「ガスパール/君と過ごした季節(とき)」

「Gaspard et Robinson 」1990 フランス     
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フランス南東部に位置するローヌ県、ブーシェの海辺を舞台に描く、ほのぼのとしたハートフル・コメデイ。
ガスパールに「マリア・カラス 最後の恋/2005」のジェラール・ダルモン。
ロバンソンに「女はみんな生きている/2001」のヴァンサン・ランドン。
老婆にシュザンヌ・フロン。1918年生まれのフロンは既に亡くなっているが、ロジェ・ヴァディムが監督した「スエーデンの城/1962」や、アラン・ドロン映画「ブーメランのように/1976」「パリの灯は遠く/1976」、そして21世紀になってからは「戦場のアリア/2005」にも出演している。しかし何れの作品もフロンの記憶はなし...
監督、脚本はトニー・ガトリフ。
音楽はミシェル・ルグラン。

ある日、ブーシェの海辺でレストラン開業を夢見るロバンソン(ランドン)は、家族に捨てられた一人の老婆(フロン)と出会う。幼い頃母親に捨てられたロバンソンは哀れみ深い人間であった。連れ帰った老婆に出会った同居人のガスパール(ダルモン)は、“婆さんをすぐに追い出せ!”とロバンソンに迫る。が、やがて、3人同居の奇妙な生活が始まる。
3人の生活にも慣れたある日、ロバンソンは生活に困った子連れ未亡人に出会う。またまた哀れみに誘われた彼は未亡人に一目惚れしてしまうのだった...

こんなにハート・ウォーミングな映画をフランス人が作るって??ちょっと以外。
フランス人て自分の事しか考えていない自己中心人間のイメージがあるので...
「マリア・カラス 最後の恋」で、ちょっとミスキャスト気味のオナシスを演じたジェラール・ダルモン。コレでは妻に去られた哀れなフランス男を演じて似合っている。
ヴァンサン・ランドンも、少々脳天気気味の良い人を演じていてナイス!
でも何といっても婆ちゃんを演じたシュザンヌ・フロンがキュート。若い頃はきっと美しかったであろう。
ビーチにレコード・プレーヤー(過去の遺物)を持ち込んでダンシングのシーンはお洒落。
南フランスの海沿い(ローヌ川も流れている)のシーンがとても美しく、このハートフルな作品にとてもマッチしている。
1996年に公開されていて、現在DVDになっている。
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by margot2005 | 2008-02-10 18:39 | フランス | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from 真紅のthinkingd.. at 2008-03-12 10:27
タイトル : いつまでも たくさん〜『ガスパール/君と過ごした季節(と..
 GASPARD ET ROBINSON  南仏の海辺の町。息子夫婦に捨てられたおばあちゃん(シュザンヌ・フロン)と 出会った失業中のロバンソン(ヴァンサン・ランドン)は、見捨てることができずに 車に乗せてし...... more
Commented by 真紅 at 2008-03-12 10:32 x
margot2005さま、こんにちは。TBさせて下さいね。
この作品、とってもマイナーですが隠れた秀作ですね。
トニー・ガトルフは最近観始めたのですが、これは大好きな作品になりました。
『モンド』はご覧になりましたか? この作品と似ている所があると思いました。
南フランス、美しいところですね。行ってみたい・・・。
ではでは、失礼します。
Commented by margot2005 at 2008-03-13 00:22
真紅 さん、こんばんは!
TBありがとうございます!こちらからも送らせていただきました。
真紅 さん、トニー・ガトリフ最近観始められたって...私もコレから見たい監督ですね。
正直言ってこの監督の作品コレが初めて観た作品です。
おっしゃるようにとてもマイナーですが隠れた秀作かも知れません。
主演の二人につられて見た映画ですが、監督発見!で良かったですわ。
南フランスは憧れの地ですが今だ行けてませんのよ。
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