「悲しみが乾くまで」

a0051234_1443627.jpg「Things We Lost in the Fire」 2007 USA/UK
ヒロインのオードリーに「チョコレート/2001」のハル・ベリー。
オードリーの夫ブライアンの親友ジェリーに「スナッチ/2000」「21グラム/2003」のベニチオ・デル・トロ。
ブライアンに「コニー&カーラ/2004」のデヴィッド・ドゥカヴニー。
「秘密のかけら/2005」のアリソン・ローマンが薬物依存克服サークルでジェリーと出会う看護士ケリー役を演じている。
監督は「ある愛の風景/2004」「アフター・ウエディング/2006」のスサンネ・ビア。

突然亡くなった夫の死を受け入れられない妻が、夫の親友の支えにより再生して行く感動のヒューマン・ドラマ。
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愛する夫ブライアン(ドゥカヴニー)は成功した建築家。二人の子供と共に幸せな結婚生活を送るオードリー(ベリー)は、ある夜突然夫が事故に合い亡くなったと知らされる。
悲しみに打ちひしがれるオードリー。ブライアンの葬儀の日、彼のパソコンにメールが入る。メールの送信者に気がついたオードリーは弟ニール(オマー・ベンソン・ミラー)をメールの送信者であるジェリー(デル・トロ)の元へと送る。
ブライアンの親友ジェリーはヘロイン中毒者だった。
過去にはジェリーを嫌っていたオードリーだったが、ブライアンの親友であり、子供たちにも優しく接するジェリーにだんだん親近感を覚え始める。やがてオードリーは、収入もないその日暮らしのジェリーに一緒に住んで欲しいと持ちかけるのだった...
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スサンネ・ビア....作品は「しあわせな孤独/2002」から始まって上に書いた2作品「ある愛の風景」「アフター・ウエディング」と全て3作夫婦、家族の愛を描いている。
この方ってどうしてこんなに夫婦愛(家族愛)を感動的に描くのが上手いの??と質問してみたくなる。
立場、理由こそ違うが、互いに傷ついた男と女。“Accept the Good/善は受け入れよ”という台詞が繰り返され、ラスト、赤い薔薇に添えられた“Accept the Good”のカードで終わるシーンは感動そのものである。
“私たちが火事でなくしたもの”というタイトル。観る前は??だったが、ラスト近くでこの原題の意味が解る。“悲しみが乾くまで”という映画配給会社が付けたであろう陳腐な邦題は、余〜りにも陳腐過ぎる。
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監督スサンネ・ビアはやはりこの作品でもヒロインのハルと、デル・トロの顔アップを繰り返し撮っている。
俳優にとっては嫌かもしれないこの監督の描き方。ハルはアップでも美しいし、デル・トロもヘロイン中毒役ながらチャーミングなアップ顔を見せている。
でも、でもベニチオ・デル・トロって素敵だな。
デル・トロも私的にゴージャス系に入る大好きな俳優の一人。彼の作品もっと、もっと公開して欲しい!!
ハル・ベリーも適役である。
観たくて、観たくて初日に飛んで行った。
コレも今年度のベストに入れたい作品。
ブライアンを演じたデヴィッド・ドゥカヴニーって結構好きな俳優だが、彼が演じる役ってどうも冴えないのだ常に...
ロケ地はカナダ、ブリティッシュ・コロンビア、バンクーバー。
シネカノン有楽町1丁目にて...
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by margot2005 | 2008-03-30 02:12 | MINI THEATER | Comments(8)
Commented by D at 2008-03-30 23:52 x
予告編を観ただけで、すごく観たい!と思いました
主役の二人の演技を見たい

とうわけで、記事はスルーさせていただきましたが
写真を観て一人ニンマリしておりました♪
Commented by margot2005 at 2008-03-31 23:44
Dさん、こんばんは!
この作品素敵でしたわ。
機会がありましたら是非ご覧になってくださいまし。
観ていない作品の記事って読みたくありませんわよね?
私は観てない作品の記事は決して読みませんのよ。
ベニチオ&ハルの組み合わせがナイスでしたね。
Commented by sabunori at 2008-04-09 23:57
margotさん、こんばんは。
私はただ、ただ、ドゥカヴニーとデル・トロ観たさで劇場へ足を運んで
しまいました。
あのお屋敷、ものすごかったですねー。
それから子供2人がかわいかった。クリクリヘアーで。
それにしてもドゥカヴニーって本当に役に恵まれませんよね。
「Xファイル」のモルダーを超える役は難しいかしら・・・。
Commented by margot2005 at 2008-04-10 21:59
sabunoriさん、こんばんは!
「Xファイル」のモルダーは顔のせいでしょうか?
顔が優し過ぎちゃって、情け無い役ばかり来るのかも??
あのお家の庭が今でも目に焼きついておりますわ。素敵なお家でしたね。子供たちもチャーミングでした。
Commented by 真紅 at 2008-04-18 22:55 x
margotさま、こんにちは~。
うんうん、私もこの邦題はちょっと不満ですね。原題のニュアンスが全然活きてないですよねー。
デル・トロさんの演技が圧巻でした。ハル・ベリーはちょっと負けてましたね、綺麗でしたが。
デル・トロのゲバラが観たいですね~。
ではでは、また来ます!
Commented by margot2005 at 2008-04-19 01:15
真紅さん、こんばんは!
陳腐過ぎる邦題に唖然ですが...
ベニチオさん大好きなんです!
ハル・ベリーはホント美しいです。彼女も大好きな女優です。
ドゥカヴニーも好みだし...俳優人には大満足でしたね。
デル・トロのゲバラは似合いますよね?
先だってwowowで放映されていた「007/消されたライセンス」のちょい役デル・トロには若くって笑ってしまいました。
いつもTBのみでごめんなさい。
また映画を語りましょう!
Commented by はっち at 2008-04-19 06:56 x
コメントどうも&TBご迷惑おかけしました。
TBはなんで出来ないのか不明です。アクセス規制とかしていないの
ですけどね・・・jugemに言っても、対処してくれないし・・・(^_^;)
ジワっと感動する、そんな類の映画でした。
デル・トロは、エエ役者ですよね。味があるわぁ~♪
Commented by margot2005 at 2008-04-20 21:46
はっちさん、こんばんは!
こちらにもコメントありがとうございます!
TBって不思議ですね?後から反映されたりするブログもありますが、ダメなとこは何度試みてもダメですし...
ほんとベニチオは良い役者です。
スサンネ・ビアの世界も似合ってましたわ。
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