「ヘイヴン/堕ちた楽園」

a0051234_22545470.jpg「Haven」2004 USA/UK/ドイツ/スペイン
主演はエクゼクディヴ・プロデューサーでもあるオーランド・ブルーム。監督はフランク・E・フラワーズ。今やなんとなく懐かしの「シンプル・プラン/1998」のビル・パクストンが脱税容疑でケイマン・アイランドに逃げるビジネスマンを演じている。
オーランド・ブルームはとても古典物が似合う。「ロード・オブ・ザ・リング・シリーズ」「トロイ/2004」「キングダム・オブ・ヘヴン/2005」。彼の現代ものは「エリザベスタウン/2005」しか思い浮かばない。
オーランドはアメリカ人ではないが、今やハリウッド俳優と呼んでも間違いではない。ハリウッド俳優の多くが、イメージが固定化されるのを嫌って、違った役を好んで演じるが...これはオーランドにとってかなり、それじゃないかと感じる。
重い衣装を着て、馬を駆りプリンセスの元へ...めちゃくちゃ似合うのだがオーランド...しかし同じパターンだと俳優も飽きて当たり前かと同情したくなる。
この作品のオーランドは普段とはかなり違ったキャラを演じている。私的にはこういった役もいいんじゃないの!と感じるが...
“ヘイヴン”というタイトルは“タックス・ヘイヴン(免税天国)”から来ている。
a0051234_2255921.jpg

カリブに浮かぶケイマン・アイランドと言えばマネー・ローンダリングで有名なDuty Free(免税)の国。島には100の銀行があるという。ある朝、フロリダに住むビジネスマンのカール(パクストン)は、脱税容疑によるFBIの家宅捜査から逃れるため、娘ピッパ(アグネス・ブルックナー)を連れケイマン・アイランドに逃亡する。理由も何も説明なしに、いきなりケイマンに連れてこられた娘ピッパは納得がいかない。
一方で、島に母親と暮らすシャイ(ブルーム)は、ケイマンに来るリッチマン相手に稼いでいる。シャイはボスの娘アンドレア(ゾーイ・サルダナ)に夢中で、彼女の父親が留守の夜アンドレアの部屋に忍び込む。しかし一夜明けた朝、出て行く所をアンドレアの兄ハンマー(アンソニー・マッキー)に見つかり取り返しがつかない事件へと発展する。
a0051234_22552964.jpg

ドラッグ、セックス、ヴァイオレンスで、この映画本国ではR指定。おまけに4文字言葉(Dirty language)炸裂の上、一部若者の喋り(英語)に正確な英語字幕が付いているのにはびっくりした。
シャイ役はオーランドらしからぬ役でちょっと新鮮であったが...ファンには受けるだろうか??
アンドレア役のゾーイ・サルダナは「ドラム・ライン/2003」「ターミナル/2004」に出演。この作品でも存在感のある役を素敵に演じている素晴らしい女優。
ビル・パクストン、自ら稼いで貯めたドル札を胴巻きにするシーンには哀れを通りこして笑えたのだが...
どう考えても万人に好まれる映画ではないが、1週間前(10/14)公開にも関わらず、池袋、新宿、銀座ではレイトでしか上映してなく、渋谷の究極の単館系映画館で上映していたので観る事が出来た。
a0051234_2255506.jpg

[PR]
by margot2005 | 2006-10-22 23:27 | MINI THEATER | Comments(2)
Commented by charlotte at 2006-10-24 01:20 x
偶然地元で上映されたので見ることができました。そんなこともなければ多分見なかったかもしれませんー。
そうそう、英語字幕がでてましたよね!なんか違う言語なの?って思って聞いてみると…英語だったのには驚きでしたわ。何言ってるか字幕ないとあれではアメリカンでもわからないのでしょうねえ~
邦画でも日本語字幕でたらきっと驚いちゃうかもしれません。笑
Commented by margot2005 at 2006-10-25 00:28
charlotteさん、そうそう首都圏で公開されているようですね。わたしも偶然観た映画なんです。シアターがらがらでした気の毒なくらい...
地元カリヴィアンの若者たちの言葉凄かったですね。きっとノーマルなアメリカンはあのような言葉は耳にしないのでしょう。
ビル・パクストン哀れな役似合い過ぎでしたわ。
<< 19th東京国際映画祭で「ファ... 「トリスタンとイゾルデ」 >>