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「インフォーマント!」

「The Informant!」2009 USA
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マーク・ウィテカーに「グッド・シェパード/2006」「ディパーテッド/2006」「ボーン・アルティメイタム/2007」「オーシャンズ13/2007」のマット・デイモン。
FBI捜査官ブライアン・シェパードに「薔薇の素顔/1994」「海辺の家/2001」のスコット・バクラ。
FBI捜査官ボブ・ハーンドンにジョエル・マクヘイル。
マークの妻ジンジャーに「コヨーテ・アグリー/2000」「ニュースの天才/2003」のメラニー・リンスキー。
監督は「トラフィック/2000」「エリン・ブロコビッチ/2000」「オーシャンズ13」「チェ 28歳の革命/2008」 「チェ 39歳別れの手紙/2008」のスティーヴン・ソダーバーグ。
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1992年、アメリカ、イリノイ州。大手穀物商社ADMに勤めるマーク・ウィテカーは33歳にして重役。工場をまかされ、私生活では美しい妻と子供に囲まれ平和に暮らしている。ところがある日、工場でウイルスが発生し、それによる損失の責任を問われてしまう。とっさにそれはライヴァル企業の仕業であるとマークは上司に主張する。やがて会社は恐喝事件としてFBIに捜査依頼する事になる...

オープニング、“事実をもとに描いたドラマだが台詞はかなり脚色されている...悪しからず。”と言う案内が出る。
“ある企業内部告発者を描く本当にあった物語”とあるが、明らかに誇張されている雰囲気。
大嘘つきで大金を着服したマーク・ウィテカーを演じるマット・デイモンは15kg増量したらしい。突き出たお腹に派手なネクタイのおじさんスタイルがイケてる。ラストでのハゲ頭(完璧カツラ)は見るも無惨。マットは実際ハゲになったら相当醜い姿になりそう。
とにかくこの男喋る、ひたすら喋る。言い訳がモーレツに上手い。自身の不正は棚にあげ、FBIや会社に嘘をつきまくる。
演じたマット、よくぞあれだけの台詞を覚えられるものだと関心する。
このマークという男はとらえどころのない人物のよう。言うことはコロコロ変わるし、自ら着服した大金について反省する風でもない。FBIを欺き、ため込んだ多額の賄賂マネーは海外の銀行に貯蓄中。とんでもない人物でありながらなぜか憎めないキャラは確かに可笑しい。
名門大学を卒業し、33歳の若さで大企業の重役の地位を得たマーク・ウィテカー。自身は孤児で養子に行った先の親が良い教育を受けさせてくれた...と、全く根拠のない嘘をつく。養子だと世間の人々は同情的で、それが出世にも結びつくと考えるらしい。変な?ポリシーをお持ちのマーク・ウィテカー...実の親がお気の毒。
“AJINOMOTO”という固有名詞も頻繁に登場する。関係者コレを観て笑っただろうか?
予告を観た際、ブラック・コメディか?と期待していた。しかしそれほどブラックでも、コメディでもなく、ちょっと中途半端でマット・ファンとして面白みに欠けるのが残念な1作。
恵比寿ガーデン・シネマにて
by margot2005 | 2009-12-12 00:35 | MINI THEATER | Comments(0)
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