2025年 08月 15日
「陪審員2番」
「Juror #2」2024 USA

ジョージア州、サバンナ。ジャーナリストのジャスティン・ケンプは、ケンダル・カーター殺害事件の陪審員として召喚される。ジャスティンはアルコール依存症から回復中だった。1年前、ケンダルはバーで、ボーイフレンドのジェームズ・マイケル・サイスと喧嘩した後、橋の下で死んでいるのが発見される。サイスは彼女を殺害した罪に問われていた…
陪審員裁判が始まる。ケンダル・カーターの死体の写真を見て動揺するジャスティン。裁判が進むと共に1年前の自身の行動が蘇る。事件の夜、ジャスティンは注文した酒には手を付けなかったが、ケンダルたちと同じバーにいたのだ。大雨の暗い帰り道、車に何かが当たり調べたが、何も発見できず標識にある鹿に当たったと判断し帰宅する。
検察官と弁護人の最終陳述が終わり陪審員が評決を下すことになる。ほぼ全員が有罪と答える中、ジャスティンが”もう少し協議しよう。”と発言する。無実の男が有罪になることを恐れたのだ。
有能な検事と国選弁護人の組み合わせも微妙。
久々に”正義か真実か?”が問われる重厚なドラマを鑑賞。ラスト、ジャスティンの家にやって来た検察官フェイス・キルブルー。その後は観ている者に託されたのだろうか?
この映画はとても話題になっていて是非観たかった。U-NEXTに加入したので観ることができた。
ニコラスは悩める男を好演している。
「アバウト・ア・ボーイ/2002」で親子を演じたトニ・コレットとニコラス。あれから23年経過。ニコラスはniceなジェントルマンとなった。トニは貫禄。
ジェームズ・マイケル・サイス役は↓のガブリエル・バッソ。すごい顎鬚で彼だとわからなかった。
クリント・イーストウッドって1930年生まれ。いまだ彼のパワーはすごい。
ジャスティン・ケンプに「ザ・メニュー/2022」「スーパーマン/2025」のニコラス・ホルト。
フェイス・キルブルーに「アンビリーバブル たった1つの真実/2019」「パワー/2023」のトニ・コレット。
ハロルド・チコウスキーに「21ブリッジ/2019」「ザ・コンサルタント2/2025」のJ・K・シモンズ。
ラリー・ラスカーに「メランコリア/2011」「サバイバー:宿命の大統領/2016~2019」のキーファー・サザーランド。
アリソン・クルーソンに「グッバイ、リチャード/2018」のゾーイ・ドゥイッチ。
エリック・レズニックに「マヤの秘密/2020」「AIR/エア/2023」のクリス・メッシーナ。
ジェームズ・マイケル・サイスに「ナイト・エージェント/シーズン1/2023」「ナイト・エージェント/シーズン2/2025」のガブリエル・バッソ。
監督、製作は「クライ・マッチョ/2021」「ハドソン川の奇跡/2016」のクリント・イーストウッド。
これはなんとも後引く作品でしたね。
見ている間中、どうしたらいいんだろう?って考え続けてしまいました。
揺れ続けるホルト君の演技も素晴らしかったですね。
イーストウッド、すごいわ~、まだまだ作品を作り続けて欲しいですね。
こちらにもコメントありがとうございます。
確かに後引きましたよね。
あの後どうなるって?頭の中がグジャグジャになりそうでした。
ホルト君悩める男が似合ってました。
イーストウッド95歳!いつまで映画を作るのでしょうね?
見た後も何度も何度も自分に問いかけたくなる、
考えさせられる見応えのある人間ドラマでした。
ニコラス・ホルト、「アバウト・ア・ボーイ」のぽちゃぽちゃ男の子が
こんな難役をこなす名優になるとは思わなかったです。
「オーダー」も見応えのある作品だったし、彼のチャレンジ精神はすばらしいですね。
それにしてもあの時の母親役がトニ・コレットだったとは
すっかり忘れていました。
なんだかうれしい共演ですね。
こんばんは。
>見た後も何度も何度も自分に問いかけたくなる
まさにそうでしたね。あの後どうなるどうなる?って頭の中に考えが巡りましたね。
ニコラス大好きです。色んなキャラに挑戦してますね。
ジュードと競演した「オーダー」は異色作でした。
そうそうトニ・コレットがママのキュートで生意気な息子から大チェンジ!
二人の共演niceでしたね。
面影は残っていますが良い俳優になりました。子役から大成功です!

