2018年 08月 04日 ( 1 )

「ウインド・リバー」

Wind River 2017 UK/カナダ/USA

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アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバー。ある日、地元の白人ハンター、コリーは雪の上で凍りついているネイティブアメリカンの少女の死体を発見する。少女は亡くなったコリーの娘の親友ナタリーだった


野生生物局の職員として活動している地元の白人ハンターがFBIエージェントの手助けをし、半端じゃない射撃の達人だったことがスゴい!と思った。そしてネイティブアメリカンのシェリフ、ベンそっちのけで大活躍。ベンは少々お歳だったけど...。

コリーは過去にネイティブアメリカンの女性ウィルマと結婚しており、二人の娘は3年前何者かによって死に追いやられていた。彼がFBIのジェーンを助けるのはコリーの正義そのものだと感じずにはいられない。


被害者がネイティブアメリカンの上、他殺ではないとわかった時点で援軍が来ない。FBIの新人女性捜査官ジェーンは一人で事件捜査を余儀なくされる現実に陥る。

事件現場がネイティブアメリカンの保留地なので、新人女性捜査官を送ったのではないか?とも勘ぐりたくなる。しかしながら彼女が正義感に燃えまくる姿が最高!


ナタリーの死体を見つけたコリーは、後に雪深い山で男の死体を発見する。この辺りからドラマはますますサスペンスフルになり、ラストへと続く展開はスクリーンに釘付けになった。


オープニングにこれは実話であるという案内が出て、ラストで失踪したネイティブアメリカンの少女の数は把握されていないというメッセージが出る。それって簡単に言えば全ての失踪が捜査されていないということ?と、悲しくなる。


毎週見ているハリウッド映画案内番組で何度も紹介されていて気になっていた一作。本国でも限定公開の後トップ10入りしロングランヒットを記録した。で、日本の巷でも評判なのか都内では数カ所で上映している。

ジェレミー・レナーって少々苦手な俳優なのだけど素晴らしかった。エリザベス・オルセン映画はwowowでしか見ていなくて今回初シアター。彼女もレナー同様素晴らしかった。


テーマは全く異なるけどメリッサ・レオの「フローズン・リバー/2008」思い起こした。その舞台はカナダ国境に近いニューヨーク州最北部の先住民モホーク族の保留地。主人公の白人女性が金のため危険な密入国ビジネスに手を染めて行くドラマでとても見ごたえがあった。


コリー・ランバートに「メッセージ/2016」のジェレミー・レナー。

ジェーン・バナーに「キル・ユア・ダーリン/2013」「アイ・ソー・ザ・ライト/2015」のエリザベス・オルセン。

ナタリーにケルシー・アスビル。

ウィルマに「ジョナ・ヘックス/2010」のジュリア・ジョーンズ。

ベンに「ダンス・ウィズ・ウルブズ/1990」「トランス・アメリカ/2005」「モリーズ・ゲーム/2017」のグレアム・グリーン。

マーティンに「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」のギル・バーミンガム。

マットに「ゴーストライター/2010」「ボーダーライン/2015」「ベイビー・ドライバー/2017」のジョン・バーンサル。

監督、脚本は「ボーダーライン/2015」の脚本家テイラー・シェリダン。


角川シネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2018-08-04 22:01 | UK | Comments(4)