2008年 03月 20日
フランス映画祭2008...「パリ/PARIS」
「Paris」2007 フランス“病におかされてはじめて気づく。目に映るすべてのものの素晴らしさ。”という解説のヒューマン·ドラマ。
しかしながらフランス映画なのでしっかりとユーモアを絡めつつ、コメディぽく描いてあるのはナイスだな。
ロマン·デュリス映画ってブログを始めた際に一番最初に書いたレビューが彼の「ルパン/2004」。
「パリの確率/1999」以来個性的なロマン·デュリスは今ではフランスを代表する俳優。
Internationalに活躍している「イン・マイ・カントリー/2004」
「アレックス/2002」「ロング·エンゲージメント/2004」「地上5センチの恋心/2006」のアルベール·デュポンテル。
そして「親密すぎるうちあけ話/2004」のファブリス·ルキーニ、「美しき運命の傷痕/2005」のカリン·ヴィアールと豪華な出演陣。
監督、脚本は「パリの確率」のセドリック·クラピッシュ。

ある日突然、心臓を移植しないと死んでしまうと宣告されたダンサーのピエール(デュリス)。
シングル・マザーの姉エリス(ビノシュ)は、彼をサポートするため3人の子供達を連れてピエールのアパルトマンへ移り住む。
歴史学者で大学教授のローラン(ルキーニ)は、彼の授業で見かけた美少女に心奪われる。彼女の名前はレティシア(メラニー・ローラン)。
ローランの弟フィリップ(フランソワ・クルゼ)は成功した建築家で妻と平和な生活を送っている。
ジーン(デュポンテル)は、別れた妻カロリーヌ(ジュリー・フェリエ)とマルシェで働いている。
おしゃべりなパン屋のマダム(ヴィアール)はちょっと人種差別的なobasan。
他にもストーリーに絡む人物が多々描かれる。
そして、ストーリーはそれぞれの日常を上手く絡ませながら進行していく。
登場人物の多い群像劇って、観ていて話がだんだんややこしくなって行くのだが、このドラマはその辺を上手く描いてあるなぁと感動する。
ラスト、パリジャンのピエールがアパルトマンを出て病院へ向かうタクシーの中から“Paris”の街を眺める。車の窓から見える風景の中にローラン、マダム、カロリーヌたちの姿が映し出されるシーンはニクい。

今年は5本の作品を観た。映画祭っていってもなんか地味で...六本木でまとめてフランス映画を観た!って感じだが私的には大満足だった。
一番観たかったこの作品。雪が舞うパリへ行きたくなる。
「潜水服は蝶の夢を見る/2007」のジャン・ドミニクように不治の病に侵されたピエールを、暗く描かずフランス人ならではのエスプリを効かせて、コメディ・タッチな描き方で笑える作品でもありとにかく素晴らしいの一言!
毎度のことなのだが、フランス人のsexに対する固執を感じる。
ピエールが”二度とsexする事も出来ない...”と嘆くと、姉のエリスは、ピエールの相手をする女性をアパルトマンへ連れて来る。このシーンもコメディ・タッチで笑える。
ロマン・デュリスも適役で素敵であるが、ローラン役のファブリス・ルキーニがコレまたgood。
今の所配給は付いていないようだが、是非公開して欲しい作品。
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて...


>>死期が迫っていてもsexを考える「愛に生きる国民」フランス人は“Amour”なしの人生は考えられないのでしょうね?
そう。そこですよね。
そうじゃない国(!)に住む私たちにしてみれば(→ 一緒にしてすみません^^;)、その感覚って一瞬ひるんだりもしますけど(苦笑)、でも彼らのナチュラルさってすごく自分は魅力的でした。
ビノシュの可愛らしさと言ったら!! ああいう風に、年を重ねても、キラキラと輝いている秘訣って、やっぱり"amour"なんでしょうねw
素敵だわ。。。
デュリスもよかったですけど、デュポンテルのシブさもまたツボで。普通に見えても、愛する人がいると本当に人は輝くんですね。
やはりフランス映画は良いですね。これはマイベストに入れたいです。
フランス人て本当に“Amour”がお好きな人種のようですね。世界1sex好き人種に輝いています。
大丈夫、私もそうじゃない人種の一人です。
ロマン君も良い味出す俳優ですね。他の俳優も皆さん素晴らしかったですわ。

