が終わった後それぞれの国に戻るためロンドンの空港に現れた二人。マッケンローがボルグを見つけて声をかけ別れの挨拶を交わす。そこでマッケンローはここはハグじゃないか?と言いながらボルグを抱きしめる。あのシーンはとても素敵だった。その後二人は親友となり、ボルグはマッケンローのテータム・オニールとの結婚式にベストマンとして出席したそう。


ドラマはテニス・ファンにお勧め!9歳~13歳のビヨン・ボルグを彼の息子のレオ・ボルグが演じている。彼のテニスがスゴいのは父親のDNAを受け継いだに違いない。


ビヨン・ボルグに「ストックホルムでワルツを/2013」のスヴェリル・グドナソン。

ジョン・マッケンローに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ランナウェイ/逃亡者/2012」「バレット・オブ・ラヴ/2013」の シャイア・ラブーフ。

レナートに「男と女、モントーク岬で/2017」のステラン・スカルスガルド。

マリアナに「ヒトラーに屈しなかった国王/2016」のツヴァ・ノヴォトニー。

監督は「アルマジロ/2010」のヤヌス・メッツ。


TOHOシネマズ日比谷にて



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# by margot2005 | 2018-09-11 21:02 | ヨーロッパ | Comments(0)

「オーケストラ・クラス」

La mélodie2017 フランス

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中年バイオリニストのシモンはオーケストラをクビになり、生活のため気乗りしないながらも移民の子どもたちが通うパリ19区にある学校でバイオリンを教えることになる。しかし音楽に触れたことのない子どもたちを対象とした音楽教育プログラムの講師は大変な仕事だった。とにかく彼らは音楽に全く興味を示さないで喧嘩ばかりしているのだ。そんな折、一人の少年アーノルドがバイオリンに興味を示し、貸し与えたところ熱心に練習を始め、意外な才能を発揮し始める


パリ19区は街の北東に位置していて中心地からは少々離れている。そう、アーノルドが住む団地から見えるエッフェルは遥か彼方にあった。

以前シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心地のホテルに向かう時に乗ったタクシーから見える景色の中に団地がいっぱいあったのを思い出す。

移民たちが通う学校がフランスならではと思ったし、監督と主演のカド・メラッドがアルジェリア生まれの移民であることも映画作りに深い思い入れがあるだろうなと感じる。


ドラマは少々出来過ぎかな?と思ったけど、フランスで実際に行われている情操教育プログラムをモチーフに作られたという。さすが芸術の国フランス!と納得する。そして才能豊かな少年アーノルドとの出会いにより挫折した中年バイオリニストが人生に輝きを取り戻す辺りは少々出来過ぎかも?


シモン・ダウドに「バレッツ/2010」「ある朝突然、スーパースター/2012」「プチ・ニコラ 最強の夏休み/2014」のカド・メラッド。

教師ファリド・ブラヒミに「カミーユ、恋はふたたび/2012」の サミール・ゲスミ。

アーノルドにアルフレッド・ルネリー。

サミールにザカリア・タイエビ・ラザン。

ヤエルにシレル・ナタフ。

アブにユースフ・ゲイエ。

アーノルドの母に「最高の花婿/2014」のタチアナ・ロホ。

サミールの父に「アンプロフェット/予言者/2009」「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ/2013」のスリマヌ・ダジ。

監督、脚本は「キングス&クイーン:出演/2004」のラシド・アミ。


新宿武蔵野館にて


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# by margot2005 | 2018-09-05 21:45 | フランス | Comments(2)

「輝ける人生」

Finding Your Feet2017 UK

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マイクとサンドラ夫妻は英国サリー州の瀟洒な家に住んでいる。警察に35年勤め、地元の名士でもあるマイクが定年退職を迎え晴れてナイトの称号を授与される。やがてレディとなるサンドラは鼻高々で祝賀パーテイを催すことになる。しかしあろうことかサンドラはパーティの最中マイクが自分の親友とキスをしている現場に遭遇する。二人は以前から浮気をしていたのだ。キレたサンドラは怒りと共に家を飛び出しロンドンの団地に住む姉ビフの家に転がり込む


シニア賛歌?映画はとっても素敵で感動してしまった。

熟年離婚、認知症の配偶者、末期ガンなど、暗い題材もあるけど、ベタベタしないでさっぱりした関係が素敵に描かれているのは英国人の気質そのものでナイス!

