2026年 03月 12日
「ナースコール」
「Heldin」…aka「Late Shift」2025 スイス/ドイツ

ある州立病院の外科病連で働くフロリアはプロ意識の高い看護師。今日はチームの一人が病欠し、ビーと二人体制。おまけにインターンの看護学生アメリの指導もしなくてはならない。わがままな患者に対処し、不安で一杯の患者を慰める…
看護師フロリアを演じるレオニー・ベネシュが大熱演。看護師の作業(仕事)が様になっている。そしてカメラワーク(アングルとか)が絶妙。
疲れ果て、キレたフロリアは、クレームを言いまくるリッチでわがままな患者の4万フラン(レートは約203円)もする時計を窓から投げ捨てる。あのシーンは痛快。
バスを降りて病院へ向かうオープニングから始まり、病院を出てバスに乗るフロリアでエンディングを迎える。帰りのバスの中で隣に座った女性が身につけていたのは、フロリアが担当し、今日亡くなった女性と同じスカーフ。フロリアはその女性に疲れた身を寄せる…あのシーンの意味は?
”看護師フロリアのある日の遅番/人手不足の満床病棟/時間との戦いが始まる”
まさにフロリアの戦いの1日を描いたドラマ。
まるでドキュメンタリーのようなストーリー展開ながら、ある意味スリリングなドラマでもある。
病院が舞台のドラマって苦手なので観るかどうかものすごく迷った。しかし欧米で絶賛されている様子で興味が湧いた。”現実を知らなければならない”と感じた一作。
原タイトル「Heldin」はドイツ語で”ヒロイン”。ロケーションはスイス、チューリッヒ。
”看護師は離職率が圧倒的に高く、WHOによると、2030年には世界中で看護師が1300万人不足する。”と記されていた。
フロリア・リンドに「ありふれた教室/2023」のレオニー・ベネシュ。
ビーにソニア・リーゼン。
アメリにセルマ・ジャマールアルディーン
監督、脚本はペトラ・フォルペ。

レオニ・ベネシェは最近お気に入りの女優です。
スイスというとリッチ(お給料が高い)なイメージがありましたが、それでも看護師が足りておらず、仕事は過酷なのですね。
彼女の奮闘を誰もが知っているから、あのわがままな男性も時計は返さなくていいと言ったし、時計を拾った煙草の女性も彼女に時計を返したのでしょうね。
こちらにもありがとうございます。
レオニ・ベネシェは最近お気に入り...
良い女優さんですよね。
看護師の仕事はどの国でも過酷なのでしょうね?
スイスはリッチ...なんとなくイメージありますね。
バカ高い時計、最後は”君にあげるよ”のシーンにはジーンときました。
タバコのわがまま患者も、密かにフロリアに感謝していたように思えました。

