「愛されるために、ここにいる」

a0051234_1132469.jpg「Je ne suis pas là pour être aimé」2005 フランス
2006年フランス映画祭上映作品
フランス映画祭で前売りチケットを購入。しかし観に行けなかった作品で、公開されたら絶対!観たいと思っていた作品。いやマジで公開されて良かった。
フランス映画祭の際、タイトルは「愛されるためにここにいる訳じゃない」であったが、一般公開の際は「愛されるために、ここにいる」と肯定文に変化していた。
監督はステファン・ブリゼ。
主演は「読書する女/1988」のパトリック・シェネ&「灯台守の恋/2004」のアンヌ・コンシニ。
これは「シャル・ウイ・ダンス/2004」のリメイクではない...
というのも、出だしは少々似てる...仕事場から見えるタンゴ教室に興味を持つ中年男。そしてそこで出会う...ダンス教師ではないが、ちょっと気になるマドモアゼル...
この物語を一言で表現しているタイトルが素晴らしいと思う。否定形であっても、肯定形であっても...
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妻と別れ一人暮らしのジャン・クロード・デルサール(シェネ)は冴えない50代の中年男。彼の仕事は父親から引き継いだ、家賃不払いの居住者を追い出す、立ち退き勧告業。
ある日仕事でアパルトマンの階段を何段も登ったあげく息切れしてしまう。医者に診てもらったら、運動不足だからそのうち心臓がストップすると言われる始末。若い頃はテニスの地方チャンピオンだったのに...
そして早速向かえのビルにあるタンゴ教室へと向かうデルサール。そこで彼は、決して若くはないマドモアゼル、フランソワーズ(コンシニュイ)と出会う。
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多分ガラガラのシアターかなと思いながら、本編上映ぎりぎりに飛び込んだ。渋谷のユーロスペースでしか上映していないこの作品。以外やシアターは中高年の方たちでいっぱいで驚いた。
デルサールとフランソワーズ。デルサールと父親。この二人の関係が軸となって、“人間て愛する人がいるからこそ、生きることに価値がある...”と思わせる素晴らしい展開となっている。
おまけに、これを観れば、なんとなくタンゴ教室に通いたくなる...
もっとたくさんのシアターで公開されたら、観に来る人もいっぱいいるのに...もったいないなぁ...と又また感じた粋なフランス映画。
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by margot2005 | 2007-01-10 01:24 | フランス | Comments(14)
Commented by Bianca at 2007-01-10 09:41 x
主役のパトリック・シェネさん、18年前の「読書する女」でも、医師に
気分転換をすすめられていたけど、相変わらず仕事一筋の猛烈ビジネスマンなんですね。団塊の世代の典型かな。その世代にうけるかも。でも、この画像、どう見ても「シャル・ウィ・ダンス」ですよね。
Commented by シャーロット at 2007-01-10 17:36 x
出遅れましたが・・・新年あけました。おめでとうございます♪
もっと早くにご挨拶をせねば、と思いつつ・・・TBがexciteさんにつかない状況です。コメントも何回もはじかれたり。
そんなこんなでこれも上手く反映されるといいのですが・・・。
私は2006年の〆の映画になりました。
思わぬほど涙を流してしまいました。とても気に入りました。
そうそう、タンゴ踊りたくなってしまった。笑