かつて大好きだったダンスと共に、忘れかけていた情熱を取り戻していくヒロインに拍手を送りたくなる。


イメルダ・スタウントンは「ヴェラ・ドレイク/2004」のイメージが強くて、面倒見の良いおばさんのイメージがつきまとう。「パレードへようこそ」でもそうだった。しかし本作ではとてもチャーミングな女性を演じていて素敵なのだ。ダンスのシーンもナイスだけど、ラストのナロウボートへのジャンピングはスゴかった。

イメルダ・スタウントンはもちろん、ティモシー・スポールとセリア・イムリーがナイス・キャスティング。


サンドラに「パレードへようこそ/2014」「パディントン2/2017」のイメルダ・スタウントン。

チャーリーに「ターナー、光に愛を求めて/2014」「否定と肯定/2016」のティモシー・スポール。

ビフに「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2017」のセリア・イムリー。

テッドに「英国総督 最後の家/2017」のデヴィッド・ヘイマン。 

ジャッキーに「最高の人生をあなたと/2011」のジョアンナ・ラムレイ。

マイクに「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「ウイスキーと2人の花嫁/2016」のジョン・セッションズ。

監督は「美しき家、わたしのイタリア/2003」「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります/2014」のリチャード・ロンクレイン。


新宿武蔵野館にて



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# by margot2005 | 2018-09-01 20:53 | UK | Comments(0)

「チャーチル ノルマンディーの決断」

Churchill2017 UK

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19446月、第二次界大戦末期のイギリス。英国首相チャーチルはノルマンディー上陸作戦を止めるため連合国軍最高司令官、アイゼンハワーと真っ向から対立していた…


オープニング、英国の海岸に佇むチャーチル。第一次世界大戦で自ら計画、遂行したガリポリの戦いで約50万人もの若い兵士の死傷者を出したことがチャーチルの心の棘となっていた。しかし連合国軍最高司令官、アイゼンハワーがノルマンディー上陸作戦の遂行を考えており、ヒューマニズムを誇るチャーチルは再び若い兵士が犠牲になることを恐れ作戦を止めるための説得の言葉を吟味している。

やがて、米国のアイゼンハワー、イギリス軍のモントゴメリー将軍、そして国王ジョージ6世との話し合いに挑んだチャーチルは”史上最大の作戦/ノルマンディー上陸作戦”の実行に抵抗するのだった。


原タイトルはズバリ「チャーチル」。ノルマンディの海岸もドイツ軍も戦闘機も一切登場しない。ドラマは「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男/2017」 から4年後のチャーチルの姿を描いている。


イングランド国王ジョージ6世と、後にアメリカ合衆国の大統領となる連合国軍最高司令官アイゼンハワー将軍が登場し、チャーチルと彼の妻クレメンティンを中心に描かれるヒューマンドラマ。

チャーチル夫妻は仲が良くて微笑ましいし、妻クレメンティンは夫を奮起させるのが実に上手いなぁと思う。そしてチャーチルの側近ヤン・スマッツの存在がナイス。この時代のチャーチルの個人秘書はキュートなミス・ギャレット。

上のポスターのチャーチル夫妻がチャーミング。


ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」でチャーチルに成りきったゲイリー・オールドマンがオスカーをゲットしたが、本作のブライアン・コックス本人はドラマのチャーチルと同世代で、終始葉巻を燻らながら英国首相ウィンストン・チャーチルを熱演している。


