フランス映画祭2006...「誘拐者」

a0051234_136340.jpg「La Ravisseuse」2004 フランス
パリ大学サンジェ校出身のアントワーヌ・サンタナの描いた母性愛の世界。脚本もサンタナ。主演の乳母アンジェル・マリー役にイジルド・ル・ベスコ。彼女を雇うブルジョワ家庭のジュリアンとシャルロット夫婦にグレゴワール・コラン(セックス・イズ・コメディ/2002)とエミリー・ドゥケンヌ(ロゼッタ/1996、灯台守の恋/2004)。
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舞台は19世紀の終わり。田舎出身の若い乳母アンジェル(ベスコ)はブルジョワ家庭に雇われる。雇い主の妻シャルロット(ドゥケンヌ)はアンジェルと同年齢であった。歩み寄る二人...乳母と雇い主...あってはならない関係なのだが、二人はだんだん親密になっていく。二人の関係を感じ取った夫ジュリアン(コラン)は...
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監督サンタナによると、究極の母性映画であるようだが、どうも馴染めないこういった作品...母性は解るのだが、観る人によってエロチシズムが先走ってしまって...母性というより、一つ間違えばエロティックな世界へと誘われてしまいそうな映像が登場する作品である。
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上映後、質疑応答の際、業界の人か...??と疑うばかりの質問が飛び出て、こういった人々に受ける作品なのか??凡人は理解に苦しむ作品なのか??と感じた...やはりこれは日本で公開される映画とは思えない。夫役のコランはアンヌ・パリロー主演の「セックス・イズ・コメディ」のポルノ俳優役の彼であった事を思い出した。この作品ではブルジョワ役が似合っている。妻シャルロット演じるエミリーのこういった役は初めてだが...やはり彼女はなぜか?労働者階級のマドモアゼル役がぴったしなのだが...。主演乳母役のベスコについては何の知識もないがブノア・ジャコ(イザベル・アジャーニの惑い/2002、トスカ/2001)のお気に入り女優ということである。妖艶な魅力たっぷりの素晴らしいフランス女優である。
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by margot2005 | 2006-03-27 01:49 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)
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