2006年 04月 20日
「青い棘」

昨秋、渋谷のbunkamuraで上映していた際、観れなくて...
この作品は原色を使わないセピア色の映像が滅茶美しい...やはり劇場で観たかった...。
主演はダニエル・ブリュール「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「戦場のアリア/2005」
とアウグスト・ディール。アウグスト・ディールについては何の知識もない。ただドイツ人ということだけ。
監督はアヒム・フォン・ボリエス。脚本はヘンドリック・ハンドレーグデン。
この作品は1927年ベルリンが舞台の実話である。ベースは”シュテークリッツ校の悲劇”。

ある日寄宿舎学校の教室で、たまたま居残ったため知り合ったパウル(ブリュール)とギュンター(ディール)。ギュンターは金持ちの息子で自信家であった。反対に労働者の息子であるパウルは詩を愛する純朴な青年。対照的な二人だが互いに好意を抱き、週末をギュンターの親の瀟洒な別荘で過ごす事になる。パウルは訪れた別荘でギュンターの妹ヒルデ(アンナ・マリア・ミューエ )に一目で恋をしてしまう。ヒルデは誰もが愛する美しく奔放な娘であった。ヒルデには恋人ハンス(トゥーレ・リントハート)がおり、ハンスはヒルデの兄ギュンターのかつての恋人でもあった。

セピア色の画面に...森、湖、瀟洒な屋敷...思春期の若者たちの“愛の葛藤”が素晴らしく美しく描き出される。

思春期の多感な若者が破滅へと向かうデカダンスの世界...ラスト・シーンはスゴイ。
映画の中で出演者たちが着るファッション...時代(1920年代)は感じるのだが、白とモノトーンのみの彼らのワードローブがとてもお洒落。
多感な若者を演じるダニエル・ブリュールとアウグスト・ディールがスゴイgood。
愛されるために生まれてきたようなヒルデ役のアンナ・マリア・ミューエは、とりたてて美人なわけではないのだが、この物語のヒロインにぴったりの女性。
2005年10月に公開され、現在DVDになっている。

そうそうワードローブおしゃれでしたねー。ナチスが出てくる直前の熟れて熟し落ちる寸前のドイツのデカダン文化がそこはかとなく感じられて好きでした。
アウグスト・ディールはたぶん本国でも一押しの若手売れっ子俳優かと思います。わたしもあのウス〜イたたずまいがとっても好みです^^
わたしの場合、映画の中でのワードローブがとっても気になるんです。
アウグスト・ディールはどちらかと言えばダニエル・ブリュールより好みでございます。
終盤ウス〜イたたずまいの中に、ヒルデのドレスの花模様だけが赤で描いてあった印象的でありました。
劇場では見られなかったんですか…
美しい映像でした。麦畑の中を自転車で走って行くシーンとか、月夜のシーンとか。調度品やワードローブ、そんなことばっかりで話の内容はあまり詳しくは覚えていないんですが、若いっていいなあ~と指くわえて(笑)見てましたっけ…^_^;
そうなんです。bunkamuraの看板は気になっていたのですが...もう滅茶残念ですシアターで観てなくて...
ほんとこの映画は映像が美しくって、衣装も素敵で...テーマは重い、スゴイ実話でしたが、なんか素敵な映画のイメージができちゃっております...わたしの中で...。
わたしが今更見たこの映画にTBをいただき、恐縮しています。ありがとうございます!わたしはドイツに住んでいるくせにドイツ映画以外ばかりを見てきたので、このところ反省して(?)、ドイツ映画を見るようにしているのです。
一年遅れの横レスをさせていただくと、アウグスト・ディールは人気ですね。いい俳優ですよね。
やはりドイツにお住まいでしたか?
こちらこそTBのみでごめんなさい。
DVDや、BSで放映されたドイツ映画は時々観ます。レビュー書いてませんが...
横レスありがとうございます!
アウグスト・ディールはドイツでは人気俳優だと思いますが、日本では知られてないかと思いますね。彼の映画が日本でも公開されるよう期待しますわ。
本当は共感・・・というか,彼らの発想についていけないのですが
何しろ青春ははるかかなたに去ってしまってるもんで・・・
芸術性の高い,美しい作品なので,お気に入りです。
私はこの作品では,アウグスト・ディールの方が好きかな・・・。
彼の退廃的な魅力に萌えました~
レスが遅くなりました。
そうです!これはとても付いて行けない現実でありました。
ドイツ映画は芸術性が高く、素晴らしい作品が多いですが、これもそうですね。
私もこの映画を観てアウグスト・ディールに惚れましたの。

