「隣の女」

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「La Femme d'à côté」...aka「The Woman Next Door」1982 フランス

製作、監督、脚本はフランソワ・トリュフォー。主演はハリウッド映画でもおなじみのジェラール・ドパルデュー「グリーン・カード/1990」「宮廷料理人ヴァテール/2000」と、ファニー・アルダン「永遠のマリア・カラス/2002、「恍惚/2003」。「恍惚」ではドパルデューとアルダンが中年夫婦を演じている。
アルダンはお気に入りの女優の一人。50才過ぎても尚現役で素敵なマダム。今でもスタイル抜群で脱帽!この映画は20年以上前の作品だが、現在のアルダンと余り変わらないのには...スゴ過ぎ!アルダン!トリュフォーとアルダンは一時期パートナーで二人の間には1983年に生まれた娘ジョセフィーヌがいる。

かつて愛しあったが、若さゆえ別れてしまった男と女が隣人となった。互いに家庭があるため、どうにもならない愛に身を焦がすという...フランス映画お得意の大不倫映画。しかしこんな偶然はまあ映画でしかあり得ないと思うが...。アルダンの夫役にアンリ・ガルサン。ドパルデューの妻役にミシェル・ボームガルトネル。

映画の始まりは、明け方、一台の救急車が閑静な郊外の住宅地を走り抜ける所から始まる。そして回想シーン...地元でテニスコートとレストランを経営するマダム・ジューヴ(ヴェロニカ・シルベール)の語りと共に物語は進行する。
エンジニアのベルナール(ドパルデュー)は郊外の家に妻アルレット(ボームガルトネル)、息子トマスと平和な毎日を送っていた。ある日、隣の空き家に子供のいない夫婦フィリップ(ガルサン)とマチルド(アルダン)が引っ越して来た。アルレットは新しい隣人が来て大喜びだが、ベルナールはマチルドに逢って動揺を隠せない...このあたり、男は相当焦ってるが、女は非常に冷静である。そうこうしているうち、とんでもないことに、トマスはマチルドに懐き始め、マチルドはトマスを愛しく思い始める。アルレットの提案で隣人夫婦を家に招待することになった。気まずいベルナールは残業を理由に家に戻らない。“失礼よ!”となじるアルレット...そしていよいよベルナールから行動を起こし始める。アルレットの目を盗んで“隣の女”マチルドに電話をかけるのである...我慢できなかったのであろう(男ってそうかも...)。最初マチルドは知らんぷりを決め込むのだが、ついに焼け木杭に火がついてしまった。この後は想像していただきたい。

マチルドに振り回される男たちは哀れである...ベルナールともう一人の男フィリップ。男を振り回して、悩ます女、マチルドを演じるアルダンぴったりの役。今や世界的な俳優で貫禄たっぷりのドパルデューが若い...キュートなのだ...当たり前なのだが、今の彼と比べてみるのも...使用前、使用後で興味深い。
「柔らかい肌/1964」と並んでトリュフォーの素敵な大不倫映画。
これは何度も観たお気に入りのトリュフォー映画。
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by margot2005 | 2005-11-20 20:13 | フランス | Trackback | Comments(0)
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