「親密すぎるうちあけ話」

a0051234_23381027.jpg「Confidences Trop Intimes」...aka「Intimate Strangers」2004 フランス
監督は「仕立て屋の恋/1989」「橋の上の娘/1999」のパトリス・ルコント。ヒロインにサンドリーヌ・ボネール「灯台守の恋/2004」
やはりサンドリーヌ・ボネールが主演の「仕立て屋の恋/1989」を思い出させる作品。
アンナ演じるボネールの相手役ウイリアムにはファブリス・ルキーニ「マックス・モン・アムール/1985」。ウイリアムの妻ジャンヌにアンヌ・ブロシェ「Mの物語/2003」。
粋な大人のラヴ・ストーリー。
a0051234_23384079.jpg

精神科医の治療を受けるため、パリのアパルトマンを訪れた女アンナ(ボネール)は部屋を間違える。そこはモニエ医師(ミシェル・デュショーソワ)の部屋ではなく、税理士ウイリアム(ルキーニ)の部屋だった。精神科の治療室によくあるカウチが置いてあったため勘違いしたアンナ。そのアンナに間違いを説明するウイリアムだが、聞く耳を持たないアンナ...アンナはウイリアムに自身のセックス・ライフを打ち明け始める。
a0051234_23385477.jpg

まあ映画だから...現実にあんなこと起こる訳ないだろうが...
ウイリアムには妻がいるが、妻ジャンヌ(ブロシェ)は他の男に走り、ウイリアムを捨てようとしている。そこに突然現れた素敵な人妻アンナ。ウイリアムの心は揺れ動く...しかしこのウイリアムが実に冷静で...フランス人てすぐSEXに至る人種が多いと認識しているが、そうではない人種(男)もいるのだと再納得した。
a0051234_2339726.jpg

しかしボネールは憂い顔が似合う。ウイリアム演じるルキーニもなんとなく「仕立て屋の恋」の中年男イールとかぶってしまう。パトリス・ルコントが描く男と女の世界は、いずれも哀愁を帯びていて素敵。
邦題は原題直訳。
最近ハリウッド映画を観てるもので、こういったフランス映画を観ると、マジでお金かかってないなと感じる。前にエマニュエル・べアールが、ハリウッド映画1本のお金でフランス映画10本作る事が出来ると発言していた事を思い出した。同じハリウッドものでも、大作ならフランス映画の10倍どころか、50倍位製作費かかってるかも??この作品ホント見事お金かけてないのだが、いや素敵な映画は素敵だ!!
a0051234_23382356.jpg

