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「キャンディ」

「キャンディ」_a0051234_015942.jpg「Candy」2006 オーストラリア
詩を書く青年と、絵を描く美しい女性が互いに愛し合いながらもドラッグに溺れて行く。Heaven(天国)、Earth(現世)、Hell(地獄)3つの場面に分けて二人の姿を描いて行く人間ドラマ。
ジャンキーのダンに「ブローク・バック・マウンテン/2005」「カサノバ/2005」
のヒース・レジャー。
ダンの恋人キャンディに「プロヴァンスの贈りもの/2006」のアビー・コーニッシュ。
ダンが父親のように慕うゲイのキャスパーに「ミュンヘン/2005」のジェフリー・ラッシュ。
監督、脚本はニール・アームフィールド。
原作はルーク・ディヴィスの“Candy”。
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それぞれに詩人、絵描きを目指す、ダン(レジャー)とキャンディ(コーニッシュ)はドラッグに溺れる日々。
職のない二人にはお金がなく、ダンが父親と慕うキャスパー(ラッシュ)の所へお金を借りに行きドラッグを買う日々。ダンはキャンディの父親にまで借金している。
ある日、二人はどうしようもなく質屋に行く。しかし大したお金にはならない。そこでキャンディは質屋の店主に身体を売って50ドルを得る。それ以来ドラッグを買うためキャンディは男に身体を売り始める。
やがて愛し合う二人は結婚を決意し、まともな生活を築こうとするがドラッグを止める事は出来ない。
そしてキャンディは妊娠する...
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比喩的に“快くする”“甘美にする”という意味があるように“キャンディ”には“ドラッグ”という意味があるそう。
劇中で“オヤジ(キャスパー)の所に行けばキャンディがもらえる”という台詞がある。
このオヤジを演じるジェフリー・ラッシュ。
ゲイで、化学の准教授と名乗り、モルヒネからドラッグを作り出したりする妖しい役が似合っている。
しかし、ヒース・レジャーのジャンキーぶりにはびっくり。
あれは演技なんだが、演技を越えて実際の姿のようにさえ見える。
コカインやったことないので実際は謎だが、あのなんとも言えない恍惚感を表現している様には脱帽する。
キャンディ役のアビー・コーニッシュ。
「プロヴァンスの贈り物」ではキュートな女の子のイメージしかなかったので、彼女の体当たり演技にも驚いた。
「プロヴァンスの贈り物」に出演したコーニッシュはやはりオーストラリアンのラッセル・クロウ繋がりなのかな?
オスカー俳優ジェフリー・ラッシュの存在感にはスゴイものがある。
ドラッグ中毒がテーマの作品なので重いったらこの上ないが、中々味のある作品。
上映館の日比谷シャンテは予想どうりガラガラだったが全国展開されれば良いなと感じる。



by margot2005 | 2007-09-26 00:30 | Comments(0)