ウィンストン・チャーチルに「ボーン・アイデンティティー/2002「マッチポイント/2005」「ゾディアック/2006」「英雄の証明/2011」のブライアン・コックス。

クレメンティン・チャーチルに「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「ベル ~ある伯爵令嬢の恋~/2013」のミランダ・リチャードソン。

ドワイト・アイゼンハワーに「アジャストメント/2011」「スポットライト 世紀のスクープ/2015」のジョン・スラッテリー。

ジョージ6世に「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード。2017」のジェームズ・ピュアフォイ。

モントゴメリー将軍に「ルイの9番目の人生/2015」のジュリアン・ワダム。

ヤン・スマッツにリ「パリより愛をこめて/2010」のリチャード・ダーデン。

ブルック元帥にダニー・ウェッブ。

ミス・ギャレットに「わたしを離さないで/2010」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち/2015」のエラ・パーネル。

監督は「レイルウェイ 運命の旅路/2013」のジョナサン・テプリツキー。


新宿武蔵野館にて



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# by margot2005 | 2018-08-28 22:22 | UK | Comments(0)

「英国総督 最後の家」

Viceroy's House2017 UK/インド/スウェーデン

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1947年、インド、デリー。植民地インドから去ると決定したイギリスは主権委譲の任に当たる最後の総督としてマウントバッテン卿を送り込む。そして首都デリーの壮麗なる総督官邸が、妻エドウィナと娘パメラと共に彼の新しい住まいとなる。やがて500人もの使用人が仕える想像を絶する大邸宅で、連日連夜、政治家が集まり独立へ向けた話し合いが行われるようになる。一方でマウントバッテン卿のもとで働くことになったインド人青年ジートと、令嬢パメラの秘書となったアーリアが出会い互いに惹かれ合う


イギリスの植民地から2つの国に分離独立したインドとパキスタン(第一次印パ戦争)。歴史に翻弄される人々。ヒンドゥー教徒の青年ジートとイスラム教徒の娘アーリアの恋を絡めて描いた歴史ドラマは見応えがあった。


ドラマは史実を描いているので本物のマウントバッテン卿夫妻が実写で映る。ダウントン・アビーのグランサム伯爵がハマっていたヒュー・ボネヴィルはマウントバッテン卿も似合っている。ジリアン・アンダーソンもナイス・キャスティング。

歴史上の人物ネルーやガンディーも比較的似た俳優が演じていて良かった。

見ている間どこかで見た?どこかで見た?と思っていたジート役の彼は「マダム・マロリーと魔法のスパイス」でフレンチのシェフを演じていたマニーシュ・ダヤールだった。

映画に登場する”ラシュトラパティ・バハン/インド大統領官邸”がゴージャス!


マウントバッテン卿はエリザベス女王の夫君エジンバラ公フィリップ殿下の叔父にあたる。そしてウィリアム王子の次男の名前はマウントバッテン卿からルイ(ルイス)という名前をもらった模様。監督はチャリティでチャールズ皇太子に会った際、今、マウントバッテン卿の映画を製作中と話したという。

過去に見た「ベッカムに恋して」と「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」はどちらもティーンが主人公のコメディで本作とは真逆の世界を描いていて面白い。


マウントバッテン卿に「パディントン2/2017」のヒュー・ボネヴィル。

エドウィナ・マウントバッテンに「シャドー・ダンサー/2011」のジリアン・アンダーソン。

ジート・クマールに「マダム・マロリーと魔法のスパイス/2014」のマニーシュ・ダヤール。

アーリアにフーマ・クレシー。

ヘイスティングス・イズメイに「英国王のスピーチ/2010」「パディントン2」のマイケル・ガンボン。

ジャワーハルラール・ネルーにタンヴィール・ガーニ。

マハートマー・ガンディーにニーラジ・カビ。

アーリアの父に「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「マダム・マロリーと魔法のスパイス」のオム・プリ。