[PR]
by margot2005 | 2006-06-13 23:57 | フランス | Trackback(15) | Comments(8)
トラックバックURL : https://margot2005.exblog.jp/tb/3732837
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from Chocolate縲log at 2006-06-14 01:36
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
ルコントってやっぱり素敵!私好みの作品だったわー。 妻と別れて一人寂しく暮らす税理士のウィリアム(ファブリス・ルキーニ)の事務所に、ある日の夕方アンナ(サンドリーヌ・ボネール)が「18時に予約をした」と訪ねてきて、いきなり自分の夫との私生活についてあれやこ..... more
Tracked from シャーロットの涙 at 2006-06-14 17:21
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
2004年ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品作品 「Confidences Trop Intimes」 ある日突然入り込んできた素敵な異性に悩みを打ち明けられたら、やはりセラピストの振りをして聞いてあげるだろうか。 半ば強引に切り込んでこられては、誤解だとも言いようがないけれど。 ・・・とそれより、セラピストとか精神科医と聞くとそれだけで信用してしまうものなのだろうか。 いきなり自分の話を他人に出来ること自体が不思議といえば不思議。 でも考えようによっては、何も知らない相手だからこそ...... more
Tracked from カリスマ映画論 at 2006-06-15 00:01
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
【映画的カリスマ指数】★★★★☆  上質なプラトニック・エロ... more
Tracked from APRIL FOOLS at 2006-06-15 01:29
タイトル : 感想/親密すぎるうちあけ話(試写)
『髪結いの亭主』やら『仕立て屋の恋』やら(どっちも観てない)を手がけたパトリス・ルコント最新作『親密すぎるうちあけ話』を鑑賞。例によって感想をば。 +++親密すぎるうちあけ話+++ アンナはカウンセリングを求めて精神科医のモニエを訪ねた。が、間違えて税理士ウィリアムの部屋をノックし、その間違いに気付かずに夫との不仲を語り始める。ウィリアムは戸惑いながらも耳を傾け、部屋違いを指摘できないまま奇妙なカウンセリングが密やかに繰りかえされる。で惹かれてく。という2人のやり取りがメインのお話。いかにもフ...... more
Tracked from Saturday In .. at 2006-06-25 00:42
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
 フランス  ドラマ&ロマンス  監督:パトリス・ルコント  出演:サンドリーヌ・ボネール      ファブリス・ルキーニ      ミシェル・デュショーソワ      アンヌ・ブロシェ パリのとあるビルの一室にオフィスを構える孤独な税理士ウィリアム。ある...... more
Tracked from 雑記のーと Ver.2 at 2006-07-19 00:59
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
「親密すぎるうちあけ話」をテアトル梅田にて鑑賞。 夕暮れのパリの街を、ひとりの女(サンドリーヌ・ボネール)が急ぎ足で歩いている。どこか日々の倦怠を身にまとったような彼女は、薄暗いビルのエレベータに乗り込み、6階... more
Tracked from 映画とはずがたり at 2006-08-21 20:18
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
孤独な税理士のもとに美女が訪れ、 精神科医と間違われて、 赤裸々な私生活を語ったことから繰り広げられる、 愛の名匠パトリス・ルコント監督が贈る 哀愁感漂う大人の恋愛映画の秀作!! STORY:その出逢いはふとした過ちから始まった。 パートナーと別れ、 寂しい...... more
Tracked from パピ子と一緒にケ・セ・ラ.. at 2006-08-22 00:43
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
本作『親密すぎるうちあけ話』は、2004年2月のベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された後、2月25日にフランス公開。「ルコントの最も素晴らしい作品」(プルミエール誌)など大絶賛され、04年8月からは全米公開。「ヒッチコックの最高作の精神を継承して....... more
Tracked from N’s Talk at 2006-08-24 09:12
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
ボンソワ。待ちにまったパトリス・ルコント監督の作品です。完璧に大人の映画です。息詰る男と女の心理描写。緊張以上快楽未満のこの不完全燃焼さ。観終わったあとのこのスカッとしないもやもや感。フランス映画の奥の深さを感じました。ルコント作品の中では第1級です。テアトル梅田にて上映中。 ... more
Tracked from DVDジャンル別リアルタ.. at 2006-09-05 19:41
タイトル : 仕立て屋の恋
「メグレ警視」で知られる推理作家ジョルジュ・シムノンの原作を、パトリス・ルコント監督が大胆な解釈で見事に映画化した作品。... more
Tracked from シネマ de ぽん! at 2006-10-10 09:46
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
親密すぎるうちあけ話公開中ストーリー ☆☆映画の作り方☆☆総合評価  ☆☆ 作品... more
Tracked from travelyuu とら.. at 2007-02-24 08:49
タイトル : 親密すぎるうちあけ話 Confidences trop ..
サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ出演 [画像] アンナがアパートの一室にセラピーを開いているモニエ医師を訪ねます しかし部屋を間違え税理士ウィリアムの事務所を診療所と勘違い 自分の私生活をウィリアムに話しだしてしまいます 自分がセラピストでは無いと言う事を打ち明けられないまま ウィリアムスは次の週の診療予約を約束してしまうのです パトリス・ルコントの映画です 急に美人が現れ 私生活を話だしてしまうのですから その時点で自分はセラピストでは無いと普通は言うでしょうね これを否定...... more
Tracked from Sweet* Days .. at 2007-05-17 09:30
タイトル : 『親密すぎるうちあけ話』
親密すぎるうちあけ話 CAST:サンドリーヌ・ボヌール、ファブリス・ルキーニ 他 ウィリアム(ファブリス・ルキーニ)は恋人にふられたばかりのさえない税理士。そんなウィリアムの所にある日、アンナ(サンドリーヌ・ボヌール)という女性が同じ階にいる精神科医と間違えてやって来る。ウィリアムを精神科医と思いこんでいるアンナは、夫婦間の悩みなどをウィリアムにうち明ける・・・・これはラブストーリー?う~ん・・・そう言えばそうなのかな・・・ プラトニックなんだけど、ある意味とても艶めかしいお話。 中年...... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2008-02-17 16:13
タイトル : 『親密すぎるうちあけ話』'04・仏
あらすじ予約をしていたと言う女を、男はオフィスに招き入れる。おもむろに長椅子に座った彼女は、いきなり結婚生活の悩みを打ちあけるのだった。すっかり冷え切った夫婦関係を一気に告白した女は当惑顔の男の言葉を待つこともなく、次回の予約をし早々にオフィスから立ち...... more
Tracked from あず沙の映画レビュー・ノート at 2009-06-07 20:23
タイトル : 親密すぎるうちあけ話
2004 フランス 洋画 ドラマ ラブロマンス 作品のイメージ:ほのぼの、萌え 出演:サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ、ミシェル・デュショソーワ、アンヌ・ブロシェ 「ランジェ公爵夫人」でおフランス的な「恋の駆け引き」にちょっと興味が湧き、本作をレンタル。夫婦生活に悩みを抱えた女性アンヌは... more
Commented by Chocolate at 2006-06-14 01:41 x
こんばんわっ。

