![]() 主演の兄弟に、ジョヴァンニ・ジビリ「ギフト/2000、ヘヴン/2002」とアダム・ガルシア「コヨーテ・アグリー、タップ・ドッグス/2000」。 ヒロイン、ロゼッタ役は「クイルズ/2000」のアメリア・ワーナー。 弟の恋人コニー役に「アイ・アム・ディヴィッド/2003」のシルヴィア・ドゥ・サンティス。 監督、脚本のジャン・サルディは「シャイン/1996、君に読む物語/2004」の脚本家。 オーストラリアの“リトル・イタリー”に住む移民兄弟の淡い恋物語。 ガルシアとサルディはオーストラリアン。 ![]() 1950年代、オーストラリアの“リトル・イタリー”に住むアンジェロ(ジビリ)とジーノ(ガルシア)兄弟。4年前にイタリアよりこの地にやって来て、叔父夫婦と一緒に暮らしている。兄アンジェロはシャイで寡黙で自分の容姿に自信が持てない。弟ジーノは社交的でハンサム、おまけにコニー(サンティス)という恋人もいる好青年。対照的な二人であるが、彼らはとても仲の良い兄弟。ある日、アンジェロの将来を心配したジーノは、彼に故郷イタリアへお見合い写真と手紙を送るよう促す。相手は南イタリアの寒村に住むロゼッタ(ワーナー)。彼女は同封されていたアンジェロの写真に一目惚れしてしまう。しかしこの写真はアンジェロではなく、アンジェロがわざと弟ジーノの写真を送ったのであった。 ![]() この映画も予告をさんざん観せられた。観ようか?観ようまいか?迷っていたが...なんとなく観に行ってしまった。期待してなかったので、私的には中々素敵なラヴ・ストーリーであった。 ジーノ役のアダム・ガルシア...少年ぽい感じの「コヨーテ・アグリー」や「タップ・ドッグス」での彼だったが、この作品では素敵な好青年役が似合って...兄アンジェロ役のジョヴァンニ・ジビリより年上だったとは知らなかった。 移民や国籍の類いに実感がないので良くわからないが、祖国を捨て、新天地で生活を始めるというのは大変なことであろうと想像する、ましてや写真一枚で、地球の裏側の結婚相手の所へ行く決心をするのもスゴイことだろうなと感じる。 オーストラリアの広大な景色をもうちょっと描いて欲しかった気がするが、時代が古いので無理があったのかな...? ジョヴァンニとアダムは似てないので、兄弟役はちょっと無理があるかと思えたが、兄想いの、とてもセンシィティヴな弟役を好演していたアダムが素晴らしかった! ヒロイン役のアメリアより、コニーを演じたシルヴィアがgoodであった。 ジョヴァンニは相変わらず、こういった堅物の変な役が似合う俳優である。 ![]() ■
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by margot2005
| 2006-04-09 23:08
| UK
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タイトル : *リトルイタリーの恋*
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ラブストーリーは、顔が命! チラシを見たとき、即鑑賞を決定。
アメリア・ワーナーは、好みの美人。アダム・ガルシアはセクシーなハンサムだし。好みの男女じゃないと、ロマンチックな気分になれないんです。 ジョバンニ・リビシは、うまいですよね。 ところで、映画の中に出てきた、ソフィア・ローレンの映画のタイトルを、ご存知ですか?
MACHIさん、そうですねラヴ・ストーリーの主人公はやはり顔でしょうか!?アメリア、アダム美しかったですわよね。
ストーリー的にはどうって事なかったですが、こういった作品は大好きです!ジョヴァンニは演技者ですよね。 ソフィアの映画「島の女」だと思います...映画BS放送の際観ました。 ![]()
このての作品はストーリー展開は決まってますけど、わたしも好きです。
ハッピーエンドで終わるからこそ、よかったねと思える好みの男女でないと。 「島の女」って言うんですね。テレビ放映があったら、見てみようと思います。
MACHIさん、私的にはあのラストは想像してなかったのですが...でもあれしか手はないですよねストーリー的には...。
「島の女」機会があればご覧くださいませ。
私も予告観て迷った口ですが、王妃さまの感想見て、行って参りました。
良かったです・・・久しに少女マンガの世界を堪能した感じ。^^ アダムとロゼッタ役のアメリア・ワーナー綺麗でしたね。 アメリアって、あのコリン・ファレルの元奥さん(短期間)だとか・・・(爆) 美しい二人も良かったですが、私は兄のジョバンニの、急にマジになって弟を思いやる台詞と顔にゾクッときました。やはり彼は芸達者ですよね。^^ おっと、そうそう「島の女」のソフィア・ローレンのワンシーン、素敵でしたね。イタリアの人たちの彼女を崇める気持ちが伝わってきました。
ラクサナさん!少女漫画の世界ですか...そういやそうか...今納得です!アメリアはあんまり好みじゃないですが、正統派beautyかもですね。アダム・ガルシアが素敵でしたわん。
そうです、そうです!アメリアはコリンの数ヶ月の妻として有名であります。 ジョヴァンニさんの真顔はハマってましたよねマジで。 ソフィア・ローレンはやはりイタリア人にとってディーヴァなのでしょうね。
ぼんじょるのー。
最終週にやっと行きました。見てよかったです♪ アダム・ガルシア、ステキでしたよねぇ。 本来の好みのタイプとは違うんですが、彼の好青年ぶりには惹かれましたー。
CaeRuさん、ヴォナセーラ!
観て良かったですか?良かったですね。 一般的には評価低かったようですが...観る人の好みによって評価は変わりますゆえ...。 アダム・ガルシアもっと日本公開映画に出演していただきたいですね。
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