2005年 11月 13日
「ロバと王女」
「Peau d'âne」... aka 「Donkey Skin」2003 フランス王女カトリーヌ・ドヌーヴ、王子ジャック・ペラン のコンビが演じたファンタジー・ミュージカル・ドラマ。いきなり歌は歌うが、ダンスは無しなので正確にはミュージカルと呼ぶのにはふさわしくないかも。
原作はシャルル・ペローの“ロバの皮”。
監督は「シェルブールの雨傘/1964」「ロシュフォールの恋人たち/1966」のジャック・ドゥミ。音楽はミッシェル・ルグラン。
1970年に公開(日本では1971)以来ビデオにもDVDにもなっていないというが、今回、今流行のデジタル・ニュー・マスター版で上映中!
21世紀の今日、第一線で活躍している往年のフランス人俳優て(女優)カトリーヌ・ドヌーヴだけではないだろうか?ブラック・コメディ・ミュージカル「8人の女たち/2002」でも主役を演じていた。
ジャック・ペランは「コーラス/2004」に製作も兼ね出演している。
他に、“青の国”の王にジャン・マレー「魅せられて/1996」、“赤の国”の王妃にミシュリーヌ・プレール「肉体の悪魔/1947」、森の妖精にデルフィーヌ・セイリグ「夜霧の恋人たち/1968」といった配役。
“青の国”の王様は金、銀、宝石を産むロバのおかげでたいそうに裕福であった。しかし最愛の妃を病気で亡くし、うちひしがれていた。妃は臨終の際、“わたしよりも美しい人が現れない限り再婚はしないと誓って!”と言う言葉を残して亡くなった。案の定、妃より美しい女性が現れるはずもなく、王は今だ独身のままだ。側近たちは諸国より王にふさわしい女性の肖像画を調達して来たが、誰も王のめがねにかなう人はいない。そして最後に差し出された肖像画の女性、彼女こそ王妃より美しい女性であったが、それは王の娘、王女であった。実の父である王と結婚することも出来ず、王女は妖精の手を借りて“赤の国”へと逃れる。そこに登場するのがEver After...の王子である。
この童話は後半“シンデレラ”にとても良く似ている。父からもらったロバの皮をかぶり、身分を隠した王女は家畜の世話をする仕事を与えられ、そして、そこで王女は“ロバの皮”と呼ばれるようになる。“シンデレラ”は靴で決まるが、この物語は指輪でプリンセスが決まるのである。
“青の国””赤の国”それぞれの人の衣装がすべて同じ色でそろえてあったり、それぞれの国の従僕の顔や馬にまで青や赤で色付けしてあるのには笑った。実におとぎ話の世界である。かつてグリムやアンデルセン童話にはまったが、その後このフランス人シャルル・ペローの童話を何作か読んだ覚えがある。映画のドヌーヴは20代後半であろうか...素晴らしく奇麗である。王女役のドヌーヴが着る豪華なドレスが美しい。パリの南西に位置するロワール地方、そこに建つ有名なシェノンソー城とシャンボール城が撮影に使われている。このお城は3年前観光で訪れたことがあり、非常に懐かしかった。監督のドゥミはロワール地方の出身ということである。一番下の写真は現在のドヌーヴのショット。


写真のドヌーヴ、愛のケーキを作ってるところですね。このシーン、良かったですよね。「ロバの皮」と「王女様」の掛け合いが可笑しい。ルグランの音楽もすごくチャーミングでした。
デルフィーヌ・セイリグ、「去年マリエンバートで」での超クール&アンニュイな演技しか観たことなかったので、この映画ちょっとびっくりしました。
デルフィーヌ・セイリグはトリフォーとレオーのコンビ「夜霧の恋人たち」でレオーが夢中になる年上のマダムを演じていてコケティッシュな魅力
たっぷりです。
シンデレラと同じなんだなーというのが興味深かったですー。
王女育ちなのにロバの皮をかぶってクサイと罵られるなんて何だかすごいですよねぇ。(笑)
シャンボール城の他にシュノンソー城も使われていたのですね!
シュノンソーには今年私も観光してきたので、ちょっと感動です。
王子様もとっても美形でしたね~。
私もシャンボール城&シュノンソー城に行ったことがあって、出てきた瞬間、狂喜しました!実際あんなふうに住んでいたんでしょうかね。王子の部屋は、広々としていて寒そうでしたけど(笑)
ドヌーヴはすんばらしく美しかったですね!
関西ではなんとやっと昨日から公開されました。
(この時差、どうにかなりませんかねぇ)
わかってはいてもハッピーエンディングには嬉しくなりますね。
あの王様のネコのソファー、キュート♡欲しいです~。
TBさせていただきますね!

