「メルシィ!人生」

「Le Placard」...aka「The Closet」2001 フランス
ゲイの国フランスならではのコメディ。ゲイ・パレードなるものが存在するらしい。見てみたいなそのパレード...
映画の中に登場するコンドーム会社は日本の著名なゴム会社のフランス工場が使われているとのこと。
この映画は2002年の秋に公開された際、渋谷で笑いまくりで観た作品。
“Le Placard”と“The Closet”は同義語で、秘密にしておく、人をのけ者にするという意味。
監督、脚本は「奇人たちの晩餐会/1998」のフランシス・ヴェベール。
主演は「あるいは裏切りという名の犬/2004」でも共演したダニエル・オートウィユ「隠された記憶/2005」「N-私とナポレオン/2006」&ジェラール・ドパルデュー「恍惚/2003」「ダニエラという女/2005」。そして、会社の同僚で「赤ちゃんの逆襲/2003」のティエリー・レルミットも出演している。
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フランソワ・ピニョン(オートウィユ)は真面目で平凡な中年男。2年前から別居している妻クリスティーヌ(アレクサンドラ・ヴァンダヌート)と寄りを戻したい日々。しかし現実は厳しく、母親クリスティーヌと同居している一人息子フランク(スタニスラス・クルヴィレン)にも嫌われている。
やがて彼は20年勤め上げた会社からもリストラされようとしていた。目の前が真っ暗になったフランソワは自殺を図ろうとする。しかしそれを見たゲイの隣人ベローヌ(ミシェル・オーモン)にクビにならない方法を伝授される。それは自らゲイと宣言することだった。
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フランソワと和解しようとアプローチする差別主義者である人事部長サンティエを演じるジェラール・ドパルデューがもう滅茶笑える。
フランスって長い間アフリカ大陸に多くの植民地を持っていたためアフリカン(黒人)が多い。そんなアフリカン差別主義者である人事部長サンティエに、ゲイ疑惑をなすりつけようと狙う同僚ギョーム(レルミット)の策略も意地悪極まる。
オートウィユ&ドパルデュー コンビ映画って最高かもしれない。しかしどちらかと言えば彼らってこういったコメディの方が良い味出すんだけど...
この映画を観て思い出すのはパリの街ってほんとゲイが一杯いるなと思った事。
パリの街を歩いているとムッシュー同士が手をつないで歩いている光景に出くわす。そしてとても自然な雰囲気で道路脇でキスを交わしていたりして...東京じゃこの光景はまだ見たことはない...
この映画はゲイ万歳!映画なのだろうか?とにかく笑わせてくれる。
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by margot2005 | 2007-08-13 00:52 | フランス | Trackback(1) | Comments(8)
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Tracked from 楽天売れ筋お買い物ランキング at 2015-11-06 21:38
タイトル : 「メルシィ!人生」(2001年、フランス)
「メルシィ!人生」(原題:LePlacard)は2001年公開のフランスのコメディ映画です。フランシス・ベベール監督、ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー他、フランスの実力...... more
Commented by Bianca at 2007-08-13 16:45 x
この映画、一度TVで見ましたわ。いかにもフランス的エスプリが効いていますね。ところで男性同士のキス風景、アラブでは日常茶飯事です。必ずしもGAYではないようですが・・・
Commented by claudiacardinal at 2007-08-13 21:24 x
こんにちわ。面白そうなので早速レンタルDVDのリクエストリストに入れてしまいました。上記のビアンカさんもおっしゃる通り、アラブ諸国に行った時男性同士が手をつないで歩いている光景よく目撃しました。キス風景はみれなかったのですが。NYのゲイ地区のクリストファーストリートやチェルシーは素敵なおしゃれなゲイがおおいですよ。おやってと思うおしゃれな男性はホント大概ゲイ、ううっ〜悲しい、相手にしてもらえない。多いでおもいだしましたが、サンフランシスコのカストロという地区、ここは本当にゲイが多かった、ゲイ以外は住んでいないくらいでした。
Commented by Bianca at 2007-08-14 00:24 x
再度、こんばんわ。カストロ通りは、夫とサンフランシスコに行ったら、必ず寄ります。ハーヴェイ・ミルクのカメラ屋を見て、タイ料理店に寄り、本屋で面白そうな雑誌を見つけるのです。でもたしかに、そこいらじゅうゲイしかいない感じで、ここでは少数派だと感じますね。
Commented by claudiacardinal at 2007-08-14 16:16 x
ゲイの街はいい本屋とかしゃれたお店が多いですよね。やっぱり芸術感覚がいいというか。まあ洋服屋の店頭に飾ってある奇抜なコスチュームなんかもやっぱりゲイジュツ、美的なんでしょうね。
Commented by margot2005 at 2007-08-14 23:00
Biancaさん、こんばんは!
TVでご覧になってましたか?
フランスのエスプリが効いた素敵な作品でした。
彼らは性をオープンに描くので、ちょいと付いて行けない部分もありますが、舞台となった“相模ゴム”のパリ工場でのフランソワと上司のmake loveシーンに視察に訪れた日本人が描かれていたのには笑えました。その後視察の回数が増えたとか...あの当たりのユーモアはフランス人そのものって思いましたね。
ゲイでなくとも男同士がキスするってロシアとかもですよね??
お二人が絶賛されるサンフランシスコ(合衆国本土は未見の地)へは行った事ありませんの。行きたいリストに是非加えたいですね!
Commented by margot2005 at 2007-08-14 23:20
CCさん、こんばんは!
ヒートアイランドの東京は今日も30度以上の気温で...夏になるとヨーロッパに移住したくなります。
ヨーロッパは8月は既に秋の気配なのか、それほど気温は高くないですものね。日本の夏は8月が真っ盛りで、9月迄暑さが続くと思うとうんざりです。

さてさてちょっとぼやきましたが....
ゲイの方たちって美形多いですよね。パリの街でキスを交わす男二人...どのカップルも美しかったですわ。
この作品ご覧でないなら是非!
アラヴの男性て男同士で手をつなぐんですか??日本人から見ればさぞかし奇異に見える事でしょうね?
お洒落なゲイってなんか解るような気がしますね。彼らは着るものとかにもこだわりそうだし...ということでゲイの多い街はシャレたお店が多いのでしょうね?
Commented by Bianca at 2007-08-21 13:26 x
Margot2005さん、ゲイ・パレード、日本人のでもよければ「フツーに生きてるのGAYの日常」というブログで見られますよ!私のところのブックマークからも行けます。
Commented by margot2005 at 2007-08-22 01:33
Bianca さん、お知らせありがとう!
やはり日本でもあるのですねパレード?
一度覗いてみなきゃ上ブログ...
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