シリル・ラドクリフに「オペラ座の怪人/2004」「最高の人生をあなたと/2011」のサイモン・キャロウ。

ムハンマド・アリー・ジンナーにデンジル・スミス。

エワートに「秘密のかけら/2005」のデヴィッド・ヘイマン。

ドゥリープにジャズ・ディオール。

パメラ・マウントバッテンにリリー・トラヴァーズ。

監督、脚本、製作は「ベッカムに恋して/2002」「パリ、ジュテーム/2006」「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日2008」のグリンダ・チャーダ。


新宿武蔵野館にて



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# by margot2005 | 2018-08-24 20:44 | UK | Comments(0)

「オーシャンズ8」

Ocean's Eight2018 USA

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10年の刑で収監中だったデビー・オーシャンは5年後仮出所を果たす。やがてダニー・オーシャンの妹であるデビーは5年間刑務所で考えに考え抜いたプランを実行に移そうとルーを訪ねる


デビーはファッションデザイナーのローズ、ハッカーのナインボール、宝石職人のアミータ、スリのコンスタンス、盗品を販売するタミーを次々と集める。デビーとルーを加えてメンバーは7人。しかしラスト近くでもう一人が加わり合計8人となる辺りはニクい。


オープニング間もなくの高級コスメショップでの返品シーン...万引きしたものを返品するなんて?防犯カメラない??ありえない!と思ったけど、手口が鮮やかで感心してしまった。そして高級ホテルの部屋を確保する手口も鮮やか!


カルティエが協力したというダイアモンドのネックレスがスーパー・ゴージャス!撮影されたメトロポリタン美術館でのシーンも見もの。女優陣のドレスもとてもゴージャスで、久ぶりにストーリーではなく目で見て楽しめる映画だった。男が罪に問われるラストは女性賛歌映画で素晴らしい。

保険屋のジョン・フレイザーが”一族全員泥棒??”と尋ね、デビーが”イエス!”と答えるシーンが可笑しい。


「オーシャンズ112001」「オーシャンズ122004「オーシャンズ13/2007」はもちろん見ている。

サンドラとケイトのファンなので楽しみにしていた一作。二人とも実にクール。そしてサンドラの若さに驚き!

でもサンドラ映画をシアターで見たのは彼女がオスカーをゲットした「しあわせの隠れ場所」以来だったとは?


カメオでアナ・ウィンター、コモン、ハイディ・クルム他多々出演。

エリオットグールド演じるルーベンがワンシーンに登場。兄の墓の前でマティーニを飲むデビーのシーンでラストを迎える。兄ダニーは生きている?次作はある?


デビー・オーシャンに「しあわせの隠れ場所/2009」「ゼロ・グラビティ/2013「選挙の勝ち方教えます/2015」のサンドラ・ブロック。

ルー・ミラーに「聖杯たちの騎士/2015」のケイト・ブランシェット。

ローズに「未来を花束にして/2015」のヘレナ・ボナム・カーター。

ダフネ・クルーガーに「ブルックリンの恋人たち/2014」「マイ・インターン/2015」のアン・ハサウェイ。

ナインボールに「メットガラ ドレスをまとった美術館/2016」のリアーナ。

タミーに「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書/2017」のサラ・ポールソン。

コンスタンスにアウクワフィナ。

アミータにミンディ・カリング。

クロード・ベッカーに「ホビット シリーズ/20122014」「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅/2016」のリチャード・アーミティッジ。

ルーベンに「オーシャンズ13」のエリオットグールド。

ジョン・フレイザーに「ピーターラビット/2018」のジェームズコーデン。

監督は「シービスケット/2003」「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男/2016」のゲイリー・ロス。


TOHOシネマズ日比谷にて



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# by margot2005 | 2018-08-22 23:21 | USA | Comments(6)