2023年 11月 10日
「ヴォルーズ」
「Voleuses」…aka「Wingwomen」2023 フランス

犯罪生活に伴うリスクにうんざりし、引退を決意したプロの泥棒(voleuses /ヴォルーズ)キャロル。パートナーは友人でもあるスナイパーのアレックス。そしてタフなドライバー、サムを加え最後のミッションに挑む…
No.1になっていたので鑑賞した。まるで”女子会”のようなアクション、スリラー、コメディドラマ。
説明なしのラストがどうも納得いかない。監督メラニーの意図からかも?
Internationalタイトルの「Wingwomen」とは"Wingman/僚機"の女性バージョン?
"Wingman”は「トップガン/1986」で使われたことから普及したそう。
キャロルとアレックスが翼風のマントのようなもので僚機っぽく飛ぶシーンもある。CGIだろうけど...。
アデル・エグザルコプロス&マノン・ブレッシュが凄まじく強い女性を演じていてこれは痛快だった。
でも、美しくて長いネイルで望遠付きライフルで狙いを定められるのか?と、ここでもvoleuses (女性の泥棒)を感じる。
ボス役のイザベル・アジャーニはワンパターンのキャラでつまらなく、昔の彼女が懐かしい。アジャーニは上から目線のキャラが得意。同じイザベルでもユペール(アジャーニより年上)の方が断然活躍している。
ロマン・デュリス主演の「PARIS(パリ)/2007」で美少女を演じたメラニー・ロランも年月と共に少々おばさん化している。
総合的にアクション、スリラー、コメディドラマは今一つ。
アレックスに「バック・ノール/2020」のアデル・エグザルコプロス。
サムに「禁断の愛と闘争/2023」のマノン・ブレッシュ。
マレーヌに「苦い涙/2022」のイザベル・アジャーニ。
クラレンスに「沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~/2020」のフェリックス・ モアティ。
アブナーに「シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢/2018」のフィリップ・カトリーヌ。
監督、出演(キャロル)に「ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日/2018」「マーダー・ミステリー2/2013」のメラニー・ロラン。
Netflix

