フランス映画祭2006...「アレックス」

a0051234_135321.jpg「Alex」2004 フランス
フランス南部の田舎に住む労働者階級の逞しい女性を描いたリアリズム作品。主演アレックスにマリー・レイナル。監督、脚本はジョゼ・アルカラ。アレックス演じるマリー・レイナルが実に素晴らしい!
生活のため、朝早くから市場で野菜を売るアレックス(レイナル)には10代の一人息子グザヴィエ(エイドリアン・ルイ)がいる。が、親権は夫にあり一緒に暮らしてはいない。山間に立つ廃墟のような建物を買い取り、一人で修復している。それは将来息子と一緒に暮らすことを夢見ているから...。
誘われるまま男たちと“アムール”を交わすアレックスの日常が過ぎて行く。
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ヒロインと同じ、一人息子の母親として、アレックスを応援したくなる。理由はどうあれ一人息子と一緒に暮らせない母親ほど哀しく、寂しいものはないだろう。
久しぶりに逢った息子グザヴィエにキスも拒否される母アレックスは哀しすぎるが...このヒロイン、アレックスという女性は本当に強い人だ。
何もかも巧く行かなくなり、自棄になって修復中の建物を自ら壊すシーンがでてくる。このシーンはヒロインと共に泣けてしまった。
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ラスト・シーンがフランス映画っぽくなく??素敵。
この作品はフランスで公開された際、“見事な女優による、事実そのもののもつ力の衝撃的なポートレイト”と絶賛されたと言うが、日本ではどうだろうか?公開されるだろうか??
アレックスの男たちの一人カリム役のライズ・サーレムが映画祭クロージングに登場していた。彼は「ミュンヘン/2005」にアラブのガード役で出演しているらしい...記憶に無いが...。
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by margot2005 | 2006-03-25 01:39 | 映画祭 | Trackback | Comments(0)
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