2024年 12月 07日
「ザ・バイクライダーズ」
「The Bikeriders」2023 USA


”1960年代に隆盛を誇った実在するバイカー集団の素顔を捉えた写真家ダニー・ライアンの伝説的写真集にインスパイアされて撮り上げた哀愁のアウトロー・ムービー。”
1965年シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシーは、ある日バーで、地元のモーターサイクルグループのベニーと出会う。ベニーはキャシーをバイクで送り、そのまま彼女の家の前に居座ってしまう。ハンサムで無口なこの男は何を考えているのか?しかしベニーに惹かれたキャシーは5週間で結婚を決めるのだった。
自由とバイクを愛するベニー。キャシーはベニーとの時間を希望したが”何を期待していたんだ?”なんて聞かれる始末。後にグループは勢力争いに巻き込まれ消滅してしまう。でもエンディングはアメリカらしくてniceだった。
映画鑑賞の際はいつも前知識なしで観る。オースティン、ジョディ、トムの3人がミスマッチ感覚でとても気になった。で、映画解説を詳しく調べた。すると単なるバイク映画ではなく、主人公ベニーの妻となるキャシーの語りで構成されている様子。TOHOシネマズで上映していたこともあって観に行った。
「イージーライダー/1969」っぽいシーンもあるが、バイクのシーンは少なく、キャシーがインタビューに答える形で構成されたドラマなので退屈はしなかった。ベニーがほとんど話さない分キャシーが喋る喋る。
実在の人物を描いたドラマなのでラストに本物の3人の写真登場。
ベニーを演じるオースティン・バトラーがすごくカッコいい!でもトム・ハーディの放つオーラには敵わない。
マーロン・ブランドに憧れるジョニー。演じるトム・ハーディ本人もブランドの雰囲気あるある。
ジョディ・カマーはジャック・ロウデンの「イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語/2017」の頃とあまり変わってなくて軽いタッチが良い。映画は挫折中。
ベニーに「デューン 砂の惑星PART2/2024」「マスターズ・オブ・ザ・エアー/2024」のオースティン・バトラー。
キャシーに「最期の決闘裁判/2021」のジョディ・カマー。
ジョニーに「ヴェノム、シリーズ/2018〜2024」「ピーキー・ブラインダーズ/2013~2022」のトム・ハーディ。
ジブコに「ブレット・トレイン/2022」のマイケル・シャノン。
ダニーに「ウエスト・サイド・ストーリー/2021」のマイク・ファイスト。
監督、脚本は「ラビング 愛という名前のふたり/2016」のジェフ・ニコルズ.
トムハの貫禄は凄かったですね。
無口で親の葬儀でも泣かなかったベニーの男泣きにはこちらまで泣かされました。URLにはいつもですがリンク貼ってます!
こんにちは。
リンクありがとうございます。
実はレビューに関係のないコメントをダラダラと書き込む人がいて注意書きしたのです。
>オースティンめちゃめちゃ格好良かったです。←スーパー同感です。
オースティンは、タランティーノの「ワンスアポン〜」の乗馬のかっこよさを思い出します。
トムハはほんと貫禄ですね。
ジョニデ若い時ハンサムでしたよね。

