2025年 03月 16日
「愛を耕すひと」
「The Promised Land」2023 デンマーク/スウェーデン/ノルウェー/ドイツ

”不毛の地の開墾に執念を燃やす一人の男の信念と愛の軌跡を描いた歴史ドラマ。”
18世紀のデンマーク。不毛の大地(ユトランド半島)の開拓に名乗りをあげたのは貧しい退役軍人のルドヴィ・ケーレン大尉。彼は宮廷から、成功の暁には貴族の称号を与えてもらえる約束を取り付ける。しかし地元の有力者で、土地の所有権を主張するフレデリック・デ・シンケルは残忍な貴族。王の土地と主張するケーレンに、怒りを覚えたシンケルは開拓を妨害し始める。
貴族に支配される村人たち。そんな中、ただ一人果敢に抵抗する開拓者ケーレン。マッツはナイスキャスティング。
邦題の「愛を耕すひと」は今一つかな?と思ったけどラストはタイトルにマッチしていて良かった。
シンケルの残忍な行為でふと思ったのは…日本では釜茹、デンマークでは鞭打ちの後煮湯をかける。どちらも苦しみが長くて残酷極まりない。ある意味フランスのギロチンてあっという間で苦しみが少ないように思える。
マッツは”コタツでみかん”とか、本作の宣伝でも”観てね!”なんて、愛嬌たっぷりの動画があった。彼は役者の時と素顔に大きなギャップがあって、それが魅力なのかも。
ルドヴィ・ケーレンに「ライダーズ・オブ・ジャスティス/2020」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル/2023」「カオス・ウォーキング/2021」のマッツ・ミケルセン。
アン・バーバラに「特捜部Q/Pからのメッセージ/2016」のアマンダ・コリン。
フレデリック・デ・シンケルにシモン・ベンネビヤウ。
アンマイ・ムスにメリーナ・ハーグベリ。
エレルに『シック・オブ・マイセルフ/2022」のクリスティン・クヤトゥ・ソープ。
アントンに「罪と女王/2019」「TOP DOG ― 勝者の階段 ―/2020」「ライダーズ・オブ・ジャスティス/2020」のグスタフ・リンド。
監督、脚本は「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮/2012」「特捜部Qシリーズ2013~2018:脚本」「ダークタワー/2017」のニコライ・アーセル。
新宿ピカデリー(現在は午前1回のみの上映)
荒れ地にマッツ!似合ってましたね(*^-^*)
シンケルの妨害があまりにも酷くて・・・もう腹が立って腹が立って・・。でも貴族という名前しかない彼には、ケーレンの存在は許しておけないものだったのでしょうね。
邦題、私も「またぁ、愛ってつけたらいいと思って~!!」と思っていましたが、観終わってみるとなかなかいいかも♡と感じました!(^^)!
中盤からの展開は、ドラマティックでしたね!!
大地とマッツ調和してましたね。
シンケルの妨害...ケーレンに対する嫉妬でしょうか?
あの時代の貴族って、指図ばかりで自分では何もできない人間が多かったのかも?
ラスト、貴族の称号などいらない。愛に生きる!マッツniceでした。
マッツ映画はいつもドラマティックで好きです。
先週、恵比寿ガーデンシネマまで、見に行ってきました。
県内では厚木と言う町の、行くに不便な映画館だけの上映だったので
思い切って20年ぶり(;'∀')にガーデンプレイスまで行ってきて
ホントに良かったです。
マッツのファンと言うわけでは無いのですが
彼は素晴らしい俳優さんですネ!
特捜部Qに出ていたアマンダ・コリンもいい女優さんですネ。
ユトランド半島の歴史にも興味があったので
最後が心温まるシーンで嬉しかったです。
馬上のふたり、海の近くであれからの人生を送ったのかな?
ステキな映画を紹介して下さって有難うございました(o^―^o)ニコ
コメントありがとうございます。
神奈川県は広くてシアターも分散しているのでちょっと不便ですね。
マッツ ファンなので外せない一作でした。
彼は本作の主人公のように誠実で頑固な男が似合います。
ワルもOKですが...。
良い映画でした。

