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「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」_a0051234_3354930.jpg「Proof」2005 USA
「恋におちたシェイクスピア/1998」のヒロイン、グイネス・パルトロウ 「抱擁/2002」「シルヴィア/2003」と、監督のジョン・マッデンが再びコンビを組んだ、天才数学者の父と娘キャサリンを軸に描くヒューマン・ドラマ。
父ロバートにアンソニー・ホプキンス「日の名残り/1993,白いカラス/2003」。
父の教え子ハルにジェイク・ギレンホール「ドニー・ダーコ/2001、ムーン・ライト・マイル/2002」。
キャサリーンの姉クレアにポーラ・デイヴィス「アバウト・シュミット/2002」。
原作はデヴィッド・オーバーンのピュリッツァー賞受賞の舞台劇ということである。
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グイネス・パルトロウはあまり好きではない女優だが、彼女の出演する映画には素敵な映画がいくつかある...「スライディング・ドアー/抱擁/シルヴィア」そしてこの作品。
天才数学者ロバート(ホプキンス)が残した一冊のノート...これを巡って...ロバートと娘キャサリン(パルトロウ)との回想シーンを挟みながら物語は進んで行く。
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5年前...精神を病んでいる父親ロバート(ホプキンス)を看病するキャサリン(パルトロウ)はシカゴに住んでいる。姉のクレア(デイヴィス)はニューヨークに住み助けにならない。そしてとうとう父親が亡くなる。葬儀に現れたハル(ギレンホール)は父ロバートの教え子だった。ハルに“前から好きだった!”と打ち明けられ、戸惑いながらもキャサリンはハルと一夜を過ごすのであった。次の日、キャサリンは肌身離さず持っていた、父親のデスクのキーをハルにそっと渡す。やがて、デスクから一冊のノートを見つけて来たハルは興奮しきっていた。そこには誰も成し得なかったある定理の証明が書かれていた。
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テーマがテーマなので途中で退屈してしまうかと思っていたが、以外に専門的(数学)な描写は少なく、父と娘キャサリン、キャサリンとハル、そしてキャサリンと姉クレア、それぞれの人間関係が描き出されていて興味深い。グイネスとホプキンスの親子役が結構似合っている。ジェイク・ギレンホールは役的にちょっと若過ぎるのではないかな?と感じたが...。グイネスの、殆どノーメイクにくたびれたジーンズ、おまけで汚いバスケット・シューズといった姿は珍しい気がする...しかしこれが又似合ってる。
Commented by charlotte at 2006-01-30 00:07 x
こんにちは~
どうも私にはリアルさに欠けてしまって感情移入が今ひとつ出来なかったんですよ~汗
どんな「証明」なのか、またそれにこだわる「意義」を知りたかったという所で、評価が下がってしまったんです(^^ゞ
グヴィネスの、他者から愛が欲しいと訴えている表現にはとても感情移入が出来たし、等身大の若い女性として演じていたというよりも、グヴィネスそのままだった様に思えたのは良かったと思ってますけど。
でもちょっと年齢設定に無理がありましたね…笑
クレアの事、最初は「若いママだなあ~」と思ったくらいです~爆
Commented by margot2005 at 2006-01-31 00:46
charlotteさん駄目でしたか?あんまりリアルっぽく感じなかったので、感情移入できました私的に...。それぞれ人によって見方が違うのでなんとも言えないですよね?
あの“定理”そのものに深くこだわらなかった...考えなかったというのか...なので良かったのかもしれません(映画を観るスタンスですが...あくまでも娯楽として観るので、深く追求しない方ですね)。
年齢設定は...まあしゃあないのではないでしょうか?映画ですから...。
Commented by ラクサナ at 2006-01-31 17:11 x
うぇ~ん、私もちとダメでしたこの作品。
舞台劇さながらの前半が凄く良かっただけに、後半からラストにかけては期待ハズレな気がしちゃいまして。。。
うひゃひゃ年齢的なもんは仕方ないですよね・・・グウィネスはよく健闘したと思います。私結構彼女の作品は好きなんでして・・・
『スライディング・ドア』『抱擁』大好きでっす!^^
Commented by マダムS at 2006-01-31 21:15 x
「良かった」派と「ダメ」派と半々位かなぁ~笑
私はあの雪のシーンとノートを封印するシーンが忘れられましぇん・・
Commented by margot2005 at 2006-01-31 22:04
ラクサナさん駄目派ですか?後半から期待はずれでしたっけ??何せ深く考えないで観る人なので...後半別段気にならなかったのですが...??
