ドイツ映画祭2009...「ヒルデ ー ある女優の光と影」

「Hilde」 2009 ドイツ
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ヒルデガルド·クネフに「ラブ·アクチュアリー/2003」のハイケ·マカチュ。
英国の俳優で二度目の夫デヴィッド·キャメロンにダン·スティーヴンス。
ユダヤ人の米軍士官で最初の夫クルト·ヒルシュにトリスタン·ピュッター。
ヒルデのエージェント、エルゼ·ボンガースに「4分間のピアニスト/2006」「SOUL KITCHEN/2009」のモニカ·ブライブトロイ。
有名プロデューサー、エーリッヒ·ポマーに「ミュンヘン/2005」のハンス·ツィッシュラー。
ナチ映画界の大物アニアン·ツォルナーにエーヴァルト·フォン·デマンドフスキ。
ヒルデの母フリーダ·クネフに「白バラの祈り ゾフィー·ショル、最期の日々/2005」のヨハンナ·ガストドルフ。
監督はガイ・ヴェッセル。
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1966年、ヒルデガルド·クネフは西ベルリンに戻って来る。それはベルリン·フィルハーモニーのホールでコンサートを開くためだった。ホールの控え室で出番を待つヒルデの脳裏に過去の様々な出来事が蘇る...
1943年、ヒルデは女優としての一歩を踏み出す。そして第二次世界大戦後再び女優としての活動を望むが、その道は前途多難だった。やがて亡命していたプロデューサー、エーリッヒ·ポマーがドイツの映画産業を支えるためアメリカ占領軍から派遣されて来る。ポマーの計らいで女優として花開き始めるが、キャリアは順調とは言えなかった。その後、ドイツ映画界に見切りをつけたヒルデは結婚したばかりの夫クルトと共にアメリカへ渡る。ハリウッドに居を構え、出演のオファーを待つが、ここでもまともな役はもらえずドイツへと舞い戻る。そして再びハリウッドに渡ったヒルデはそこで国際的映画スターの地位を獲得するのだった...
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日本では全く知られていないドイツ人女優ヒルデガルド·クネフ。彼女はシンガーソング・ライターであり、本も書いたマルチタレント。第二次世界大戦をも生き延びたヒルデの波瀾万丈の女優人生はとてもドラマチックで見応えのある展開となっている。
元恋人アニアン·ツォルナーがナチ党員だった過去。ユダヤ人の米軍士官クルト·ヒルシュとの結婚。ドイツで初めてnudeになった女優であり、共演した英国人俳優デヴィッド·キャメロンから妻を奪った事でもマスコミの餌食となり、とてもスキャンダラスな女優だった。
そのヒルデを演じるハイケ·マカチュは「ラブ·アクチュアリー」でアラン·リックマン演じる上司ハリーを誘惑するミア役が印象的だった。黒髪の「ラブ·アクチュアリー」とは全く別人の彼女はブロンド·ヘアー。気性の激しいヒルデにぴったりで、なぜか?ビヨンセにそっくり!
ハイケ·マカチュ自身もシンガーであり、作家として本も書いている才女。映画の中で勿論歌うシーンあり。ドイツ語の歌って滅多に聞く機会がないけど、思ったより素敵に聞こえる。
新宿バルト9にて
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by margot2005 | 2009-10-25 00:37 | ドイツ | Trackback | Comments(0)
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