2025年 07月 26日
「突然、君がいなくなって」
「When the Light Breaks」2024 アイスランド/オランダ/クロアチア/フランス

レイキャビクの芸術大学に通うウナとディッディは愛し合っている。しかし彼にはクララという遠距離恋愛のガールフレンドがいた。ディッディはクララに別れ話をしに行く途中、トンネル内で起きた事故に巻き込まれ帰らぬ人となる…
”アイスランドの俊英ルーナル・ルーナルソン監督による長編3作目で2024年のカンヌ国際映画祭である視点部門のオープニングを飾ったドラマ。”
ディッディの大学の仲間だったグンニ、シッギ、バッシと集まる中クララがいた。グンニたちがクララを慰める姿を見てその場を立ち去るウナ。やがてウナはグンニに不満をぶつける。でも彼女は秘密を明かしたりはしない。クララはディッディとウナが恋人同士とは知らなかったのだ。
ドラマは80分と短いけど、秘密を抱え、悲しみと闘う主人公ウナの感情がギュッと詰まっていて切ない。本当に何とも切ないドラマだった。
クララにレズビアン呼ばわりされるウナ。ボーイッシュでキュートなエリン・ハルは niceキャスティング。
出演シーンは少ないがディッディを演じるバルドゥル・エイナルソンが少年役の↓映画もとても切ないドラマだったのを思い出す。
ポスターはラストシーンに合致しFestival Title「When the Light Breaks」となる。
邦題の「突然、君がいなくなって」はそのものズバリ。
ウナにエリン・ハル。
クララに「ハートストーン/2016」のカトラ・ニャルスドッティル。
グンニにミカエル・コーバー。
シッギにグンナル・フラプン・クリスチャンソン。
バッシにアゥグスト・ウィグム。
ディッディに「ハートストーン/2016」のバルドゥル・エイナルソン。
ル・シネマ渋谷宮下(既に上映終了)

