2023年 11月 11日
「ザ・キラー」
「The killer」2023 USA

パリで運命的なニアミスの後、暗殺者は雇用主を相手に闘う決心をする。各地で追跡劇を繰り広げる暗殺者は、雇用主と自分自身との闘いでもあった…
"実行が全て"の暗殺者は孤独で冷たく几帳面で、良心の呵責や後悔に苦しむことはない。ある日、自宅のあるサント・ドミンゴで愛する人を傷つけられ復讐に燃え、次々とターゲットを殺していく。
ドラマはマイケル・ファスベンダーほぼ一人舞台。台詞は自分自身に語りかける方法で構成されている。感情を隠しほぼ笑わないFassyがクール。病的に几帳面で、全く後悔せず容赦ない殺しを見せる表情は怖いくらい。
ティルダ・スウィントンはラスト近く、少々長めのワンシーンのみに登場。
原作はフランスの作家マッツのグラフィックノベル「The killer」。
一時期ファンだったファスベンダーは「X-MEN:ダーク・フェニックス/2019」以来映画に出演していない。パンデミックもあったが子育てしていたのかも知れない。
デヴィッド・フィンチャー監督、主演はマイケル・ファスベンダーでIMDb/The" killer<="" a>"="" target="_blank">IMDb/The killerでも宣伝していてちょっと期待した。でも少々暗過ぎ。
暗殺者に「ソング・トゥ・ソング/2017」のマイケル・ファスベンダー。
クライアント/クレイボーンにアーリス・ハワード。
ホッジス弁護士にチャールズ・パーネル。
ドロレスにケリー・オマリー。
エキスパートに「アラビアンナイト 三千年の願い/2022」のティルダ・スウィントン。
監督は「Mank/マンク/2020」のデヴィッド・フィンチャー。
Netflix
D・フィンチャーは好きな監督で、主たる作品は見ているつもりですが
これは未見、ネットフリックスで配信されているのですね。
M・ファスベンダー、オフではひょうきんな人柄みたいだけど
あまり善人役は見たことがない^^;
「ソングトゥソング」はキャストの魅力だけで鑑賞(R・マーラー大好き)
しましたが、テレンス・マリックって私的には作品の当たりはずれある監督です。
それにしても・・・暗すぎでしたか。
コメントありがとうございます。
>M・ファスベンダー、オフではひょうきんな人柄みたいだけど...
同感ですね。そして彼ワルが似合いますね。
D・フィンチャーの世界ですのでかなりダークでした。
引き攣る顔のFassyがおかしかったです。
テレンス・マリック映画は常にマリックWorldで独特です。

