「カリートス 地中海の犯罪辞典」TVミニシリーズ 1シーズン／8エピソード

「Kostas」2024 イタリア

コスタス・カリートスはアテネの殺人課に勤務する優秀な警視。昔カタギの正確で部下を厳しく指導。しかし家に帰ると妻に愚痴をこぼされ、一人娘のボーイフレンドが気になる父親。

邦題に付いている「犯罪辞典」とは？コスタスは家に分厚い辞書を所有する。捜査に関した言葉を辞書で調べることが習慣になっているのだ。辞書には言葉が詳しく説明してある。インターネットがダメなコスタスらしい。

部下の警察官ペトロスと新人のニコスが張り合うところが面白い。警察署長の秘書クリオはインターネットを駆使し、コスタスを助ける。彼女は秘書にしておくには惜しい人物。まだ女性が活躍できる時代ではなかったが、コスタスがクリオの才能を認め捜査に参加させる。この配慮はnice。

次々と起こる事件を解決していくコスタス・カリートス。ドラマの時代設定はないが、携帯を見ると少々古そう。ブラックベリーもあったような気がする。

ステファノ・フレージを始めとして皆キャラにピッタリ。

ドラマを観ようと思ったのは”地中海の絶景”が舞台とあったから。聖なる丘アクロポリスの夜景が神秘的で美しい。

”ギリシャ・ミステリーの文鎮にして映画脚本家でもあるペトロス・マルカリスの代表作”だそう。

ギリシャ・ミステリーなんて初めて。ギリシャ、アテネで撮影し、イタリアで製作されRAIで放送された。

コスタス・カリートスに「いつだってやめられる／2014」「いつだってやめられる-マスタークラス／いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち／2017」「いつだってやめられるー名誉学位／いつだってやめられる　闘う名誉教授たち／2017」のステファノ・フレージ。

アドリアーナ・カリートスに「トリノ、24時からの恋人たち／2004」「ハートの問題／2009」のフランチェスカ・イナウディ。

カテリーナ・カリートスにブル・ヨシミ。

警察官ペトロスにマルコ・パルヴェッティ。

警察署長の秘書クリオにマリア・キアラ・チャントラミ。

警察官ニコスにジュリオ・トロペア。

医師ファニスにミケーレ・ロシエッロ。

警察署長ギガスにルイジ・ディ・フィオーレ。

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