グイネス・ムーヴィー良いですよね?でも素敵な映画は殆ど英国がらみって気がしますが...「スライディング・ドア」観たくなって来た。
Commented by margot2005 at 2006-01-31 22:07
マダム良かったですよねぇ!雪のシーンですか?あのシーンはスタジオで撮ったの見え見えだと思いませんでした??あんな寒い中でホプキンスじいちゃん風邪引いたら困りますものね。でもシーン的には父娘の愛をひしと感じましたわね。
Commented by M. at 2006-02-01 22:10 x
こむばんは、
わたしはどっちかといえば前半でずーんとひいて
後半で持ち直した派です(笑)
グウィネスのお芝居自体はさすが舞台でもやっただけあって
こなれてるというか頑張ってたと思うので、主演女優賞もれは
ちょっと意外でした。
お願い事なのですが、拙宅ブログより近道リンク張らせて頂いても
よろしいでしょうか? よろしくお願いいたします^^
Commented by margot2005 at 2006-02-01 22:39
M.さんコメント&trackbackありがとうございました!近道リンク貼っていただけるなんて嬉しいです!私のほうにも貼らせていただきますね。
さて前半ひきましたか??でも後半で持ち直したのですね!?私の場合前、後...あんまし...変わらなかった気が...。これは賛否両論映画の様ですが、映画って観る人それぞれの主観が入りますので、いろんな方のコメントを読むと面白いな!とブログを初めて感じるようになりました。グイネスは好むと好まざるに関わらず素敵な女優だと思いますね。
Commented by キュブ零 at 2006-02-13 21:38 x
margotさん、コメント、TB有難うございました。この映画、去年見た『シルビア』のグウィネスの演技にとても感銘受けたので、見た次第です。やっぱり、良かった。ホプキンスも大好きな俳優なので、更に、その演技に感動してしまいました。近頃、やっと、ホプキンスが、『羊たちの沈黙』『ハンニバル』のハンニバル・レクターにみえなくなりました。(笑)
Commented by margot2005 at 2006-02-14 00:03
キュヴ零さん、こちらにもお越しいただいてありがとうござます!グイネスって基本的に好きではないのですが...なぜか彼女の映画は観ちゃうんですよね。良い映画に出るんですもの。「シルヴィア」も良かったですよね。他に彼女が良いなと思う映画は「スライディング・ドア」かな...この映画は大好きです!
レクターね...確かにわたしもずっとかぶってましたわ...レクター=ホプキンス!
Commented by fizz♪ at 2008-05-20 22:49 x
margotさん、プチお久でございます。
最近観た新作数本(新レンタル)はどれも、なんだかなぁ…だったので
いつ見ても上手いグウィネスですが何故か苦手で
いつか観ようと思って手元に置いていたこれを観てみました。
でも観て良かったです。なかなか楽しめました。
それになんと嬉しいことに、margotさんも『スライディング・ドアー』『抱擁』お好きなんですね~
『スライ~』の方は相手役がもう少しハンサムでやってほしかったですが(笑)
Commented by margot2005 at 2008-05-22 23:33
fizz♪さんこんばんは!
いつもコメントありがとうございます!
私は最近レンタル・ショップに全然行ってなくて...
fizz♪ さんにはレンタル新作はどれもなんだか?で残念でしたね。
もっと難解な辛気くさい映画かな?と思っていましたが、以外に楽しめましたね。
グイネス映画「スライディング・ドアー」は大好きな作品です。そういや彼ハンサムの部類じゃなかったでしたっけ??
ダニエル・クレイグと共演した「シルヴィア」も好きな作品ですわ。
by margot2005 | 2006-01-29 02:28 | Comments(12)