あ、それと名前をカタカナに変えました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
Commented by CaeRu_noix at 2007-01-11 00:07
ぼんそわー。
『裏切り犬』にはあまり浸れなかったんですが、こちらはハゲしく気に入りましたよー。
フランス映画って、やっぱりよいですよねー。
こちらも中高年に人気なのですね。
彼の姓はデルサールっていうんですね。デルサール家3代の姿がまたポイントでした。
Commented by margot2005 at 2007-01-11 01:20
Biancaさん、こんばんは!パトリック・シェネは寡黙な仕事一筋人間に会いますね。実際では60才くらいの彼ですが、これでは51才の役で、しわがスゴイ彼なので51才役は無理がありましたが、素敵なムッシューなので許してしまいましたわ。
そう画像だけだと滅茶「シャル・ウイ〜」入ってます。
Commented by margot2005 at 2007-01-11 01:26
シャーロットさん、こちらこそ今年もヨロシクでございます!
なぜか?exciteにTB&コメント出来ないブロガーの方がいらっしゃるようですね??にも関わらずお越しいただいてありがとうございます。
2006〆にふさわしい映画で良かったですね。
いやもうとにかくこういった映画観ると“フランス映画万歳!!”と叫びたくなります。
確かにこれ観た人はタンゴ教室行きたくなりますよね。私もマジで思いましたが...現実問題としては無理があるかなぁ?なんて...
カタカナですね。了解しました。また今年も映画を語りましょう!
Commented by margot2005 at 2007-01-11 01:36
CaeRuさん、ヴォンソワ❡
「裏切り犬」に続き浸ってまいりました。浸り加減は「裏切り犬」以上でありますね。まぁ全然違うタイプの作品なので比べることは出来ませんが...わたしもかなりハゲしく気にいりましたわ。フランス映画“せ まにふぃーく!!”でございます。
映画の中で名前を殆ど呼び合わなかったですよね。ムッシュ誰々とか、フランソワーズとか...
デルサールのファミリー・ビジネスは悲惨でしたね。あの植物愛好家の息子には笑えました。
Commented by mako at 2007-01-11 17:01 x
TBコメントありがとうございました。素敵な大人の映画でしたね。
わたしが見に行った時も結構平均年齢高そうでした。
お正月あけてもそうなのですねー。
今日はコメントTB、うまくはいるかな。。
Commented by margot2005 at 2007-01-13 17:34
makoさん、こちらこそありがとうございました!
期待して観に行って、期待裏切ってくれない映画だと幸せな気分になれます。これが正にそれでございましたわ。
過去にフランス映画ファンだった中高年...それもシニア&夫婦割り引きの方たちて賑わっておりました。
渋谷も大人の街になりつつあるのでしょうか...嬉しいことです。
TBはダメでしょうかね?
Commented by nyanco at 2007-05-22 12:16 x
margot2005さん、こんにちは♪
この映画、長野でやっと上映されて観てきました。
とてもいい映画だったので感激です!
フランス映画祭の時はタイトルが違っていたんですね。肯定と否定では意味が全然変わって来てしまいますねー。。^^;
フランソワーズを演じたアンヌ・コンシニが40代とは思えないくらいキュートで、魅力的な女優さんだなと思いました。
こういうお洒落なフランス映画は大好きです。
Commented by margot2005 at 2007-05-23 23:29
nyancoさん、こんばんは!
そちらでも上映されて良かったですね。やはり良い映画は全国展開されるのですね。
そうタイトルが否定から肯定に変わっていてなんか変でしたが、観ればどちらでもOKかと思いました。
アンヌは若く見えますね。「灯台守の恋」の時もヒロインの娘役でしたわ。
お洒落なフランス映画はホントに素敵で大好きです!
Commented by fizz♪ at 2007-11-21 00:08 x
margotさん、こんにちは~
『灯台守の恋』を観てからずっと、観たくて観たくて、やっと借りられた作品です。
大人同士の小粋なお話に、じんわりと嬉しくなりました!
仰るとおり、人物たちの台詞が少なめ(そこもまた素敵でした)なのに対して、本当に題名が素敵ですね。
コンシニの若々しさに驚きでしたし、飾らない繊細な表情がこの映画に相応しくて見取れました。
TBさせて頂きました。
Commented by margot2005 at 2007-11-22 01:06
fizz♪さん、こんばんは!
TBありがとうございました!
『灯台守の恋』とはちょっと違いますが、淡い想いを抱く中年の主人公に拍手を送りたくなりましたわ。
大人な、大人な映画って大好きです!
これは少ない台詞が出演者たちの表情で語られる素晴らしい展開だったと思います。
ヒロイン、アンヌ・コンシニって1963年生まれで、決して若くはないのですが素敵ですよね?
今年の東京国際映画祭で上映された“潜水服は蝶の夢を見る”に出演しているようですが、一般公開されたら観に行きたい作品です。


Commented by JT at 2007-12-10 22:29 x
こんんばんはー、margotさんがこの記事を書かれてから1年近く経つんですね。遅ればせながらDVDで鑑賞しました!
徹底的にタンゴをつかって二人の気持ちを表現するあたりは、ほんと粋なつくりかたです。プロのダンサーの絡みつくような踊りで、二人の感情がピークに達するあたりは、みてるこちらまでちょっと興奮ぎみでした(笑)
年を重ねた女性の魅力を表現するのがうまい。
あのアンヌ・コンシニの笑顔の口元に負けてしまいそうでした~あはは。
フランスはやっぱり大人の国なんでしょうかね。
日本もこんな素敵な映画が出来るぐらい大人の民族になれるかな?
Commented by margot2005 at 2007-12-11 19:25
JTさん、こんばんは!
そういやこの映画今年の始めに観てたんですね?
今年は何本シアターで観れたのかなぁ??なんて数えなきゃと思っていた所です。
タンゴが上手くいかされてましたね。
プロのタンゴ・ダンサーが絡み付くように踊る様を観る二人は、二人で、目と目を絡み付かせていたように記憶しております。
あのシーンはホント素敵でした。
大人の恋を描いた大人な映画は大好きです!!
フランスって子供じゃなく大人が映画を観に行く国(子供は大人になってから遊ぶ、子供は家で留守番といったルールがあるようです)のようですので、このような大人が満足する作品が多く作られるんでしょうね?
パリの街、夜は子供が歩いている姿を余り見かけませんでしたね、そういや...

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