2008年 03月 04日
「地上5センチの恋心」
「Odette Toulemonde」 2007 フランス/ベルギーベルギーに住む夢見るobasanが憧れの小説家と出会うファンタジー・ラヴ・コメディ。
夢見るobasanエディットに「女はみんな生きている/2001」「アガサ・クリスティーの奥様は名探偵/2005」のカトリーヌ・フロ。
小説家バルタザール・バルザンに「ロング・エンゲージメント/2004」のアルベール・デュポンテル。
監督はオマー・シャリフが主演した「イブラヒムおじさんとコーランの花たち/2003」のライター、エリック・エマニュエル・シュミット。
「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」は観た作品だが、ほのぼのとした、夢見心地のストーリーは共通する。

10年前に愛する夫アントワーヌを亡くしたエディット(フロ)は、デパートの化粧品売り場で働きながら、美容師である息子ルディ(ファブリス・ミュルジア)とフリーターの娘スー・エレン(ニナ・ドレック)を育て上げた。
彼女の趣味はフランスの売れっ子作家バルタザール・バルザン(デュポンテル)の小説を読む事。
そんなある日、サイン会のためパリからバルタザール・バルザンがやって来る。
大ファンである事を彼に伝えようと張り切ってサイン会場にやって来たエディットだが、あがってしまって自分の名前も正確に発音出来ない始末。
悲しみに暮れるエディットだが、息子ルディに励まされ、再び催されたサイン会で彼にファン・レターを渡すのだった...

ストーリーは滅茶陳腐で...大人のラヴ・ストーリーということだが、フランス人てこのような陳腐なラヴ・ストーリー観るのかな??なんて思ってしまった。が、50才のカトリーヌ・フロがチャーミングで許してしまった。
この邦題は恐らく本年度NO.1で訳の分からない邦題に輝くと思う。
原題は主人公の名前。
シネスイッチで観た際、来週から始まるフランス映画際で上映され、GWには一般公開される「譜めくりの女」の予告をやっていた。カトリーヌ・フロが主演のピアニスト役で、シリアスなドラマっぽいが、フロはシリアスより、こういったコメディが滅茶似合う。
カトリーヌ・フロは「女はみんな生きている」が最高!だが「奇人たちの晩餐会/1998」の彼女もお勧めである。
シネスイッチ銀座にて...
作品にもよりますが”大人”の観客が多い気がして嫌いじゃないです。
残念ながらこの作品はいまひとつのようでしたけど、
フランス映画際に向けてスイッチオン!っていう感じですね~
ソフィー・マルソー団長に会ってみたい気もしますが、監督兼出演の「ドーヴィルに消えた女」という作品もサスペンスの匂いがする作品のようで、ちょっと気になってます。
映画祭を堪能されたら是非作品を紹介してくださいね。
楽しみにしてまっす♪
譜めくりの女は香港では去年の国際映画祭で上映されていたと思います。私は見逃したんですが!もしかしたらフランス映画際もぐりこめるかもしれないので、私もブログでレポートできたらと思います!
シネスイッチも結構ヨーロッパ映画上映されるので観に行きますね。
銀座が好きってことで足が向いてしまうのかも知れません。
そうなんです。残念ながらこれはちょっと頂けなかったですね。
カトリーヌ・フロは大好きなフランス女優なので観に行ったのですが...
フランス映画祭は観に行ける時間に合わせてチケットを取りました。夜のみです。
ソフィーの作品は日にち&時間的に合わずチケット取りませんでした。そのうち公開されるだろうしでね?
フロ主演の「譜めくりの女」もGWに公開されてから観に行こうと思っております。
フランス映画祭、昨年はパスしたので今回ちょっと楽しみとなりました。
アップしたら観に来て下さいませね。
日本の映画料金(通常)て恐らく世界一高額ではないでしょうか??
ただし水曜日割引(殆どのシアターが毎週水曜日は割引料金です)とかを利用されると1000円で観れます。
「譜めくりの女」香港で既に上映されたのですね?
フランス映画祭是非もぐりこんでくださいまし。
いつもちょこちょこお邪魔してTBなどさせてもらってましたが、コメントは初めてです。
これちょっと気になってたんですよね。
まだ未見ですが、確かに邦題これかなり謎ですよね(笑)
私、最初邦題だけでファンタジー映画なのかと思っちゃいましたもん(笑)
ただいまDVD待ちなのでまだ見れませんが、また観た最にはTBさせてください。
ではでは、またお邪魔させてください。
こちらこそTBのみで申し訳ありません。
この作品すっごい邦題にびっくりしましたが、映画を観た人は謎が解けるかな??と思う所です。
ファンタジーも入ってますが、かなり安っぽいラヴ・ストーリーかと思えます。フランス人ってこんな作品も作るんだ...なんて思ったりして...DVDご覧になったらレビュー書いてTBなさってくださいまし。お待ちしております。
オデットの少女趣味ぶりはおかしいやらかわいいやら。
あの夕日に向かい会うカップルのシルエットが壁一面にドーン!の部屋。
でも手の届かない人への憧れの気持ちはものすごくわかるわ〜と
微笑つつ観てしまいました。
息子くんがいい子でしたね〜。あんな息子欲しいわぁ。
オデットだけじゃなく、ああいった少女趣味のobasanっていますよね?
私はどうもダメなんですアレ系の趣味は...でも同じく手の届かない人への気持ちはわかりますわん。
出来た息子ちゃんでしたね。ウチの息子と取り替えたい!

