2025年 03月 06日
「ANORA アノーラ」
「Anora」2024 USA

ブルックリン出身の若いセックスワーカー、アノーラはウズベキスタン系アメリカ人。ある日、ロシア語が話せることから、ロシアの裕福な新興財閥の息子イヴァンと出会う。やがて二人はラスベガスで衝動的に結婚する…
「ストリッパー/エキゾティックダンサー/セックスワーカー/娼婦」などなど呼び名は色々とあるが、その職業の女性と親がリッチな息子の結婚物語。
オープニングの際どいシーンにびっくり!アノーラを演じるマイキー・マディソン大熱演!
このドラマはマイキー・マディソンを当て書きに脚本が書かれたそう。
マイキー・マディソンはエキゾティックダンサーっぽくなく、地味でその辺にいる女の子のイメージ。で、下品で卑猥な感覚を感じない。そこが良かったと思う。
アノーラの1週間を1.5万ドルで買ったイヴァン。「プリティウーマン/1990」が頭を過った。しかしこれはコメディだけどあまりロマンティックではない。そしてF…ワード炸裂に唖然。
パルムドールはわかるけどオスカー作品賞も受賞ってスーパーすごい!
用心棒のイゴール役のユーリー・ボリソフ。映画を観る前にBSでオスカー授賞式を見たので、マイキーの側に立つスキンヘッドの彼って誰?と思っていたら、映画の中のイゴールだった。イゴール優しくて、もがくアノーラを捕まえておくの大変だったと思う。ウェディングリングも取り返してくれたし…。
ユーリー・ボリソフは助演男優賞にノミネートされていたロシア人俳優。ものすごく見たことありだけど思い出せず、調べたら「コンパートメント No.6」↓の彼だった。
アニーに「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/2019」「レディ・イン・ザ・レイク/2024」のマイキー・マディソン。
イヴァンにマーク・エイデルシュテイン。
イゴールに「コンパートメント No.6/2021」のユーリー・ボリソフ。
トロスに「タンジェリン/2015」のカレン・カラグリアン。
ガルニクにヴァチェ・トヴマシアン。
監督、脚本、製作、編集は「レッド・ロケット/2021」のショーン・ベイカー。

あの頼りない用心棒二人が本作を面白くしたと思いますし、なによりも、主演のマイキー・マディソンが
バッチリ役柄に合ってました。
インディペンデント映画がオスカー総なめでした。
アノーラに手をやく用心棒に大笑いしました。
マイキーはとっても平凡な女性で、女優さんって感じじゃなくて、
それがあのキャラに変に合っていたように思いました。
インディペンデント映画もオスカー作品の対象になるのですね。
でもこれ面白かったです!当て書きされたヒロインがバッチリでした。
なるほど…彼女に当て書きした作品なのね?確かに彼女はあまりエロチックに見えなくて、まるでスポーツのような?(笑)
そう言った部分が女性にも見易い映画になって、彼女に共感しやすかったのかもしれないですね。
イゴールの紳士ぶりに感心しました☆
観ましたか!
私もプライムになったので今一度観ましたよ。
マイキーの大熱演に再び感嘆です。
エロチックで過激なシーン...スポーツのような、は当たりですね。👍
演じるマイキーの個性で、当て書きは成功したようです。
イゴール紳士でしたね。

