2009年 01月 09日
今年初映画...「反恋愛主義」
ハンガリー、ブタペストを舞台に繰り広げられる、アラサーの本当の幸せ探しラヴ・ドラマ。
舞台脚本家ドラにユーディト・シェル。
ドラの親友で女優のゾフィにカタ・ドボー。
男優タマスにシャーンドル・チャーニ。
音楽家ピーターにゾルターン・セレス。
キャフェのトルコ人店員アリにオントル・チョプコー。
監督、脚本は「君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956/2006」のクリスティナ・ゴダ。
ハンガリー、ブタペスト。人気劇団の脚本家ドラは32才独身。ある日、弁護士の恋人から“ハッピー・バースディ”のプレゼントである指輪を受け取り喜ぶドラ。これからという時にいきなり玄関のチャイムが鳴り、“クライアントが訪ねて来たので帰ってくれ!”と追い出される始末。しかし訪ねて来たのはクライアントじゃなく彼の身重の妻だった。半裸でビルのベランダに追い払われたドラは隣の部屋に住む男に助け出される。結婚しようと思っていた男には妻がいた。捨てられたドラは落ち込むばかり。
翌日劇団に仕事に行ったドラは昨日助けてくれた男に出くわす。彼は劇団が上演する“危険な関係”の主演俳優であり、プレイボーイで有名な男優タマスだった。
一方で恋愛依存症の親友ゾフィは“タマスをものにすれば...”なんて言って来る。女たらしのタマスなんてもってのほか!と怒るドラは、結婚しないで子供だけ欲しい!と考え始める...
クリスティナ・ゴダの「君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956」を観ていない。一昨年の11月に有楽町で公開していたが、観に行く事が出来なかった。非常に残念。
本国ハンガリーで大ヒットしたというだけあって、とっても素敵で、スタイリッシュなラヴ・コメディとなっている。今年度初映画ながらマイベストに入れたい!
しかしハンガリー女性(女優)たちのナイス・バディには男性たち目の保養かも?女性たちには彼女たちのお洒落なファッションが楽しめる。
仕事で成功していても家庭を持ち、子供も欲しいと願う女性の気持ちは万国共通。結婚するならプレイボーイじゃなく家庭を大事にする男って事で、タマスじゃなく、妻を亡くした優しい音楽家のピーターに傾き始めるドラの気持ちも良く分る。30代の独身女性はヒロインに多いに共感できるのではないだろうか?
始まりと、終わりが同じ場所という設定もニクい。
こんな素敵な、素敵な映画はたくさんの人に観ていただきたいが、渋谷のスーパー単館系で公開中。シアターはやはりがらがらだった。
International公開タイトルの“セックスのみ、他は無し(お断り)”は絶妙だが、コレはドラがネットで男を求める広告を出した時のタイトル。
ハンガリー映画のレビューを書くのは初めて...ドイツ人女優フランカ・ポテンテ似のユーディト・シェルと、ハリウッド俳優のブレンダン・フレーザー似のシャーンドル・チャーニ、どちらも素敵なハンガリー俳優でファンになった。
ドラが大好きなトルコ人役のトルコ人俳優オントル・チョプコーがコレまたナイス!
仕事も順調な30代独身って事で「ブロークン・イングリッシュ/2007」を彷彿とさせる。
渋谷ユーロスペースにて...
いい映画に出会えれば、幸先いいって思えるし。
ハンガリーかあ、いいですね。
ところで私の初映画 は、「ランジェ公爵夫人」か、「この自由な世界で」
です。どちらを先に見るか、うれしい迷いです。
ちかじか、いってきます。
ハンガリー映画って珍しいですね?
そうそう初映画が素敵だったので嬉しいです。
さて「ランジェ〜」も「この自由な〜」どちらも超おすすめでございます。「ランジェ〜」のドパルデューは素敵なフランス俳優でしたが亡くなりましたね。この後の彼の作品是非日本でも公開していただきたいです。
「この自由な〜」はもう最高に印象に残る素晴らしい!作品でした。どうぞ2作品お楽しみくださいまし。
かれをいちばん最初に見たのは、91年の「めぐり逢う朝」です。
東京に行ったとき見た映画で、とても印象に残っています。
いろいろあった人生のようですね。
ギヨーム・ドパルデューが、すばらしくよかったですね。
脚を切断していただなんて、、、。
その上でなおかつ映画に出演していたのですね。
すばらしい役者魂ですね。
連日書きこみありがとうございます。
「ランジェ公爵夫人」ご覧になられたのですね。
ギョーム・ドパルデューは「ポーラX」と、フランス映画祭で上映された「天使の肌」しか観てないのです。「めぐり逢う朝」は未見です。機会があれば見てみたいですね。
そうそうバイク事故で片足を失った彼...役者魂ですね。片足でも頑張ってました。
さてこのような素晴らしい俳優が若くて亡くなってしまうってホントに寂しいです。
これ、面白かったですし、2人の女優が美しくて可愛らしくて、それだけでも素敵な映画でした。
恋の行方も山あり谷ありで飽きなかったですね。
素敵な、素敵なラヴ・ドラマでしたね。
恋の行方は二転三転して面白かったです。
女性の友情も描かれていて、こういうのスゴく好きです!