2024年 01月 08日
「ため息に乾杯」
「Good Grief」2023 USA

ある夜突然の自動車事故で夫のオリヴァーを亡くしたマーク。オリヴァーはリッチな著名作家だった。アーティストのマークは制作意欲を失い悲しみに暮れる日々を送っている。そんなマークをソフィーとトーマス2人の親友が励まし続ける…
オリヴァーの死から1年後、弁護士イメルダからオリヴァーが所有するパリのアパルトマンの話を聞かされる。全く知らないことに驚くマークだが、とりあえず親友2人を連れてパリに旅立つ。
パリに旅立つ前オリヴァーの秘密を知ったマークだが、親友に打ち明けることができない。そして過去を断ち切ることもできないマークはパリでテオと出会い少しずつ心が癒されていく。
ロンドンに住む親友3人...ソフィーは恋人に去られ、ゲイのトーマスに恋人はいない。訪れたパリでマークはもちろんソフィーとトーマスも自分を見つめ直す。少々風変わりな癒し系ロマンス・コメディだった。
20年以上前に行ったパリのルーヴルの門(ピラミッドのある入り口)前で美しい男性二人が抱擁しキスしていた。思わず見惚れた…それほど強烈なシーンだった。でもあれは映画ではなく現実。で、最近ゲイ・カップルが主人公の映画が多く作られるようになった。あの二人はとても先進的なカップルだったに違いない。ロケーションもパリだし。
ルース・ネッガ&ヒメーシュ・パテルがnice。ルーク・エヴァンス&エマ・コリンと脇もゴージャス。
ダン・レヴィは監督、脚本、プロデューサーとマルチに活躍する初見のカナダ人俳優。
ソフィーに「PASSINGー白い黒人ー/2021」のルース・ネッガ。
トーマスに「イエスタデイ/2019」「TENET テネット/2020」のヒメーシュ・パテル。
オリヴァーに「ANNA アナ/2019」「エコー3/2022」のルーク・エヴァンス。
イメルダに「ノッティングヒルの洋菓子店/2020」のセリア・イムリー。
テオに「BPM ビート・パー・ミニット/2017」「スザンヌ、16歳/2020」のアルノー・ヴァロワ。
ダンカンに「あなたの、私のクリスマス?/2022」のデヴィッド・ブラッドリー。
ルカにメフディ・バキ。
ヤング・パフォーマンス・アーティストに「チャタレイ夫人の恋人/2022」のエマ・コリン。
監督、脚本、製作、出演(マーク)にダン・レヴィ。
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