2008年 08月 31日
「画家と庭師とカンパーニュ」
40年ぶりに再会した男たちの友情物語。
画家に「そして、デブノーの森へ/2004」「ぼくの大切なともだち/2006」「N-私とナポレオン/2006」のダニエル・オートゥイユ。
庭師に「サン・ジャックへの道/2005」「ダニエラという女/2005」のジャン・ピエール・ダルッサン。
画家の妻エレーヌに「エレベーターを降りて左/1988」のファニー・コタンソン。
庭師の妻に「マリア/2006」のヒアム・アッバス。
画家の元モデルで若い恋人マグダにアレクシア・バルリエ。
監督、脚本は「クリクリのいた夏/1999」のジャン・ベッケル。
妻と別居中の画家はパリの喧噪を離れ、生まれ故郷であり、亡くなった両親の家に戻ってくる。
荒れ果てた庭を管理してもらうため雇った庭師。彼はフランス国鉄(SNCF)の線路作業員で、退職した今は妻と団地で質素な生活を送っている。
画家と庭師は元同級生で、40年ぶりに再会した二人は友情を育んで行くのだった...
ストーリーの結末はわかるのだが、ほのぼのとしていて、こういったフランス映画は大好き!
オートゥイユが二匹目のどじょうを狙ったかと思える“男の友情”物語は「ぼくの大切なともだち」より素敵に映る。
オートゥイユとダルッサンそれぞれが役に似合っていて...コレが逆の役などあり得ない。
ダルッサンは「サンジャックへの道」の時もぴったしの役立ったが、少々くたびれた中年オヤジか実に似合う。オートゥイユはオートゥイユで、成功したパリジャン役ぴったしだし...
のんびりしたフランスの田舎が、二人と解け合って素晴らしい!
ラスト、個展を開いた画家の絵がこの物語である“男の友情”を語っている。
画家が庭師をパリのルーヴル美術館に案内するシーンで、ルーヴルの大回廊が映画に登場する。
公開されたら一番に観にいこうと思っていながら、やっと観れた素敵な作品。
フランス映画は大好き!
来月の5日から有楽町の朝日ホールで開催されるフランス映画の秘宝も楽しみにしている。
渋谷Bunkamuraル・シネマにて...
『画家と庭師とカンパーニュ』と『あるいは裏切りという名の犬』のトラックバックありがとうございました。(*^-^*
のどかな自然と二人の穏やかな会話劇が心地良い作品でした♪
素敵なフランス映画ですよね。(*^-^*
私は『ぼくの大切なともだち』未見なんですよ。
良さそうですね♪
こちらこそ初めまして!TBありがとうございます!
コメントまで頂いて感謝でございます。
「画家と庭師とカンパーニュ」は地味な作品ですが私的にはとっても素敵な映画でした。二人のベテラン俳優が素晴らしかったと思います。
長閑な自然のフランスの田舎は素敵ですね。また行きたくなりますわ。
そうそう「ぼくの大切なともだち」もトレビアン!な作品でした。機会がありましたか是非ご覧下さいまし。
この映画は良いですね。
大好きなダニエル・オートゥイユが出てるので観にいきました。
ダニエル・オートゥイユの画家も良かったですが、庭師のジャン・ピエール・ダルッサンもすばらしい存在感でした。
最近、フランス映画を観る機会多いんですが、良い映画がいっぱいですね。
この二人の俳優あっての作品ですね。二人の役柄もそれぞれに適役で“トレヴィアン!”でした。
ダニエル・オートゥイユお好きですか?彼の映画は結構日本でも公開されるので観る事が出来て幸せですね。
フランス映画は粋な作品が多く大好きです!
こちらからもTB設定を何度か試みたのですが、何度やってもうまく
出来なくてコメントで失礼します。
ブーリン家の姉妹ではTBできたんですが・・・。
TBダメですか?残念ですね。また機会をみて飛ばしてくださいませ。
フランス映画は、こういう田舎を舞台にした作品がいいと思います。
パリが舞台のおしゃれな作品にも心惹かれますが・・・。
『レッドクリフ』もご覧になったのですね。私はトニーファンなのですが、今回は金城くんとチャン・チェンがよかったです。
TBさせていただきました! ではでは~。
フランスの田舎もパリも絵になりますね。
心温まるとっても素敵な男の友情物語でしたわ。
「レッドクリフ」は夫に誘われて観にいきました。
トニー ファンでしたか?彼は魅力ありますよね。スゴイ存在感だと思います。TVでも生トニー出てましたが素敵な俳優さんだと思います。
こちらにもTBありがとう!ではでは又〜。
フランスの田舎というのはいいですね。
印象派がフランスで誕生したというのもうなづけます。
「ぼくの大切なともだち」気になっていたんですが見過ごてしまいました。残念です。
ほんとフランスの田舎は絵になりますね。また行ってみたいです!!
そうそう印象派の絵画たちはフランスそのものですね。
「ぼくの〜」もスゴく良かったです!DVDになったら是非ご覧下さいまし。
私的にはこちらの方が良かったです。
久しぶりに幸せのピンクをみました。
パーカー・ポージーとメルヴィル・プポーの二人。
ちょっとした絵になりますね。
できすぎた話なんでしょうけど。
そのミラクルさに酔う愉しさは映画ならですから。
<幸せのピンクって...keyakiyaさんらしい表現で素敵です。
ピンク、ピンクの二人はあれからどうなったでしょうか??