2024年 06月 16日
「ブラックベリー」
「BlackBerry」2023 カナダ
世界初のスマートフォンの急成長と壊滅的な終焉を、実話を基にして描くヒューマンドラマ。
コメディタッチのストーリーは、怖いもの知らずの発明家と野心溢れる起業家の衝突が面白い。ハーバード大学出身でお面収集家のハゲオヤジ、ジム(実際は禿げてなさそう/カツラ?)のgoing my wayが強烈。発明家マイクも飄々とした感じのオタクで、互いに自己中。
スタッフは「S・W」や「インディ・ジョーンズ」が大好きで、毎週ムービーナイトを開催するオタク。マイクもそうだけど、共同経営者ダグが実にオタクっぽくてnice。
過去に観たハリウッド映画で良く見かけた携帯電話ブラックベリー。てっきりアメリカ製と思っていたらカナダだった。
スティーブ・ジョブズによって潰されてしまったブラックベリー。それを作ったマイクは最後の最後まで画面のキーボードにこだわった。映像でしか見たことはないが、画面の下のキーボードが何だかオシャレと思った気がする。
でもやはり、キーボードのないすっきりしたデザインはnice。絶対的i Phoneファンとしては特に…。
マイクに「ニューヨーク 親切なロシア料理店/2019」のジェイ・バルシェル。
ジムにグレン・ハワートン。
監督、脚本、出演(ダグ)はマット・ジョンソン。
Netflix
よくある設定だけど、スマホが背景にあるんですね。
むか~~し、ゴスペル仲間の一人がブラックベリー使っていました。
使いにくいって言ってましたが、日本じゃやっぱ、持っていると目立ってましたよ。
「ニューヨーク 親切なロシア料理店」私はキャストが好きな俳優ばっかで
面白かったんですが、あんまり批評家に評判良くなかったらしいですね。
あれくらいぶっ飛んだ強引な仕事をしないと生き残れないのかと思いましたよ。
ジムは本人に似せるために頭を剃ったようですよ(笑)
オタクとやり手営業マンです。
ブラックベリーの繁栄と衰退について、実話が基なので見応えありました。
ブラックベリー日本では流行しなかったようですね。
「ニューヨーク 親切なロシア料理店」はタハール、ファンなので観に行った次第です。
>あれくらいぶっ飛んだ強引な仕事...
ぶっ飛び過ぎかと思いましたが、そうなのですね。
ジム役のグレンの実際の顔を見てぶっ飛びました。
髪剃ったって?スゴすぎです。結構イケメンなのに...。
ニューヨークに住んでいた頃、ブラックベリーの流行を身近で感じていたので
本作、とても懐かしく、楽しかったです。
こういうビジネスの創業物語は大好きです。
オタクのマイクが、会社が大きくなるにつれて
だんだんオタクっぽくなくなって、精彩を欠いていく姿が
なんだか切なかったです。
ビジネス部門を受け持っていたジムは、最初に登場した時から私的にはNGでしたが
ビジネスにはあれくらいの押しの強さが必要なのでしょうね。
会社を私物化して、ホッケーチームを買うために奔走する姿はいただけなかったけど...。
ダグは最後まで愛すべきオタクでした☆
こんにちは。
やはりアメリカでは流行していたのですね。
>ビジネスの創業物語は大好きです。
↑同感です。
マイクのようなオタクは経営には不向きと言うことでしょうね?
強烈ジムは凄かったですが会社の成長のためには不可欠なのかも?
でも映画だから少しはオーバーに描いていたとも思います。
>会社を私物化して、ホッケーチームを買うために奔走...
今Netflixで鑑賞中の「ビリオンズ」のボビー思い出しました。
ダグはナイスでした。


