「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」

「Män som hatar kvinnor」...aka「The Girl with the Dragon Tattoo」 2009 スウェーデン/デンマーク/ドイツ
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ミカエル・ブルムクヴィストに「歓びを歌にのせて/2004」のミカエル・ニクヴィスト。
天才ハッカー、リスベットにノオミ・ラパス。
ヘンリック・ヴァンゲルに「鷲は舞いおりた/1976」のスヴェン・ベルティル・タウベ。
ヘンリックの弁護士ブルーデにイングヴァル・ヒルドヴァル。
モレル警部にビヨルン・グラナート。
ミカエルの恋人エリカにレナ・エンドレ。
ハンス・エリック・ヴェンネルストレムにステファン・サウク。
監督にニールス・アルデン・オプレヴ。
原作はスティーグ・ラーソンの“ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女”。
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大物実業家の不正を暴く記事を書いたジャーナリストのミカエルは、逆に名誉毀損で訴えられ有罪判決を受ける。そしてある日、富豪のヴァンゲル一・グループの前会長ヘンリックにハリエット失踪事件の解明を依頼される。それは40年前に彼の姪ハリエットが突然失踪し、捜査の末迷宮入りした事件だった。ヘンリックの依頼を受けたミカエルは調査を開始する。
一方でミカエルの身辺調査するリスベットは彼が無罪であると結論していた。やがて、ミカエルが調べる事件に興味を持ったリスベットは彼に協力し、二人は真相究明に乗り出す...

早川書房刊の原作の翻訳本は本屋で何度か目にしている。シアターにも本が並べてあったが、家に未読本が積んであるので買うのは我慢した。
ブラッド・ピット&モーガン・フリーマンの「セブン/1995」を思い起こす、ダークで、スリリングなミステリーでものスゴく見応えがあり圧倒される!
次作の予告も上映されたが、次が待ちきれない!
去年、渋谷のシネマライズで予告を観た。いつものようにストーリーを詳しく知りたくないのでチラシをさらっと読んだだけ。
舞台はスエーデン、ストックホルムの孤島。
物語は社会派月刊誌“ミレニアム"発行者のジャーナリスト、ミカエルが大物実業家ハンス・エリック・ヴェンネルストレムの不正告発の後、逆に名誉毀損で訴えられ有罪判決を受ける所から始まる。そしてミカエルの身辺調査に雇われた天才ハッカー“ドラゴン・タトゥーの女”リスベットが登場する。バイセクシュアルの彼女は男を全く信用してないがミカエルの無実は信じていた。
ミカエルのPCから大富豪一族の40年前の事件情報を盗んだリスベットは彼を助け一緒に捜査を始める。ヘンリックに失踪事件解明を依頼されたミカエルは幼い頃ハリエットに遊んでもらった仲だった。彼らは少女時代のハリエットの写真と、ヘンリックから渡された膨大な当時の資料を元に次々に真相を突き止めて行く。その過程がとても奇抜で、興味深くて、面白くて目が離せない。あっと驚く驚愕の結末...ナチスやユダヤ人そして宗教、果ては近親相姦まで登場する。
悲惨な少女時代を送ったハリエット。そしてリスベットもまた悲惨な子供時代を送っていたと思われる(細かい事は明かされない。二作目はかなり踏み込んで語られそう...楽しみ!)。
昨年観たベルギー映画の「ロフト/2008」も面白かったが、こちらは複雑怪奇でゾクゾクする。
大ラスのリスベットの活躍にはミカエル同様喝采した。
映画評にも“登場する女たちは目をそむけたくなる悲惨な目に遭う”とか“陵辱シーンが凄まじい!”とか書かれているが、男(後見人)に仕返しするリスベットの方が強烈だった。
「歓びを歌にのせて」で音楽家を演じたミカエル・ニクヴィストが老けていて驚いたが、知的な役が似合う素敵な俳優。
3部作を観た後で本が読みたい!リスベット役のノオミ・ラパスが本から抜け出して来たようだったらとても嬉しい。
シネ・リーブル池袋にて
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by margot2005 | 2010-01-20 00:08 | スペイン | Comments(4)
Commented by CaeRu_noix at 2010-01-21 00:43
margot さん、ぼんそわー。
遅まきながら、今年もよろしくお願いしますー。
今日、これ観ました。
ポスターのイメージから、ホラー寄りな感じのものかと勝手に思っていたのですが、わりとまっとうなサスペンスでしたね。
面白かったです。
スウェーデンの美しく寂しげな風景がまたよかったし。
今年もヨーロッパ映画を追求していきましょうー。
フランス映画祭の団長はジェーン・バーキンだそうで。
Commented by margot2005 at 2010-01-28 23:03
かえるさん、こんばんは!
所用で急遽出かけておりました。レス遅くなって申し訳ありません。
今年も宜しくお願いいたします。
こちらの映画私もてっきりホラーかな?と思っていましたが、スリリングなサスペンスで見応えありましたね。
3月のフランス映画祭今年も楽しみにしていますが、開催日時が短くて行けるかどうか心配ですわ。
Commented by sabunori at 2010-02-04 20:34
margotさん、こんばんは。
まったく上映時間の長さを感じさせない作品でしたねー。
2作目以降で語られるであろうリスベットの過去も気になります。
後見人に対するキッチリ落とし前つけさせていただきます的な
あの報復はすごかったですね。
2、3作も楽しみです。
Commented by margot2005 at 2010-02-07 20:22
sabunoriさん、こんばんは!
レスが遅くてごめんなさいまし。
さて結構長い上映時間でしたよね?
一緒に観た夫は時々眠ってましたが(映画観ながら良く眠る人ですが...)サスペンスで眠るなんてホント信じられません。
リスベットのおとしまえはお見事でした。
2作目ホント待ちどうしいですわね。
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