2009年 05月 23日
「夏時間の庭」

長男フレデリクに「ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉/2003」「恋は足手まとい/3005」のシャルル・ベルリング。
長女アドリエンヌに「隠された記憶/2005」「こわれゆく世界の中で/2006」「パリ/2008」のジュリエット・ビノシュ。
次男ジェレミーに「ある子供/2005」「ロルナの祈り/2008」のジェレミー・レニエ。
3人の母エレーヌに「ポンヌフの恋人/1991」「アドルフ/2002・ヴォン・ヴォヤージュ/2003」のエディット・スコブ。
エロイーズにイザベル・サドヤン。
フレデリクの妻リサにドミニク・レイモン。
ジェレミーの妻アンジェラにヴァレリー・ボネトン。
アドリエンヌのアメリカ人の恋人ジェームスに「グラン・トリノ/2008」のカイル・イーストウッド。
フレデリクの娘シルヴィーにアリス・ドゥ・ランクサン。
監督、脚本に「溺れゆく女/1998」「クリーン/2004」「パリ、ジュテーム/2006」のオリヴィエ・アサイヤス。
イル・ド・フランスの小さな町ヴァルモンドワ。そこはかつて印象派の画家たちが愛した美しいスポット。画家だった大叔父が生前使っていたアトリエのある瀟洒な屋敷。今ではエレーヌが使用人のエロイーズと暮らしている。
エレーヌの誕生日に集まった家族。長男のフレデリクは経済学者者で妻と二人の子供と共にパリ在住。バツイチのアドリエンヌはNYを拠点に世界中を飛び回るデザイナー。そして次男のジェレミーは妻子と共に移住した中国で仕事をしている。
つかの間の再会。食事の後エレーヌは長男を自室に呼ぶ。そこで彼女は自分が死んだら屋敷も美術品も売却して3等分して欲しいと話し始める。突然の母の申し出にショックを隠しきれないフレデリク。そして1年後、母が亡くなる...

今年のフランス映画祭オープニング作品。
パリのオルセー美術館開館20周年企画として作られた作品で、オルセーから貸し出されたという美術品の数々が映画に登場する。
パリに行った時もちろん訪れたオルセー。印象派絵画の宝庫のようなオルセーは素晴らしい美術館。映画でも少しだけ登場する。
映画の舞台となったのはパリ郊外イル・ド・フランスの町ヴァルモンドワ。家族が集合し食事をする庭を始めとして、屋敷周辺の景色が素晴らしく美しい。この地は印象派の画家たちが愛してやまなかった場所だそう。



財産全て売り払って3兄弟で3分割して欲しいと長男に言葉を残した母。しかし母が亡くなって屋敷や思い出の美術品を売り払う事に躊躇するフレデリク。しかしアドリエンヌもジェレミーもフランス、パリから遠く離れた場所を生活の場としている。協議の結果、屋敷も、美術品も売り払う事に決めたが、思い出の詰まった屋敷に執着を見せるフレデリク。全く持ってあり得ないことだが、このようなシチュエイションに遭遇したらどうするだろう?と考えさせられた。
まともな役(職業を持つ妻子ある身)のジェレミー・レニエはとっても素敵なフランス青年(ベルギー出身)でびっくり。彼の過去の役柄とは打って変わって、まるで別人のよう。
過去作品よりもう〜んと若く見え、多分若い役柄のビノシュはスゴくチャーミング。NYを拠点にモダン・アートに携わる彼女のワードローブがコレまたモダン・アートのようで素敵な演出。
しかしこの映画は美しい景色と、美しい本物の美術品が主人公。観るものは、しばしその美しいアートたちに魅せられることだろう。
銀座 テアトルシネマにて...
これ、気になってたんです。
予告を見てから素敵そうだなぁと。
こういう作品はなかなか私の近くでは劇場公開しないので、
いま現在DVD待ちですが。
なかなか素敵な作品のようなので楽しみです。
そうとても素敵な映画でしたわ。
美術品と瀟洒な屋敷の庭が素晴らしかったです。
あのアートは全て本物ってスゴイです。
イル・ド・フランスと言っても広いですが、フランスって素晴らしい田舎が一杯あって、また行きたくなりました。
DVDになったら是非ご覧になってね。
ジェレミー・レニエが真っ当に父親になっていて感無量でしたよね。
これまでおっとり系温和系女の役が多かったイメージのビノシュにあえてこういう現代女性をやらせちゃうセンスもいいなーって思いました。
わたし的には上半期のベスト候補というほどによかったです♪
ホントに、ホントにジェレミーは素敵でした。
ビノシュって現代的で、キュートな役柄が似合いそうなのですが、そういった役はしないですよね、なぜか??
なので、今回の彼女はとってもキュートでした。
わたしもこれベストに入れたいですわ。
奥が深いです。
ここまで美しくて卓越している映画ってそうそうないような気がします。
絶賛されてますね。
素敵な映画という表現にぴったりの1作かと思います。
マイベストに入れたいですね。
去年のフランス映画際のオープニングだったんですか。去年は行けなかったので、今年は行きたいなぁ。
この作品、ものすごく良かったです。映像も美しかったですね。TBさせていただきました。
レスが遅くて申し訳けありません。
TBありがとうございました。
フランス映画祭のオープニング作品でしたが、公開が決まっていたので映画祭では観ませんでした。
私もこの映画はとても気に入りました。映像が綺麗でしたね。
今年もフランス映画祭来月に迫ってきましたね。毎年楽しみにしています。
本当に素敵な映画でしたね。美術品も家も庭も花も映画に出てくるものすべてが素晴らしかったです。
本当に見てよかったと思える映画でした。

