試写会にて...「題名のない子守唄」

a0051234_020840.jpg「La Sconosciuta」2006 イタリア
会場でもらったチラシのタイトル...“イタリア・アカデミー賞 主要5部門独占!
母性を宿したすべての女性に贈る衝撃の感動作”
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GWに有楽町で開催されたイタリア映画祭で予告を観て以来、観たいなと思っていたら、運良く試写会のチケットをゲット。虎ノ門のニッショー・ホールで観てきた。
完全なる女性映画だが、カップルもいた。
このような作品男が観てもつまらないと思うが...
監督は「ニュー・シネマ・パラダイス/1989」「みんな元気/1990」「海の上のピアニスト/1999」「マレーナ/2000」のジュゼッペ・トルナトーレ。
上に書いたトルナトーレ作品の中で、マルチェロ・マストロヤンニ主演の「みんな元気」はお勧めである。
主演のイレーナにロシア出身のクセニア・ラパポルト。
アダケル夫人に「パッション/2004」のクラウディア・ジェリー二。
イレーナの弁護士役で 「カイマーノ/2006」のマルゲリータ・ブイが出演している。
音楽はエンリオ・モリコーネ。
原タイトルは「見知らぬ人」。
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北イタリア、トリエステにやって来たウクライナ出身のイレーナ(ラパポルト)。彼女は貴金属商を営む裕福なアダケル家のメイドになる。そしてイレーナはアダケル家の真向かいのアパートに部屋を借り、裏窓から夜な夜なアダケル家を盗み見していた。
暗く、忌まわしい過去を持つイレーナはやがてアダケル家の一人娘テア(クララ・ドッセーナ)に近づいて行く...
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イレーナの過去と現在をかぶらせながらストーリーは展開して行く。最初イレーナの目的は何なのだろうか?と、とても興味深い。中盤近くになってやっとイレーナの目的が解る。
ストーリーを盛り上げるバック・ミュージックが少々強烈な感じもするが、イレーナの凄まじいことこの上ないスゴイ過去を描くにはアレで良いのかな?と観終わって納得。
全体的に暗い、暗いイメージの作品であるが、希望を感じるラストは良かった。
同じ女性(母)として、こんなにまで過酷で強烈な人生を歩まなければならなかったイレーナが哀れでならない。
この映画とにかくスゴイ作品!
主演のクセニア・ラパポルトの演技にはスゴイものがある。
9/15よりシネスイッチ銀座他で上映。
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by margot2005 | 2007-09-05 00:58 | イタリア | Comments(14)
Commented by JT at 2007-09-08 19:05 x
こんばんはー、台風の被害はなかったですか?

9月15日から、シネスイッチ銀座ですかー
magotさんに、”とにかくスゴイ作品!”と言われると観たくなりますね。
予告編の最後にでてくる、”女は哀しみを食べて生きている”というのも凄いキャッチコピーですし。
過酷で強烈な人生ですか・・・
クセニア・ラパポルトはロシアの新人?だそうですが、演技力も見ものとか。
とりあえずは、お薦めの「みんな元気」是非観てみようと思います!
Commented by margot2005 at 2007-09-09 20:23
JT さん、こんばんは!
台風スゴかったですね。お心遣いありがとうございます。
川の側に住むと都内でも怖いなぁと感じた台風です。
うちは近くに川がないので台風も怖くありませんが、JTさんの所も大丈夫でしたでしょうかしら?