連日コメントさせて頂いてます。

私もルコント好きなので頑張って初日に行ってしまいました~
設定がすごくよくできてるな~って思いました。
そしてマルゴさんの仰るとおりフランス人でもすぐSEXに至らない
パターンもあるんだなーって思いました。(笑)

私はハリウッド映画はたまーに見るぐらいなんですが、
お金のかけ方はすごいですよねー。
「総制作費○○億円」なーんていうのが宣伝みたいな感じですからね~
「親密~」みたいな作品を映画の出来って掛けた金額の大きさと
比例しないよな~って思います。(笑)
Commented by charlotte at 2006-06-14 17:26 x
こちらにもお邪魔します♪
こちらも大人のラブコメって感じでした。
ルキーニのポーカーフェイス的なところがちょっと笑えてしまいました。
そうそう、こういうあっさり系のフランス人もいるのねって思いましたですよ~♪
どこかシンプルで曖昧で、でも哀愁もあって、なかなか大人じゃないと良さがわからないかもしれないとは思いましたけど、良作はお金とは反比例ですね。
Commented by margot2005 at 2006-06-15 00:04
Chocolateさん、どうもコメントありがとうございます!
ルコントの世界良いですわよね。巧く考えたストーリーだと関心しました。そうすぐsexに走らない男もいるのですよフランス男。
アンナが現れるのをじっと待つウイリアム、踊りだすシーンはお洒落しでたね。
過去にはハリウッド映画を観て、観て、観てきましたが、人物を深く掘り下げて描くヨーロッパ映画は好みであります。
製作費の問題ではないんですよね確かに...
でも昨今高騰するハリウッド映画の出演料が見直されているとか言う記事読みましたが...
Commented by margot2005 at 2006-06-15 00:08
charlotte さん、こちらにもお越しいただいてありがとう!
ルキーニ良い味出してましたよね!この映画はやはり大人の女性、男性に観てもらいたいですね。土曜日初日に観たもので、周りに若いカップル多かったですが...彼ら感情移入できたかしら??
Commented by MACHI at 2006-06-17 22:49 x
フランス映画とはそりが合わない事が多いのですが、「髪結いの亭主」は映画館へ見に行き、わりと気に入った作品です。
これは、ウィリアム役の男優さんの顔があまり気に入らないけど(演技はとてもよかったです。)、内容はよかったです。観客にいろいろ憶測させるうまいつくりですね。アンヌ役の人が、ダサーイおばさんから、とてもきれいで魅力手的なご婦人になって行くのがよくできてました。
オゾン監督とは、女性に対する考えというか、想いが対照的な気がします。ま、オゾン監督はゲイだから。
Commented by margot2005 at 2006-06-18 01:42
MACHIさん、フランス映画とそりが合わないと感じる人多いかと思います。わたしは基本的にフランス好きなので、つまんない映画でも許してしまうのかも知れません。
ウイリアム役の彼の顔が気に入らない...解る感じもしますが、アレ系の顔のフランス人多々いますよね。私的に顔は全然気にしないので...
監督ルコントがコメントしてましたが、主演ボネールに”普通のobasanだけど、ミステリアスに演じて!”と要望したようです。見事ボネールは演じてたと思いましたが...
Commented by tomo at 2006-06-19 16:32 x
はじめまして。最近、ルコント作品を続けて見まして、
こちらのサイトを偶然見つけお邪魔しました。
「親密すぎるうちあけ話」も見たんですね~!?

margotさんが見られた映画、個人的にそそらられる
作品が多い~!!
Commented by margot2005 at 2006-06-19 21:12
tomoさん、ようこそお出でいただきました。
見つけて来ていただけるのって嬉しいですね。
「親密すぎる〜」はサンドリーヌ・ボネール、ファンなので楽しみにしていました。ルコントも好きですしね。
フランス映画万歳!!人間であります。
又お出でくださいまし。
<< 「インサイド・マン」 「プルートで朝食を」 >>