2025年 09月 03日
「セヴェランス」TVシリーズ 2シーズン/19エピソード
「Severance」2022〜2025 USA

謎めいた製薬会社「ルーモン産業」は”セヴェランス”と呼ばれる外科施術を用いて、一部の社員の仕事と私生活の記憶を分離している。真面目に働く社員のマークは、会社のやり口に疑問を覚え、その裏に潜む陰謀を解き明かしていく…
延々と続く白い通路に白い壁。そして超無機質なオフィス。デスクに置かれているのは1台のパソコンと社員の集合写真だけ。外の景色も一面銀世界。
ドラマは無駄と継続(同じようなシーンが続く)が異常に多くやはり2エピソードで挫折しそうになった。
しかしその後展開が面白くなりドラマに入り込んで行った。でもあの不条理さにはイライラ!なんで?!とTVの前で叫んでいたかも知れない。
観終わって、ものすごく不条理で不気味なドラマだと思った。シーズン3あり。
淡々と演じるアダム・スコットってトム・クルーズに似てる?
ディラン・ジョージ役のザック・チェリーが個性的で面白い。
クリストファー・ウォーケンとジョン・タートゥーロが貫禄。ウォーケンは80歳超えているが元気元気。
懐かしのパトリシア・アークエットがキレる二重人格者を怪演。
ルーモン産業の社員ドラモンド役でアイスランドの俳優オラフル・ダッリ・オラフソンが6エピソードに出演。彼はベン・スティラーが監督した「LIFE!/ライフ/2013」にも出演していた。
この手のSFスリラーはあまり好みではないので、観るかどうかかなり迷った。しかしAppleTVを開くたびに飛び込んでくる映像が気になる。出演者は地味だが個性派揃いで興味深い。監督がハリウッドの有名俳優ベン・スティラーということもあり観てみることに…。
鑑賞したのは数ヶ月前。エミー賞最有力候補と評価は高い。
米国人好みなのかなぁ?と思ってしまうドラマは、観る人によって好むか好まないかに分かれそうな気がする。わたし的には好まない方かも。
マーク・スカウトに「LIFE!/ライフ/2013」のアダム・スコット。
ディラン・ジョージにザック・チェリー。
ヘリー・リッグスにブリット・ロウワー。
アーヴィング・ベイリフに「ザ・ルーム・ネクスト・ドア/2024」のジョン・タートゥーロ。
バート・グッドマンに「デューン 砂の惑星PART2/2024」のクリストファー・ウォーケン。
セス・ミルチェックにトラメル・ティルマン。
ハーモニー・コベルに「6才のボクが、大人になるまで/2014」のパトロシア・アークエット。
Ms.ケイシーにディーチェン・ラックマン。