この作品シアターで予告編上映してますね。
昨日シネスイッチで映画観たのですが、いよいよ来週公開のようです。

「マレーナ」はちょっと頂けなかった女性映画ですが、コレは移民と、幼児売買がテーマの重い、重い作品で、奥が深くて見応えありましたね。
ロシア出身のクセニア・ラパポルトはスゴイ女優さんです。
マストロヤンニ主演「みんな元気」はBSで放映していたのをたまたま観たのですが、素晴らしいファミリー・ドラマでした。
Commented by シャーロット at 2007-09-16 13:35 x
こんにちは。ちょっとご無沙汰してました;
私も見てきました。そうそう音楽がちょっとキョウレツでしたわ。
思ったよりスリリングな展開にずっと緊張感連続・・・とても見応えがありました。子役ちゃんも体を張って頑張ってましたよね。
Commented by margot2005 at 2007-09-17 19:52
シャーロットさん、こんばんは!
書き込みに来ていただいて嬉しいです。最近TB専門になってしまって...
コレは本当に音楽スゴかったですね?少々うるさいなぁ!と思ったくらいです。
スリリングな展開には堪能出来ました。
あの女の子、縛られて、縛られて、見ていて可哀想になりましたが、子供ながら演技者ですよね。
Commented by JT at 2007-09-24 01:11 x
margotさーん、観てきましたよ。
ほんと、凄い作品でしたね!世の中にはああいった人生を歩んでいる人がいるのかもしれないと思うと、背筋が寒くなってきましたよ。
ドラマだと思いつつ、すっかり感情移入してしまい涙が滲んでしまいました(汗) クセニア・ラパポルトという女優さんは腰の座ったいい演技をしますね。これからも注目していきたいです。
作品レビューありがとうございました。
Commented by margot2005 at 2007-09-24 19:16
JTさん、こんばんは!
いつもいつもMY WORLD=偏見ブログのレビューを読んでいただいて感謝しております!
コレって実話ではないのですが、あのような過去に関わった人々をリサーチしたようですね。実話じゃスゴ過ぎます。
背筋も寒いし、鳥肌も立ちましたわ。
クセニア・ラパポルトさんはほんとコレから楽しみな女優さんですね。あの演技力は評価されるべきだと感じますわ。
Commented by sabunori at 2007-10-10 18:08 x
margotさん、こんにちは♪
ジュゼッペ・トルナトーレ監督&エンニオ・モリコーネのコンビはちょっと苦手な
私ですが、見ごたえのある作品でしたね。
イリーナの悲しく重い人生が辛かったのですがラストシーンに救われました。
Commented by margot2005 at 2007-10-10 23:27
sabunoriさん、こんばんは!
苦手な二人...なんとなく解るような気がします。
何度も予告を観て楽しみにしていた作品。
観て満足して凄い映画だなぁと思いました。
上に書いた凄いというのはイリーナの人生そのものでして、ラストシーンにホント救われましたわね。
Commented by なな at 2008-06-01 19:40 x
TBが不調なのでコメントのみで・・・・。
アダケル夫人って,どっかで観たと思ってたら,「パッション」で
総督ピラトの奥さんをやった女優さんですね。
あの役より若くみえました。
イタリアの女優さんって,美しいですね。
もっとも主演のイレーナを演じたひとはロシア系だそうですが・・・。
彼女あっての,この作品だったと思います。雰囲気も外見も演技もハマっていましたね。
暴力描写が賛否両論に分かれていますが,素晴らしい作品だとは思います。
Commented by margot2005 at 2008-06-03 00:19
ななさん、こんばんは!
TB届かなくて残念ですわ。
そうそう「パッション」に出てました彼女。
マグダラのマリア役のベルッチもイタリア人でしたし...
フランス女性も美しいですが、イタリア女性はより整ってるかもしれませんね?
クセニア・ラパポルトの大胆演技に圧倒された作品でした。
>暴力描写が賛否両論...まぁでもアレはストーリーを描く際必要なシーンだったのでしょうね?
昨年度のMY BESTに入れた作品です。
Commented by kimion20002000 at 2008-06-25 22:10 x
TBありがとう。
そうですね、この女優さんのほかの出演作品が観たくなりました。
Commented by margot2005 at 2008-06-26 23:24
kimion20002000さん、こんばんは!
TB&コメントありがとうございます!
ロシア人女優のクセニア・ラパポルトのロシア映画観てみたいですね。
Commented by at 2008-11-27 01:01 x
この作品は邦題があまりにもイメージと違っていてビックリしました
アンヘラ・モリーナが出ていたので驚きましたが
トルナトーレ監督作品でしたね・・・

クセニア・ラパポルトという女優さんは凄いですね
若い頃と、現在を演じているのに同じ女優さんには見えませんでした

Commented by margot2005 at 2008-11-30 01:21
D さん、たくさんのコメントありがとうございました。
邦題があまりにもイメージと違ってましたか?
この映画は母性をテーマに描かれたようなんですが、まぁ展開は強烈でしたので母性云々はそれぞれ見た方が判断すれば良いのかも知れません。
アンヘラ・モリーナって「靴に恋して」ですよね?この作品での彼女の記憶はちょっとトンでしまっています。
クセニア・ラパポルトは素晴らしい演技でした。
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