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「ハリウッドランド」

「ハリウッドランド」_a0051234_1616071.jpg「Hollywoodland」...aka「Truth, Justice, and the American Way 」2006 USA
1959年6月16日、ハリウッドの自宅で亡くなった“スーパーマン”俳優ジョージ・リーヴスの謎の死を描いたサスペンス・ドラマ。
主演の3人、探偵ルイス・シモに「戦場のピアニスト/2002」でオスカーをゲットしたエイドリアン・ブロディ。
スーパーマン俳優ジョージ・リーヴスに「グッド・ウイル・ハンティング/1997」のベン・アフレック。
ジョージ・リーヴスの愛人でMGM重役夫人トニー・マニックスに 「理想の恋人/2005.com」 のダイアン・レイン。
トニーの夫MGM重役エディ・マニックスに 「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」「パリ、ジュテーム/2006」のボブ・ホスキンス。
監督はアレン・コールター。
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売れないハリウッド俳優ジョージ・リーヴス(アフレック)は、ある夜MGMの重役夫人トニー(レイン)と出会う。そして出会ったその夜恋に落ちるトニー。
トニーがMGM重役エディの妻だと知ったジョージはなんとかMGMにコネをつけようとするが...
一方で、私立探偵のルイス・シモ(ブロディ)は、妻子とは別れ若い恋人とモーテル暮らし。
ある日、彼はジョージ・リーヴスの母ヘレン(ロイス・スミス)を訪ねる。
“ジョージは自殺するような子ではない!”と言うヘレンの依頼を受け、ジョージ・リーヴス謎の死の解明に乗り出す。事実関係を調べて行くうち、彼は“スーパーマン”は自殺したのではないという疑惑を抱き始める。
生前のジョージ・リーヴスと、彼を取り巻く人々、そしてリーヴスの謎の死を調査する私立探偵シモと、彼の家族の姿を同時進行で描いている。
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”スーパーマン”ジョージ・リーヴスを演じたベン・アフレックは、ヴェネチア国際映画祭(2006)の最優秀男優賞に輝いている。
ジョージ・リーヴスは1914年生まれで、1959年に亡くなっている。
50年代にTVで“スーパーマン”を演じた時、リーヴスは40代だったようで、今回彼を演じたベンは30代で少々若すぎるキライがあるが、この作品のため体重を増やしたのかベン?40代のアル中“スーパーマン俳優”が似合っていて驚いた。
なんか初めてベン・アフレック(彼の映画は殆ど観ている)が演技している映画を観たような気がする...Sorry Ben!
「運命の女/2002」や「トスカーナ休日/2003」のダイアン・レインは大好きな女優。この作品では、リーヴスの年上の女を演じるため老けメイクをしているように見える。
オスカー俳優エイドリアン・ブロディは、ベン、ダイアン、ボブたちに食われていたように思える。彼が主役なんだが...
しかしボブ・ホスキンスってなんて味のある俳優なのだろう。
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事件はかなり興味深いのだが、現実ではやはり事実は解明されていないようだ。
“スーパーマン俳優”の死に絡む大映画会社MGM(重役&夫人)や、リーヴスのフィアンセだったレオノア...
コレを観れば益々事実を知りたい!と思うが、やはり事実は薮の中に葬り去られてしまった感がある。
彼の自殺説には疑惑がいっぱいあるように思えるが...これもハリウッド・スキャンダルの一つとして今だ解明されない事件なのかと推察する。
working titleの「Truth, Justice, and the American Way 」goodなのに...
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ジョージ・リーヴスは短い俳優人生の中、スゴイ数の映画に出演している。
この映画を観て知ったのは、リーヴスは名作「風と共に去りぬ/1939」と「地上より永遠に/1953」に出演しているという事実。「風と共に去りぬ」はクレジットありの出演だが、「地上より永遠に」はクレジット無し。
劇中「風と共に去りぬ」に出演したという台詞と、「地上より永遠に」のオーディションを受けるシーン。そしてその映画の試写会(バート・ランカスターと絡むシーンでは、ジョージ・リーヴスの顔がベン・アフレックに変わっているのが笑える)のシーンが登場する。
「地上より永遠に」はつい最近観たばかり...今一度ジョージ・リーヴスを観てみたい。

初日最終回の日比谷シャンテシネ。万人受けする映画ではないのだろうか?席ガラガラだった。
シャンテはまだ「クイーン」も「あるスキャンダルの覚え書き」も上映している。そちらに流れるお客の方が多いのかもしれない?
Commented by JT at 2007-06-19 00:01
シャンテシネで、 「ハリウッドランド」、「あるスキャンダルの覚え書き」両方ともやってるんですね。なんとか時間を作って行きたいですが・・・どちらも触手が動く作品です。margot2005のおっしゃる”味のあるボブ・ホスキンス” ”ダイアン・レイン”の演技も興味をそそられますし、レビューを読ませていただいた感じでは、あまり軸がぶれてない作品のようですしね。
Commented by margot2005 at 2007-06-20 00:31
JTさん、こんばんは!
そう「あるスキャンダル〜」まだ上映してますよ!
ケイト・ブランシェット&ダイアン・レインは大好きな女優です。
女性が素敵に見える女性だと思えますが...男性から見てももちろん魅力的な人物なのでしょうね?
ハリウッド・スキャンダルって興味しんしんですが、真相解明出来てないようでちょっと消化不良ギミですが...致し方ありませんわ。
ダイアンが演じたトニーはジョージ・リーヴスより8才くらい年上(役では50代のはず)だったようで、ダイアンの老けメイクも中々ナイスでしたわね。
Commented by ALICE at 2007-07-19 12:04
こんにちは。私も初めてベン・アフレックが演じている!って感じた映画でした。そういう意味でも見てよかったなって思っています。ジョージ・リーヴスは私にとってあまり馴染みのない俳優さんなんですがいろんな映画に出ているんですよね。このスーパーマンくらいしか私は知らなかったです。ダイアン・レインは老けメイクかぁ。。。私はすごく老けたなってがっかりだったんだけど老けメイクなら納得です。ボブ・ホスキンスは悪役も善人役も何でもこなせてしかも存在感がある素晴らしい俳優ですね。映画は淡々としていて盛り上がりはなかったのですがそれなりに楽しめたと思います。人生にとって何が大切か考えさせられるような映画でした。
Commented by margot2005 at 2007-07-20 21:03
ALICEさん、こんばんは!
アフレック演じてましたよね!
ジョージ・リーヴスって私の中でも”スーパーマン”以外の何ものでもない俳優なのですが、ほんとこの作品を観て、彼がハリウッドでいろんな映画に出演していて“スーパーマン”以外の演技で認められようと努力してしていた事を知りました。彼もハリウッドの犠牲者の一人なのでしょうね?
ダイアン・レインの老けっぷりにはびっくりしましたね。前年の「理想の恋人.com」は若くてキュートでしたもの。
ホスキンスはいつも素晴らしい演技で大好きな俳優です。
万人受けしなそうな作品ですが、ハリウッド俳優ジョージ・リーヴスと、私立探偵ルイスの人生を絡めて描いた素晴らしい作品だったと思います。
by margot2005 | 2007-06-17 16:47 | Comments(4)