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「パトリシア・ハイスミスに恋して」

「Loving Highsmith」2022 スイス/ドイツ


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アメリカの人気作家パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。

パトリシア・ハイスミス生誕100周年を経て、秘密のノートや日記、そして幼い頃から亡くなるまでのアーカイブ映像と、親族や元恋人たちによる証言を織り交ぜながらドラマは進む。


「見知らぬ乗客」「キャロル」「リプリー」「アメリカの友人」など映画化された作品の映像あり。「キャロル」は自伝的小説で1950年代のアメリカでハッピーエンディングとなった初のレズビアン小説とのこと。

自分は推理作家ではないという意識で、”小説の中でたまたま殺人が起きる”と話していた。


幼い頃母親が大好きで、母親と結婚すると決めていたパトリシア。しかし母親から愛されることはなかった。

テキサスで生まれた後ニューヨークへ移住。その後フランス、ドイツで恋人たちと過ごし、スイスで亡くなった。

女性たちとの盛んな恋愛を家族や世間に隠しながらも、自身の信条を貫き通したパトリシアの根性はすごい。彼女はカタツムリが大好きだった


パトリシア・ハイスミスの小説は「The Talented Mr. Ripley/リプリー」しか読んでいないが、映画は見ている。

映画になった作品で鑑賞したのは

アルフレッドヒッチコック監督の「見知らぬ乗客/1951」

「太陽がいっぱい/1960」

ヴィム・ヴェンダース監督/デニスホッパー&ブルーノガンツの「アメリカの友人/1977」

マット・デイモン&ジュード・ロウの「リプリー/1999」

「リプリーズ・ゲーム/2003」

「ギリシャに消えた嘘/2014」

「キャロル/2015」

アナ・デ・アルマス&ベン・アフレックの「底知れぬ愛の闇/Deep Water/2022」

「リプリー/2024」


ナレーションは「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ/2012~2019」でタースのブライエニーを演じたグウェンドリン・クリスティー。

監督、脚本はスイス人のエヴァ・ヴィティヤ。


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by margot2005 | 2025-06-30 22:36 | Internet | Comments(0)