2008年 09月 25日
「あぁ、結婚生活」
「Married Life」2007 USA/カナダ若くて美しい愛人と結婚したい中年男が妻殺しを計画するブラック・コメディ。
夫ハリーに「美しき家、わたしのイタリア/20003」「カポーティ/2005」
「アメリカを売った男/2007」のクリス・クーパー。
妻パットに「幸せのレシピ/2007」のパトリシア・クラークソン。
ハリーの親友リチャードに元ジェームズ・ボンドで、「トーマス・クラウン・アフェアー/1999」のピアース・ブロスナン。
ケイに「君に読む物語/2004」「幸せのポートレート/2005」のレイチェル・マクアダムス。
監督、脚本はアイラ・サックス。
1949年アメリカ。
子供たちが独立した会社重役のハリーは、妻と二人で郊外の瀟洒な家に住み、別荘も所有するリッチマン。
ハリーはある日、親友のリチャードに若くて美しいケイを紹介する。ケイを愛しているので妻パットと別れたいというハリー。リチャードはシングル。親友の愛人だとわかっていながら、彼もまたケイの若さと美しさのとりこになって行くのだった...


子供が独立し夫婦だけになった男と女。長年暮らした伴侶に飽きてしまって、もし許されるならば別の人と暮らしてみたい...なんて誰もが感じると思う(少数派で何年たっても互いにぞっこんて夫婦もいるだろうが...私も含めて友人にもそんな人はいない)。
でも長年連れ添った夫婦って空気みたいで...例えばレストランで食事をしているカップル。
若いカップル(若くないカップルは愛人関係かも?)はおしゃべりに夢中だが、あまりおしゃべりをしないで二人だけで食事をしているのは絶対夫婦。話さないでも場(間)が持つから...
せっかく空気のような存在になれたのに、熟年離婚なんて考えられない..が、しかし人間てふと魔がさすのかも知れない。


若いブロンド美人にめろめろになった中年男の哀歌が描かれていて笑える。
クリス・クーパーとピアース・ブロスナンは似たような年(50代半ば)だが、元ジェームス・ボンドのブロスナンは相変わらずSexy。
レイチェル・マクアダムスはプラチナ・ブロンドの髪に、40年代のファッションとメイクがとても似合い、「君に読む物語」や「幸せのポートレート」とは別人の妖艶さ。
ハリウッドの名脇役パトリシア・クラークソンは「エデンより彼方に/2002」や「グッドナイト&グッドラック/2005」の時もそうだったが、時代物がぴったしの女優。
この映画全ての方にはお勧めではない。やはりシアターはガラガラ。
若い、特に未婚の人が観ても面白くはないと思う。
私的には中々興味深くお洒落で、粋な大人の映画だった。
渋谷Bunkamuraにて...
これ、同時にかかっている『ヒトラー』を観に行った時、どうしようかなとかなり迷ったんですが、今一つスルーしてしまったんですが。。。 margotさんのレビュー拝読して、あーやっぱり行けば良かったかな?? な~んて思ったりf^^;
「お洒落で粋な大人の映画」、そっかぁ。。。 観ればよかった(涙
とても地味な映画でしたが、とても粋でしたわ。
あの時代のファッションも素敵でした。
熟年夫婦に投げかけるストーリーでしょうか??
これは面白い映画でしたね。
あの年代を舞台にしているのが良かったのかも。
現在を舞台にしていれば、つまんなくなってたかもしれませんね。
お気に召されてよかったです。
かなり地味な作品でしたが、あの時代設定はgoodでしたね。あの時代だからこそ粋に映りましたわ。

